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第一章
35話 呪いと想い②
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呪いは、結構痛ましいものばかり。
ある美しいお姫様は、魔女による醜悪の呪いのせいで、コブが幾つも出来た醜いガマガエルにされたり、ある美しい王子はその土地に住む魔物によって大きな疣と痘痕だらけの醜男にされたり。…大体美しい人が標的になって、悲惨な目に合う話が多いなぁ。
これまで呪いについてわかった事がある。
呪いは、怨念とも言える強い憎しみと、呪う対象への度を越した執着によって始めて特殊スキルという形で取得し、その歪んだ負の感情が強い残留思念となって変質した物が術者の元を離れて対象に向かう事、と言われている。
呪術魔法を扱う魔物は対象者の死を強く望む傾向にあり、老化させたり寿命を縮めさせる呪い多いが、死を直接的に望む程呪いの成功率が低くなり、あまり危険視されていない。恐怖を煽るためだけの呪いや、悪戯のような呪いをかける魔物のほうが厄介で、成功率が高い。たしかそう言う呪いをかるのは、グレムリンという黒い妖精と言われる魔物(妖精に似た魔物)らしい。この世界には知らない生き物ばかりいるな。
人間の場合は、怨念とも言える強い憎しみと、心から対象者の不幸をどのように望むかによって呪いの効果が変わってくるらしい。人間の場合は嫉妬が多い。あ、確か魔物の女性型?(文献には人型魔物の性別は女性型、男性型として表される)も人間のように嫉妬が多いらしい。それらは魔女と呼ばれている。
美しさに嫉妬すれば、その人が醜くなるように。
賢さに嫉妬すれば、その人の頭が悪くなるように。
才能に嫉妬すれば、その人が二度とその才能を現す事が出来ないように。
お金持ちなら、貧しくなるように。周りから愛されているのなら、一番大切な人から裏切られるように。
死を願うと成功率が下がるから、そういう形で、その人にとって一番の不幸の形を願うらしい。
呪いについて調べれば調べる程、残酷な話ばかりで辛い。
人をのろわば穴二つと言うように、呪いには対価があり、命を落とすリスクが非常に高い。強い負の感情が変質しての呪いとなるのだが、その変質する負の感情が大きいと、魂が壊れてしまうらしい。負の感情が大きければ大きいほど、呪いの効果は抜群らしいが、魂が壊れるというのは、死ぬよりも、どんな痛みよりもずっと痛い事だと書いてあった。
「そこまでして、人を呪う事に意味があるのだろうか」
ビュラさんが、本を読んでいる最中に吐き捨てるように言う。
「邪教徒は、呪いについて『邪神様が持たぬ者に与えた報いの鉄槌』と言っているようだ。つまり、立派な復讐の手段だとな」
何かを思い出したのか、ビュラさんの表情が険しくなる。
「呪いは不幸を呼ぶだけだ。術者は復讐相手の顔を拝めず、どんな呪いの効果が及ぶのかも知らず、壮絶な苦痛を味わって神の元へも行けずに消滅する。
…呪うくらいなら、いっそ復讐など堂々と生きてすれば良い。関係のない者まで危害を及ばず恐れのある呪いを、使う必要が分からないな」
「…」
「あぁ、すまないエヴィー。つい愚痴を言ってしまった。怒っている訳ではないからね」
ビュラさんはよっぽど呪いを嫌悪しているようだ。ちなみに、呪術魔法を扱う人間は邪神を信仰している人が多く、その人達は問答無用で犯罪者扱いである。呪術魔法を扱える人は、魔物扱いをされるので、その多くは影に身を隠しているらしい。
僕も、呪いについては、勿論良くない事だと分かる。でも、否定もできない。
呪いとか、復讐とか、しない方が一番良いに限るけど…
でも、誰かが、理不尽で、一方的に死に追い込まれて、何も出来ずに死ぬくらいなら、やれる事だけをやってから…とも思っている。
自分の幸せを奪った人は、この後も他の人の幸せを奪うかもしれない。その幸せを取り返す事は出来ないけれど、その人が他の人の幸せを奪う事が出来ないように、その人の幸せを奪う事が出来る。
それが復讐という形や、道連れという形になっても。
何よりも、追い詰める側はその苦しみが分からないまま終わってしまう。
敵わなければ、他の人と協力して。道連れも復讐も出来なければ、誰かに話を聞いて貰うだけでも良い。何もないよりよっぽど良い。
だけど、持たない者は、奪われる者は、復讐したくても、抗いたくても、理解してくれる人が欲しくても、結局叶わない事が大半だ。
力で叶わなかったりとか。脅されていたり、周りに敵しかいなかったりとか。やり返す事によって家族や周りの人に迷惑をかけてしまう場合とか。…誰にも言えない事があるとか。
関係ない人を巻き込むのは良くないけれど、呪うという手段はあっても良いと思う。それで、守りたい人を守って、復讐したい人を不幸にできるなら。
あくまでも、その持たない側というのが本当に苦痛を受けていたらの話。法で裁けるなら一番良いんだけど…まだまだ世の中、理不尽な事が多いよね。この世界の法は全然知らないからなんとも言えないや。
この世界は、呪術魔法の他に、強い感情によって奇跡を起こす力があるらしい。命をかけてまで想う事に、意味を持つ世界。
僕の世界でも、そんな力が欲しかった。
本を読み終わったビュラさんは、眉間にシワを寄せて溜息を吐く。
「…お嬢様の呪いは、どう憎めばあんな呪いになるのか」
不機嫌そうな顔をしていたのは、僕が話半分に聞いていたせいじゃなくて、ナーシアの事を考えていたらしい。
ビュラさんが呪いを憎むのは、多分ナーシアの事があるからだろう。罪もない小さな少女が呪われて、苦しめられるのはおかしい。ナーシアを蝕む呪いは間違っている。
ビュラさんの言う通り、一体どういう呪い方をすれば、あんなに多くの呪いの効果をつける事ができるんだろう。
呪いの本の記述に擬えてナーシアの呪いの鑑定を整理するとこうなる。
[対象]: クローゼルの血族の女性
[呪いの名称]: 憎悪の呪い(ディザスタルヴァ)
[種類]厄災(エビル)
[呪いの効果]: 魔法スキル制限・呪解不可・受難 ・不吉・病魔・短命・災害・凶禍・魔物の誘引・死
多分幾つ魂があっても足りないような呪い方をしているはずなのに、呪いは厄災を起こす憎悪の呪いという一つだけ。幾つも呪われているのなら、呪いの種類が増える筈だ。
一体何にこんな呪いを掛けられたんだろう。
「これ以上、呪術本は見つからないようだ」
ビュラさんは僕に呪いの本を読み聞かせた後、すっかり本来の調べ物に集中している。片手に黒猫をしっかり抱き抱えているから、僕はビュラさんと一緒になって探すしかない。
「確か…地下保管庫に、王族から賜った呪術の禁書が一冊あると御主人様が仰られていたな」
ポツリとビュラさんが零した言葉に、耳がピンッと立つ。
「その危険性から本を開くことも出来ず、保管庫に封印されたまま…正に呪いの本。
かの呪術王が直接書き遺した呪術本ならば、解呪の方法も分かるかもしれないが…呪いを解くために呪いに掛かる訳にはいかないな」
考えを払いのけるのように頭を振り、再び悩ましげに息を吐くビュラさん。
そんなビュラさんの下で、僕は『地下保管庫』『呪術王の禁書』というワードが目まぐるしく頭の中で反芻していた。
ある美しいお姫様は、魔女による醜悪の呪いのせいで、コブが幾つも出来た醜いガマガエルにされたり、ある美しい王子はその土地に住む魔物によって大きな疣と痘痕だらけの醜男にされたり。…大体美しい人が標的になって、悲惨な目に合う話が多いなぁ。
これまで呪いについてわかった事がある。
呪いは、怨念とも言える強い憎しみと、呪う対象への度を越した執着によって始めて特殊スキルという形で取得し、その歪んだ負の感情が強い残留思念となって変質した物が術者の元を離れて対象に向かう事、と言われている。
呪術魔法を扱う魔物は対象者の死を強く望む傾向にあり、老化させたり寿命を縮めさせる呪い多いが、死を直接的に望む程呪いの成功率が低くなり、あまり危険視されていない。恐怖を煽るためだけの呪いや、悪戯のような呪いをかける魔物のほうが厄介で、成功率が高い。たしかそう言う呪いをかるのは、グレムリンという黒い妖精と言われる魔物(妖精に似た魔物)らしい。この世界には知らない生き物ばかりいるな。
人間の場合は、怨念とも言える強い憎しみと、心から対象者の不幸をどのように望むかによって呪いの効果が変わってくるらしい。人間の場合は嫉妬が多い。あ、確か魔物の女性型?(文献には人型魔物の性別は女性型、男性型として表される)も人間のように嫉妬が多いらしい。それらは魔女と呼ばれている。
美しさに嫉妬すれば、その人が醜くなるように。
賢さに嫉妬すれば、その人の頭が悪くなるように。
才能に嫉妬すれば、その人が二度とその才能を現す事が出来ないように。
お金持ちなら、貧しくなるように。周りから愛されているのなら、一番大切な人から裏切られるように。
死を願うと成功率が下がるから、そういう形で、その人にとって一番の不幸の形を願うらしい。
呪いについて調べれば調べる程、残酷な話ばかりで辛い。
人をのろわば穴二つと言うように、呪いには対価があり、命を落とすリスクが非常に高い。強い負の感情が変質しての呪いとなるのだが、その変質する負の感情が大きいと、魂が壊れてしまうらしい。負の感情が大きければ大きいほど、呪いの効果は抜群らしいが、魂が壊れるというのは、死ぬよりも、どんな痛みよりもずっと痛い事だと書いてあった。
「そこまでして、人を呪う事に意味があるのだろうか」
ビュラさんが、本を読んでいる最中に吐き捨てるように言う。
「邪教徒は、呪いについて『邪神様が持たぬ者に与えた報いの鉄槌』と言っているようだ。つまり、立派な復讐の手段だとな」
何かを思い出したのか、ビュラさんの表情が険しくなる。
「呪いは不幸を呼ぶだけだ。術者は復讐相手の顔を拝めず、どんな呪いの効果が及ぶのかも知らず、壮絶な苦痛を味わって神の元へも行けずに消滅する。
…呪うくらいなら、いっそ復讐など堂々と生きてすれば良い。関係のない者まで危害を及ばず恐れのある呪いを、使う必要が分からないな」
「…」
「あぁ、すまないエヴィー。つい愚痴を言ってしまった。怒っている訳ではないからね」
ビュラさんはよっぽど呪いを嫌悪しているようだ。ちなみに、呪術魔法を扱う人間は邪神を信仰している人が多く、その人達は問答無用で犯罪者扱いである。呪術魔法を扱える人は、魔物扱いをされるので、その多くは影に身を隠しているらしい。
僕も、呪いについては、勿論良くない事だと分かる。でも、否定もできない。
呪いとか、復讐とか、しない方が一番良いに限るけど…
でも、誰かが、理不尽で、一方的に死に追い込まれて、何も出来ずに死ぬくらいなら、やれる事だけをやってから…とも思っている。
自分の幸せを奪った人は、この後も他の人の幸せを奪うかもしれない。その幸せを取り返す事は出来ないけれど、その人が他の人の幸せを奪う事が出来ないように、その人の幸せを奪う事が出来る。
それが復讐という形や、道連れという形になっても。
何よりも、追い詰める側はその苦しみが分からないまま終わってしまう。
敵わなければ、他の人と協力して。道連れも復讐も出来なければ、誰かに話を聞いて貰うだけでも良い。何もないよりよっぽど良い。
だけど、持たない者は、奪われる者は、復讐したくても、抗いたくても、理解してくれる人が欲しくても、結局叶わない事が大半だ。
力で叶わなかったりとか。脅されていたり、周りに敵しかいなかったりとか。やり返す事によって家族や周りの人に迷惑をかけてしまう場合とか。…誰にも言えない事があるとか。
関係ない人を巻き込むのは良くないけれど、呪うという手段はあっても良いと思う。それで、守りたい人を守って、復讐したい人を不幸にできるなら。
あくまでも、その持たない側というのが本当に苦痛を受けていたらの話。法で裁けるなら一番良いんだけど…まだまだ世の中、理不尽な事が多いよね。この世界の法は全然知らないからなんとも言えないや。
この世界は、呪術魔法の他に、強い感情によって奇跡を起こす力があるらしい。命をかけてまで想う事に、意味を持つ世界。
僕の世界でも、そんな力が欲しかった。
本を読み終わったビュラさんは、眉間にシワを寄せて溜息を吐く。
「…お嬢様の呪いは、どう憎めばあんな呪いになるのか」
不機嫌そうな顔をしていたのは、僕が話半分に聞いていたせいじゃなくて、ナーシアの事を考えていたらしい。
ビュラさんが呪いを憎むのは、多分ナーシアの事があるからだろう。罪もない小さな少女が呪われて、苦しめられるのはおかしい。ナーシアを蝕む呪いは間違っている。
ビュラさんの言う通り、一体どういう呪い方をすれば、あんなに多くの呪いの効果をつける事ができるんだろう。
呪いの本の記述に擬えてナーシアの呪いの鑑定を整理するとこうなる。
[対象]: クローゼルの血族の女性
[呪いの名称]: 憎悪の呪い(ディザスタルヴァ)
[種類]厄災(エビル)
[呪いの効果]: 魔法スキル制限・呪解不可・受難 ・不吉・病魔・短命・災害・凶禍・魔物の誘引・死
多分幾つ魂があっても足りないような呪い方をしているはずなのに、呪いは厄災を起こす憎悪の呪いという一つだけ。幾つも呪われているのなら、呪いの種類が増える筈だ。
一体何にこんな呪いを掛けられたんだろう。
「これ以上、呪術本は見つからないようだ」
ビュラさんは僕に呪いの本を読み聞かせた後、すっかり本来の調べ物に集中している。片手に黒猫をしっかり抱き抱えているから、僕はビュラさんと一緒になって探すしかない。
「確か…地下保管庫に、王族から賜った呪術の禁書が一冊あると御主人様が仰られていたな」
ポツリとビュラさんが零した言葉に、耳がピンッと立つ。
「その危険性から本を開くことも出来ず、保管庫に封印されたまま…正に呪いの本。
かの呪術王が直接書き遺した呪術本ならば、解呪の方法も分かるかもしれないが…呪いを解くために呪いに掛かる訳にはいかないな」
考えを払いのけるのように頭を振り、再び悩ましげに息を吐くビュラさん。
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