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第一章
過去の話② 続き
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「知らないー。そもそも、私女子だからさ、男子の事情なんて興味無いし」
「本当に何も知らないの?今野さん、後田君とも仲が宜しいみたいだけど」
「確かに気軽に話す仲だけど、それが何?後田に直接聞けばぁ?」
ふぅ、と廼華が溜息を吐く。
先程から廼華が質問をしているのだが、今野美咲はずっとこんな調子で収穫が無い。そもそも、今まで事情聴取は男子は全員聴き終え、女子も半数聴いたのだが、5組のクラスメイト達は皆んな口裏合わせたかのように紡の事を一切話さないのだ。
半年近く同じクラスなのに、今野美咲含め殆どのクラスメイトが「あんまり知らない」「関わったことがない」と言う言葉は流石におかしいだろう。紡は優しいし、今まで友達が一人もいなかった事なんてない。紡は廼華と違って好かれる方だし、女子とも仲良くしていた。(どちらかというと女の子の友達が多かった)
それなのに、高校二年になってから、友達の話も聞かないし、クラスのことも話さなくなった。
5組の事情聴取をしてから廼華は確信に至った。
考えたくないが、紡は恐らく…5組で『いじめ』に遭っていた可能性が高い。金曜日のあの時だって制服がボロボロになっていたのは…。
「ねー」
ハッと目を開き、思考の渦から戻る。
「他に言うことないし、帰っていーよねぇ?」
今野美咲のイラついた様子の言葉に、再度溜息が出そうになる。
(これはいくら聞いても無理そう)
廼華がチラリと見好を見て、見好がそれに気付いて苦笑いをする。
(だよね、俺もギブだなぁ)
それは一瞬の短い間に起こった視線のやりとりだった。
「今野さん、今日はありがとう。忙しいのにごめんね。僕らまた教室にお邪魔するから、何か分かったら教えて欲しいな」
「…わ、分かったわ」
見好に優しく微笑まれ、苛つきも多少吹っ飛んだ今野美咲だったが、廼華を見ると怒りが再来した。
(見好君連れ回して偉そうにしやがって、この外人クソ女)
美咲は最後に廼華の横を通り過ぎる際、そう小声で呟き横目で思い切り睨みつけた。廼華は、美咲に絶対零度の瞳で見つめ返す。
コイツどこまでもムカつく…と内心で毒付く美咲だが、急に背筋がゾクリとして緊張が走った。
咄嗟に後ろを振り向くと、「ん?」と気付いてにっこりとした顔の洌崎見好がいた。
(なんだろ?気のせいか…)
小さく手を振る見好にまた顔を少し赤くさせて、今野美咲はその場を去った。
彼女は気付かなかった。彼女が手を振る見好から目を離した途端、見好の表情が変わった事を。
それは豹変した、と言うべきか。先程彼女に見せていた優しそうな表情と打って変わって、感情の抜けたような冷たい表情に、前髪の隙間から怒りで染まった鋭い瞳が静かに覗いていた。
***
「見好、どう思う?」
廼華が見好を見る頃には、見好の表情はいつもの優しげな表情に戻っていた。
「…んー、このクラス全員が黒だけど、彼女は主犯に近いんじゃないかな。 女子の中で率先して紡の事を隠しているというか、そんな感じがしたよ」
変わらぬ表情でさらりと言われた見好の言葉に、廼華は目を細めた。
(見好もそう思ったんだ)
主犯、と見好は言った。見好も、紡が5組でいじめに遭っていたと確信しているのだろう。
紡が行方不明になった直接の原因がイジメにあるのかはまだ分からないが、それでも何か関係があるに違いない。
紡の手掛かりを少しでも知るために、紡が一人ずっと抱え込んでいた辛い思いを、私達は全て知らなければならない。
だけど…今のこの会話だけで、今野美咲がイジメの主謀者に近いと思える理由が私には分からない。
「確かに後田とは仲が良いし、女子の中ではリーダ格で発言権が高いようだけど…何故?」
何故そう感じたのか…主犯に近いと思える根拠は?という風な廼華の表情––––他の人には無表情に見えるが––に、見好は視線の先を教室に向けて薄く微笑を浮かべながら答える。
「5組に入った時から何となく思ってたんだけど、このクラス全員が後田のグループの一挙一動を気にし過ぎているんだよね。…特に気にしているのは勿論後田の行動みたいだけど。
女子の場合は後田を除いてそこまで男子を気にしている風には見えなかった。
だけど今野美咲、彼女だけが女子全員に注目されているように見えた」
「彼女が女子の代表みたいなものだからじゃない?」
「確かに代表と言えるけど…それにしては皆んな彼女の顔色を伺い過ぎているような気がする。俺と廼華がクラスの女の子と話すとき、彼女達は必ず視線で今野美咲に了承や確認を得ているように見えた。
…まぁ、俺の個人的見解に過ぎないけどね」
見好の言葉に、廼華は 成る程と頷いた。
5組で同じクラスのくせに紡の事を一切話さないのは、後田達男子が口止めしているから。けど、女子は男子に従っている様子はなく、女子のリーダーである今野美咲に従っており、女子が紡の事を話さないのは今野美咲に口止めされているから。
今野美咲は後田達と確実に手を組んでおり、紡が行方不明になったのに何か関係があるに違いない。
見好は昔から周りをよく見て、些細な事も気付く力があるから見抜けた事だろう。双子の紡以外、上手く言い表しきれない感情を、私の表情で読み取ってくれるのは見好だけだ。
「…見好は、よく見てる」
私が感心して言うと、
「っえ、いや…言うほど見てないよ」
と、見好が少し慌てた風に言った。見好は謙虚だ。
「残りはあと五人。一旦全員聴き終えてから、後田達を問い詰める」
「まだ証拠が掴めてない以上、後田達を問い詰めるのは難しいかもしれない」
「っなら…どうすれば良い?」
涙で潤む大きな瞳に見好が映る。
これまで無表情だった廼華の表情が、初めて悲痛な表情に歪んでいた。
(こうしている間に、紡は…たった独りで…泣いて…私達の元から…どんどん離れていく…早くしないと紡は)
「廼華」
見好は廼華を優しく抱きしめる。
「大丈夫、必ず紡を見つけ出そう」
****
それから、お互い家に帰ってからも廼華と見好は電話で話続けた。
「クラスの1人くらいは後田達に従うことを反発している人が居るかもしれない」
「…残りの女子5人に、味方が出来ることを祈る」
止む得ない場合は、後田のグループに属している末端から、1人ずつ呼び出して脅迫する手だって話し合った。
クラスでの立ち回り、情報収集、見好と廼華のあらゆる繋がりの呼びかけ、ネットでの捜索、それらを入念に話し合い通話を切った。
「紡…」
廼華は自室から出て、隣の紡の部屋の扉を開けた。小学校からずっと使っている勉強机の上の本棚には、廼華と紡と見好の幼稚園の頃の写真から、三人で映っている写真立てが幾つも所狭しと並んでいる。
今にも、『廼華』って紡の声が聞こえてきそうなのに、紡はこの家の何処にも居ない。
(もう、1週間も経ってしまったんだよ…)
シンとした紡の部屋で一人座り込む。
廼華にとって、紡は側に居なくてはならない片割れだった。今までどんな時も揺らぐ事のなかった廼華の精神。それを形作る芯が壊れそうになるのを必死で繋ぎ止めるように、廼華は紡の面影を瞼の裏で探し続けた。
(紡は視えなくなっただけ。まだここで諦める訳には行かない)
脆く、今にも崩れ去ってしまいそうな心にそう言い聞かせながら。
「本当に何も知らないの?今野さん、後田君とも仲が宜しいみたいだけど」
「確かに気軽に話す仲だけど、それが何?後田に直接聞けばぁ?」
ふぅ、と廼華が溜息を吐く。
先程から廼華が質問をしているのだが、今野美咲はずっとこんな調子で収穫が無い。そもそも、今まで事情聴取は男子は全員聴き終え、女子も半数聴いたのだが、5組のクラスメイト達は皆んな口裏合わせたかのように紡の事を一切話さないのだ。
半年近く同じクラスなのに、今野美咲含め殆どのクラスメイトが「あんまり知らない」「関わったことがない」と言う言葉は流石におかしいだろう。紡は優しいし、今まで友達が一人もいなかった事なんてない。紡は廼華と違って好かれる方だし、女子とも仲良くしていた。(どちらかというと女の子の友達が多かった)
それなのに、高校二年になってから、友達の話も聞かないし、クラスのことも話さなくなった。
5組の事情聴取をしてから廼華は確信に至った。
考えたくないが、紡は恐らく…5組で『いじめ』に遭っていた可能性が高い。金曜日のあの時だって制服がボロボロになっていたのは…。
「ねー」
ハッと目を開き、思考の渦から戻る。
「他に言うことないし、帰っていーよねぇ?」
今野美咲のイラついた様子の言葉に、再度溜息が出そうになる。
(これはいくら聞いても無理そう)
廼華がチラリと見好を見て、見好がそれに気付いて苦笑いをする。
(だよね、俺もギブだなぁ)
それは一瞬の短い間に起こった視線のやりとりだった。
「今野さん、今日はありがとう。忙しいのにごめんね。僕らまた教室にお邪魔するから、何か分かったら教えて欲しいな」
「…わ、分かったわ」
見好に優しく微笑まれ、苛つきも多少吹っ飛んだ今野美咲だったが、廼華を見ると怒りが再来した。
(見好君連れ回して偉そうにしやがって、この外人クソ女)
美咲は最後に廼華の横を通り過ぎる際、そう小声で呟き横目で思い切り睨みつけた。廼華は、美咲に絶対零度の瞳で見つめ返す。
コイツどこまでもムカつく…と内心で毒付く美咲だが、急に背筋がゾクリとして緊張が走った。
咄嗟に後ろを振り向くと、「ん?」と気付いてにっこりとした顔の洌崎見好がいた。
(なんだろ?気のせいか…)
小さく手を振る見好にまた顔を少し赤くさせて、今野美咲はその場を去った。
彼女は気付かなかった。彼女が手を振る見好から目を離した途端、見好の表情が変わった事を。
それは豹変した、と言うべきか。先程彼女に見せていた優しそうな表情と打って変わって、感情の抜けたような冷たい表情に、前髪の隙間から怒りで染まった鋭い瞳が静かに覗いていた。
***
「見好、どう思う?」
廼華が見好を見る頃には、見好の表情はいつもの優しげな表情に戻っていた。
「…んー、このクラス全員が黒だけど、彼女は主犯に近いんじゃないかな。 女子の中で率先して紡の事を隠しているというか、そんな感じがしたよ」
変わらぬ表情でさらりと言われた見好の言葉に、廼華は目を細めた。
(見好もそう思ったんだ)
主犯、と見好は言った。見好も、紡が5組でいじめに遭っていたと確信しているのだろう。
紡が行方不明になった直接の原因がイジメにあるのかはまだ分からないが、それでも何か関係があるに違いない。
紡の手掛かりを少しでも知るために、紡が一人ずっと抱え込んでいた辛い思いを、私達は全て知らなければならない。
だけど…今のこの会話だけで、今野美咲がイジメの主謀者に近いと思える理由が私には分からない。
「確かに後田とは仲が良いし、女子の中ではリーダ格で発言権が高いようだけど…何故?」
何故そう感じたのか…主犯に近いと思える根拠は?という風な廼華の表情––––他の人には無表情に見えるが––に、見好は視線の先を教室に向けて薄く微笑を浮かべながら答える。
「5組に入った時から何となく思ってたんだけど、このクラス全員が後田のグループの一挙一動を気にし過ぎているんだよね。…特に気にしているのは勿論後田の行動みたいだけど。
女子の場合は後田を除いてそこまで男子を気にしている風には見えなかった。
だけど今野美咲、彼女だけが女子全員に注目されているように見えた」
「彼女が女子の代表みたいなものだからじゃない?」
「確かに代表と言えるけど…それにしては皆んな彼女の顔色を伺い過ぎているような気がする。俺と廼華がクラスの女の子と話すとき、彼女達は必ず視線で今野美咲に了承や確認を得ているように見えた。
…まぁ、俺の個人的見解に過ぎないけどね」
見好の言葉に、廼華は 成る程と頷いた。
5組で同じクラスのくせに紡の事を一切話さないのは、後田達男子が口止めしているから。けど、女子は男子に従っている様子はなく、女子のリーダーである今野美咲に従っており、女子が紡の事を話さないのは今野美咲に口止めされているから。
今野美咲は後田達と確実に手を組んでおり、紡が行方不明になったのに何か関係があるに違いない。
見好は昔から周りをよく見て、些細な事も気付く力があるから見抜けた事だろう。双子の紡以外、上手く言い表しきれない感情を、私の表情で読み取ってくれるのは見好だけだ。
「…見好は、よく見てる」
私が感心して言うと、
「っえ、いや…言うほど見てないよ」
と、見好が少し慌てた風に言った。見好は謙虚だ。
「残りはあと五人。一旦全員聴き終えてから、後田達を問い詰める」
「まだ証拠が掴めてない以上、後田達を問い詰めるのは難しいかもしれない」
「っなら…どうすれば良い?」
涙で潤む大きな瞳に見好が映る。
これまで無表情だった廼華の表情が、初めて悲痛な表情に歪んでいた。
(こうしている間に、紡は…たった独りで…泣いて…私達の元から…どんどん離れていく…早くしないと紡は)
「廼華」
見好は廼華を優しく抱きしめる。
「大丈夫、必ず紡を見つけ出そう」
****
それから、お互い家に帰ってからも廼華と見好は電話で話続けた。
「クラスの1人くらいは後田達に従うことを反発している人が居るかもしれない」
「…残りの女子5人に、味方が出来ることを祈る」
止む得ない場合は、後田のグループに属している末端から、1人ずつ呼び出して脅迫する手だって話し合った。
クラスでの立ち回り、情報収集、見好と廼華のあらゆる繋がりの呼びかけ、ネットでの捜索、それらを入念に話し合い通話を切った。
「紡…」
廼華は自室から出て、隣の紡の部屋の扉を開けた。小学校からずっと使っている勉強机の上の本棚には、廼華と紡と見好の幼稚園の頃の写真から、三人で映っている写真立てが幾つも所狭しと並んでいる。
今にも、『廼華』って紡の声が聞こえてきそうなのに、紡はこの家の何処にも居ない。
(もう、1週間も経ってしまったんだよ…)
シンとした紡の部屋で一人座り込む。
廼華にとって、紡は側に居なくてはならない片割れだった。今までどんな時も揺らぐ事のなかった廼華の精神。それを形作る芯が壊れそうになるのを必死で繋ぎ止めるように、廼華は紡の面影を瞼の裏で探し続けた。
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