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第2話「十年後」
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雨上がりの午後、薄曇りの空の下。
古い木造校舎の隅にある図書室は、当時と変わらない静けさをたたえていた。
「……やっぱり、ここに来ると落ち着くね」
有栖川美羽――いや、桐島美羽は、懐かしげに並んだ本棚を見渡して言った。
「なんか、昔より天井低く感じない?」
隣に立つ俺――桐島湊は、笑いながら手を伸ばしてみせた。
当時の自分たちには届かなかった高さが、今は簡単に指先に触れる。
「そりゃあ、あれから十年も経てばね」
「……あの日のこと、思い出す?」
「忘れるわけないよ」
彼女が、ゆっくりと窓際の席に腰を下ろす。
そこは、十年前、彼女がいつも座っていた場所。
そして、俺がいつも見つめていた場所だった。
机の上には、一冊の文庫本。
ページの間に、古びたメモ用紙が一枚挟まっていた。
「これ、まだ残ってたんだね」
彼女がそっと指でなぞる。
“この本、あなたが読むと思ってた。”
あの日の最初の言葉。
ふたりのすべての始まり。
「ねぇ、湊くん」
あの時のような呼び方で美羽は俺の名前を呼んだ。
「ん?どうした」
「今なら、ちゃんと声に出して言えるよ」
彼女の声は、昔よりずっとはっきりしていた。
でも、あの頃と変わらない優しさを湛えていた。
「……“あなたがいてくれて、よかった”って」
「……俺も」
照れくさくて、ちょっと恥ずかしくて。
でもちゃんと、言葉で返す。
「美羽が、この図書室にいたから――俺は、自分を好きになれたんだと思う」
静かな時が流れる。
十年前は届かなかった言葉たちが、今ようやくちゃんと交わされた。
窓の外では、青空が少しだけ顔を覗かせていた。
「また十年後も、来ようか」
「うん。また、この場所で」
ふたりの物語は、とっくに“最後のページ”を超えていた。
けれど今日もまた、新しい一行が綴られていく。
*
駅から少し離れた、小さな坂道の途中。
古い洋館を改装したそのお店には、手書きの看板が掲げられている。
『本と珈琲、時々恋』
扉を開けると、やわらかいベルの音が鳴った。
棚にはジャンルも順番も気まぐれな本たちが並び、奥には読書席と、小さなカウンター。
珈琲の香りが、木の床と本の匂いに溶け込んでいる。
「いらっしゃいませ……って、あなた。まだ本の整理終わってないの?」
エプロン姿の桐島美羽が、手帳を片手に顔を覗かせた。
「いや、選書の誘惑に負けてちょっと……気づいたら読んでた」
「ふふ、それ“毎日”言っているわよ」
呆れたように笑いながらも、美羽は隣に座り、俺の膝に乗ったままの猫をなでる。
ふたりがこの本屋を始めたのは、結婚して三年目の春。
子どもが生まれる前に、ふたりだけの“場所”を作りたかった。
「今日ね、例の高校生の子、また来てくれてたよ」
「お、あの“図書室の角”ばっかり使う子?」
「うん。“好きな子が本好きで困っている”んだって」
「……あー、昔の俺か」
「でしょ?」
美羽がいたずらっぽく笑う。
あの日のふたりにそっくりな高校生たちが、ここにはちょくちょく訪れる。
そういうときは、二人でそっと背中を押すのが、この店の“やさしい魔法”だ。
俺は立ち上がり、棚の一角を整えながら、美羽に声をかけた。
「なあ、次の特集コーナー、“ふたりで読んだ青春小説”ってどう?」
「いいね。おすすめは?」
「……『夜のピクニック』かな」
その言葉に、美羽が微笑んでうなずく。
「じゃあ、私は“星の王子さま”。あれは、ふたりの始まりの本だったから」
窓の外では、今日も小さな読者が店の前に立ち止まり、看板をのぞいている。
本と、本から生まれた小さな恋と。
ふたりが大切に育ててきた時間は、これからも静かに物語を続けていく。
――ページを閉じたあとも、ふたりの物語は続いている。
*
「おい、湊。お前、幸せそうだな」
カフェのテーブルを挟んで向かい合った北村が、しみじみとした表情で言った。
あの頃と変わらない、やや無愛想で口が悪いけれど、今となってはそれがなんだか懐かしい。
「お前こそ、家族ができて、幸せそうじゃねぇか」
俺は軽く笑って答えた。
北村は、今では一児の父親だ。自分の店を持って、家族を養いながら忙しくしているけど、やっぱりちょっと無理をしているところがある。まるで、昔の俺みたいに。
「まあ、俺はな。だが、お前みたいに…本当に心の底から幸せそうな顔をしてる奴って、実は少ないんだよ」
北村の言葉に、俺は思わず眉をひそめた。
「そんな大げさな」
「いや、大げさじゃない。お前、今、美羽ちゃんと一緒にいて、全然後悔してる様子が見えないだろ?」
その言葉を聞いて、俺は少しだけ照れ笑いを浮かべた。
「まぁな。後悔してることなんて、今は全然ないよ」
美羽とは結婚して、もう何年も経った。
ふたりで始めた本屋は、毎日忙しいけれど、あの日、図書室で交わしたあの一言がずっと心の支えになっている。
「それで、あの本屋はどうなんだ? 忙しそうにしてるけど、もう落ち着いたのか?」
北村が気になっているのは、僕たちが経営している小さな本屋だ。
最初はギリギリだったけど、今では何とか安定してきて、少しずつ常連さんも増えてきた。
「ああ、今はだいぶ落ち着いてきたよ。美羽も手伝ってくれて、少しずつだけど、どんどん形になってきた」
「へぇ、そうか。お前も変わったなぁ」
北村はふと、昔の俺を思い出したように遠くを見る。
「高校の時とか、お前、ほんっとに考えすぎだったもんな。言いたいことを言わなかったし、心の中でずっと悩んでたよな」
あの頃を思い出すと、確かにそうだった。
美羽に対しても、最初は自分の気持ちを言えず、ずっと遠慮していた。でも、図書室で交わした一通のメモが、すべてを変えてくれたんだ。
「お前のおかげだな」
そう言って笑うと、北村はぶっきらぼうに手を振った。
「俺か? いやいや、ただの口出しだろ。でも、やっぱり言ってやったのがよかったな。お前もずっと、自分の気持ちに正直になれなかったからな」
「それは、お前も言っていたじゃないか」
「ああ。だから今、見ててお前が幸せそうだと、なんだかこっちまで嬉しくなるよ。お前がようやく動いたから、俺も気づいたことがあったわけだしな」
「気づいたこと?」
北村は少し考えてから、視線をぼんやりと窓の外に向けた。
「まあ、俺も、誰かをちゃんと大事にしないとなって思ったよ。今更だけどな」
その言葉に、俺はただ黙って頷く。
昔は本当に無駄に考え込んで、何も言わずに悩んでいた。でも、今では美羽と一緒に過ごしながら、日々の小さな幸せに気づけるようになった。
それがきっと、今の俺を支えているものだ。
「なぁ、湊。お前、あの図書室で何を思ってた?」
北村が唐突に聞いてきた。
思わず、俺は少しだけ驚いた顔をした。
「図書室?」
「うん。美羽ちゃんと出会ったあの場所。お前、最初はただの図書室だと思っていただろ? でも、お前がどれだけ悩んでいたか、よく覚えているよ」
その言葉に、俺は少しだけ深く考え込んだ。
「最初はただの本を読みに行っていただけだったけど、気づけばその場所が俺にとって大事な場所になっていたんだよな」
そして、美羽との出会いが、俺を少しずつ変えてくれた。
あの場所で、彼女と交わした言葉やメモ、すべてが今の自分を作り上げたように思える。
「それがきっと、今の俺を作ったんだ。美羽と一緒にいるから、今の幸せがあるって思うよ」
北村が静かに頷く。
「そうだな。お前がそう言ってくれると、なんだか安心するよ」
静かな時間が流れる。
窓の外では、午後の日差しが差し込んでいる。
10年という月日が、俺たちを少しだけ大人にしてくれた気がした。
「これからも、幸せに暮らせよ」
北村が言ったその言葉に、俺はしっかりと頷く。
「もちろんさ」
古い木造校舎の隅にある図書室は、当時と変わらない静けさをたたえていた。
「……やっぱり、ここに来ると落ち着くね」
有栖川美羽――いや、桐島美羽は、懐かしげに並んだ本棚を見渡して言った。
「なんか、昔より天井低く感じない?」
隣に立つ俺――桐島湊は、笑いながら手を伸ばしてみせた。
当時の自分たちには届かなかった高さが、今は簡単に指先に触れる。
「そりゃあ、あれから十年も経てばね」
「……あの日のこと、思い出す?」
「忘れるわけないよ」
彼女が、ゆっくりと窓際の席に腰を下ろす。
そこは、十年前、彼女がいつも座っていた場所。
そして、俺がいつも見つめていた場所だった。
机の上には、一冊の文庫本。
ページの間に、古びたメモ用紙が一枚挟まっていた。
「これ、まだ残ってたんだね」
彼女がそっと指でなぞる。
“この本、あなたが読むと思ってた。”
あの日の最初の言葉。
ふたりのすべての始まり。
「ねぇ、湊くん」
あの時のような呼び方で美羽は俺の名前を呼んだ。
「ん?どうした」
「今なら、ちゃんと声に出して言えるよ」
彼女の声は、昔よりずっとはっきりしていた。
でも、あの頃と変わらない優しさを湛えていた。
「……“あなたがいてくれて、よかった”って」
「……俺も」
照れくさくて、ちょっと恥ずかしくて。
でもちゃんと、言葉で返す。
「美羽が、この図書室にいたから――俺は、自分を好きになれたんだと思う」
静かな時が流れる。
十年前は届かなかった言葉たちが、今ようやくちゃんと交わされた。
窓の外では、青空が少しだけ顔を覗かせていた。
「また十年後も、来ようか」
「うん。また、この場所で」
ふたりの物語は、とっくに“最後のページ”を超えていた。
けれど今日もまた、新しい一行が綴られていく。
*
駅から少し離れた、小さな坂道の途中。
古い洋館を改装したそのお店には、手書きの看板が掲げられている。
『本と珈琲、時々恋』
扉を開けると、やわらかいベルの音が鳴った。
棚にはジャンルも順番も気まぐれな本たちが並び、奥には読書席と、小さなカウンター。
珈琲の香りが、木の床と本の匂いに溶け込んでいる。
「いらっしゃいませ……って、あなた。まだ本の整理終わってないの?」
エプロン姿の桐島美羽が、手帳を片手に顔を覗かせた。
「いや、選書の誘惑に負けてちょっと……気づいたら読んでた」
「ふふ、それ“毎日”言っているわよ」
呆れたように笑いながらも、美羽は隣に座り、俺の膝に乗ったままの猫をなでる。
ふたりがこの本屋を始めたのは、結婚して三年目の春。
子どもが生まれる前に、ふたりだけの“場所”を作りたかった。
「今日ね、例の高校生の子、また来てくれてたよ」
「お、あの“図書室の角”ばっかり使う子?」
「うん。“好きな子が本好きで困っている”んだって」
「……あー、昔の俺か」
「でしょ?」
美羽がいたずらっぽく笑う。
あの日のふたりにそっくりな高校生たちが、ここにはちょくちょく訪れる。
そういうときは、二人でそっと背中を押すのが、この店の“やさしい魔法”だ。
俺は立ち上がり、棚の一角を整えながら、美羽に声をかけた。
「なあ、次の特集コーナー、“ふたりで読んだ青春小説”ってどう?」
「いいね。おすすめは?」
「……『夜のピクニック』かな」
その言葉に、美羽が微笑んでうなずく。
「じゃあ、私は“星の王子さま”。あれは、ふたりの始まりの本だったから」
窓の外では、今日も小さな読者が店の前に立ち止まり、看板をのぞいている。
本と、本から生まれた小さな恋と。
ふたりが大切に育ててきた時間は、これからも静かに物語を続けていく。
――ページを閉じたあとも、ふたりの物語は続いている。
*
「おい、湊。お前、幸せそうだな」
カフェのテーブルを挟んで向かい合った北村が、しみじみとした表情で言った。
あの頃と変わらない、やや無愛想で口が悪いけれど、今となってはそれがなんだか懐かしい。
「お前こそ、家族ができて、幸せそうじゃねぇか」
俺は軽く笑って答えた。
北村は、今では一児の父親だ。自分の店を持って、家族を養いながら忙しくしているけど、やっぱりちょっと無理をしているところがある。まるで、昔の俺みたいに。
「まあ、俺はな。だが、お前みたいに…本当に心の底から幸せそうな顔をしてる奴って、実は少ないんだよ」
北村の言葉に、俺は思わず眉をひそめた。
「そんな大げさな」
「いや、大げさじゃない。お前、今、美羽ちゃんと一緒にいて、全然後悔してる様子が見えないだろ?」
その言葉を聞いて、俺は少しだけ照れ笑いを浮かべた。
「まぁな。後悔してることなんて、今は全然ないよ」
美羽とは結婚して、もう何年も経った。
ふたりで始めた本屋は、毎日忙しいけれど、あの日、図書室で交わしたあの一言がずっと心の支えになっている。
「それで、あの本屋はどうなんだ? 忙しそうにしてるけど、もう落ち着いたのか?」
北村が気になっているのは、僕たちが経営している小さな本屋だ。
最初はギリギリだったけど、今では何とか安定してきて、少しずつ常連さんも増えてきた。
「ああ、今はだいぶ落ち着いてきたよ。美羽も手伝ってくれて、少しずつだけど、どんどん形になってきた」
「へぇ、そうか。お前も変わったなぁ」
北村はふと、昔の俺を思い出したように遠くを見る。
「高校の時とか、お前、ほんっとに考えすぎだったもんな。言いたいことを言わなかったし、心の中でずっと悩んでたよな」
あの頃を思い出すと、確かにそうだった。
美羽に対しても、最初は自分の気持ちを言えず、ずっと遠慮していた。でも、図書室で交わした一通のメモが、すべてを変えてくれたんだ。
「お前のおかげだな」
そう言って笑うと、北村はぶっきらぼうに手を振った。
「俺か? いやいや、ただの口出しだろ。でも、やっぱり言ってやったのがよかったな。お前もずっと、自分の気持ちに正直になれなかったからな」
「それは、お前も言っていたじゃないか」
「ああ。だから今、見ててお前が幸せそうだと、なんだかこっちまで嬉しくなるよ。お前がようやく動いたから、俺も気づいたことがあったわけだしな」
「気づいたこと?」
北村は少し考えてから、視線をぼんやりと窓の外に向けた。
「まあ、俺も、誰かをちゃんと大事にしないとなって思ったよ。今更だけどな」
その言葉に、俺はただ黙って頷く。
昔は本当に無駄に考え込んで、何も言わずに悩んでいた。でも、今では美羽と一緒に過ごしながら、日々の小さな幸せに気づけるようになった。
それがきっと、今の俺を支えているものだ。
「なぁ、湊。お前、あの図書室で何を思ってた?」
北村が唐突に聞いてきた。
思わず、俺は少しだけ驚いた顔をした。
「図書室?」
「うん。美羽ちゃんと出会ったあの場所。お前、最初はただの図書室だと思っていただろ? でも、お前がどれだけ悩んでいたか、よく覚えているよ」
その言葉に、俺は少しだけ深く考え込んだ。
「最初はただの本を読みに行っていただけだったけど、気づけばその場所が俺にとって大事な場所になっていたんだよな」
そして、美羽との出会いが、俺を少しずつ変えてくれた。
あの場所で、彼女と交わした言葉やメモ、すべてが今の自分を作り上げたように思える。
「それがきっと、今の俺を作ったんだ。美羽と一緒にいるから、今の幸せがあるって思うよ」
北村が静かに頷く。
「そうだな。お前がそう言ってくれると、なんだか安心するよ」
静かな時間が流れる。
窓の外では、午後の日差しが差し込んでいる。
10年という月日が、俺たちを少しだけ大人にしてくれた気がした。
「これからも、幸せに暮らせよ」
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