80 / 126
第三部:精霊との対話
第15章:温もりの遺跡 第5話:再び、歩き出す
しおりを挟む
薄明かりの差し込む篝郷の朝――
湯気がなおも立ち込める遺跡の大広間は、まるで世界の端に生まれたばかりの静寂に包まれていた。
誰よりも早く目覚めたのは、リリィだった。
まだ皆が寝息を立てるなか、彼女はそっと湯殿に足を運ぶ。
湯を汲み上げる手つきは静かで、滑らかだった。眠る仲間たちのため、冷ました湯を一人ひとりの傍らに置いていく。
その仕草に言葉はなく、ただ静かに、彼女なりの優しさがこぼれていた。
僕はその様子を、寝台から眺めていた。
まだ夢の余韻が残る身体をゆっくりと起こし、ひとつ深呼吸をする。胸元の光の玉が淡く明滅し、温もりの残る空気に同調するように、僕の心にも小さな決意が芽生えていく。
リリィは最後に僕の寝台の前で立ち止まった。
湯を置き、そっと振り返る。
その横顔は、昨日よりもいくぶん穏やかに見えた。
「おはよう、リリィ」
声をかけると、彼女はほんの僅かに目を細め、小さく頷いた。
「……もう、みんな起きる?」
「うん。そろそろ、出発の準備をしないとね」
僕がそう返すと、リリィはまた無言で頷く。それだけで、すべてが伝わったような気がした。
他の仲間たちも、ゆっくりと目を覚ましはじめる。
クレアさんは柔らかな寝巻き姿で、まだ半分夢の中のような表情。ガルドさんは寝返りを打ち、大きな体をゆっくり起こす。カイさんは寝台の上で伸びをし「あー、よく寝た」と欠伸を漏らしている。
湯殿から湯気と光の玉が流れてきて、朝の光がそれに混じり合う。
癒しの篝郷で過ごした夜のぬくもりが、遺跡の空気すべてに染み渡っていた。
「……朝ごはん、どうしよう?」
クレアさんがぼんやりと問いかける。
「用意するよ」と僕が応じ、持参した保存食や少しのパン、薬草の葉を岩の上に並べていく。
リリィはいつものように、黙ってその作業を手伝いはじめた。
手の動きは無駄がなく、どこかリズムがある。光の玉が彼女の肩先でふわりと揺れた。
ガルドさんは鍋を火にかける役を引き受け、カイさんは「熱いのは任せろ」と言いながら、湯殿の湯を小鍋に分ける。
ふと、僕の目とリリィの目が合った。
何も言わず、ただほんの少しだけ微笑みあう。
その一瞬に、昨日までの距離がすっと縮まった気がした。
――誰もが、癒しの夜を超えて、また新しい朝に立っている。
静かな朝の空気の中、僕たちは自然と各自の準備を進めていった。昨日まであった心の棘も、今はもう、湯気の向こうに消えてしまったようだった。
朝食を済ませた後、誰からともなく荷物の整理が始まった。
クレアさんは手際よく薬草や包帯を分けてくれる。
ガルドさんは装備を一つひとつ丁寧に点検し、カイさんは「今日はどの階層まで行けるかな」と、楽しそうに地図を広げている。
リリィは無言で、必要最低限の荷を背負うと、仲間たちの忘れ物がないか最後まで見回っていた。
癒しの篝郷の空間には、いつも通りの準備風景が流れていた。でも、それはどこか以前とは違っていた。
誰もが、それぞれのやり方で“静かな決意”を胸に抱えている――そんな気配があった。
「そろそろ、行こうか」
僕が声を上げると、全員が静かに頷いた。
湯殿の奥に一筋の光が差し込み、蒸気に包まれた石床を照らしている。
朝の柔らかな光に照らされて、光の玉たちが淡く瞬いた。
僕はその光景を胸に焼き付けながら、名残惜しくも篝郷を後にする決意を固めた。
最初に扉を押し開けたのは、リリィだった。誰よりも早く、外の空気を吸い込む。
振り返ると、その瞳は真っ直ぐに僕を見ていた。
「僕たちの旅は、まだ続く」
湯気越しに見えるリリィの背を、僕はそっと見つめる。
その一歩一歩に、昨日までの迷いや疲れはもう感じられなかった。朝露を浴びた髪がふわりと揺れる。その背中から、不思議と安心と勇気が伝わってくる。
リリィがふと立ち止まり、僕の方へと振り返った。
目が合う。
そのまま、ふたりは小さく会釈し合う。言葉はなくても、今の想いはそれだけで十分だった。
後ろからクレアさんが優しく声をかけてくれる。
「行きましょう、ニコ君。今日もきっと、素敵な一日になるわ」
ガルドさんは静かにうなずき、カイさんは「じゃあ、張り切っていこうぜ!」と元気よく腕を振り上げる。
僕たちは並んで、癒しの篝郷をあとにした。
新しい階層へと続く回廊を進みながら、それぞれが心の中でそっと“決意”の花を咲かせていた。
湯殿の湯気と、静かな温もりはもう背後に消えていく。だけど、昨夜の記憶も、互いに交わした沈黙や優しさも、胸の奥でまだ暖かく残っていた。
歩き出す足取りは、不思議と軽かった。
誰かのために手を差し伸べること。自分の弱さも強さも、そのまま受け止めてくれる仲間と歩くこと。
「……ありがとう」
誰にも聞こえない声で、もう一度そう呟いた。
回廊の先に、淡い朝の光が広がっていく。僕たちの旅は、これからも続く。
その一歩一歩を確かめるように、僕はまた歩き出した。
湯気がなおも立ち込める遺跡の大広間は、まるで世界の端に生まれたばかりの静寂に包まれていた。
誰よりも早く目覚めたのは、リリィだった。
まだ皆が寝息を立てるなか、彼女はそっと湯殿に足を運ぶ。
湯を汲み上げる手つきは静かで、滑らかだった。眠る仲間たちのため、冷ました湯を一人ひとりの傍らに置いていく。
その仕草に言葉はなく、ただ静かに、彼女なりの優しさがこぼれていた。
僕はその様子を、寝台から眺めていた。
まだ夢の余韻が残る身体をゆっくりと起こし、ひとつ深呼吸をする。胸元の光の玉が淡く明滅し、温もりの残る空気に同調するように、僕の心にも小さな決意が芽生えていく。
リリィは最後に僕の寝台の前で立ち止まった。
湯を置き、そっと振り返る。
その横顔は、昨日よりもいくぶん穏やかに見えた。
「おはよう、リリィ」
声をかけると、彼女はほんの僅かに目を細め、小さく頷いた。
「……もう、みんな起きる?」
「うん。そろそろ、出発の準備をしないとね」
僕がそう返すと、リリィはまた無言で頷く。それだけで、すべてが伝わったような気がした。
他の仲間たちも、ゆっくりと目を覚ましはじめる。
クレアさんは柔らかな寝巻き姿で、まだ半分夢の中のような表情。ガルドさんは寝返りを打ち、大きな体をゆっくり起こす。カイさんは寝台の上で伸びをし「あー、よく寝た」と欠伸を漏らしている。
湯殿から湯気と光の玉が流れてきて、朝の光がそれに混じり合う。
癒しの篝郷で過ごした夜のぬくもりが、遺跡の空気すべてに染み渡っていた。
「……朝ごはん、どうしよう?」
クレアさんがぼんやりと問いかける。
「用意するよ」と僕が応じ、持参した保存食や少しのパン、薬草の葉を岩の上に並べていく。
リリィはいつものように、黙ってその作業を手伝いはじめた。
手の動きは無駄がなく、どこかリズムがある。光の玉が彼女の肩先でふわりと揺れた。
ガルドさんは鍋を火にかける役を引き受け、カイさんは「熱いのは任せろ」と言いながら、湯殿の湯を小鍋に分ける。
ふと、僕の目とリリィの目が合った。
何も言わず、ただほんの少しだけ微笑みあう。
その一瞬に、昨日までの距離がすっと縮まった気がした。
――誰もが、癒しの夜を超えて、また新しい朝に立っている。
静かな朝の空気の中、僕たちは自然と各自の準備を進めていった。昨日まであった心の棘も、今はもう、湯気の向こうに消えてしまったようだった。
朝食を済ませた後、誰からともなく荷物の整理が始まった。
クレアさんは手際よく薬草や包帯を分けてくれる。
ガルドさんは装備を一つひとつ丁寧に点検し、カイさんは「今日はどの階層まで行けるかな」と、楽しそうに地図を広げている。
リリィは無言で、必要最低限の荷を背負うと、仲間たちの忘れ物がないか最後まで見回っていた。
癒しの篝郷の空間には、いつも通りの準備風景が流れていた。でも、それはどこか以前とは違っていた。
誰もが、それぞれのやり方で“静かな決意”を胸に抱えている――そんな気配があった。
「そろそろ、行こうか」
僕が声を上げると、全員が静かに頷いた。
湯殿の奥に一筋の光が差し込み、蒸気に包まれた石床を照らしている。
朝の柔らかな光に照らされて、光の玉たちが淡く瞬いた。
僕はその光景を胸に焼き付けながら、名残惜しくも篝郷を後にする決意を固めた。
最初に扉を押し開けたのは、リリィだった。誰よりも早く、外の空気を吸い込む。
振り返ると、その瞳は真っ直ぐに僕を見ていた。
「僕たちの旅は、まだ続く」
湯気越しに見えるリリィの背を、僕はそっと見つめる。
その一歩一歩に、昨日までの迷いや疲れはもう感じられなかった。朝露を浴びた髪がふわりと揺れる。その背中から、不思議と安心と勇気が伝わってくる。
リリィがふと立ち止まり、僕の方へと振り返った。
目が合う。
そのまま、ふたりは小さく会釈し合う。言葉はなくても、今の想いはそれだけで十分だった。
後ろからクレアさんが優しく声をかけてくれる。
「行きましょう、ニコ君。今日もきっと、素敵な一日になるわ」
ガルドさんは静かにうなずき、カイさんは「じゃあ、張り切っていこうぜ!」と元気よく腕を振り上げる。
僕たちは並んで、癒しの篝郷をあとにした。
新しい階層へと続く回廊を進みながら、それぞれが心の中でそっと“決意”の花を咲かせていた。
湯殿の湯気と、静かな温もりはもう背後に消えていく。だけど、昨夜の記憶も、互いに交わした沈黙や優しさも、胸の奥でまだ暖かく残っていた。
歩き出す足取りは、不思議と軽かった。
誰かのために手を差し伸べること。自分の弱さも強さも、そのまま受け止めてくれる仲間と歩くこと。
「……ありがとう」
誰にも聞こえない声で、もう一度そう呟いた。
回廊の先に、淡い朝の光が広がっていく。僕たちの旅は、これからも続く。
その一歩一歩を確かめるように、僕はまた歩き出した。
0
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる