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侯爵の腹の内
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大変長らくお待たせ致しました。連載を再開します。お待ちくださった皆様、本当にありがとうございます。
*****
自分の耳を疑わずにはいられかった。タヌキと呼ぶに相応しいこの老人が、ここまで簡単に意見を取り下げるところなど見たことがない。
何か企んでいるのだろうか。相手はアルバム王国の支配下で、それも重要ポストにありながら、平気で復興軍に味方した男。
彼が本当に味方であるという保証はない。
許可も取らずに勝手に進めるほど執着していた案だというのに、ロクに食い下がることすらしていない。
「殿下のご懸念はこの老骨にもわかりますとも。私があっさり意見を取り下げたとこに驚いていらっしゃるのでしょう」
「そ、そんなことは」
心を読まれたような発言に焦る。そんなに顔に出ていたのだろうか。
一応否定はしたものの、これでは肯定したようなものだ。皇帝として立つというのにこれで良いのだろうか。
「お気遣いいただかなくとも良いのですよ。ごもっともなことでございますからな」
老人はそう言ってカラカラと笑った。
ここは愛想笑いのひとつでも浮かべるべきなのだろうか。何気なく宰相の目を見て、鋭い眼光に一瞬ひるんだ。
動揺を悟られないように腹に力を入れる。
「では直球に尋ねる。なぜこうも簡単に要求をのんだ?」
「思った以上の直球ですな」
「はぐらかすな。質問に答えてくれ」
ひとつでも間違えれば失敗する。そんな予感がした。
部屋が緊張で張りつめている。息苦しさは側室の廃止を申し出たとき以上だ。それでも引くわけには行かなかった。
アイリスはきっと側室の存在を認めるだろう。彼女は誰より気高く、責任感にあふれる人だから。
だからこそゆずれない。自分が守らなければ、誰がアイリスの心を守ってやれると言うのか。
「なぜ簡単に譲ったか。これが、いわば第一案にすぎぬからですよ」
第一案、と侯爵の言葉をくり返す。そうですとも、と彼は首を縦に振った。
「殿下、この老いぼれの戯言を、どうかお心の隅にとめておいてくだされ。いかにしても達成せねばならぬ目的があるときは、複数の道筋を用意するのが定石だと」
わけもわからないまま、とりあえずうなずいた。言っていることの正しさはわかるが、今それを口にする意図がわからない。
目を細めている宰相は、こちらの混乱も承知の上であろう。その余裕をはぎとることは、今の自分にはまだできない。
「では今回の目的はなんだ」
聞くまでもない。望みは孫娘を皇室に入れることだろう。知りながらあえて問う。
どう答えるのか、どう逃げるのか。精々観察させてもらおう。
「アルバム王国との内通者を滅し、帝国を守ることでございます」
「そうだろうな……って、内通者、だと?」
予想もしなかった不穏な言葉に、頭に電流が走ったような衝撃を受けた。
話の流れから考えて、侯爵自身が内通者だ、という話ではないだろう。だとしたら口にするはずもない。では、誰か裏切り者がいるというのか。
いや、まだわからない。混乱させるために嘘をついている可能性もある。
「誠に遺憾ながら、高位貴族の中にネズミが紛れ込んでおります」
「……それが側室候補を迎えるのとどう関係する?」
「城に手駒を送り込む最大の好機。罠を警戒していようが、必ず食いつくはずですからな」
宰相の話を頭の中で整理し、考え込む。
一応話の筋は通っているように見える。だからといって信用する決め手にもなりえない。いいように使われて、宰相の政敵を潰すだけになるかもしれないのだ。
「決定打に欠ける、そうお思いなのでしょう。当然のことです」
「……何か証拠でもあるのか」
「残念ながら。だからこそ、あのような回りくどい手を使っておるのですからな」
思考を読まれないようにとの努力をあざわらうように、あっさりと考えを暴かれる。さすがの年の功というべきか。
つまり、尻尾を出させるためにあえて手駒を送り込ませた、ということか。
だが、そうであれば余計にわからない。なぜこうも簡単に廃止に同意したのか。
「では、どうするつもりだ? ……それとも余には言えないか」
独断で動いていたことへの非難を混ぜる。もちろん、この程度の嫌味が効くとは思えないが。
「滅相もないことでございます。全てお話し致しますとも」
あえて疑いの言葉を欠ける必要もあるまい。疑われていることくらい百も承知だろうし、信頼させたいのならもっと上手くやるだろう。
「具体的には」
「殿下の仰せの通り、側室は全て実家に帰し、皇女殿下だけを妻として迎えると宣言を出しましょう。……そうですね、即位式の後はいかがでしょうかな?」
侯爵の案を採用した場合のシミュレーションをしてみる。慎重に考えたものの、特に問題は見つからない。
「密通の決定的証拠は抑えられないかもしれませんが……。好き放題やっているようですからな。首をとばすことくらいはできるでしょう」
普通に考えれば解雇のことだが、恐らく彼はもっと物理的な話をしているのだろう。恐ろしいやつだと内心身ぶるいする。
てのひらの上で転がされているような不快感を覚えつつも、了承した。
「何を企んでいる?」
「企むなどと人聞きの悪いことを。私はただ、帝国の安寧のために動くのみです」
「余のためではなく、か」
特にそれに対する怒りはなかった。むしろ、陛下の御為に、などと白々しいことを言われるよりはずっとマシだ。
「陛下が帝国のため尽くされる限りは陛下の味方ですとも」
「はっ、よく言うな。……まぁ良い、覚えておく」
その言葉が合図だったかのように、張りつめた緊張の糸がゆるむ。後ろでエドが大きく息を吐き出したのがわかった。もはや存在も忘れかけていたが、同行させていたのだった。
「ちなみにネズミの名は」
「あとで計画を正式な書類にして届けさせましょう。ご確認とご協力をお願い致します」
「協力……か。承知した」
人払いをすませているとはいえ、こんな場所で詳細を口にするわけにはいかない、という意思表示と解釈する。多分外れてはいない。
エドを振り返って、目配せをひとつする。エドは深々と一礼した。これで秘密裡に書類を届ける段取りはつけてくれるだろう。
「それからもう一つ。必ずや良い結果を出すとお約束致しますゆえ、対処はこの老骨にお任せを」
「つまり?」
「手段へのご意見はおありだとは思いますが、口出しはお控えくだされ。奴も馬鹿ではありません」
本音は、未熟者が変に口を出すと気づかれるから黙っておけ、といったところか。まぁ大して悪いことにはならないだろうから、と頷く。
……この判断を後悔することになるとは知る由もなかった。このとき、もう少し詳しく話を聞くべきだったのだ。
翌日届けられた侯爵の計画は、要約すればアイリスを囮に敵を泳がせる、というものだったから。
何度か協議を重ねたが、結局はアイリスには危険が及ばないよう厳重に注意を払うということで妥協せざるをえなかった。
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自分の耳を疑わずにはいられかった。タヌキと呼ぶに相応しいこの老人が、ここまで簡単に意見を取り下げるところなど見たことがない。
何か企んでいるのだろうか。相手はアルバム王国の支配下で、それも重要ポストにありながら、平気で復興軍に味方した男。
彼が本当に味方であるという保証はない。
許可も取らずに勝手に進めるほど執着していた案だというのに、ロクに食い下がることすらしていない。
「殿下のご懸念はこの老骨にもわかりますとも。私があっさり意見を取り下げたとこに驚いていらっしゃるのでしょう」
「そ、そんなことは」
心を読まれたような発言に焦る。そんなに顔に出ていたのだろうか。
一応否定はしたものの、これでは肯定したようなものだ。皇帝として立つというのにこれで良いのだろうか。
「お気遣いいただかなくとも良いのですよ。ごもっともなことでございますからな」
老人はそう言ってカラカラと笑った。
ここは愛想笑いのひとつでも浮かべるべきなのだろうか。何気なく宰相の目を見て、鋭い眼光に一瞬ひるんだ。
動揺を悟られないように腹に力を入れる。
「では直球に尋ねる。なぜこうも簡単に要求をのんだ?」
「思った以上の直球ですな」
「はぐらかすな。質問に答えてくれ」
ひとつでも間違えれば失敗する。そんな予感がした。
部屋が緊張で張りつめている。息苦しさは側室の廃止を申し出たとき以上だ。それでも引くわけには行かなかった。
アイリスはきっと側室の存在を認めるだろう。彼女は誰より気高く、責任感にあふれる人だから。
だからこそゆずれない。自分が守らなければ、誰がアイリスの心を守ってやれると言うのか。
「なぜ簡単に譲ったか。これが、いわば第一案にすぎぬからですよ」
第一案、と侯爵の言葉をくり返す。そうですとも、と彼は首を縦に振った。
「殿下、この老いぼれの戯言を、どうかお心の隅にとめておいてくだされ。いかにしても達成せねばならぬ目的があるときは、複数の道筋を用意するのが定石だと」
わけもわからないまま、とりあえずうなずいた。言っていることの正しさはわかるが、今それを口にする意図がわからない。
目を細めている宰相は、こちらの混乱も承知の上であろう。その余裕をはぎとることは、今の自分にはまだできない。
「では今回の目的はなんだ」
聞くまでもない。望みは孫娘を皇室に入れることだろう。知りながらあえて問う。
どう答えるのか、どう逃げるのか。精々観察させてもらおう。
「アルバム王国との内通者を滅し、帝国を守ることでございます」
「そうだろうな……って、内通者、だと?」
予想もしなかった不穏な言葉に、頭に電流が走ったような衝撃を受けた。
話の流れから考えて、侯爵自身が内通者だ、という話ではないだろう。だとしたら口にするはずもない。では、誰か裏切り者がいるというのか。
いや、まだわからない。混乱させるために嘘をついている可能性もある。
「誠に遺憾ながら、高位貴族の中にネズミが紛れ込んでおります」
「……それが側室候補を迎えるのとどう関係する?」
「城に手駒を送り込む最大の好機。罠を警戒していようが、必ず食いつくはずですからな」
宰相の話を頭の中で整理し、考え込む。
一応話の筋は通っているように見える。だからといって信用する決め手にもなりえない。いいように使われて、宰相の政敵を潰すだけになるかもしれないのだ。
「決定打に欠ける、そうお思いなのでしょう。当然のことです」
「……何か証拠でもあるのか」
「残念ながら。だからこそ、あのような回りくどい手を使っておるのですからな」
思考を読まれないようにとの努力をあざわらうように、あっさりと考えを暴かれる。さすがの年の功というべきか。
つまり、尻尾を出させるためにあえて手駒を送り込ませた、ということか。
だが、そうであれば余計にわからない。なぜこうも簡単に廃止に同意したのか。
「では、どうするつもりだ? ……それとも余には言えないか」
独断で動いていたことへの非難を混ぜる。もちろん、この程度の嫌味が効くとは思えないが。
「滅相もないことでございます。全てお話し致しますとも」
あえて疑いの言葉を欠ける必要もあるまい。疑われていることくらい百も承知だろうし、信頼させたいのならもっと上手くやるだろう。
「具体的には」
「殿下の仰せの通り、側室は全て実家に帰し、皇女殿下だけを妻として迎えると宣言を出しましょう。……そうですね、即位式の後はいかがでしょうかな?」
侯爵の案を採用した場合のシミュレーションをしてみる。慎重に考えたものの、特に問題は見つからない。
「密通の決定的証拠は抑えられないかもしれませんが……。好き放題やっているようですからな。首をとばすことくらいはできるでしょう」
普通に考えれば解雇のことだが、恐らく彼はもっと物理的な話をしているのだろう。恐ろしいやつだと内心身ぶるいする。
てのひらの上で転がされているような不快感を覚えつつも、了承した。
「何を企んでいる?」
「企むなどと人聞きの悪いことを。私はただ、帝国の安寧のために動くのみです」
「余のためではなく、か」
特にそれに対する怒りはなかった。むしろ、陛下の御為に、などと白々しいことを言われるよりはずっとマシだ。
「陛下が帝国のため尽くされる限りは陛下の味方ですとも」
「はっ、よく言うな。……まぁ良い、覚えておく」
その言葉が合図だったかのように、張りつめた緊張の糸がゆるむ。後ろでエドが大きく息を吐き出したのがわかった。もはや存在も忘れかけていたが、同行させていたのだった。
「ちなみにネズミの名は」
「あとで計画を正式な書類にして届けさせましょう。ご確認とご協力をお願い致します」
「協力……か。承知した」
人払いをすませているとはいえ、こんな場所で詳細を口にするわけにはいかない、という意思表示と解釈する。多分外れてはいない。
エドを振り返って、目配せをひとつする。エドは深々と一礼した。これで秘密裡に書類を届ける段取りはつけてくれるだろう。
「それからもう一つ。必ずや良い結果を出すとお約束致しますゆえ、対処はこの老骨にお任せを」
「つまり?」
「手段へのご意見はおありだとは思いますが、口出しはお控えくだされ。奴も馬鹿ではありません」
本音は、未熟者が変に口を出すと気づかれるから黙っておけ、といったところか。まぁ大して悪いことにはならないだろうから、と頷く。
……この判断を後悔することになるとは知る由もなかった。このとき、もう少し詳しく話を聞くべきだったのだ。
翌日届けられた侯爵の計画は、要約すればアイリスを囮に敵を泳がせる、というものだったから。
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