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Chapter 3 僕の場合
3.5 Reversible
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ゴブリンが仕掛けたと思しき罠を回避しながら転進していくと、魔力板に表示される赤点はやがて森の奥に引き返していった。
「おかしいな。ひとつだけ付いてきてる」
「ルーちゃん、あれはゴブリンじゃなくてニンゲンなのだ」
「確かに波長が少しだけ違うけど、個体差の範囲内だよ」
「ぼくは見ておきたいな。…だめ?」
袖を引いてのお願いに、いいよと返して足を止める。すると近づいてきていた赤い点も、少し距離を開けて止まった。
ラトちゃんは振り返ると、森に指をさしながら声を張り上げた。
「そこのニンゲン、おとなしく出てきた方が身のためなのだ!」
「そんな乱暴に言わなくても」
ラトちゃんは口を三日月みたいにして笑う。
「ルーちゃん、逃がしたらいけないのだ。あれはニンゲンだけれど、ニンゲンじゃない。ぼくも初めて見る存在だからな」
茂みの奥からしわがれた声が聞こえてくる。
「待ってくれ、敵対する気は無い。ただ、事情があって俺の姿は見せられないんだ」
「うーん、音声による空気の振動数からすると、やっぱりゴブリンの一種だな」
「それならぼくがころしてやるのだ」
「待て、待ってくれ!」
僕たちの脅しに茂みがガサガサと揺れ、緑の肌の小鬼が踊り出てきた。
「こんにちは。本日はお日柄がよいのだ。ニンゲンの名前はなんだ?」
「わ、分からない。記憶が無いんだ。というか、俺を人間と呼ぶのか? お前たちは誰なんだ?」
「冒険者だな。ぼくのことはラトと呼ぶがいいのだ」
目を泳がせながら答える彼の形質は、予想に違わずゴブリンだ。
しかしながら、ゴブリンが本来持ち得ないはずの確かな知性を、彼は僕達に示している。
僕は、彼の実在は自然現象を越えていると推察した。
「僕はルークン。あなたが実在することは超自然的と考えられ、ニンゲンであり、ニンゲンでない可能性があります」
「お前は何を言ってるんだ」
「射法《まじっくあろー》」
青白い閃光が彼を消し去った。えー。
驚いて首を横に向けると、ラトちゃんがぷんすか怒っている。
「ルーちゃんが名乗ったのに、お前とは何事なのだ!」
「そんなので怒ってたら疲れちゃうよ。冒険者は夢と心を大きく持とう」
「そんなもんか? 仕方ない、元に戻すのだ」
ラトちゃんが魔導書を開いてページをなぞると、消失したニンゲンゴブリンが一瞬で元に戻った。
「…いま、何が」
「それよりも、あなたの目的が重要です。僕達の後を追った目的があるなら、教えて下さい」
彼は戸惑いながら口を開く。
「俺は…殺されるわけには行かないんだ。大切なものを取り戻すまで」
「大切なものですか?」
「それが何なのかは…思い出せない。ただ、大切なものを“盗まれた”ことだけは確かだ。名前さえ覚えてない俺だが、絶対に取り戻さなくちゃならない」
そのために生き残るための場所が必要だ、と彼は渋い顔で唸る。ついさっき殺されていますよ、とは言わずに話を進める。
「しかし、僕達は確認したゴブリンの巣については報告するつもりです」
「そうそう、ぼく達は冒険者だからな!」
基本的に銅星冒険者しかいない森に、上位種を含む統率されたゴブリンの集団がいるのは異常事態だ。
すぐに討伐隊が組織されるだろう。
「そうされると不味いんだよ。………悪いな」
【Caution: Mind Inserting】
【Blocked】
精神に介入する魔法は比較的高度で、この世界で使用できるゴブリンの報告例は、僕の知る限りでは無い。
魔力板の応答を見ると、彼が自分の思考を僕に与える魔法を行使したようだ。
彼の頭の中
↓
僕の頭の中
という変換魔法が、彼の思考に作用する機構で、精霊などがよく使う会話魔法も同じ仕組みだ。この種の魔法は、今回のように洗脳の恐れがあることから、僕は受け付けないようにしている。
「あなたは異世界からの召喚者かもしれません。召喚時に姿が変わったり、高度な魔法が使えるようになる事例はあります」
「召喚されて盗まれて、振り回されるニゴも大変だな」
「ニゴって?」
「ニンゲンゴブリンのニ=ゴ、名前がないと不便なのだ」
話を続ける僕達に対して目付きを鋭くするニゴさん。
【Caution: Mind Inserting】
【Blocked】
「ニゴの大切なもの、ぼく達が元に戻してやろうか?」
「ラト…って言ったよな。犯人を知っているのか?」
「知らないのだ」
安請け合いにニゴさんの体勢が崩れる。
ガクッという文字が背景に浮かび上がり、彼の額の横には不自然に大きな涙滴が見えた。
「これから見つければいいのだ」
「それは、俺に協力するってことか?」
「協力じゃない、冒険。ニゴがぼく達に依頼して、ぼく達が請け負うクエストなのだ」
ギルドを仲介しないクエストは冒険規定を外れる。つまりは冒険神の庇護下からも外れて、思わぬ事故を招く危険がある。
ただ今回注目すべきは、自然には見られないニンゲンゴブリンの実在だ。
もし彼が召喚者であるならば、僕には帰り道を教える責務がある。
そして、ニゴさんに親身に帰り道を教えることは、ゴブリン討伐とは相反する内容だ。ギルドの仲介は困難と考えざるを得ない。
「ニゴさん自身が動くのは難しいでしょうし、僕達に依頼するのは悪くない手段だと思いますよ」
「ルーちゃん、銅星1のクエストってどれくらい貰える?」
「成功報酬の目安は、リメリア銀貨1枚かな」
ラトちゃんは静かにニゴさんに歩み寄り、彼に宣告する。
背中に向かって流れる、どこまでも深く深い青の横、耳元で三日月のイヤリングが揺れて光った。
「選道だな。銀貨1枚でぼくたちに依頼するか、それ以外か、好きに選ぶがいいのだ」
「依頼しなければどうなる?」
「そういうお日柄なのだ」
「……分かった。依頼してみよう」
ニゴさんは肩に回している袋草から硬貨を取り出すと、ラトちゃんに1枚投げた。
受け取ったのはリメリア銅貨で、薄汚れていても10枚で銀貨1枚の価値を有する。
「それは前金だ。確かに、与えたからな」
「任せるとよいのだ。ぼくたちにな!」
腰に手を当てて胸をはるラトちゃん。
これで僕たちは盗まれた何かを取り戻すクエストを受注した。
そして僕は、それとは別に術理院の召喚士としての仕事がある。
「ニゴさん。僕はあなたを、超自然的に異世界から召喚された存在だと推定しています。この推定が否定されなければ、僕には元の世界への帰り道を示す責務が生じます」
「さっきから、その超自然的ってのは何なんだ?」
「自然現象を越えた、例えば、神か何かの影響を意味するものです」
「神か…これが、神のせいだってか」
緑色の両手に目を落とすニゴさん。
“簡単に行き来できる”世界間の移動を扱う術理院の召喚と異なり、神の召喚は、簡単に行き来できない世界間の移動をも可能にする。
簡単に行き来できないので、神でない僕達が送還するのにはちょっとした工夫が必要だ。
ただし、ニゴさんが召喚者であるというのは僕の推定に過ぎない。
「結論を出すのは、ニゴさんが誰なのかが明らかになってからです」
「まずは押し取りした者を探すのだ!」
ラトちゃんがニゴさんに背を向けてこちらに歩き、すれ違いざまに僕の手をとる。
手を引かれてよろけながら帰ろうとすると、ニゴさんが僕達を呼び止めた。
「おい、連絡はどうするつもりだ。俺はここにいるとは限らないし、このナリじゃあ街に入れないぞ」
「ぼくから伝えてもいいのだ。ニゴも得意みたいだからな」
ニゴさんが首を捻る。
「得意? 何がだ?」
「思法《いんさーと》」
開かれた魔導書に新しい文様が浮かぶ。
「ニゴが頭の中に入れるなら便利だな。これならどこにいても関係ないのだ」
「ラトちゃん、ニゴさんの目が完全に虚ろになっちゃってるけど…」
「少し思考を引き抜いてるだけ、ぼくとの話し方を覚えさせたら戻すのだ」
精神に介入する魔法は、この世界では必ず可逆になる。つまり思考を、ニゴさんからラトちゃんに移す変換を考えると、ラトちゃんからニゴさんに移す逆変換が必ず考えられる。
ニゴさんの頭の中
⇅
ラトちゃんの頭の中
特殊な魔力体を用いたりすると一方通行に近い介入もできるらしい。しかしその場合でも十分な魔力を使えば、この世界では必ず逆変換が成立する。
これは可逆という、非常に重要な性質である。
ニゴさんの目に光が戻る。
まだぼーっとしている彼に手を振り、僕達は街に戻った。
「おかしいな。ひとつだけ付いてきてる」
「ルーちゃん、あれはゴブリンじゃなくてニンゲンなのだ」
「確かに波長が少しだけ違うけど、個体差の範囲内だよ」
「ぼくは見ておきたいな。…だめ?」
袖を引いてのお願いに、いいよと返して足を止める。すると近づいてきていた赤い点も、少し距離を開けて止まった。
ラトちゃんは振り返ると、森に指をさしながら声を張り上げた。
「そこのニンゲン、おとなしく出てきた方が身のためなのだ!」
「そんな乱暴に言わなくても」
ラトちゃんは口を三日月みたいにして笑う。
「ルーちゃん、逃がしたらいけないのだ。あれはニンゲンだけれど、ニンゲンじゃない。ぼくも初めて見る存在だからな」
茂みの奥からしわがれた声が聞こえてくる。
「待ってくれ、敵対する気は無い。ただ、事情があって俺の姿は見せられないんだ」
「うーん、音声による空気の振動数からすると、やっぱりゴブリンの一種だな」
「それならぼくがころしてやるのだ」
「待て、待ってくれ!」
僕たちの脅しに茂みがガサガサと揺れ、緑の肌の小鬼が踊り出てきた。
「こんにちは。本日はお日柄がよいのだ。ニンゲンの名前はなんだ?」
「わ、分からない。記憶が無いんだ。というか、俺を人間と呼ぶのか? お前たちは誰なんだ?」
「冒険者だな。ぼくのことはラトと呼ぶがいいのだ」
目を泳がせながら答える彼の形質は、予想に違わずゴブリンだ。
しかしながら、ゴブリンが本来持ち得ないはずの確かな知性を、彼は僕達に示している。
僕は、彼の実在は自然現象を越えていると推察した。
「僕はルークン。あなたが実在することは超自然的と考えられ、ニンゲンであり、ニンゲンでない可能性があります」
「お前は何を言ってるんだ」
「射法《まじっくあろー》」
青白い閃光が彼を消し去った。えー。
驚いて首を横に向けると、ラトちゃんがぷんすか怒っている。
「ルーちゃんが名乗ったのに、お前とは何事なのだ!」
「そんなので怒ってたら疲れちゃうよ。冒険者は夢と心を大きく持とう」
「そんなもんか? 仕方ない、元に戻すのだ」
ラトちゃんが魔導書を開いてページをなぞると、消失したニンゲンゴブリンが一瞬で元に戻った。
「…いま、何が」
「それよりも、あなたの目的が重要です。僕達の後を追った目的があるなら、教えて下さい」
彼は戸惑いながら口を開く。
「俺は…殺されるわけには行かないんだ。大切なものを取り戻すまで」
「大切なものですか?」
「それが何なのかは…思い出せない。ただ、大切なものを“盗まれた”ことだけは確かだ。名前さえ覚えてない俺だが、絶対に取り戻さなくちゃならない」
そのために生き残るための場所が必要だ、と彼は渋い顔で唸る。ついさっき殺されていますよ、とは言わずに話を進める。
「しかし、僕達は確認したゴブリンの巣については報告するつもりです」
「そうそう、ぼく達は冒険者だからな!」
基本的に銅星冒険者しかいない森に、上位種を含む統率されたゴブリンの集団がいるのは異常事態だ。
すぐに討伐隊が組織されるだろう。
「そうされると不味いんだよ。………悪いな」
【Caution: Mind Inserting】
【Blocked】
精神に介入する魔法は比較的高度で、この世界で使用できるゴブリンの報告例は、僕の知る限りでは無い。
魔力板の応答を見ると、彼が自分の思考を僕に与える魔法を行使したようだ。
彼の頭の中
↓
僕の頭の中
という変換魔法が、彼の思考に作用する機構で、精霊などがよく使う会話魔法も同じ仕組みだ。この種の魔法は、今回のように洗脳の恐れがあることから、僕は受け付けないようにしている。
「あなたは異世界からの召喚者かもしれません。召喚時に姿が変わったり、高度な魔法が使えるようになる事例はあります」
「召喚されて盗まれて、振り回されるニゴも大変だな」
「ニゴって?」
「ニンゲンゴブリンのニ=ゴ、名前がないと不便なのだ」
話を続ける僕達に対して目付きを鋭くするニゴさん。
【Caution: Mind Inserting】
【Blocked】
「ニゴの大切なもの、ぼく達が元に戻してやろうか?」
「ラト…って言ったよな。犯人を知っているのか?」
「知らないのだ」
安請け合いにニゴさんの体勢が崩れる。
ガクッという文字が背景に浮かび上がり、彼の額の横には不自然に大きな涙滴が見えた。
「これから見つければいいのだ」
「それは、俺に協力するってことか?」
「協力じゃない、冒険。ニゴがぼく達に依頼して、ぼく達が請け負うクエストなのだ」
ギルドを仲介しないクエストは冒険規定を外れる。つまりは冒険神の庇護下からも外れて、思わぬ事故を招く危険がある。
ただ今回注目すべきは、自然には見られないニンゲンゴブリンの実在だ。
もし彼が召喚者であるならば、僕には帰り道を教える責務がある。
そして、ニゴさんに親身に帰り道を教えることは、ゴブリン討伐とは相反する内容だ。ギルドの仲介は困難と考えざるを得ない。
「ニゴさん自身が動くのは難しいでしょうし、僕達に依頼するのは悪くない手段だと思いますよ」
「ルーちゃん、銅星1のクエストってどれくらい貰える?」
「成功報酬の目安は、リメリア銀貨1枚かな」
ラトちゃんは静かにニゴさんに歩み寄り、彼に宣告する。
背中に向かって流れる、どこまでも深く深い青の横、耳元で三日月のイヤリングが揺れて光った。
「選道だな。銀貨1枚でぼくたちに依頼するか、それ以外か、好きに選ぶがいいのだ」
「依頼しなければどうなる?」
「そういうお日柄なのだ」
「……分かった。依頼してみよう」
ニゴさんは肩に回している袋草から硬貨を取り出すと、ラトちゃんに1枚投げた。
受け取ったのはリメリア銅貨で、薄汚れていても10枚で銀貨1枚の価値を有する。
「それは前金だ。確かに、与えたからな」
「任せるとよいのだ。ぼくたちにな!」
腰に手を当てて胸をはるラトちゃん。
これで僕たちは盗まれた何かを取り戻すクエストを受注した。
そして僕は、それとは別に術理院の召喚士としての仕事がある。
「ニゴさん。僕はあなたを、超自然的に異世界から召喚された存在だと推定しています。この推定が否定されなければ、僕には元の世界への帰り道を示す責務が生じます」
「さっきから、その超自然的ってのは何なんだ?」
「自然現象を越えた、例えば、神か何かの影響を意味するものです」
「神か…これが、神のせいだってか」
緑色の両手に目を落とすニゴさん。
“簡単に行き来できる”世界間の移動を扱う術理院の召喚と異なり、神の召喚は、簡単に行き来できない世界間の移動をも可能にする。
簡単に行き来できないので、神でない僕達が送還するのにはちょっとした工夫が必要だ。
ただし、ニゴさんが召喚者であるというのは僕の推定に過ぎない。
「結論を出すのは、ニゴさんが誰なのかが明らかになってからです」
「まずは押し取りした者を探すのだ!」
ラトちゃんがニゴさんに背を向けてこちらに歩き、すれ違いざまに僕の手をとる。
手を引かれてよろけながら帰ろうとすると、ニゴさんが僕達を呼び止めた。
「おい、連絡はどうするつもりだ。俺はここにいるとは限らないし、このナリじゃあ街に入れないぞ」
「ぼくから伝えてもいいのだ。ニゴも得意みたいだからな」
ニゴさんが首を捻る。
「得意? 何がだ?」
「思法《いんさーと》」
開かれた魔導書に新しい文様が浮かぶ。
「ニゴが頭の中に入れるなら便利だな。これならどこにいても関係ないのだ」
「ラトちゃん、ニゴさんの目が完全に虚ろになっちゃってるけど…」
「少し思考を引き抜いてるだけ、ぼくとの話し方を覚えさせたら戻すのだ」
精神に介入する魔法は、この世界では必ず可逆になる。つまり思考を、ニゴさんからラトちゃんに移す変換を考えると、ラトちゃんからニゴさんに移す逆変換が必ず考えられる。
ニゴさんの頭の中
⇅
ラトちゃんの頭の中
特殊な魔力体を用いたりすると一方通行に近い介入もできるらしい。しかしその場合でも十分な魔力を使えば、この世界では必ず逆変換が成立する。
これは可逆という、非常に重要な性質である。
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