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第一章 悲しみのエンパシー
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施設には当時二十名近くの子どもが入所しており、西城ヶ丘学園から南西に一キロほどのところにあった。現在は小舎制を導入し、同じ市内の別の街に移転している。
「僕は生まれてすぐに捨てられて、その施設に預けられたんだ。施設にいたのは小さい頃だけど」
「施設? でも雫石くんにはお父さんがいるよね?」
それなのに捨てられたとはどういうことだろう。本当のことなのだろうか。めぐるは半信半疑だった。
「父さんは僕の本当の父さんじゃない。六歳のときに引き取られて養子縁組で親子になったんだよ。父さんには感謝してるよ。でもだからって僕の傷が癒えるわけじゃない」
「養子縁組……」
研究員の父親は実父ではない、実の親には捨てられた……。そんな衝撃的な事実を前に、めぐるはそれ以上言葉にならない。
伊央の言葉が鋭い刃となってめぐるの身体に突き刺さっていた。けれど伊央は、親への文句を言うめぐるを責めるとか追いつめようとしているのではないことはわかる。なぜなら伊央の深い悲しみが、めぐるのなかに奔流となって流れ込んできたからだ。
今も伊央の泣き叫ぶ声が、聞えないはずの左耳に聞こえてくる。めぐるは胸が張り裂けそうな感覚にめまいを覚えた。とてもじゃないが受け止めきれない。
さらに伊央は続けた。
「たとえ母親が自分のことを嫌いでも、ゴミみたいに捨てられることに比べたら、めぐるは何百倍、いや何千倍もマシだよ」
めぐるはその言葉を噛みしめた。これほど説得力のある言葉があるだろうか。生まれ育った家があり、両親がいる。これまでそれはあたり前のことだとなんの疑いもなく生きてきた。けれど、それはすべての人に約束されたことじゃない。世界を見渡せば、そんなことは一目瞭然だ。
「だからいつも泣いてるの?」
「僕が?」
「あっ、ううん、ごめん。ちょっとそんなふうに見えたような気がしたから」
つい口に出してしまったことを後悔した。伊央の出自を知る前から、心の声が聞こえていましたなんて、どうせ言っても信じてもらえないだろう。
そのタイミングでチャイムが鳴った。朝のショートホームルームはすでに終わっており、一限目の授業がはじまる時刻になっていた。
伊央は落ち着いていた。今のチャイムで頭を切り替えたのか、さっきまでの荒れ狂うほどの悲しみはもうそこにはなく、今は穏やかな波紋が水面に静かに広がっていくように起伏を感じない。
「チャイム、鳴ったよ。めぐるは授業に出ないの?」
一限目は保健体育だ。ここ二週間は明日からの体育祭の練習にあてられており、今日が最終練習日だった。
「今日はさぼっちゃおうかな」
「大丈夫なの?」
「今から行っても先生にめちゃくちゃ怒られるもん。雫石くんは──」
「それ、呼びにくくない? 伊央でいいよ」
「わかった。えっと、それで伊央はまたさぼり? 明日の体育祭はどうするの?」
伊央は入学以降、一度も保健体育の授業に出席していない。その理由は彼の左手に指が三本しかないからだと知ったのだが、体育祭は基本的に全員がなんらかの競技に参加することになっていて、伊央も例外ではない。
全員参加の綱引きはまあいいとして、問題は騎馬戦だ。男子が全員参加することになっている。練習にまったく参加していない伊央が心配になった。
伊央は校舎裏のはるか遠くに視線を移す。北側の住宅街のずっと先に山の稜線がくっきりと浮かびあがっていた。
「やっぱり出ないと怒られるかな?」
「さぼるつもりなら、わたしもつき合うよ」
「めぐるも? 普段はそんなことしないのに、どうして?」
「ああいうのは苦手なの。みんなで力を合わせてとか、盛りあがっていこうとか、和気あいあいとした感じ」
自分の感情を素直に表現できない。孤立しない平和な高校生活を送るため、普段はほどほどに愛想よく振る舞っているが、それはあくまでも表向き。一番仲のいい莉々亜でさえ、なにかと気を使っていた。
「めぐるはなんの競技に出る予定だったの?」
「綱引きとムカデ競争」
「ムカデ競争ってなに?」
伊央がぽかんとするので、めぐるは身振り手振りで説明する。長い下駄に五人ほどが同時に足を引っかけ、一斉に足を動かして歩くのだが、うまく伝わらなくて伊央はますます首をひねる。この様子だと騎馬戦も理解していなさそうだ。
「もしかして騎馬戦も知らない?」
「きばせん? なにそれ? わかんない」
そこでめぐるは再び身体を使って説明する。ひとりで何役もこなすのは困難だったが、「騎馬」の意味を理解すると、なんとなくではあるが想像がついたらしい。
「よくわかんないけど、要するに昔の武士が馬に乗って戦ったのを真似たやつでしょう?」
「そう。だいぶ荒っぽい競技で、たまに怪我人が出るほどなんだけど。そういうの、あんまり好きじゃない?」
身体の線が細い伊央には、騎手役も騎馬役も無理なんじゃないだろうか。色白の肌からして、スポーツをしていたようにも見えない。
「僕、けっこう格闘技は得意だよ」
「嘘!?」
「アメリカで合気道を習ってたんだ」
「へえ、意外」
伊央はめぐるが信じられないという顔をしているので、少しムッとしながらも、合気道をはじめるきっかけを説明した。
「近所に日本人の年配の夫婦が住んでいて、旦那さんが道場を開いていたんだよ。合気道はね、身体が小さくても技を磨けば自分よりも体格のいい人を制することができるんだ。そういうのって格好いいじゃん」
「じゃあ伊央は喧嘩も強いの?」
「合気道は勝ち負けを決めるスポーツじゃない。日本伝統の武術で、心と身体を鍛えるためのもの。喧嘩なんてもってのほかだよ。まあ多少の護身にはなるけど。あと自分の自信にも……」
めぐるはふと伊央の左手に目を落とす。
入学して三ヶ月もたつのに、これまでその手を見ることがなかった。夏でもダボダボの長袖のTシャツを着て、人の目に触れないようにしている。きっと日本でもアメリカでも、これまでさんざん好奇な目にさらされてきたのだろう。
「よし! 明日は一緒にさぼっちゃおう!」
「じゃあ、ふたりでどこか行く?」
伊央が楽しげに言う。まじめなめぐるが自分と一緒に学校をさぼろうとしてくれるのがうれしいのだ。
「行きたいなあ。伊央はどこに行きたい?」
「場所はどこでも。電車で行けるところまで。時間とお金が許す限り」
「それいいねえ。わたし、日本海に行ってみたい」
「行ったことないの?」
「うん、太平洋しか見たことないんだ」
「僕もそうなんだ。なら行ってみよう。海を見て、お腹が空いたら近くのラーメン屋に行って、デザートはかき氷。いちごにメロンにマンゴー、全部制覇しようよ」
「僕は生まれてすぐに捨てられて、その施設に預けられたんだ。施設にいたのは小さい頃だけど」
「施設? でも雫石くんにはお父さんがいるよね?」
それなのに捨てられたとはどういうことだろう。本当のことなのだろうか。めぐるは半信半疑だった。
「父さんは僕の本当の父さんじゃない。六歳のときに引き取られて養子縁組で親子になったんだよ。父さんには感謝してるよ。でもだからって僕の傷が癒えるわけじゃない」
「養子縁組……」
研究員の父親は実父ではない、実の親には捨てられた……。そんな衝撃的な事実を前に、めぐるはそれ以上言葉にならない。
伊央の言葉が鋭い刃となってめぐるの身体に突き刺さっていた。けれど伊央は、親への文句を言うめぐるを責めるとか追いつめようとしているのではないことはわかる。なぜなら伊央の深い悲しみが、めぐるのなかに奔流となって流れ込んできたからだ。
今も伊央の泣き叫ぶ声が、聞えないはずの左耳に聞こえてくる。めぐるは胸が張り裂けそうな感覚にめまいを覚えた。とてもじゃないが受け止めきれない。
さらに伊央は続けた。
「たとえ母親が自分のことを嫌いでも、ゴミみたいに捨てられることに比べたら、めぐるは何百倍、いや何千倍もマシだよ」
めぐるはその言葉を噛みしめた。これほど説得力のある言葉があるだろうか。生まれ育った家があり、両親がいる。これまでそれはあたり前のことだとなんの疑いもなく生きてきた。けれど、それはすべての人に約束されたことじゃない。世界を見渡せば、そんなことは一目瞭然だ。
「だからいつも泣いてるの?」
「僕が?」
「あっ、ううん、ごめん。ちょっとそんなふうに見えたような気がしたから」
つい口に出してしまったことを後悔した。伊央の出自を知る前から、心の声が聞こえていましたなんて、どうせ言っても信じてもらえないだろう。
そのタイミングでチャイムが鳴った。朝のショートホームルームはすでに終わっており、一限目の授業がはじまる時刻になっていた。
伊央は落ち着いていた。今のチャイムで頭を切り替えたのか、さっきまでの荒れ狂うほどの悲しみはもうそこにはなく、今は穏やかな波紋が水面に静かに広がっていくように起伏を感じない。
「チャイム、鳴ったよ。めぐるは授業に出ないの?」
一限目は保健体育だ。ここ二週間は明日からの体育祭の練習にあてられており、今日が最終練習日だった。
「今日はさぼっちゃおうかな」
「大丈夫なの?」
「今から行っても先生にめちゃくちゃ怒られるもん。雫石くんは──」
「それ、呼びにくくない? 伊央でいいよ」
「わかった。えっと、それで伊央はまたさぼり? 明日の体育祭はどうするの?」
伊央は入学以降、一度も保健体育の授業に出席していない。その理由は彼の左手に指が三本しかないからだと知ったのだが、体育祭は基本的に全員がなんらかの競技に参加することになっていて、伊央も例外ではない。
全員参加の綱引きはまあいいとして、問題は騎馬戦だ。男子が全員参加することになっている。練習にまったく参加していない伊央が心配になった。
伊央は校舎裏のはるか遠くに視線を移す。北側の住宅街のずっと先に山の稜線がくっきりと浮かびあがっていた。
「やっぱり出ないと怒られるかな?」
「さぼるつもりなら、わたしもつき合うよ」
「めぐるも? 普段はそんなことしないのに、どうして?」
「ああいうのは苦手なの。みんなで力を合わせてとか、盛りあがっていこうとか、和気あいあいとした感じ」
自分の感情を素直に表現できない。孤立しない平和な高校生活を送るため、普段はほどほどに愛想よく振る舞っているが、それはあくまでも表向き。一番仲のいい莉々亜でさえ、なにかと気を使っていた。
「めぐるはなんの競技に出る予定だったの?」
「綱引きとムカデ競争」
「ムカデ競争ってなに?」
伊央がぽかんとするので、めぐるは身振り手振りで説明する。長い下駄に五人ほどが同時に足を引っかけ、一斉に足を動かして歩くのだが、うまく伝わらなくて伊央はますます首をひねる。この様子だと騎馬戦も理解していなさそうだ。
「もしかして騎馬戦も知らない?」
「きばせん? なにそれ? わかんない」
そこでめぐるは再び身体を使って説明する。ひとりで何役もこなすのは困難だったが、「騎馬」の意味を理解すると、なんとなくではあるが想像がついたらしい。
「よくわかんないけど、要するに昔の武士が馬に乗って戦ったのを真似たやつでしょう?」
「そう。だいぶ荒っぽい競技で、たまに怪我人が出るほどなんだけど。そういうの、あんまり好きじゃない?」
身体の線が細い伊央には、騎手役も騎馬役も無理なんじゃないだろうか。色白の肌からして、スポーツをしていたようにも見えない。
「僕、けっこう格闘技は得意だよ」
「嘘!?」
「アメリカで合気道を習ってたんだ」
「へえ、意外」
伊央はめぐるが信じられないという顔をしているので、少しムッとしながらも、合気道をはじめるきっかけを説明した。
「近所に日本人の年配の夫婦が住んでいて、旦那さんが道場を開いていたんだよ。合気道はね、身体が小さくても技を磨けば自分よりも体格のいい人を制することができるんだ。そういうのって格好いいじゃん」
「じゃあ伊央は喧嘩も強いの?」
「合気道は勝ち負けを決めるスポーツじゃない。日本伝統の武術で、心と身体を鍛えるためのもの。喧嘩なんてもってのほかだよ。まあ多少の護身にはなるけど。あと自分の自信にも……」
めぐるはふと伊央の左手に目を落とす。
入学して三ヶ月もたつのに、これまでその手を見ることがなかった。夏でもダボダボの長袖のTシャツを着て、人の目に触れないようにしている。きっと日本でもアメリカでも、これまでさんざん好奇な目にさらされてきたのだろう。
「よし! 明日は一緒にさぼっちゃおう!」
「じゃあ、ふたりでどこか行く?」
伊央が楽しげに言う。まじめなめぐるが自分と一緒に学校をさぼろうとしてくれるのがうれしいのだ。
「行きたいなあ。伊央はどこに行きたい?」
「場所はどこでも。電車で行けるところまで。時間とお金が許す限り」
「それいいねえ。わたし、日本海に行ってみたい」
「行ったことないの?」
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