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10.そんなゆるゆる神が僕は好きです
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細菌性感染症を治すにはどうしたらいいのか。
風邪とかだったら暖かくして寝てるだけで治るけれどな。
どう見ても衰弱している。
下痢と嘔吐で栄養が取れていないのと、あとは脱水症状か?
もうめんどくさい、細菌性感染症を治せるものをおっぱいディスプレイで検索。
ずらりとたくさんのアイテムやスキルが出てくる。
意外とたくさんあるな。
治す方法が何通りもあるということか。
俺はとりあえず懐をごそごそ漁っているフリをしてスポーツドリンクと10秒チャージのあれをそれぞれ1ポイントで交換し、もう一度今度は別の検索ワードで検索する。
細菌性感染症を一瞬で治せるもの。
出てきたのは数種類のスキルと魔法薬。
どうやら成功のようだ。
母親に恩を着せてあのぺったんこおっぱいをたくさん触らせてもらうためには、なるべく高そうに見える薬を使い、劇的に治す必要がある。
この場合、魔法薬あたりがいいんじゃないだろうか。
俺は下級万能薬という薬を50ポイントで交換する。
万能なのに下級というところに矛盾があるようにも感じるが、よく考えれば万能包丁も万能ネギもそこまで万能じゃなかったことを思い出して納得した。
きっとこれを飲ませればたちどころによくなるだろう。
だがその前にこの衛生状態を改善しよう。
数日一緒に過ごしても娘が罹患していないということはおそらく赤痢の感染経路は経口感染だろう。
すでに流行っているのならば気休めかもしれないが、一応のため汚物はきちんと処理しなくては。
どうすればいいのかな。
困ったときはおっぱいディスプレイで検索。
おお、塩素とかアルコールとかいっぱい出てきた。
え?浄化の腕輪があるんだけど。
マジか、こいつ殺菌もできるのか。
ということで桶に浄化魔法。
美人親子にも浄化魔法。
もう部屋中に浄化魔法。
ふう、綺麗になったな。
美人親子はちょっとびっくりしているが、そういう治療法なのだと納得したようだ。
汚物の入っていた桶を見ると綺麗な水が入っている。
匂いを嗅いでも全然臭くない。
どうなっているんだ。
マイクロバブルだと思っていたあの魔法はやっぱり魔法だったってことか?
いや元々魔法なんだけど。
いつも異世界は俺の想像の上を行くな。
俺は母親の身体を調べるフリをしてセクハラをしながらも、深刻な顔をしてもったいぶり、わざとらしく先ほど交換した下級万能薬を取り出す。
「私にはこれがなんの病気なのかわからない」
「そんな!!」
娘が悲壮感ただよう顔で叫ぶが、俺は人差し指を立て首を横に振る。
「落ち着くんだ。治す方法がないわけじゃない。この薬だ」
金ぴかな装飾の施された白い陶器の瓶に入った下級万能薬は、まさに小道具として最適の働きをしてくれた。
ぶっちゃけめちゃくちゃ高そうなのだ。
「そんな高そうな薬……」
「人の命には代えられないさ」
娘さんの瞳はうるうると涙で滲んでいる。
母親のほうはおそらくそんなうまい話はないと気付いているだろうが、身体が辛くて一時的にでも楽になりたいと思っているようだ。
俺は下級万能薬を娘に渡し、母親に飲ませるように促す。
「お母さん、飲んで」
「ごめんね。私がこんな病気になったばかりに……」
母親からは悲壮感すら漂ってくる。
このあとろくな目にあわないと思っているようだ。
その通りなのだが。
娘に背中を支えられた母親が、ぐびぐびと下級万能薬を飲み干す。
鑑定で確認すると、状態が衰弱になっている。
あとは食べて飲めば体力が戻るだろう。
俺はスポーツドリンクと10秒チャージを取り出し、それも飲ませるように娘に伝える。
これでもう大丈夫だろう。
あとは元気になったら謝礼を頂くだけですな、ぐふふ。
高鳴る胸を押さえながら、今日のところは宿の部屋に戻った。
娘がしきりにお礼を言ってきたことに胸が痛んだ。
やめてくれ、おじさんをそんな目で見ないでくれ。
そして翌日。
俺は母親と対峙していた。
諸事情により娘は別部屋で待機してもらっている。
「お願いします。私はなんでもしますから娘だけはご勘弁ください」
「いやいや、別に俺は……」
「お願いします!!私はどんな辛いことでも耐えてみせます!どうか娘だけは!!」
「いや、ちょっと落ち着いて!」
そんなこと言われるとハードなプレイが頭に浮かんで相棒が反応しちゃうでしょうが。
童貞なんだからもっとソフトなプレイから入らせてほしい。
「俺は別に娘さんを要求するつもりもないし、あなたにひどいことをするつもりもない」
「嘘です!じゃあなんで助けてくれたんですか?」
「確かに、少しの下心があったことは認めよう。だけどそんな無理やりに従わせようとかいう気はないんだ」
たぶんその場合はおっぱいポイントのルールに抵触するだろうからな。
そもそも今回のはどうなんだろうか。
病気を治す対価としておっぱいを要求するのはお金を払って揉ませてもらうのと違うんだろうか。
ピロリロリンとまた電子音。
”今回のみセーフとする。以後ルールを変更。おっぱいを揉むことに対価を払うことを禁止とする。”
性愛の神に祈りを。
俺は母親に向き直り、子供に言い聞かせるような優しい声を意識して話しかける。
ケルビム君の腹筋はそこそこぷにぷになのに意外と低いイケボが出る不思議。
「俺が要求するのはせいぜい酒のお酌くらいだよ。もちろんそこから先もしてほしいとは思っているけれど、強要はしない」
「本当ですか?」
「ああ、あんたと俺はただの男と女で、助けた恩は酒を注ぐだけでチャラだ。そこから先は助けたの助けられたのは関係ない。俺があんたを口説くだけだ」
「わかりました。それならば、精一杯お酌させていただきます」
そう言って笑った女将は、ぞっとするほど妖艶だった。
風邪とかだったら暖かくして寝てるだけで治るけれどな。
どう見ても衰弱している。
下痢と嘔吐で栄養が取れていないのと、あとは脱水症状か?
もうめんどくさい、細菌性感染症を治せるものをおっぱいディスプレイで検索。
ずらりとたくさんのアイテムやスキルが出てくる。
意外とたくさんあるな。
治す方法が何通りもあるということか。
俺はとりあえず懐をごそごそ漁っているフリをしてスポーツドリンクと10秒チャージのあれをそれぞれ1ポイントで交換し、もう一度今度は別の検索ワードで検索する。
細菌性感染症を一瞬で治せるもの。
出てきたのは数種類のスキルと魔法薬。
どうやら成功のようだ。
母親に恩を着せてあのぺったんこおっぱいをたくさん触らせてもらうためには、なるべく高そうに見える薬を使い、劇的に治す必要がある。
この場合、魔法薬あたりがいいんじゃないだろうか。
俺は下級万能薬という薬を50ポイントで交換する。
万能なのに下級というところに矛盾があるようにも感じるが、よく考えれば万能包丁も万能ネギもそこまで万能じゃなかったことを思い出して納得した。
きっとこれを飲ませればたちどころによくなるだろう。
だがその前にこの衛生状態を改善しよう。
数日一緒に過ごしても娘が罹患していないということはおそらく赤痢の感染経路は経口感染だろう。
すでに流行っているのならば気休めかもしれないが、一応のため汚物はきちんと処理しなくては。
どうすればいいのかな。
困ったときはおっぱいディスプレイで検索。
おお、塩素とかアルコールとかいっぱい出てきた。
え?浄化の腕輪があるんだけど。
マジか、こいつ殺菌もできるのか。
ということで桶に浄化魔法。
美人親子にも浄化魔法。
もう部屋中に浄化魔法。
ふう、綺麗になったな。
美人親子はちょっとびっくりしているが、そういう治療法なのだと納得したようだ。
汚物の入っていた桶を見ると綺麗な水が入っている。
匂いを嗅いでも全然臭くない。
どうなっているんだ。
マイクロバブルだと思っていたあの魔法はやっぱり魔法だったってことか?
いや元々魔法なんだけど。
いつも異世界は俺の想像の上を行くな。
俺は母親の身体を調べるフリをしてセクハラをしながらも、深刻な顔をしてもったいぶり、わざとらしく先ほど交換した下級万能薬を取り出す。
「私にはこれがなんの病気なのかわからない」
「そんな!!」
娘が悲壮感ただよう顔で叫ぶが、俺は人差し指を立て首を横に振る。
「落ち着くんだ。治す方法がないわけじゃない。この薬だ」
金ぴかな装飾の施された白い陶器の瓶に入った下級万能薬は、まさに小道具として最適の働きをしてくれた。
ぶっちゃけめちゃくちゃ高そうなのだ。
「そんな高そうな薬……」
「人の命には代えられないさ」
娘さんの瞳はうるうると涙で滲んでいる。
母親のほうはおそらくそんなうまい話はないと気付いているだろうが、身体が辛くて一時的にでも楽になりたいと思っているようだ。
俺は下級万能薬を娘に渡し、母親に飲ませるように促す。
「お母さん、飲んで」
「ごめんね。私がこんな病気になったばかりに……」
母親からは悲壮感すら漂ってくる。
このあとろくな目にあわないと思っているようだ。
その通りなのだが。
娘に背中を支えられた母親が、ぐびぐびと下級万能薬を飲み干す。
鑑定で確認すると、状態が衰弱になっている。
あとは食べて飲めば体力が戻るだろう。
俺はスポーツドリンクと10秒チャージを取り出し、それも飲ませるように娘に伝える。
これでもう大丈夫だろう。
あとは元気になったら謝礼を頂くだけですな、ぐふふ。
高鳴る胸を押さえながら、今日のところは宿の部屋に戻った。
娘がしきりにお礼を言ってきたことに胸が痛んだ。
やめてくれ、おじさんをそんな目で見ないでくれ。
そして翌日。
俺は母親と対峙していた。
諸事情により娘は別部屋で待機してもらっている。
「お願いします。私はなんでもしますから娘だけはご勘弁ください」
「いやいや、別に俺は……」
「お願いします!!私はどんな辛いことでも耐えてみせます!どうか娘だけは!!」
「いや、ちょっと落ち着いて!」
そんなこと言われるとハードなプレイが頭に浮かんで相棒が反応しちゃうでしょうが。
童貞なんだからもっとソフトなプレイから入らせてほしい。
「俺は別に娘さんを要求するつもりもないし、あなたにひどいことをするつもりもない」
「嘘です!じゃあなんで助けてくれたんですか?」
「確かに、少しの下心があったことは認めよう。だけどそんな無理やりに従わせようとかいう気はないんだ」
たぶんその場合はおっぱいポイントのルールに抵触するだろうからな。
そもそも今回のはどうなんだろうか。
病気を治す対価としておっぱいを要求するのはお金を払って揉ませてもらうのと違うんだろうか。
ピロリロリンとまた電子音。
”今回のみセーフとする。以後ルールを変更。おっぱいを揉むことに対価を払うことを禁止とする。”
性愛の神に祈りを。
俺は母親に向き直り、子供に言い聞かせるような優しい声を意識して話しかける。
ケルビム君の腹筋はそこそこぷにぷになのに意外と低いイケボが出る不思議。
「俺が要求するのはせいぜい酒のお酌くらいだよ。もちろんそこから先もしてほしいとは思っているけれど、強要はしない」
「本当ですか?」
「ああ、あんたと俺はただの男と女で、助けた恩は酒を注ぐだけでチャラだ。そこから先は助けたの助けられたのは関係ない。俺があんたを口説くだけだ」
「わかりました。それならば、精一杯お酌させていただきます」
そう言って笑った女将は、ぞっとするほど妖艶だった。
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