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10.パッシブスキル
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悩みに悩んだスキルを取得してから一晩経った。
結局俺はINT(魔攻)系の一番下位スキルを取得した。
パッシブスキルは取得できる数に限りがあるからなるべく上のほうから取得したほうがお得なのだが、どうせ俺はバランス型にはせずに、魔法系に特化したビルドにしようと思っているのであまり関係がなかったのだ。
俺が取得したスキルは【INT倍】というそのままの名前のスキルだ。
そんで俺のステータスがこんな感じ。
名 前:ヒナタ
種 族:迷宮の魔王
レベル:1
H P:10/10
M P:12/12
ATK(攻撃):10
DEF(防御):10
AGL(素早):10
INT(魔攻):20
MND(魔防):10
パッシブスキル:【INT倍】
アクティブスキル:【水魔法LV2】
MPが2増えているのは何度も枯渇と睡眠による超回復を繰り返した結果だが、それとは別にINTが倍になっている。
そうなのだ、この【INT倍】、名前の通りINTを2倍にするスキルなのだ。
やばすぎる、パッシブスキル。
今はレベル1でINTも10から20になっただけだが、レベルが上がって能力値が上がるにつれて、このパッシブスキルのやばさは浮き彫りになっていくだろう。
一番下位のスキルで倍ならば、一番上位のスキルやさらにその上位の複合スキル、さらに一番やばそうな魔王専用スキルなどはどんなことになってしまうのだろうか。
イクラムさんが言うには世間一般的にはパッシブスキルを持つものは生まれ持っての天才だけであり、後天的に取得する者は稀らしい。
大体の者はひとつだけしか持っておらず、ひとつ持って生まれてきただけで社会的な成功を約束されるようなスキルらしい。
それをDPさえあれば上限150個までぽんぽん取得できるのだから魔王は強いわけだ。
ちなみにイクラムさんはATK系の下から2段階目のスキルと、AGL系の下から3段階目のスキルを持っているらしい。
それはもう英雄的な強さらしく、暑苦しいおっさん達に自慢げに語られた。
HPが1減った。
10しかないんだから気をつけてよね。
現状ではあまり効果がないと思っていた【INT倍】のスキルの効果は意外とすごかった。
今までは1つずつしか出せなかった水球が5つまで出せるようになったのだ。
氷海の上で釣り糸を垂らしながら、5つの水球をふよふよと操る俺の周りでは、子供達が水球を追いかけて遊んでいる。
凍り付いてコロンと落ちた氷球を持って帰って親にあげるのが流行っているそうだ。
もらった親は俺が配給した酒にこの氷球を浮かべて飲むんだそうな。
魔法で生み出した水が凍ったこの氷球は解けにくく、魔力を多く含んでいて、お酒に浮かべると少しだけ美味しく感じるらしい。
またひとつ、凍りついてコロンと落ちた。
落ちた氷球に子供達が群がって喧嘩になっちゃっているみたいだ。
「こらこら、喧嘩するんじゃないよ」
俺は不毛な喧嘩を回避する手段、ジャンケンを教えてあげた。
子供達は今度はジャンケンに夢中になって氷球のことなど忘れているようだ。
平和だ。
今までは日々の糧を獲るために必死になって釣りをしていたが、今ではもう食べるものに困ることはない。
釣りは完全な趣味になってしまった。
ああ、日がな1日ぼんやりと釣りしかしていないのにご飯が食べられるというのはなんと幸せなことか。
しかし、人間というものは(今は魔王だけど)止め処ない欲望の生き物。
現状に満足できず、さらに上を求める生き物だ。
次はこの寒さをなんとかしたいな。
少し高いけれど、もう少しDPが溜まったら冷気耐性を取ろう。
すんごい。
いやーすんごいね、冷気耐性は。
俺は今外で釣りをしているんだけど、格好は肌触りの良いコットンパンツにシャツとカーディガンというお部屋くつろぎスタイルだ。
ちなみにコットンパンツは七部丈だ。
腕まくりまでしている。
もこもこの毛皮のコートとか分厚い手袋とか、今までは外に出るのに必須だったものを何も装備していないのにもかかわらず、全然寒くない。
以前は分厚い手袋をしていても手が悴んでいたのに、今では素手のままでも指が滑らかに動くよ。
裸で釣りできそうなくらいだ。
周りではいつものように子供達がうろうろしていて、寒くないの~?とかしきりに聞いてくるが全然寒くないよ!子供達。
海が凍ってなかったら泳いでみたいくらいだ。
氷に穴あけて泳いでみようかな。
だめだ、氷の下を流されて溺れる未来しか想像できない。
よし、次は水流操作を取ろう。
水流操作を使って水中を高速で泳ぐんだ。
考えただけで楽しそうだ。
なにか水中で息ができるようになるスキルとかは無いものか。
おお、魔王専用スキルの中に水中適応っていうスキルがあった。
ちょっとDPが高いけど、他の魔王専用スキルと違ってこのスキルはただ水中でも生きられるようになるだけのスキルだから魔王専用スキルの中では安めだ。
なんだかDPに余裕ができてから無駄遣いが増えたような気がする。
いや、水中適応は絶対に必要なスキルなんだ。
そ、そうだ、イクラムさんが言っていたダンジョン水没作戦に必要だ。
水没させてその中を高速で泳いで、一気に魔王の元まで向かう作戦だ。
そうだよ、これは必要経費なんだよ。
決して無駄なスキルなんかじゃない。
ということで取得決定。
あと必要なスキルは、あれとあれと、あれも欲しいな。
無駄じゃない、作戦に必要なんだ。
俺はそう自分に言い聞かせながらあれこれスキルを選んでいった。
やっぱり無駄なものは無駄だった。
だって陶芸とか作戦にぜったい必要ないもの。
結局俺はINT(魔攻)系の一番下位スキルを取得した。
パッシブスキルは取得できる数に限りがあるからなるべく上のほうから取得したほうがお得なのだが、どうせ俺はバランス型にはせずに、魔法系に特化したビルドにしようと思っているのであまり関係がなかったのだ。
俺が取得したスキルは【INT倍】というそのままの名前のスキルだ。
そんで俺のステータスがこんな感じ。
名 前:ヒナタ
種 族:迷宮の魔王
レベル:1
H P:10/10
M P:12/12
ATK(攻撃):10
DEF(防御):10
AGL(素早):10
INT(魔攻):20
MND(魔防):10
パッシブスキル:【INT倍】
アクティブスキル:【水魔法LV2】
MPが2増えているのは何度も枯渇と睡眠による超回復を繰り返した結果だが、それとは別にINTが倍になっている。
そうなのだ、この【INT倍】、名前の通りINTを2倍にするスキルなのだ。
やばすぎる、パッシブスキル。
今はレベル1でINTも10から20になっただけだが、レベルが上がって能力値が上がるにつれて、このパッシブスキルのやばさは浮き彫りになっていくだろう。
一番下位のスキルで倍ならば、一番上位のスキルやさらにその上位の複合スキル、さらに一番やばそうな魔王専用スキルなどはどんなことになってしまうのだろうか。
イクラムさんが言うには世間一般的にはパッシブスキルを持つものは生まれ持っての天才だけであり、後天的に取得する者は稀らしい。
大体の者はひとつだけしか持っておらず、ひとつ持って生まれてきただけで社会的な成功を約束されるようなスキルらしい。
それをDPさえあれば上限150個までぽんぽん取得できるのだから魔王は強いわけだ。
ちなみにイクラムさんはATK系の下から2段階目のスキルと、AGL系の下から3段階目のスキルを持っているらしい。
それはもう英雄的な強さらしく、暑苦しいおっさん達に自慢げに語られた。
HPが1減った。
10しかないんだから気をつけてよね。
現状ではあまり効果がないと思っていた【INT倍】のスキルの効果は意外とすごかった。
今までは1つずつしか出せなかった水球が5つまで出せるようになったのだ。
氷海の上で釣り糸を垂らしながら、5つの水球をふよふよと操る俺の周りでは、子供達が水球を追いかけて遊んでいる。
凍り付いてコロンと落ちた氷球を持って帰って親にあげるのが流行っているそうだ。
もらった親は俺が配給した酒にこの氷球を浮かべて飲むんだそうな。
魔法で生み出した水が凍ったこの氷球は解けにくく、魔力を多く含んでいて、お酒に浮かべると少しだけ美味しく感じるらしい。
またひとつ、凍りついてコロンと落ちた。
落ちた氷球に子供達が群がって喧嘩になっちゃっているみたいだ。
「こらこら、喧嘩するんじゃないよ」
俺は不毛な喧嘩を回避する手段、ジャンケンを教えてあげた。
子供達は今度はジャンケンに夢中になって氷球のことなど忘れているようだ。
平和だ。
今までは日々の糧を獲るために必死になって釣りをしていたが、今ではもう食べるものに困ることはない。
釣りは完全な趣味になってしまった。
ああ、日がな1日ぼんやりと釣りしかしていないのにご飯が食べられるというのはなんと幸せなことか。
しかし、人間というものは(今は魔王だけど)止め処ない欲望の生き物。
現状に満足できず、さらに上を求める生き物だ。
次はこの寒さをなんとかしたいな。
少し高いけれど、もう少しDPが溜まったら冷気耐性を取ろう。
すんごい。
いやーすんごいね、冷気耐性は。
俺は今外で釣りをしているんだけど、格好は肌触りの良いコットンパンツにシャツとカーディガンというお部屋くつろぎスタイルだ。
ちなみにコットンパンツは七部丈だ。
腕まくりまでしている。
もこもこの毛皮のコートとか分厚い手袋とか、今までは外に出るのに必須だったものを何も装備していないのにもかかわらず、全然寒くない。
以前は分厚い手袋をしていても手が悴んでいたのに、今では素手のままでも指が滑らかに動くよ。
裸で釣りできそうなくらいだ。
周りではいつものように子供達がうろうろしていて、寒くないの~?とかしきりに聞いてくるが全然寒くないよ!子供達。
海が凍ってなかったら泳いでみたいくらいだ。
氷に穴あけて泳いでみようかな。
だめだ、氷の下を流されて溺れる未来しか想像できない。
よし、次は水流操作を取ろう。
水流操作を使って水中を高速で泳ぐんだ。
考えただけで楽しそうだ。
なにか水中で息ができるようになるスキルとかは無いものか。
おお、魔王専用スキルの中に水中適応っていうスキルがあった。
ちょっとDPが高いけど、他の魔王専用スキルと違ってこのスキルはただ水中でも生きられるようになるだけのスキルだから魔王専用スキルの中では安めだ。
なんだかDPに余裕ができてから無駄遣いが増えたような気がする。
いや、水中適応は絶対に必要なスキルなんだ。
そ、そうだ、イクラムさんが言っていたダンジョン水没作戦に必要だ。
水没させてその中を高速で泳いで、一気に魔王の元まで向かう作戦だ。
そうだよ、これは必要経費なんだよ。
決して無駄なスキルなんかじゃない。
ということで取得決定。
あと必要なスキルは、あれとあれと、あれも欲しいな。
無駄じゃない、作戦に必要なんだ。
俺はそう自分に言い聞かせながらあれこれスキルを選んでいった。
やっぱり無駄なものは無駄だった。
だって陶芸とか作戦にぜったい必要ないもの。
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