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11.日野のエクストラスキル
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「よし、お前を日野の召喚獣に命ずる」
『え?そっちの人間ですか?あいつからは全く強者の匂いを感じないのですが。言ってはなんですがあいつ弱いのでは……』
「嫌なのか?」
『ぜ、全然っ!うれしいなー。わーいヒノ君一緒に頑張ろうね』
「あ、はい……」
俺は特殊な羊皮紙を取り出し、魂の契約書を作成していく。
条件は結構厳しめで。
『え、呼び出しを拒否することの禁止?』
「嫌なのか?」
『い、いえ。でも自分たまに体調崩すこととかあるんで、そんときはヒノ君に迷惑かけちゃうっていうか……』
ドラゴンが体調崩すかどうかという問題はさておき、まあ体調不良時まで強制呼び出しというのはさすがに可愛そうか。
そのへんの判断は日野に任せることとしよう。
ほぼ100パーセント仮病だと思うけどな。
俺は一人と一匹に血判を押させ、契約書を日野に預ける。
「ドラゴン召喚の契約書……」
「課金アイテムの極みみたいなものだと思っておけ」
「格差社会ですね」
格差を是正するのは難しいんだよ。
「あ、エクストラスキルが生えました」
「え、マジか。早いな。異世界人は成長チートでもあるのか?」
「あったらいいですね」
ドラゴンの襲来により日野に頼れるペットができた次の日、レベル上げをしていた日野に突如エクストラスキルが芽生えた。
まだこちらの世界に来て3日と少ししか経っていないというのに、早すぎるだろ。
日野の現在のレベルは8で魔力値は27、俺が初めてエクストラスキルというものに芽生えたのもそのくらいだった気がするので変ではないのか。
俺はある程度身体が成長するまではレベル上げができなかったのでその違いだろう。
「それで、どんなスキルなんだ?おっと、これはマナー違反だったか?」
先日のお返しとばかりに日野にエクストラスキルを聞く。
おそらく日野の言っているマナー違反というのはネットゲームかなにかのマナーのことだろうが。
「いえ、リノスさんのスキルを教えてもらったので僕のも教えますよ。僕のエクストラスキルは【武器召喚(二丁拳銃)】というスキルのようです」
「武器召喚系か。いいスキルだな」
武器召喚系のエクストラスキルを持った奴には何度か出会ったことがある。
神から与えられた強力な武器を召喚して戦う名前の通りのスキルだ。
日野が召喚できる武器は二丁拳銃か。
俺の巨剣と同じくらいロマン武器だな。
「一度使ってみますね」
「魔力を多量に消費すると思うから時間的に今日はもう狩りはできなくなるかもしれないぞ?」
「今日のレベル上げはこのへんにしておきます。エクストラスキルを試さずにレベル上げを続けてもたぶん気になっちゃって集中できないと思うので」
「それもそうか」
「じゃあ、いきますよ。武器召喚!来い、二丁拳銃!!」
別にスキル名は叫ばなくてもいいんだぞ。
それは魔法だけだから。
恥ずかしいだろうが後でちゃんと教えてあげよう。
発動のさせ方はともかく、スキルはしっかり発動して日野の両手には一丁ずつ漆黒の拳銃が召喚される。
どうやらオートマチック拳銃のようだ。
二丁拳銃といえばリボルバーじゃないのか?
「これは、ベ〇ッタ?」
「実在する銃なのか?」
「はい。僕が一番好きな銃です。この丸みを帯びたフォルムとセーフティレバーの赤い点がたまりませんね」
日野は銃に頬ずりでもしそうなほど恍惚とした表情を浮かべている。
こいつガンマニアでもあるのか。
エクストラスキルには本人の意思が反映される場合もある。
拳銃のフォルムはもしかしたら日野のイメージに依存しているのかもしれない。
「魔力消費はどうだ」
「身体が少しだるいです。魔力枯渇一歩手前って感じですね」
魔力消費量は25といったところか。
銃というのは剣や槍といった近接武器と違い、銃弾という消耗品が必要になる。
そのへんはどうなっているのだろうか。
「弾は何発撃てるんだ?」
「ちょっと待ってくださいね」
日野は座り込み、右手に持った銃のグリップのあたりのボタンを押して弾倉を取り出した。
弾倉には金色に光る銃弾が入っている。
日野のイメージが明確なためなのか細部までかなりリアルに作られている。
日野は弾倉から弾を一つ一つ抜いていく。
最後に銃のスライドを引き、すでに装填されていた弾を抜く。
「全部で8+1発です。僕の記憶にあるモデルのベ〇ッタよりも装弾数が少ないですね」
「MP不足じゃないか?」
この武器が日野のイメージをもとに作られているのだとしたら日野の中のイメージよりも装弾数が少ないというのはおかしなことだからな。
日野はまだレベルと魔力値が低い。
エクストラスキルの力を十全に引き出せていなくてもおかしくはない。
「それで、弾の補充は手動なのか?」
もし手動でリロードしなければならないのだとしたら両手に一丁ずつ銃を持って戦うロマンスタイルは無理がある。
リロードの問題と命中精度の問題は二丁拳銃にとって現実とロマンを分ける大きな壁だからな。
日野の銃はオートマチック拳銃だからまだなんとかなるのか?
「どうでしょう。MPが無いので今はちょっと何も検証できないですけど、なんとなく弾だけとか弾を込めた弾倉だけとかを召喚できる気はします。頑張れば銃の中に弾や弾倉を召喚して一瞬でリロードみたいなこともできるんじゃないですかね」
「それができたらMPの分だけ連続で弾丸を撃ちまくれるわけか。そりゃあすごい」
あとは片手撃ちによる命中精度の低下の問題か。
そっちはスキルやレベルアップでなんとでもなりそうな気もするな。
「撃ってみてもいいですか?」
「ああ、アイテムボックスから丸太を出すからそれに撃ってみればいい」
俺の胴体くらいの太さの丸太を地面に立て、精霊魔法で半分ほどを地面に埋め込む。
なんか的みたいな模様とかあったほうがいいのだろうか。
ナイフで適当な二重丸でも刻んでおくか。
「よし、いいぞ」
「ではいきます」
日野は片方の銃を置き、片方の銃だけを両手で構える。
これが自衛隊で習う射撃姿勢ってやつなんだな。
もっとかかと側に体重を残したどっしり構えるやり方を想像していたが、どちらかといえば軽く前かがみな構えだ。
コ〇ン君がハワイで親父に習った構えはちょっとイキりすぎってことだな。
日野はまず1回引き金を引いた。
パスンというしょぼい音と共に、銃口が火を噴き弾丸がもの凄い速度で飛び出した。
弾丸の細部までこだわって造形されているくせに発砲音はずいぶんとしょぼいんだな。
しかし弾丸はしっかりと丸太にめり込んで衝撃波で木の表面を砕いている。
威力は実弾と変わりないようだ。
ならば発砲音や反動が少ないのはいいことなのかもしれない。
日野はたて続けに3回素早く引き金を引いた。
そのすべてが丸太に描かれた二重丸の中心近くに命中している。
なかなかの腕だな。
「反動が全然ない。発砲音もなんですかこれ屁の音ですか?どうにも納得できない感じの銃です」
マニアにはどうやら発砲音や反動の小ささが逆に不満だったようだ。
しかし現実的に考えれば実弾と遜色ない威力が出て発砲音や反動が小さいなんて理想の銃じゃないか。
マニアの変なこだわりを抜きにすればいいスキルだな。
『え?そっちの人間ですか?あいつからは全く強者の匂いを感じないのですが。言ってはなんですがあいつ弱いのでは……』
「嫌なのか?」
『ぜ、全然っ!うれしいなー。わーいヒノ君一緒に頑張ろうね』
「あ、はい……」
俺は特殊な羊皮紙を取り出し、魂の契約書を作成していく。
条件は結構厳しめで。
『え、呼び出しを拒否することの禁止?』
「嫌なのか?」
『い、いえ。でも自分たまに体調崩すこととかあるんで、そんときはヒノ君に迷惑かけちゃうっていうか……』
ドラゴンが体調崩すかどうかという問題はさておき、まあ体調不良時まで強制呼び出しというのはさすがに可愛そうか。
そのへんの判断は日野に任せることとしよう。
ほぼ100パーセント仮病だと思うけどな。
俺は一人と一匹に血判を押させ、契約書を日野に預ける。
「ドラゴン召喚の契約書……」
「課金アイテムの極みみたいなものだと思っておけ」
「格差社会ですね」
格差を是正するのは難しいんだよ。
「あ、エクストラスキルが生えました」
「え、マジか。早いな。異世界人は成長チートでもあるのか?」
「あったらいいですね」
ドラゴンの襲来により日野に頼れるペットができた次の日、レベル上げをしていた日野に突如エクストラスキルが芽生えた。
まだこちらの世界に来て3日と少ししか経っていないというのに、早すぎるだろ。
日野の現在のレベルは8で魔力値は27、俺が初めてエクストラスキルというものに芽生えたのもそのくらいだった気がするので変ではないのか。
俺はある程度身体が成長するまではレベル上げができなかったのでその違いだろう。
「それで、どんなスキルなんだ?おっと、これはマナー違反だったか?」
先日のお返しとばかりに日野にエクストラスキルを聞く。
おそらく日野の言っているマナー違反というのはネットゲームかなにかのマナーのことだろうが。
「いえ、リノスさんのスキルを教えてもらったので僕のも教えますよ。僕のエクストラスキルは【武器召喚(二丁拳銃)】というスキルのようです」
「武器召喚系か。いいスキルだな」
武器召喚系のエクストラスキルを持った奴には何度か出会ったことがある。
神から与えられた強力な武器を召喚して戦う名前の通りのスキルだ。
日野が召喚できる武器は二丁拳銃か。
俺の巨剣と同じくらいロマン武器だな。
「一度使ってみますね」
「魔力を多量に消費すると思うから時間的に今日はもう狩りはできなくなるかもしれないぞ?」
「今日のレベル上げはこのへんにしておきます。エクストラスキルを試さずにレベル上げを続けてもたぶん気になっちゃって集中できないと思うので」
「それもそうか」
「じゃあ、いきますよ。武器召喚!来い、二丁拳銃!!」
別にスキル名は叫ばなくてもいいんだぞ。
それは魔法だけだから。
恥ずかしいだろうが後でちゃんと教えてあげよう。
発動のさせ方はともかく、スキルはしっかり発動して日野の両手には一丁ずつ漆黒の拳銃が召喚される。
どうやらオートマチック拳銃のようだ。
二丁拳銃といえばリボルバーじゃないのか?
「これは、ベ〇ッタ?」
「実在する銃なのか?」
「はい。僕が一番好きな銃です。この丸みを帯びたフォルムとセーフティレバーの赤い点がたまりませんね」
日野は銃に頬ずりでもしそうなほど恍惚とした表情を浮かべている。
こいつガンマニアでもあるのか。
エクストラスキルには本人の意思が反映される場合もある。
拳銃のフォルムはもしかしたら日野のイメージに依存しているのかもしれない。
「魔力消費はどうだ」
「身体が少しだるいです。魔力枯渇一歩手前って感じですね」
魔力消費量は25といったところか。
銃というのは剣や槍といった近接武器と違い、銃弾という消耗品が必要になる。
そのへんはどうなっているのだろうか。
「弾は何発撃てるんだ?」
「ちょっと待ってくださいね」
日野は座り込み、右手に持った銃のグリップのあたりのボタンを押して弾倉を取り出した。
弾倉には金色に光る銃弾が入っている。
日野のイメージが明確なためなのか細部までかなりリアルに作られている。
日野は弾倉から弾を一つ一つ抜いていく。
最後に銃のスライドを引き、すでに装填されていた弾を抜く。
「全部で8+1発です。僕の記憶にあるモデルのベ〇ッタよりも装弾数が少ないですね」
「MP不足じゃないか?」
この武器が日野のイメージをもとに作られているのだとしたら日野の中のイメージよりも装弾数が少ないというのはおかしなことだからな。
日野はまだレベルと魔力値が低い。
エクストラスキルの力を十全に引き出せていなくてもおかしくはない。
「それで、弾の補充は手動なのか?」
もし手動でリロードしなければならないのだとしたら両手に一丁ずつ銃を持って戦うロマンスタイルは無理がある。
リロードの問題と命中精度の問題は二丁拳銃にとって現実とロマンを分ける大きな壁だからな。
日野の銃はオートマチック拳銃だからまだなんとかなるのか?
「どうでしょう。MPが無いので今はちょっと何も検証できないですけど、なんとなく弾だけとか弾を込めた弾倉だけとかを召喚できる気はします。頑張れば銃の中に弾や弾倉を召喚して一瞬でリロードみたいなこともできるんじゃないですかね」
「それができたらMPの分だけ連続で弾丸を撃ちまくれるわけか。そりゃあすごい」
あとは片手撃ちによる命中精度の低下の問題か。
そっちはスキルやレベルアップでなんとでもなりそうな気もするな。
「撃ってみてもいいですか?」
「ああ、アイテムボックスから丸太を出すからそれに撃ってみればいい」
俺の胴体くらいの太さの丸太を地面に立て、精霊魔法で半分ほどを地面に埋め込む。
なんか的みたいな模様とかあったほうがいいのだろうか。
ナイフで適当な二重丸でも刻んでおくか。
「よし、いいぞ」
「ではいきます」
日野は片方の銃を置き、片方の銃だけを両手で構える。
これが自衛隊で習う射撃姿勢ってやつなんだな。
もっとかかと側に体重を残したどっしり構えるやり方を想像していたが、どちらかといえば軽く前かがみな構えだ。
コ〇ン君がハワイで親父に習った構えはちょっとイキりすぎってことだな。
日野はまず1回引き金を引いた。
パスンというしょぼい音と共に、銃口が火を噴き弾丸がもの凄い速度で飛び出した。
弾丸の細部までこだわって造形されているくせに発砲音はずいぶんとしょぼいんだな。
しかし弾丸はしっかりと丸太にめり込んで衝撃波で木の表面を砕いている。
威力は実弾と変わりないようだ。
ならば発砲音や反動が少ないのはいいことなのかもしれない。
日野はたて続けに3回素早く引き金を引いた。
そのすべてが丸太に描かれた二重丸の中心近くに命中している。
なかなかの腕だな。
「反動が全然ない。発砲音もなんですかこれ屁の音ですか?どうにも納得できない感じの銃です」
マニアにはどうやら発砲音や反動の小ささが逆に不満だったようだ。
しかし現実的に考えれば実弾と遜色ない威力が出て発砲音や反動が小さいなんて理想の銃じゃないか。
マニアの変なこだわりを抜きにすればいいスキルだな。
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