△は秘密色、○は恋色。~2人の幼馴染みを愛し、愛されてます~

蝶野ともえ

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34話「終わりと責任」

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   34話「終わりと責任」





 剣杜は随分お酒を飲んでいた。
 上機嫌でいなければいけなかったし、もしそういう事になっても、酔っていて殴ってしまったとも言い訳でも言えばいいと思っていたのだ。逆に、澁澤はあまり酒には口をつけなかった。警戒していたのか、それとも次に行われる事情のためなのか。剣杜は後者だと思っていた。

 が、今となってはどうでもいいことだった。
 剣杜はしばらくの間、熟睡していた。
 ワイン汚れのない綺麗なベットで。

 そして、目覚めた時には、全て終わっていたのだった。

 剣杜のスマホが何度も鳴っていたのに、彼が気づくのは随分先だった。










   ▲▲▲
 



 こんな間抜けな男をずっと追っていたのか。
 バスローブ姿で腕と足を縛られた男を、冷静に見つめた。今すぐにでも殴って叩き起こしてやりたかった。
 が、それで何もしゃべらなくなっては困る。

 宮は、ワインで赤く汚れたベットに近づき、もっていたペットボトルの水を澁澤の頭にかけた。


 「ん………なっ、なんだ………これはっ!?」


 水をかけられた澁澤はゆっくりと目を開けた。そして、自分が体を拘束されている事に気づき、目を開いて驚き、周りを見て顔を一気に真っ青にした。
 見ず知らずの男2人に囲まれ、しかも1人の男の視線は鋭く刺すように冷たい。恐怖を感じて、体を激しく動かすが、縄が緩むことはない。


 「澁澤悠陽、初めまして」
 「お前達は何者なんだ!?それに、椛くんをどこに置いた」
 「……人の心配なんてしている暇なんてあるんですか?自分が拘束されているのに。……あぁ、それにアイツは俺達の仲間ですのでご安心を。一緒に寝てもらいましたが」


 温度のない低い声でそう告げる宮の顔には笑みなどは一切ない。が、宮の隣にいる若い男は楽しそうに笑っている。


 「椛さんに薬入れておくって言ってなかったんですか?」
 「騙すならまずは味方からって言うだろ?」
 「………怒らすと怖い人だな」
 「いいだろ?この男から守ったことになるんだなら」


 蜥蜴は「確かにそうっすねー」とニヤニヤと笑っていた。
 今ごろはお楽しみの時間だったはずの澁澤だが、この手足を縛られた状態は椛の作戦だった。そんな話を聞かされて、澁澤は更に体を強ばらせた。
 

 「こんな事をして、何が目的だっ!?金か?」
 「……金なんかいらない。おまえが持っている金なんて全部汚れてるんだ」
 「な、何を言って……」
 「こんなことをされる理由、本当にわからないのか?」
 「……何を言ってるんだ?わかるはずないだろ?」
 「なるほど……よっぽど物忘れが激し
いんだな」

 そういうと、宮はジャケットに手を入れた。
 そこから手を抜いた瞬間、澁澤なナイフなどの傷つける物を想像したのだろう。小さく「ヒッ……」と汚い悲鳴を上げた、が宮が取り出したのは蜥蜴から預かっていたスマホだった。

 そして、画面を開くとおもむろに澁澤の方にスマホの裏側を向け、ボタンをタップし部屋に響いたのはシャッター音。澁澤は唖然とした表情で一瞬動きを止めたが、その後はたて続けにシャッターを押し続ける宮に「や、やめてくれッ!」と、顔を歪めて訴えたが、宮は無言で写真を撮り続けた。


 「これを名前付きでネットにバラまくか週刊誌に送りつける」
 「ッ!?ま、まさか、おまえらは………」
 「やっと気づいたか」


 宮はそういうとスマホをポケットにしまって、大きくため息をついた。
 そして、持っていたカバンから数枚の写真を取り出した。


 「この女子高生を拘束し、卑猥な写真を撮り、ネットにバラまくと脅した」
 「…………ッ」
 「そして、それが嫌ならば女子高生が書いた作品を自分に譲れと言い寄った。いや、条件を突きつけた。そうだな?」
 「俺はそんな事をしていないっ!その女がデビューするのが怖いというから、変わりに作品を世の中に送り出しただけだ!」
 「なるほど、ゴーストライターをお願いしたと?だったら、彼女に報酬は払ってるのか?それとも、作品を譲る時にそれ相当の金でも渡したか?」
 「それは……」
 

 明らかな嘘に、宮は苛立ちを隠せなくなってくる。
 隣の蜥蜴はその様子が楽しいのか、クスクスと笑っている。いい性格をしている。


 「蜥蜴、あれを見せてくれ」
 「はーい!じゃあ、まず女子高生とお茶してる時の防犯カメラの映像がこれ、そして相手のコップに薬を入れる瞬間がこれねー。画像がかなり荒いけど大体わかるよね。まぁ、自分の事だし。そして朦朧としている女の子をホテルに連れ込むのがこっち。これは結構苦労したんだよねー。今より若いけど面影はまんまだね。そして、おじさんのPCを見せて貰ったけど」
 「お、俺のPCッ!?」
 「あぁ、これ?おじさんが大好きだった椛くんが奪ったんだよ?気づいてなかったんだねー。彼はそんなに好みだった?」
 「くッ、お前たち、これは窃盗だぞッ!!」
 「始めにあいつの小説を盗ったのはおまえだぞッ!!」


 澁澤の言葉に怒りの感情が抑えられなくなった宮は大声を出して、澁澤の胸元のバスローブを引っ張り体を持ち上げた。思いきり睨み付けた後に、宮はそのまままた男の体をベットに投げつける。


 「パソコンからは他の人間が持っているのはおかしいとされる、あいつの小説の原本、『夏は冬に会いたくなる』の他にも投稿サイトに未発表だったものもあるな」
 「それは私が書いたもので」
 「もう止めてくれ………これ以上言い訳をされると、お前に殴りかかりそうなんだ……」


 気づくと宮の腕は激しく震えていた。それを止めるように強く握りしめて、手のひらには爪が食い込んでいる。今にも肌を傷つけてしまいそうだった。


 「あぁ、出てきていいですよ。今の話しを聞いて、今後どうするかこの人の前で話をしてください」
 「な……、他にも誰かいるのか?!」


 カツカツッとヒールを鳴らして出てきたのは、艶のある髪と美しい体をもつ女性、一条だった。
 バツが悪そうに、ベットで縛られている澁澤の事を見つめ「澁澤先生……」と悲しげに声を上げた。一条の姿を直視した澁澤は声にならない悲鳴を上げた。自分が出版した会社の幹部がこの話を聞いていたのだ、焦りから早口で説明を始める。


 「副社長っ!?どうしてここに……」
 「…………」
 「一条さん、待ってください!これはこの男達の間違えなんですよ!勘違い、そう、勘違いなんですっっ!!僕は一生懸命執筆していましたよね?映画の準備だって、締め切り前に終わらせましたよね?『夏は冬に会いたくなる』は俺の作品ですよね?一条さんなら俺の無実を信じてくれますよね?」
 「…………」


 必死の願いで、涙目になりがら懇願する澁澤だが、一条はすぐに男から視線を逸らした。
 それを見て、澁澤は唖然とし口を開いたまま動かなくなった。その時全てを悟ったのだろう。
 自分には味方はいない、と。


 「………澁澤さんの作風は私も昔から知っています。だからこそ、『夏は冬に会いたくなる』を見たときは驚きました。あまりにも言葉使いも雰囲気違いすぎるので、別人のようだ、と。私は澁澤さんの元の作品の雰囲気が好きだったので、少し残念だったのですが、新作も素晴らしかった。だから、何も言わずに受けとりました。けれど、今となっては、それをおかしいと思うべきだと私も反省しています。確認し、止めるべきだった、と」
 「そ、そんな……一条さん、僕はっ!!」
 「誰が見ても明白なのです!あの子が書いてきた新作は『夏は冬に会いたくなる』と雰囲気も言葉選びも完璧に同じでした。……そして、確認したところ投稿サイトでもあの子の物だと調べがつきました。数多くの読者という承認もいます。……ですから、これ以上、読者に嘘をつき続ければ、大きくなってしまいます。今、謝罪をするべきだと私は判断しました」
 「そんなっ!!俺の映画は、せっかくこぎ着けたのに………!!」
 「映画は完成させます。が、原作は澁澤さんではなく、あの子の名前で。……盗作は犯罪。罪を償って、またデビュー作のように爽やかで感動する作品をつくってください。あなたが帰ってきてまたこの会社で本を出してくれるのを楽しみにしてます」
 「…………くそっ………ここまで大きくしたのは、俺の力だったのに。女子高生がデビューしたって、今時珍しくもないだろう!?」



 澁澤は体を丸めながら、そう観念したように本音を吐いた。一条に情けをかけられても悪気もなくそんな事を発せられる。呆れる、なんて軽い気持ちでは入られなかった。

 気づくと、宮はまた澁澤の左頬に拳で思いきり殴りかかっていた。1度で澁澤は体がふっとび、ベットに投げ出される。唇が切れたのか、今度は血でベットが赤く濡れる。


 「おまえ、ふざけんなよっ!あいつがどんな思いでここまで生きてきたと思ってんだ!お前が盗ったとは小説だけじゃない、夢も希望も、あいつの自信も奪いとったんだっ!そして、おまえじゃなくて虹雫がデビューしたって、成功してた。それぐらいの作品なんだよっ。悔しかったら、あの小説以上に売れる作品を書いて出版して見せろっっ!!」


 そういうと、宮は澁澤から離れて大きく息を吐いた。
 普段、そこまで気持ちを押し出して怒る方ではない。相手を殴るほどに怒りが抑えられなかったのは初めてだったかもしれない。
 けれど、ずっと虹雫を苦しめていた存在がやっと自分で罪を認めたのだ。1度殴っただけで済んだことを褒めてほしいぐらいだった。
 虹雫、そして剣杜の気持ちを込めた一発だ、痛くて当たり前だ。
 澁澤はただただ苦悶の表情を浮かべながら、恐怖の瞳で宮を見つめていた。

 が、宮はこんな男の事をもう見たくはなかった。澁澤に背を向けた。次はこの男を警察につき出すだけだ。蜥蜴が澁澤を着替えさせ、手の縄だけはそのままにホテルから脱出させる事になった。
 蜥蜴は一人で別の車に乗りすぐにその場を去った。宮と澁澤、そして一条は宮の車に乗って警察へと向かう事になった。澁澤はもう逃げられないとわかったのか、おとなしく従っている。


 ホテルから車を発車させようとした時だった。
 助手席の窓をコンコンッとノックする音がした。
 宮が窓を開けると、そこには警察の制服に身を包んだ男が「すみません。お話聞かせてもらえませんか?」と声をかけてきた。車を発車させないように、もう1人の男性は車の前方に立っている。宮に話をかけてきた男は真面目そうな細いフレームをかけたつり目の男だった。髪をしっかりと固めており、警察よりどこかの大手企業の幹部と言った方が似合うような風貌だった。

 宮は「ちょうどよかったです。警察にこの男をつき出そうと思っていたので」と、後部座席の男をちらりとミラー越しに視線を送った。が、内心では(どうして、警察が?)という気持ちが大きく、動揺してしまった。が、どうせ捕まるのだから早い方がいい、とも思った。



 「澁澤悠陽の盗作についてのご協力感謝します。ですが、遊馬宮さんにもご同行願いたいです」
 「え……、どうしてですかッ!?」


 宮よりも驚いた声を上げる一条に、警察は冷静に言葉を告げる。


 「あなたに、不正アクセスの疑惑がかけられています。ぜひお話聞かせてください」
 「わかりました」
 「雅、宮さんッ!何でそんなにすんなりと承諾するんですか!?」
 「心当たりがあるので」
 「そんな……」
 「そうでもしないと、この男を追い詰める事なんて出来ないので。一条さん、すいません。家まで送る事が出来なくなってしまいました。いろいろ協力ありがとうございました」
 「宮さん………」
 

 これは前々から分かっていた事。
 法外な調べ方をしていたし、澁澤を脅して真実も聞き出した。
 監視カメラを勝手に調べたり、蜥蜴にハッキングをしてもらう事も多かった。

 だから、蜥蜴と契約を結ぶ時に約束した事がある。

 

 ハッキングも監視カメラを調べたのも、澁澤を縛り尋問したのも1人でやった事にする契約だった。
 もちろん、一条にしっかり口止めをしている。「蜥蜴この男は居なかった事にしてください」と。
 そして、宮と蜥蜴が外で会っていた時の監視カメラの映像はすべて削除するか差し替えている。それはもちろん蜥蜴がやった事だ。蜥蜴は闇の世界で生きていく人間だ。表の世界での記録は徹底的に削除している。
 そのため、蜥蜴に最初に提示された条件がそれだった。

 それでもよかった。
 有能なハッキングや助言と手助けをしてくれる人間が必要だったのだから。闇の世界との契約を交わしたのだから、それなりの対価を支払う必要があるのだ。

 けれど、こんなにも早く警察が嗅ぎつけてくるのは予想外だった。澁澤も何か雇って調べを入れていたのかとも考えてしまうが、彼の様子からはそれもあまり考えられない。では、誰か?考えてもわからない。

 今、気がかりなのは自分のこれからではなかった。

 虹雫の約束を果たせないことだ。
 仕事終わりに彼女を迎えに行く。そう約束したのに、それは叶いそうにもない。

 警察に「1件だけ連絡を入れてもいいですか?今夜、恋人と会う約束をしてたので。いけないと、伝えたいので」と伝えると、眼鏡の男は「私の前で電話をするならばかまいません」と了承してくれた。

 だが、宮が電話をかけたのは虹雫ではなかった。
 きっと彼女に電話をかけてしまえば、泣かせてしまう。
 抱きしめたくなってしまう。

 けれど、今はそれが出来ないのだ。
 「ごめん」と心の中で謝り続けながら、宮は警察と共にホテルを離れたのだった。






 
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