女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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強いのは強い

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 俺が王なのを知って驚いた様子のニーネンタールが妻の一人にと名乗りを上げるが御遠慮頂いた。しょげてしまったニーネンタールをフォローするのも男の仕事であろう。夫人に断りを入れてニーネンタールを小型UFOに乗せると、空の散歩に赴いた。

「わあっ、森があんなに」

「喜んでくれて何よりだよ」

空に上がり、近くをゆっくりと回りながら、空からの景色を堪能してもらう。

「あ、カケル様」

「俺はニーンの事、嫌いでは無いよ。分かるだろ?」

尻を突き出し窓から眼下を眺めるニーネンタールに剥き出しのアイツを押し付ける。

「はい。固くて、大きいです」

グリグリと割れ目の中心に圧を掛け、スカートをたくし上げ、パンツを下ろした。目の前に顕となるニーネンタールの無毛の丘にキスをする。柔らかい膨らみを片方ずつ口に含み、唾液を擦り込んで行くと、じわじわとお返しの蜜が溢れて来た。

「カ、カケル様は、わた、くしの…ソコ、お好きですのね」

「んぷ、おっぱいも、お尻も、大好きだよ。けど、ニーン。お前の心も、俺は好きだ。お前の全てが欲しいし、子をしたい」

「わっ、私もっああんっ」

顔を埋めて舌を割れ目に押し込んで、溢れ出る愛液を掻き混ぜる。服の上から未発達の双丘を捏ね回し、脚の力が抜ける迄愛撫してやった。

「はぁ、はぁ…あっ」

腰を降ろす位置には天を衝くアイツが今か今かと待ち受ける。

「さ、支えて、支えてくださいませ」

尻肉を両手で支え、ゆっくり降ろしてやると、ズブズブと肉を押し退けニーネンタールの中へと押し込まれて行った。

 エッチして、少し大人の話をして、身形を整え下に降りる。少し大人になったニーネンタールは、少し大人びて見えた。


 夕飯食べて、夜が明けて、準備を整え出発だ。野営場はトイレを落下式に改造して残して行く事となった。

「カケルさん、何で俺等が先頭なんですか?」

順番が変わり、俺達の六号車を先頭に、一二三五四の順となり進む。夫人達の車両は三と五の間だ。外を警戒するお手頃価格が今更な質問を問うて来る。

「俺が一番強いからだな」

「Bランクなんすよね?」

「ランクなんて上げなくても強いのは強いって事よ」

「翔ってダミヤンより硬いのか?」

「多分な」

「ムームードさんより強いんですか?」

「殺傷力は高いぞ?」

「ふ~ん、自分等ばっかり会敵すっから、後詰で戦える奴を前に出したってだけじゃ無いのか」

「それもあると思うが、随分楽してたのも事実だし、仕事と割り切るしか無ぇべ」

「んだな…何か居る」

「ちゃんと使えてるな、よしよし。左前方数は八、ウォリスの群れだ」

「「「おうっ」」」

俺達が外に出ると、少し遅れてディワダの乗る一号車からお手頃価格達が降りて来た。

「ちっ、もう出てやがった」

彼処も《感知》系スキルが使えるのだろう。今迄我先に出ていたのを覆されたからか悪態を吐いている。

「カケルさん、殺りますか?」

「襲って来るなら相手してやれ。来ないなら追わなくて構わん」

「「「おうっ」」」

「折角だし、また《威圧》の練習でもしてみたらどうだ?」

「そうっすね。怯んでくれたらめっけもんっ、ぬっ!」

「ふぐーっ」「んぎっ」

皆目力込めてまだ見えぬウォリスにメンチ切る。だがまだまだだな。

「金玉鷲掴みにして捻じる感じだ」

「ぷっ」「やめっぶひ」

「翔、態とだろそれ」

「お前等!何ふざけてんだ!?」

必死に笑いを堪える六組を見て、一組の連中から怒声が上がる。付き添いはあんなに静かなのに、何で此奴等は五月蝿いのか。

「翔、敵の足が止まった。様子見するのかもな」

「だな。やり過ごしたら中に戻って良いぞ」

「「「おう」」」

「殺らないのかよ!?」

血気盛んな男が詰め寄って来るが、持ち場を離れるなと返す。数で負けてんのにこんな日が高い内から襲って来るかよ。離れた草藪に身を潜め、車列が通り過ぎるのを待つウォリスを確認し、皆を車内に戻した。
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