大公閣下!こちらの双子様、耳と尾がはえておりますが!?

まめまめ

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2-1 双子様

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「ぞ、賊…!?賊に入られたのでしょうか!?」

 右を見れば花瓶はひっくり返り水が零れているし、左を向けば壁紙はビリビリに破れている。慌てて屋敷の中に入ろうと思っても、床には紙やら皿やら散乱している。
 もしやと思い、上を見れば玄関ホールの重厚なシャンデリアには椅子が引っかかっている。

 360度どこを見回しても荒れ放題で、オリヴィアの口はあんぐり開いた。

「賊ではありませんし、これが我が家の日常です。 アーサー、片付けておいてくれ。 女史はついてきてください」
「はいはーい」

 慣れた手つきで風魔法によって散乱した物を元の場所に戻していく副指揮官をおいて、大公ルーカスは歩を進めた。

 大公はなんともないように物が散乱した床を大股で歩いていくが、オリヴィアはぴょこぴょこと飛びながらついていく。

「ア、アーサーさんは風の加護を受けていらっしゃるんですね?」
「そうです。 地域柄なのか風や氷の加護持ちが多いですね」
「そうなんですか。 では閣下も、」

 そこまで言いかけてオリヴィアははたと口を噤んだ。一人に一つの魔法の加護。属性というのはプライベートなことであり、己の武器でもある。


『双子以外のことには干渉しない』

 先ほどサインした契約書に書いてあったことを思い出し、オリヴィアは「いえ、なんでもありません」と言い直した。大公も何も反応しなかった。


「女史は魔力をお持ちではないと聞きました。 大変でしょうが頑張ってください」
「もしかしてこの惨状は…双子様によるもので…?」
「そうです」
「4歳と伺いましたが…!? 4歳にここまでできるものですか…!?」

 オリヴィアは頭がくらくらしてきた。孤児院で見てきた4歳児は、少しやんちゃな子でも窓ガラスを割ったり壁中落書きするくらいであった。4歳児が悪戯は通常その程度なのだ。キャビネットがひっくり返っていたり天井のクロスまで破れていたり、普通はそんなことだろう。

「元気が良すぎるんです」
「元気が良すぎる…!?」

 大公はオリヴィアの方を見ることなく淡々と答える。大股で闊歩していくので、オリヴィアは足の踏み場のない床を跳びながら小走りでついていくので精一杯だった。

「とにかく、女史には兄妹きょうだいを普通の人間にしてもらいたいのです。 今まで3人家庭教師を雇いましたが、一番長く勤めたのは水魔法を使う御婦人で10日間でした」
「10日…!?」

 大公は冗談を言っているような顔ではない。前だけを見るルーカスの横顔はいたって真面目だ。

「ウィリアムズ公爵から、貴女は忍耐力があると伺っています。 よろしくお願いしますね」
「に、忍耐力…」

(確かに数々の非人道的行為には耐えてきましたが…)

 あまりに都合の良い言い分にオリヴィアは呆れて笑いしか出てこない。一瞬、あの地獄のような日々が頭によぎったが、忘れることに決めたと思い出し、頭をぶんぶんと振った。これから始まる新たな第三の人生のために。
 

  
 角を曲がると、騒々しい音が聞こえてきた。

 ガシャーーーン!パリン!

 といった食器の音にまじって、「おやめください!」といった声が、この先の扉の中から聞こえてくる。おそらく双子が使用人たちの手を焼かせているのだろう。
 中で何が起きているのか、想像するだけで引きつった笑みが浮かぶ。

「こちらが我が家の食堂です。 丁度夕食の時間でした」
「お夕飯…の場から聞こえる音ではありませんね…?」
「これが我が家の日常です。 ではご紹介します、私の子どもたちです」


 大公が重厚な紺色の扉に手をかけ、ギィ、と開ける。途端に鮮明になる騒々しい音。まるで昼飯時の人気レストランの厨房のような騒々しさ。
 唾を飲み込み、覚悟を決めて入室しようとしたオリヴィアの目に映ったのはーーー…。


 ベチャ!

「…へ?」

 突然視界を埋めた生温かいもの。顔全体をねっとりと埋め尽くす感触と、この匂い。恐らくミートパイだろう。幸いなことに少し冷めていたおかげで火傷は免れたものの、顔中を生温かいソースが覆い尽くし、オリヴィアは何も見えなくなった。

「フェリクス、客人だぞ、辞めないか」
「えー? だっていきなり扉があくからさ」
「きゃー! ミートパイ魔人だー! やっつっけろー!!」

 可愛らしい二人分の声が声が聞こえたかと思うと、突如オリヴィアは腰元にタックルを受け、なんとか片足を後ろで踏ん張り転倒を免れた。視界が塞がれているため何が何だか全く分からない。
 そんなオリヴィアにメイドが慌てて駆け寄って来て、顔にへばりついたミートパイを取ってくれる。ウィリアムズ家で数々の虐待やいびりにオリヴィアであったが、パイを顔で受け止めるのは初めての経験で、最早新鮮さすら感じていた。

 受け取った布巾で顔を拭き、ようやく目を開けると、膝元にしがみついているのは輝く銀の髪の

 父である大公と同じ銀髪ではあるが、強く巻いている、くせ毛なのだろう。瞳は薔薇のような深い紅で、この世のものとは思えない神秘さに、オリヴィアは一瞬息が止まった。

「おねえさん、けっこう強いんだねー!」
「うっ…!!」

 オリヴィアの太ももに抱き着きながら上目でにこっと首を傾げて笑う少女のあまりの可憐さに、今度は心臓が止まりそうだった。子どもらしい高い声と、素直な発声。姿だけではなく仕草も、そして声までもが可愛らしい。
 
 胸が高まって涙が出そうになる感覚を、オリヴィアは生まれて初めて感じた。

「…ウィリアムズ女史、手荒な歓迎で申し訳ありません。 紹介します、息子のフェリクス、娘のエルフリルです」
「オ、オリヴィア・ウィリアムズです…! 家庭教師として参りました。 これからよろしくお願いしますね」


 まつ毛に張り付くミートソースを布巾でとりながら、なんとかニコリと笑みをつくる。
 その顔を見て悪戯を咎められていないと安心したのか、妹のエルフリルはにっこり笑った。
 嬉しかったのだろう。その気持ちを表すかのようにエルフリルの後ろでブンブンと揺れる白銀のもの。


「…ん…?」


 オリヴィアはもう一度目を布巾で拭った。
 
 ミートソースがすっかり取れた目を何度瞬いても、目に映る、長いもの。

 エルフリルの背後に揺れる、白銀。キツネのような、犬のような…毛がはえた、尾。


(…し、っぽ…?????)

 そういったファッションだろうかともう一度膝元の少女全体に目をやると、なんと頭には三角の耳。

 先ほどは巻き毛で気が付かなかったが、髪と同系色の白銀の耳と尾がついている。


(…!!! か、かわいいです…!!!!) 

 4歳の美少女に耳と尾がついているのだ。そんなものこの世で一番かわいいでしかない。
 脳天に雷が落ちたのかと錯覚した。オリヴィアは高まる興奮が抑えきれず口元を両手で抑え、唇を戦慄かせる。

(かわいい! かわいすぎます! え~! どなたの趣味なのでしょう!? まさか大公閣下があまりに溺愛しすぎてこんな可愛すぎる格好をさせているのでしょうか…!?)

 もしやと思い、少し離れたところに佇む兄フェリクスを見ると、やはり同じように耳と尾をつけている。

 さすが双子。一卵性なのだろう。髪色も瞳も顔の造形もそっくり瓜二つ。フェリクスは父に似たのかサラサラの真っすぐな銀髪で、赤い瞳と相まって可愛い子狐のようだった。

(っあ~!!! フェリクス様も可愛すぎます…!!)

 心臓が鷲掴みにされるかのような衝撃を受けたオリヴィアはもう我慢ができなかった。

「…っ! フェリクス様、エルフリル様、これからたくさん一緒に遊びましょうね…!!」

 膝を折って、目線を合わせ、にっこり笑って、手をエルフリルの頭に伸ばした。こんな天使のような4歳児、撫でずにはいられなかった。
 耳が付いたエルフリルの頭頂部に手をかざした、その時。



「―――エルにさわるな…!!!」
「えっ」


 オリヴィアの視界は反転し、背中が床に叩きつけられた。


「フェリクス」
「お兄さまっ、もー、だめだよ~」


 オリヴィアを見下ろすのは紅い眼の瞳孔を縦に開き威嚇してくる小さな、狼―――…

 いや、よく見れば4歳のフェリクスではあるのだが、オリヴィアは一瞬、狼に襲われたのかと錯覚した。
 耳と尾の毛は逆立ち、口元には犬歯が覗く。鋭い爪がはえた小さな手によって、オリヴィアの手は床に押さえつけられて血が滲んでいる。とても4歳児とは思えない力で。


 「フェリクス、辞めなさい」


 オリヴィアにのしかかるフェリクスは、大公に首根を掴まれ引き剥がされた。


「っち…」
「女史、怪我をさせて申し訳ありません」
「…い、いえ、これくらい別になんとも」
 

 呆然と座りこむオリヴィアの掌には、鋭利な爪が食い込んだために血が流れている。その手に大公は自らの手をかざし、魔力を流した。温かい水色の光に包まれ、一瞬ピリッとした痛みを感じたかと思うと、光は皮膚に吸収されるかのように収まっていった。

「あ…」

 オリヴィアが手元を見ると、先ほどの傷は跡形もなく消えている。

「ありがとう、ございます…」
 
(光属性、なんですね…)


 しかしそれよりも、オリヴィアの頭は双子のことでいっぱいだった。

 作り物かと思った。耳も尾も。
 しかし。
 あの眼、牙、爪、そして何よりも、猛獣と対峙した時に感じるような、圧倒的な威圧感―――…

「オリヴィアさま、立てる~?」

 浅い呼吸を繰り返すオリヴィアを、エルフリルが覗き込む。弾かれたように顔を向けると、エルフリルの頭に生えている三角の耳の内側は、照明に照らされて血管が浮かび上がっている。

(…まさか)

 信じられない思いに思考を占領されそうだったが、目の前には監護対象である4歳児。なんとか顔の筋肉を無理やり動かして表情を取り繕った。
 
「あ、はい…エルフリル様、ありがとうございます…あの、もしかして、その耳と尻尾は…」
「ああ、これ~? かわいいでしょ? もちろん、だよお。 ね?お兄さま」
「やめておけよ、エル」

 貼り付けた笑顔の裏、体の中にはドクンドクンと自身の鼓動が強く響く。脈拍が脳を揺らした。
 孤児院でも公爵家でも、そしてノルディアまでの旅路でも色々なものを見てたくさんの人たちに出会ってきた。皮膚の色が違う人もいた。瞳の色も様々。言葉が違う人も。しかし、獣の特徴を持った人は…見たことも聞いたこともない。


『業務上知り得た情報を皇国の人間に一切他言しないことを誓います』


 ほぼ無意識のうちに、2時間ほど前にサインした書類の文言が脳裏によぎった。

(これが皇国の人間に知られたら…)

 ドクドクと脈打つ血液が全て流れていく感覚。血の気が引いた。オリヴィアは皇国の人間の残虐性を、利己的な行いを、誰よりも知っている。

 耳と尾がはえた双子。
 通常の幼児とは思えない力。
 光属性の魔法をもつ大公の子どもーーー。

 オリヴィアは先ほど大公によって治癒されたばかりの手をギュッと握りしめた。衝撃と動揺をきつく隠すかのように。
 

「…先ほどはあまりに愛らしすぎて思わず撫でてみたくなってしまいました。 失礼しました。 改めてよろしくお願いしますね」

 膝を床について、フェリクスとエルフリル、二人に手を差し出す。フェリクスの方は「ふん」と背中を向けてしまったが、エルフリルは人懐こい笑顔を携えて手を差し出してくれる。

「ふふ! オリヴィアさま、いっしょにたくさん遊ぼうね!」


 ツンと鼻が痛くなった。その無邪気な笑顔に。

 しかしオリヴィアが感傷的な想いになったのはほんの2秒ほどであった。

(………?)

 エルフリルと握手している方の手の感触が何かおかしい。何か…細長く柔らかいものが数本、手の中にある。明らかに人のの感触ではないし、無機物でもない。

 オリヴィアは嫌な予感がして恐る恐るゆっくりと手のひらを開いた。

「ひっ…!!!!?」
「プレゼントだよ~! さっき捕まえた、ネズミの尻尾~♡」

 

 オリヴィアの絶叫は、玄関ホールを片付けていたアーサーの元まで届いていたという。

 
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