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番外編
105.とある貴族side ~恐怖の伯爵夫妻~
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優しそうな見た目の男ほど怖い。
華やかなパーティー会場の中心で微笑むのは、スパエラ王国からやって来たプライド伯爵夫妻。
芸術家の伯爵とその妻らしく、社交的ではあるが派手すぎない装いの二人は、このパーティーの主役を完全に食っていた。
事前に上司から「プライド伯爵には気を付けておけ」と警告を受けていた。
外遊中の伯爵を?と疑問だったが、「外交官よりも伯爵の方がよほど曲者だ」と釘を刺されていた。
「あの方がプライド伯爵なのね」
「すごくハンサムだわ」
「奥様も綺麗な方ねぇ」
会場の若いご令嬢たちが囁きあう。
確かに伯爵夫妻は美男美女だ。
この会場でもっとも目立っている人物は、間違いなくその二人だろう。
「なんでも作品のモチーフを探しているとか」
「あら、私が聞いたのはご夫妻で芸術展を主催される話よ」
「僕も聞きました。美術商を招いた大々的なものだそうです」
「伯爵の新作が発表されるとか」
「どんな絵なのか、一度拝見したいですわ」
紳士淑女の皆様方から漏れ聞こえてくる話は本当だ。
プライド伯爵の提案で、芸術展が開催される。
にこやかに微笑みながら談笑するプライド伯爵。
上司からの警告を思い出す。
『プライド伯爵は、凄腕のスパイといっても過言ではない』
『いいか、あの笑顔に騙されるなよ』
『彼にかかれば我が国の機密情報さえ、丸裸にされるだろう』
「はぁ……」
思わず溜息が漏れてしまった。
最初、上司の忠告は大げさすぎると思っていたのだ。
それが顔に出ていたのだろう。
これでもかというほど、プライド伯爵の「現役スパイ顔負けの所業」を証拠書類付きで説明した。
やばい。
思ったのはそれだ。
そして、どうしてそんな恐ろしい男の入国を許可したのかとも。
『本物のスパイではない。彼は伯爵で著名な芸術家だ』
裏のスパイでは?と、思わず口に出てしまった。
『残念ながら違う』
上司が疲れたように首を振った。
細部まで調べた結果、プライド伯爵は「完全に白」だった。
逆に怖い。
上司もそう思ったのだろう。
だからこそ「くれぐれも用心するように」と言うのだ。
それにしてもだ。
どうしてこんな恐ろしい男をスパエラ王国は放し飼いにしているんだ。
危険物を野放しにしないでほしい。
私がそう思った数年後。
スパエラ王国から特使として、ディリジェント伯爵夫妻がやってきた。
プライド伯爵夫妻と違い、外交官夫妻だ。
彼らとはまた違った美形夫妻。
ディリジェント伯爵はニコニコして親しみやすい。
綺麗な顔立ちだが、なんというか……印象に残りにくい。
記憶からあっさり抜け落ちそうな容姿をしていた。
奥方が逆に印象に残りやすい美形だったのでそのせいか?と、思っていたが。
「先に無礼を働いたのはそちらだ」
ディリジェント伯爵の言葉に、私は息を呑む。
いつもの穏やかな声とは違う。
底冷えするような冷たい声だ。
「私の妻を娼婦扱いする気か?」
どうやら酔っぱらった男数名がディリジェント伯爵夫人に「夜の誘い」をしたらしい。
誰だ!そんなバカな真似をした奴は!
私は愚か者達の顔を確認して血の気が引いた。
うちの国の王子と公爵子息達じゃないか!
あぁぁぁぁぁ!
なんてことを!!
相手は外交官夫妻だ!
他国の貴族だぞ!
外交問題に発展する!
「た、たかが伯爵が偉そうに!」
「何様のつもりだ!」
「そうだ!そうだ!」
「こちらの方は王子殿下だぞ!」
「公爵子息もいらっしゃるんだ!」
プライド伯爵が放つ冷気に、酔いが覚めたのか。
王子と公爵子息達が、ディリジェント伯爵に食って掛かった。
あぁぁ……悪手だ。
更に血の気が引く思いだ。
この王子殿下達は最近素行が悪いと噂になっていた。
閨教育が終わったせいか、元々の性格かは知らないが、娼館通いに目が余ると、警備や関係者から報告が入っていた。
年上の人妻との危険な恋の駆け引きを楽しんでいるとも……。
「ほぉ。いい度胸だ」
先程までの気安い雰囲気はどこへやら。
ディリジェント伯爵の周囲の温度が更に下がった気がした。
ゆっくりと優雅に、それでいて威圧的な態度でディリジェント伯爵は王子殿下達に近づいていく。
まるで王族だ。
うちの国の王子殿下よりもずっと王族らしい。
さながら「王族の気品と風格」を纏ったディリジェント伯爵に、私は目を瞠る。
ただの伯爵ではない。
これは。
その後、知ったのだが、ディリジェント伯爵夫妻はやはり「ただの伯爵夫妻」ではなかった。
奥方は元側妃で、次代国王の生母だというではないか。
「な、何故、そんな大物が伯爵夫人を名のってるんですか……」
「スパエラ王国の王太子と離縁してるからだろう。離縁後の婚姻は自由のようだ」
「そうですか」
「離縁後も王太子とは親しい間柄のようだ」
「そうですか……」
そのことをもっと早く教えて欲しかった。
上司……。
「お前は顔に出やすいからな。教えたら夫妻にまともに会話できないだろう?特に奥方は大物だ」
上司にはそう言われた。
否定できないのが悔しい。
「大物すぎですよ」
「因みに旦那のディリジェント伯爵も『どこぞの大国の高貴な血筋』『亡国の忘れ形見』という噂が」
「何ですと!?」
「そう喚くな。飽く迄も『噂』だ。証拠はどこにもない」
「でも……」
「ああ。噂もあながち間違いでなさそうだ。あの時のディリジェント伯爵には思わず頭を垂れそうになったからな」
「はい」
上司の言葉に、私は肯定した。
普通の貴族が放てるオーラじゃなかった。
それほどにあの時のディリジェント伯爵は威厳に満ち溢れていた。
「あの夫妻は要注意だ」
「はい」
後日、ディリジェント伯爵夫妻に暴言を吐いた王子殿下達は廃嫡の後、孤島に流刑となった。
これも、ディリジェント伯爵夫妻から「命を奪う必要はない」と言われたからだ。
元王子殿下達が島で生き残れるとは思わない。
むしろ、死んだ方がマシな目にあっていることだろう。
これも自分達の行動の結果だ。
自業自得とはこの事だろう。
また、これも後から上司に聞いた話。
ディリジェント伯爵夫人は、あのプライド伯爵夫妻の実娘だそうだ。
私はスパエラ王国に言いたい。
危険物を国外に出すな!と――
華やかなパーティー会場の中心で微笑むのは、スパエラ王国からやって来たプライド伯爵夫妻。
芸術家の伯爵とその妻らしく、社交的ではあるが派手すぎない装いの二人は、このパーティーの主役を完全に食っていた。
事前に上司から「プライド伯爵には気を付けておけ」と警告を受けていた。
外遊中の伯爵を?と疑問だったが、「外交官よりも伯爵の方がよほど曲者だ」と釘を刺されていた。
「あの方がプライド伯爵なのね」
「すごくハンサムだわ」
「奥様も綺麗な方ねぇ」
会場の若いご令嬢たちが囁きあう。
確かに伯爵夫妻は美男美女だ。
この会場でもっとも目立っている人物は、間違いなくその二人だろう。
「なんでも作品のモチーフを探しているとか」
「あら、私が聞いたのはご夫妻で芸術展を主催される話よ」
「僕も聞きました。美術商を招いた大々的なものだそうです」
「伯爵の新作が発表されるとか」
「どんな絵なのか、一度拝見したいですわ」
紳士淑女の皆様方から漏れ聞こえてくる話は本当だ。
プライド伯爵の提案で、芸術展が開催される。
にこやかに微笑みながら談笑するプライド伯爵。
上司からの警告を思い出す。
『プライド伯爵は、凄腕のスパイといっても過言ではない』
『いいか、あの笑顔に騙されるなよ』
『彼にかかれば我が国の機密情報さえ、丸裸にされるだろう』
「はぁ……」
思わず溜息が漏れてしまった。
最初、上司の忠告は大げさすぎると思っていたのだ。
それが顔に出ていたのだろう。
これでもかというほど、プライド伯爵の「現役スパイ顔負けの所業」を証拠書類付きで説明した。
やばい。
思ったのはそれだ。
そして、どうしてそんな恐ろしい男の入国を許可したのかとも。
『本物のスパイではない。彼は伯爵で著名な芸術家だ』
裏のスパイでは?と、思わず口に出てしまった。
『残念ながら違う』
上司が疲れたように首を振った。
細部まで調べた結果、プライド伯爵は「完全に白」だった。
逆に怖い。
上司もそう思ったのだろう。
だからこそ「くれぐれも用心するように」と言うのだ。
それにしてもだ。
どうしてこんな恐ろしい男をスパエラ王国は放し飼いにしているんだ。
危険物を野放しにしないでほしい。
私がそう思った数年後。
スパエラ王国から特使として、ディリジェント伯爵夫妻がやってきた。
プライド伯爵夫妻と違い、外交官夫妻だ。
彼らとはまた違った美形夫妻。
ディリジェント伯爵はニコニコして親しみやすい。
綺麗な顔立ちだが、なんというか……印象に残りにくい。
記憶からあっさり抜け落ちそうな容姿をしていた。
奥方が逆に印象に残りやすい美形だったのでそのせいか?と、思っていたが。
「先に無礼を働いたのはそちらだ」
ディリジェント伯爵の言葉に、私は息を呑む。
いつもの穏やかな声とは違う。
底冷えするような冷たい声だ。
「私の妻を娼婦扱いする気か?」
どうやら酔っぱらった男数名がディリジェント伯爵夫人に「夜の誘い」をしたらしい。
誰だ!そんなバカな真似をした奴は!
私は愚か者達の顔を確認して血の気が引いた。
うちの国の王子と公爵子息達じゃないか!
あぁぁぁぁぁ!
なんてことを!!
相手は外交官夫妻だ!
他国の貴族だぞ!
外交問題に発展する!
「た、たかが伯爵が偉そうに!」
「何様のつもりだ!」
「そうだ!そうだ!」
「こちらの方は王子殿下だぞ!」
「公爵子息もいらっしゃるんだ!」
プライド伯爵が放つ冷気に、酔いが覚めたのか。
王子と公爵子息達が、ディリジェント伯爵に食って掛かった。
あぁぁ……悪手だ。
更に血の気が引く思いだ。
この王子殿下達は最近素行が悪いと噂になっていた。
閨教育が終わったせいか、元々の性格かは知らないが、娼館通いに目が余ると、警備や関係者から報告が入っていた。
年上の人妻との危険な恋の駆け引きを楽しんでいるとも……。
「ほぉ。いい度胸だ」
先程までの気安い雰囲気はどこへやら。
ディリジェント伯爵の周囲の温度が更に下がった気がした。
ゆっくりと優雅に、それでいて威圧的な態度でディリジェント伯爵は王子殿下達に近づいていく。
まるで王族だ。
うちの国の王子殿下よりもずっと王族らしい。
さながら「王族の気品と風格」を纏ったディリジェント伯爵に、私は目を瞠る。
ただの伯爵ではない。
これは。
その後、知ったのだが、ディリジェント伯爵夫妻はやはり「ただの伯爵夫妻」ではなかった。
奥方は元側妃で、次代国王の生母だというではないか。
「な、何故、そんな大物が伯爵夫人を名のってるんですか……」
「スパエラ王国の王太子と離縁してるからだろう。離縁後の婚姻は自由のようだ」
「そうですか」
「離縁後も王太子とは親しい間柄のようだ」
「そうですか……」
そのことをもっと早く教えて欲しかった。
上司……。
「お前は顔に出やすいからな。教えたら夫妻にまともに会話できないだろう?特に奥方は大物だ」
上司にはそう言われた。
否定できないのが悔しい。
「大物すぎですよ」
「因みに旦那のディリジェント伯爵も『どこぞの大国の高貴な血筋』『亡国の忘れ形見』という噂が」
「何ですと!?」
「そう喚くな。飽く迄も『噂』だ。証拠はどこにもない」
「でも……」
「ああ。噂もあながち間違いでなさそうだ。あの時のディリジェント伯爵には思わず頭を垂れそうになったからな」
「はい」
上司の言葉に、私は肯定した。
普通の貴族が放てるオーラじゃなかった。
それほどにあの時のディリジェント伯爵は威厳に満ち溢れていた。
「あの夫妻は要注意だ」
「はい」
後日、ディリジェント伯爵夫妻に暴言を吐いた王子殿下達は廃嫡の後、孤島に流刑となった。
これも、ディリジェント伯爵夫妻から「命を奪う必要はない」と言われたからだ。
元王子殿下達が島で生き残れるとは思わない。
むしろ、死んだ方がマシな目にあっていることだろう。
これも自分達の行動の結果だ。
自業自得とはこの事だろう。
また、これも後から上司に聞いた話。
ディリジェント伯爵夫人は、あのプライド伯爵夫妻の実娘だそうだ。
私はスパエラ王国に言いたい。
危険物を国外に出すな!と――
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