87 / 115
第二章 街予定地の問題を解決しよう編
6 これからどうするか考えよう その③
しおりを挟む
「まだ、目星もついておらんのか?」
和花の問い掛けに、俺は返す。
「長老たちが協力してくれるお蔭で、少しずつ俺達が襲われた時間帯に、どこで何をしていたか? とかの事情聴取は出来てるよ。でも、とてもじゃないけど、魔術師の人たち全員から話を聞ける状況じゃないから」
俺の話を引き継ぐように、カルナが続ける。
「魔術協会内で、強力な地位を持っている家に所属している相手からは、何も聞き出せていません。それ以前に、協力自体を拒む相手がほとんどで」
「しょうがないよ。どこの誰かも分からない、そもそも、魔術協会に所属している相手だったのかも分からない。そんな犯人を捜すのに協力しろ、って言われても、嫌になるだろうから」
「じゃからと言って、そのままにはしておけんじゃろ。協力関係を結ぶ相手が、こちらに危害を加えないと信じれるだけの情報は欲しい所じゃ」
「そうなんだけどねぇ……」
正直、頭が痛い。
魔術協会の人達にとっては、痛くもない腹を探られているようなものだ。反発する人達が出ても仕方ない。
とはいえ、だからといって、そのままにしておく訳にもいかないのは事実だ。
どうした物かと悩んでいると、ドアを叩く音が。
そちらに視線を向けると、ミリィがティーワゴンにお茶を乗せて持って来てくれている。
「お茶をお持ちました。初めて入れるお茶なので、もしお気に召しませんでしたら仰ってください。淹れ直してまいります」
生真面目に言うミリィに苦笑しながら、俺達は返す。
「気にしなくて良いよ。ちょうど喉が渇いてたんだ。美味しく頂くよ」
「そうじゃそうじゃ。気にせんでも良い」
「そだよね~……って、なんだか懐かしい匂いがする~」
「ホントだ。煎茶の匂いだ……懐かしい……」
五郎が、こちらの世界の葉っぱで再現してくれた煎茶の香りに、少しだけ懐かしさが湧いて出る。
お茶を渡されて、香りを楽しんでから一口飲み干す。
ほんのりとした渋みと、僅かな甘み。それが喉を通るとすっきりとした後味となって、最後に爽やかな香りが抜けていく。
余計な力が抜けていくような心地好い飲み味が、悩んで硬くなった頭をほぐしてくれるみたいだ。
「美味しい。ありがとう、ミリィ」
俺や、他のみんなも礼を言うと、
「いえ、喜んで頂けたなら、それだけで十分です」
少しだけ恥ずかしそうに、そして嬉しそうにしながら、ミリィは頭を下げる。
そんなミリィを、どこか誇らしげに見つめているカルナ。
なんか微笑ましくて、心がほっとする。
そんな風に、気持ちが落ち着いていると、ミリィが一枚の封書を渡してくれる。
封の刻印は、俺たち勇者が使っている物だ。
「ヒイロさま宛てに、つい先ほど届けられたそうです。家令の方から、お渡しするよう言付かりました」
俺は礼を返し受け取ると、魔術で封をされた蜜蝋に指を当てる。
刻印に記録された魔力と、俺の魔力が適合し封が外れた。中身を確認してみれば、
「真志からだ。捜査の進捗状況を知らせてくれてるみたいだ」
魔術協会に、捜査協力で出向している真志は、元の世界で刑事だったこともあって、こういう時には凄く頼りになる。
「なんて言ってきてるんじゃ?」
「ん、ちょっと待って……ようやく、捜査を本格的に出来る体制が整ったみたいだ」
「そうか……なら、魔術協会に犯人が居るかどうかの目星は、つきそうじゃの」
「ん~、どうだろ? 真志のことは信じてるけど、難しいと思うし」
「じゃが、あいつでダメなら、わしらの誰が調べても無駄じゃろ。成功するにしろ失敗するにしろ、わしらも動ける準備はしておかんといかんじゃろうよ」
「そうだね……まだ捜査も、時間かかるだろうし。かと言って、その間も何もしない訳にもいかないから、やれることを考えておこう」
俺は少し考え込んで、みんなに提案する。
「とにかくまずは、魔術協会の人達と一緒に、シュオルでの実戦をしてみよう」
「威力偵察でも、するの?」
マゲイアの膝の上に乗ったまま足をぱたぱたさせながら、瑠璃が俺に訊いてくる。どら焼きを一口サイズにちぎってマゲイアに食べさせながら、
「まだ、街の入り口で、ちょっと戦っただけなんでしょう? それじゃ、敵情視察にもならないし」
おっとりとした声だが、思慮深さも感じられる声で続けて問い掛けてくる。
「いや、そこまでする気はないよ。まずは、こちらの戦力把握の方が先だし。
カルナ、予想で良いんだけど、どれぐらいの人達が来てくれると思う?」
俺の問い掛けに、カルナは少し考え込んだ後、応えてくれる。
「300から500の間かと。長老たちが全面的に呼び掛けてくれるとは思いますが、未だに魔王との戦いで刻まれた恐怖を、皆は忘れていません。
積極的に参加を表明するのが300程度で、そこから家名の維持を目的に参加するかもしれない数が200といった所でしょう。
どの程度の戦力を持った魔術師が参加するかまでは、予想しきれませんが」
「ありがとう。それだけ予想できてれば十分だよ。
正直、こっちの指揮できる人数にも限りがあるから、あまり数が多くても問題だったからね。
むしろ、最初はそれぐらいからの方が良いよ」
俺はカルナに礼を返すと、少し考えてから続けて言った。
「ひとまず、いまカルナが言ってくれた、300から500の人数で出来る戦い方と、必要な装備を考えていこう。
実際に使えるかどうかは別にして、まずはどんなアイデアでも上げて欲しい。
そこから、色々と広げて煮詰めていこう」
俺の呼び掛けに、みんなは応えてくれる。
さて、色々と考えていかなければならない事は多い。
今日も徹夜になりそうだけど、頑張っていかないと――
そう、陽色が意気込んでいる頃、魔術協会に捜査協力で出向していた草凪真志は、魔術協会から付けられた助手役の少女と話をしていた。
和花の問い掛けに、俺は返す。
「長老たちが協力してくれるお蔭で、少しずつ俺達が襲われた時間帯に、どこで何をしていたか? とかの事情聴取は出来てるよ。でも、とてもじゃないけど、魔術師の人たち全員から話を聞ける状況じゃないから」
俺の話を引き継ぐように、カルナが続ける。
「魔術協会内で、強力な地位を持っている家に所属している相手からは、何も聞き出せていません。それ以前に、協力自体を拒む相手がほとんどで」
「しょうがないよ。どこの誰かも分からない、そもそも、魔術協会に所属している相手だったのかも分からない。そんな犯人を捜すのに協力しろ、って言われても、嫌になるだろうから」
「じゃからと言って、そのままにはしておけんじゃろ。協力関係を結ぶ相手が、こちらに危害を加えないと信じれるだけの情報は欲しい所じゃ」
「そうなんだけどねぇ……」
正直、頭が痛い。
魔術協会の人達にとっては、痛くもない腹を探られているようなものだ。反発する人達が出ても仕方ない。
とはいえ、だからといって、そのままにしておく訳にもいかないのは事実だ。
どうした物かと悩んでいると、ドアを叩く音が。
そちらに視線を向けると、ミリィがティーワゴンにお茶を乗せて持って来てくれている。
「お茶をお持ちました。初めて入れるお茶なので、もしお気に召しませんでしたら仰ってください。淹れ直してまいります」
生真面目に言うミリィに苦笑しながら、俺達は返す。
「気にしなくて良いよ。ちょうど喉が渇いてたんだ。美味しく頂くよ」
「そうじゃそうじゃ。気にせんでも良い」
「そだよね~……って、なんだか懐かしい匂いがする~」
「ホントだ。煎茶の匂いだ……懐かしい……」
五郎が、こちらの世界の葉っぱで再現してくれた煎茶の香りに、少しだけ懐かしさが湧いて出る。
お茶を渡されて、香りを楽しんでから一口飲み干す。
ほんのりとした渋みと、僅かな甘み。それが喉を通るとすっきりとした後味となって、最後に爽やかな香りが抜けていく。
余計な力が抜けていくような心地好い飲み味が、悩んで硬くなった頭をほぐしてくれるみたいだ。
「美味しい。ありがとう、ミリィ」
俺や、他のみんなも礼を言うと、
「いえ、喜んで頂けたなら、それだけで十分です」
少しだけ恥ずかしそうに、そして嬉しそうにしながら、ミリィは頭を下げる。
そんなミリィを、どこか誇らしげに見つめているカルナ。
なんか微笑ましくて、心がほっとする。
そんな風に、気持ちが落ち着いていると、ミリィが一枚の封書を渡してくれる。
封の刻印は、俺たち勇者が使っている物だ。
「ヒイロさま宛てに、つい先ほど届けられたそうです。家令の方から、お渡しするよう言付かりました」
俺は礼を返し受け取ると、魔術で封をされた蜜蝋に指を当てる。
刻印に記録された魔力と、俺の魔力が適合し封が外れた。中身を確認してみれば、
「真志からだ。捜査の進捗状況を知らせてくれてるみたいだ」
魔術協会に、捜査協力で出向している真志は、元の世界で刑事だったこともあって、こういう時には凄く頼りになる。
「なんて言ってきてるんじゃ?」
「ん、ちょっと待って……ようやく、捜査を本格的に出来る体制が整ったみたいだ」
「そうか……なら、魔術協会に犯人が居るかどうかの目星は、つきそうじゃの」
「ん~、どうだろ? 真志のことは信じてるけど、難しいと思うし」
「じゃが、あいつでダメなら、わしらの誰が調べても無駄じゃろ。成功するにしろ失敗するにしろ、わしらも動ける準備はしておかんといかんじゃろうよ」
「そうだね……まだ捜査も、時間かかるだろうし。かと言って、その間も何もしない訳にもいかないから、やれることを考えておこう」
俺は少し考え込んで、みんなに提案する。
「とにかくまずは、魔術協会の人達と一緒に、シュオルでの実戦をしてみよう」
「威力偵察でも、するの?」
マゲイアの膝の上に乗ったまま足をぱたぱたさせながら、瑠璃が俺に訊いてくる。どら焼きを一口サイズにちぎってマゲイアに食べさせながら、
「まだ、街の入り口で、ちょっと戦っただけなんでしょう? それじゃ、敵情視察にもならないし」
おっとりとした声だが、思慮深さも感じられる声で続けて問い掛けてくる。
「いや、そこまでする気はないよ。まずは、こちらの戦力把握の方が先だし。
カルナ、予想で良いんだけど、どれぐらいの人達が来てくれると思う?」
俺の問い掛けに、カルナは少し考え込んだ後、応えてくれる。
「300から500の間かと。長老たちが全面的に呼び掛けてくれるとは思いますが、未だに魔王との戦いで刻まれた恐怖を、皆は忘れていません。
積極的に参加を表明するのが300程度で、そこから家名の維持を目的に参加するかもしれない数が200といった所でしょう。
どの程度の戦力を持った魔術師が参加するかまでは、予想しきれませんが」
「ありがとう。それだけ予想できてれば十分だよ。
正直、こっちの指揮できる人数にも限りがあるから、あまり数が多くても問題だったからね。
むしろ、最初はそれぐらいからの方が良いよ」
俺はカルナに礼を返すと、少し考えてから続けて言った。
「ひとまず、いまカルナが言ってくれた、300から500の人数で出来る戦い方と、必要な装備を考えていこう。
実際に使えるかどうかは別にして、まずはどんなアイデアでも上げて欲しい。
そこから、色々と広げて煮詰めていこう」
俺の呼び掛けに、みんなは応えてくれる。
さて、色々と考えていかなければならない事は多い。
今日も徹夜になりそうだけど、頑張っていかないと――
そう、陽色が意気込んでいる頃、魔術協会に捜査協力で出向していた草凪真志は、魔術協会から付けられた助手役の少女と話をしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる