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【11】誰も気づいていない
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水盤に映る父の姿を見て、私は声を震わせていた。
(お父様……!)
『おぉ……ヴィオラじゃないか!』
疲労と心労ですっかりやつれた壮年男性――この人は、紛れもなく私の父だ。嫁いで以来会えずにいた、大好きなお父様……。感極まって、私は涙ぐんでいた。
水盤に映っている部屋は父の執務室。ということはこの魔導通信機は今、ノイリス伯爵領と繋がっているのだ。でも、どうしてそんなことが可能なの?
「伯爵閣下、ご無沙汰しております」
『ん? 伯爵閣下とは……?』
相変わらず演技が下手なエデンは、うっかり騎士の口調で父に話しかけてしまっていた。
「あ! いえ間違えました。ええと……、おとうさま? ご無沙汰しております」
『ああ……。久しいな、ヴィオラ』
水盤越しの父は、とても心配そうな表情でこちらを見ていた。
『だが、突然どうしたんだ? ……お前は今、クラーヴァル領にはいないのか? 魔導通信機の通信範囲は限られているから、こちらとクラーヴァル領との交信はできないはずだ』
――そう。私もそれが気になっていた。
魔導通信機は交信可能な範囲が限られていて、王都やクラーヴァル公爵領と、辺境にあるノイリス領との通信は不可能だ。だからこそ王都近郊の貴族たちは、圏外の地域を「片田舎」と蔑むのだけれど……。
私は、父の問いに答えた。
「いいえ。伯爵閣っ……お父様。私は今、クラーヴァル公爵領の領主邸におります」
『では、なぜ通信がつながるんだ?』
「それは私が、極めて優良な魔力資源を使っているからです」
私は、手に持っていた小瓶を水盤越しの父に見せた。その小瓶にはさっき厨房で焙煎したばかりの真っ白な粉が入っている。
『魔力資源? その瓶は一体……』
「魔塩です」
――魔塩? 土から作った、この粉が? 私は耳を疑った。
「従来この国で使用される魔塩は、遠く離れた他国からの輸入品です。だから品質が劣化して、かなり効力が落ちています。しかし今、この通信に使用しているのは我が国で作ったばかりの新鮮な魔塩なので、遠隔地との交信も可能です」
父は驚きに目をみはっている。驚いているのは私も同じだ。
『何を言っているんだ、ヴィオラ。この国で魔塩を作れるわけがない。魔塩の製造が可能なのは北の果てにあるオロラニア王国と大陸中央のセディロス砂漠、あとは極東の一部地域だけのはずだろう? しかもその製法は秘密とされていて――』
「作れるのですよ、お父様」
私は誇らしげに笑った。
「ノイリス領に大量に存在する灼血土から、魔塩を作ることができます! 灼血土は災禍の竜が遺した負の遺産――何の役にも立たない『死んだ土』だと思われていますが、実際は天の恵みです。少し手を加えるだけで、すばらしい魔力資源になるのです」
『なんだと……!?』
そんなのは初耳だ。父も私も、愕然としていた。
「お父様も、オロラニア王国が千年前に一度滅びていたことをご存じでしょう」
『ああ。災禍の竜に焼き尽くされて国中が焦土と化し、聖女に救われたという伝承がある。長い年月をかけて復興し、オロラニアは今や世界有数の文明大国だ』
「そのオロラニア王国の産業を支えているのが、ノイリス伯爵領にあるのと同じ灼血土なのです」
『!?』
「オロラニアへの出入国は厳しく制限されており、あの国の実情は遥か離れたこの国にはほとんど届いていません。……しかし私は、とある事情でオロラニアのことをよく知っています。あの国は灼血土まみれですよ。そして政府の厳密な管理のもと、灼血土から魔塩を製造・流通しています」
『なっ――!?』
父は、唇を戦慄かせていた。父の顔に浮かぶのは戸惑いと、そして――希望だ。
『それではまさか、このノイリス領でも……魔塩が……』
「作れます。実際私は、リサが採取してきたノイリス領の灼血土を使って魔塩を作りました。ついさっき、厨房で」
『厨房で!?』
私は、灼血土を弱火で30分焙煎するだけで魔塩が作れるのだと説明した。……冗談みたいに簡単な製造法だ。
こんなに簡単なら誰かが偶然、魔塩作りにたどり着く可能性もあったのでは……? とも思ったが、私はすぐに考えを改めた。災禍の竜に汚染された土なんて、恐ろしくて誰も触りたくないのだろう。ましてや「試しに30分くらい、フライパンで焼いてみようかな!」と思う変人なんて、いない気がする……。
『ヴィオラ、お前は素晴らしいことを教えてくれた! お前のおかげでノイリス領が、いや、灼血土の被害に苦しむすべての領が救われるぞ! ……しかしなぜお前は魔塩の製法を知っていたんだ!?』
父が希望に目を輝かせ、前のめりになって尋ねてきた。一方の私は、「えっ? えぇと……」と困惑した顔で、目線をうろうろさせ始めた。どうやら、この質問はエデンの想定外だったらしい。
「いえ、まぁ、……細かいことはどうでもいいではありませんか、お父様」
『ん? まぁ、そうだな。大切なのは復興の話だ!』
「ともかく、この通信を終えたらお父様は領内の灼血土を焙煎してみてください。ちなみに灼血土の瘴気はすでに抜けているから安心して作業できます」
『分かった。魔導庁からの通達でも、『土中からの瘴気は消失している』と報じられていたしな』
そして、私は続けた。
「お父様。ノイリス領は、これから確実に発展します――灼血土まみれの荒れた大地が、実は宝の山なのですから。しかもその価値に、おそらく誰も気づいていません」
父がゴクリと唾を呑む音が、聞こえた。
『……ああ。この素晴らしい資源を最大限活かして、ノイリス伯爵領を復興させてみせる!』
――そして、通信が終了した。
私がソファに腰かけて目を閉じる。やがて、心の奥の真っ白な世界に青年姿のエデンが現れた。
(……すごいわ、エデン!)
エデンは照れ笑いをしている。
(ヴィオラ様のお役に立てましたか?)
(ええ! でも灼血土が魔塩になるなんて、どうして知っていたの!?)
分からないことだらけだ。灼血土が魔塩に変化するということも、北の果てのオロラニア王国のことも。そんな知識をエデンはどこで手に入れたのだろう? 命懸けで災禍の竜と戦っていたエデンには、異国の知識を学ぶ時間があったとは思えないけれど……。
(実は以前、俺はオロラニア王国にいたんです)
(それは初耳よ? あなたはノイリス領で生まれ育って、竜伐隊に召集されたあとも国内で戦っていたでしょう?)
(それは……)
彼は整った眉を寄せ、琥珀色の瞳をさまよわせた。なぜかとても困った顔で、言葉を選ぶように考え込んでいる。
(信じてもらえる自信がないんですが……。死後にオロラニア王国へ飛ばされていたんです)
――意味が分からない。
(災禍の竜と相打ちで死んだあと、目が覚めたらオロラニア王国にいました。体は失くしていたんですが、魂だけであの国を彷徨っていたんです)
それからエデンが語り出したのは、想定外の経緯《いきさつ》だった――。
(お父様……!)
『おぉ……ヴィオラじゃないか!』
疲労と心労ですっかりやつれた壮年男性――この人は、紛れもなく私の父だ。嫁いで以来会えずにいた、大好きなお父様……。感極まって、私は涙ぐんでいた。
水盤に映っている部屋は父の執務室。ということはこの魔導通信機は今、ノイリス伯爵領と繋がっているのだ。でも、どうしてそんなことが可能なの?
「伯爵閣下、ご無沙汰しております」
『ん? 伯爵閣下とは……?』
相変わらず演技が下手なエデンは、うっかり騎士の口調で父に話しかけてしまっていた。
「あ! いえ間違えました。ええと……、おとうさま? ご無沙汰しております」
『ああ……。久しいな、ヴィオラ』
水盤越しの父は、とても心配そうな表情でこちらを見ていた。
『だが、突然どうしたんだ? ……お前は今、クラーヴァル領にはいないのか? 魔導通信機の通信範囲は限られているから、こちらとクラーヴァル領との交信はできないはずだ』
――そう。私もそれが気になっていた。
魔導通信機は交信可能な範囲が限られていて、王都やクラーヴァル公爵領と、辺境にあるノイリス領との通信は不可能だ。だからこそ王都近郊の貴族たちは、圏外の地域を「片田舎」と蔑むのだけれど……。
私は、父の問いに答えた。
「いいえ。伯爵閣っ……お父様。私は今、クラーヴァル公爵領の領主邸におります」
『では、なぜ通信がつながるんだ?』
「それは私が、極めて優良な魔力資源を使っているからです」
私は、手に持っていた小瓶を水盤越しの父に見せた。その小瓶にはさっき厨房で焙煎したばかりの真っ白な粉が入っている。
『魔力資源? その瓶は一体……』
「魔塩です」
――魔塩? 土から作った、この粉が? 私は耳を疑った。
「従来この国で使用される魔塩は、遠く離れた他国からの輸入品です。だから品質が劣化して、かなり効力が落ちています。しかし今、この通信に使用しているのは我が国で作ったばかりの新鮮な魔塩なので、遠隔地との交信も可能です」
父は驚きに目をみはっている。驚いているのは私も同じだ。
『何を言っているんだ、ヴィオラ。この国で魔塩を作れるわけがない。魔塩の製造が可能なのは北の果てにあるオロラニア王国と大陸中央のセディロス砂漠、あとは極東の一部地域だけのはずだろう? しかもその製法は秘密とされていて――』
「作れるのですよ、お父様」
私は誇らしげに笑った。
「ノイリス領に大量に存在する灼血土から、魔塩を作ることができます! 灼血土は災禍の竜が遺した負の遺産――何の役にも立たない『死んだ土』だと思われていますが、実際は天の恵みです。少し手を加えるだけで、すばらしい魔力資源になるのです」
『なんだと……!?』
そんなのは初耳だ。父も私も、愕然としていた。
「お父様も、オロラニア王国が千年前に一度滅びていたことをご存じでしょう」
『ああ。災禍の竜に焼き尽くされて国中が焦土と化し、聖女に救われたという伝承がある。長い年月をかけて復興し、オロラニアは今や世界有数の文明大国だ』
「そのオロラニア王国の産業を支えているのが、ノイリス伯爵領にあるのと同じ灼血土なのです」
『!?』
「オロラニアへの出入国は厳しく制限されており、あの国の実情は遥か離れたこの国にはほとんど届いていません。……しかし私は、とある事情でオロラニアのことをよく知っています。あの国は灼血土まみれですよ。そして政府の厳密な管理のもと、灼血土から魔塩を製造・流通しています」
『なっ――!?』
父は、唇を戦慄かせていた。父の顔に浮かぶのは戸惑いと、そして――希望だ。
『それではまさか、このノイリス領でも……魔塩が……』
「作れます。実際私は、リサが採取してきたノイリス領の灼血土を使って魔塩を作りました。ついさっき、厨房で」
『厨房で!?』
私は、灼血土を弱火で30分焙煎するだけで魔塩が作れるのだと説明した。……冗談みたいに簡単な製造法だ。
こんなに簡単なら誰かが偶然、魔塩作りにたどり着く可能性もあったのでは……? とも思ったが、私はすぐに考えを改めた。災禍の竜に汚染された土なんて、恐ろしくて誰も触りたくないのだろう。ましてや「試しに30分くらい、フライパンで焼いてみようかな!」と思う変人なんて、いない気がする……。
『ヴィオラ、お前は素晴らしいことを教えてくれた! お前のおかげでノイリス領が、いや、灼血土の被害に苦しむすべての領が救われるぞ! ……しかしなぜお前は魔塩の製法を知っていたんだ!?』
父が希望に目を輝かせ、前のめりになって尋ねてきた。一方の私は、「えっ? えぇと……」と困惑した顔で、目線をうろうろさせ始めた。どうやら、この質問はエデンの想定外だったらしい。
「いえ、まぁ、……細かいことはどうでもいいではありませんか、お父様」
『ん? まぁ、そうだな。大切なのは復興の話だ!』
「ともかく、この通信を終えたらお父様は領内の灼血土を焙煎してみてください。ちなみに灼血土の瘴気はすでに抜けているから安心して作業できます」
『分かった。魔導庁からの通達でも、『土中からの瘴気は消失している』と報じられていたしな』
そして、私は続けた。
「お父様。ノイリス領は、これから確実に発展します――灼血土まみれの荒れた大地が、実は宝の山なのですから。しかもその価値に、おそらく誰も気づいていません」
父がゴクリと唾を呑む音が、聞こえた。
『……ああ。この素晴らしい資源を最大限活かして、ノイリス伯爵領を復興させてみせる!』
――そして、通信が終了した。
私がソファに腰かけて目を閉じる。やがて、心の奥の真っ白な世界に青年姿のエデンが現れた。
(……すごいわ、エデン!)
エデンは照れ笑いをしている。
(ヴィオラ様のお役に立てましたか?)
(ええ! でも灼血土が魔塩になるなんて、どうして知っていたの!?)
分からないことだらけだ。灼血土が魔塩に変化するということも、北の果てのオロラニア王国のことも。そんな知識をエデンはどこで手に入れたのだろう? 命懸けで災禍の竜と戦っていたエデンには、異国の知識を学ぶ時間があったとは思えないけれど……。
(実は以前、俺はオロラニア王国にいたんです)
(それは初耳よ? あなたはノイリス領で生まれ育って、竜伐隊に召集されたあとも国内で戦っていたでしょう?)
(それは……)
彼は整った眉を寄せ、琥珀色の瞳をさまよわせた。なぜかとても困った顔で、言葉を選ぶように考え込んでいる。
(信じてもらえる自信がないんですが……。死後にオロラニア王国へ飛ばされていたんです)
――意味が分からない。
(災禍の竜と相打ちで死んだあと、目が覚めたらオロラニア王国にいました。体は失くしていたんですが、魂だけであの国を彷徨っていたんです)
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