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『お疲れさまでした、お嬢様』
「ありがとう、リオリム。なんかパパッと鏡の中から指示を下してくれるリオリムが神様に思えたよ……」
『そんな。私など、その程度しかお嬢様のお役には立てませんから。いつでも、何なりとお申し付けくださいませ』
「うん、ありがとう」
ずっとポケットに入れていた手鏡を取り出した私は、ベッドに倒れ込んでリオリムと話していた。
「ねぇ、リオリム」
『はい、いかがされましたか』
「エルシャスの件なんだけどさ」
『……はい?』
首をかしげるリオリムを見つつ、しかし脳裏に浮かぶのはあの、嫌いにならないでいてくれるか、と縋り付いてきたエルシャスの姿だった。
「エルシャス、どうしてあんなこと言ったんだろう」
『彼の……嫌いにならないか、と、言う言葉ですか』
「そう」
私は、彼のことは嫌いじゃない。むしろやはり良い子だと思うし、そう思うなりの態度で接しているつもりだった。
きっとそれは他の六人も同じこと。
言葉には出さずとも、彼のことを大事にしていることに変わりはないだろう。
「何らかの、極度のトラウマがあって……例えばそれが、大切な誰かに嫌われた、とかなら。あの言葉も頷けるんだけど。だとしたら私、どうすべきかな……今の態度のままじゃ彼の不安を取り除くのは難しいってことだよね」
別に、彼と特別親しいわけではない。
でも私は、惚れてもらうとかそんなことは諦めていても、信頼してもらえるように頑張ると決めたのだから。だから、彼の不安もできることなら取り除いてあげたかった。
『……』
リオリムが静かに目を伏せて考え込む。それから、
『今のままで、悪い、ということはないのではないでしょうか』
「悪いということはない?」
『彼が嫌われることを極端に恐れているのならば、お嬢様が彼を嫌ったり離れたりしなければ、少なくとも彼のトラウマが刺激される可能性は低いでしょう』
それはもちろんそうかもしれない。でも、根本的解決には至らないのも間違いないだろう。
「でも、それだけだと今までと変わらないし、たぶん他の六人とも変わらないよね。別に特別なことをしたいわけじゃないけど、何かできないかな」
『それならば、彼が縋るたびに答えてさしあげるのが一番かもしれませんね。お嬢様は彼を嫌いになったり離れたりしないと。何度も何度もそう答えることが、彼を安心させることにつながるのかもしれません。特別な行動をとるよりは、彼が不安になった時に寄り添うことの方が、彼を安心させられるのではないでしょうか』
リオリムは微笑をたたえたままそう提案してくれる。
確かに、寄り添うだけならば私にもできるし、少しは安心させられるかもしれない。
それで、エルシャスの不安が少しずつでも薄れてくれるといいのだけれど。
このことをルーヴァス辺りに話してみるのも悪くないかもしれない。みんなで彼の不安を取り除くのは悪くない案だと思うし、気遣っていることがエルシャスに伝われば、エルシャスの不安もまた、薄れていくのではないだろうか。
「なるほど……うん、そうしてみる。ありがとう、リオリム」
『いいえ。私などがお嬢様のお役に少しでも立てたなら光栄な限りです』
リオリムは鏡の中で優雅に一礼する。
そこでふと、私の中にとある疑問が浮かんだ。
――彼は、どうして私に尽くしてくれるのだろうか。
リオリムは鏡の精であり、おそらく私という器に付き従う配下のようなもの。それは白雪姫の童話を考えればわかることだ。
ただ、思い出す限り彼は、私に対して初めから初対面という態度で接してきた。それは私が道化師にこの世界に導き落とされたあの日に彼と私は初めて出会ったのだと仮定していいことになるのではないだろうか。
だとすると、私という人格がこの女王の身体に移される前は、私と彼は会っていなかったことになるのでは……?
「……?」
と、するならば。
彼は、何のために、初めて会う私に対してここまで親身になってくれるのだろう?
何の対価もなく、何故私のために尽くしてくれるのだろう?
――あれはぬしのことしか考えられぬ。そう創られた。哀れだがの
鏡を割られた日、あの蛛と名乗った男が告げた言葉。
私のことしか、考えられない。
私だけをを考えるように作られた。
……誰が?
誰が、彼を作ったのだろう?
この世界を作った誰かが、白雪姫という物語を完成させるために彼を鏡の中に作ったのだとしたら、最初から彼は鏡の中にいてしかるべきで、前の女王の時から私たちは知り合っているはず。その中身が私でないとしても。だとしたら初対面の態度にはならないはずだ。
誰が彼を作ったのだ?
それとも、私という中身がこの器に入り込んだことを知っているから、さして追及もせずに私に初対面という態度をとった?
そもそも、蛛のあの、“ぬし”というのは私自身を指しているのか? それとも、この身体の持ち主のことを指しているのか?
――よくわからない。
「……」
『お嬢様?』
黙り込んだ私を不審に思ったのか、リオリムが気遣わしげに声をかけてくれる。
……けれど、このことをリオリムに聞くのは何故かためらわれた。
「何でもないよ。心配かけてごめんね」
あの時のように、彼から情報を貰いすぎて結果的に彼を失うのは御免だ。妖精たちは優しいけれど、今の私が一番に頼れるのはリオリムなのだから。
次に同じことが起こった時、現れるのが蛛とは限らない。鏡を割られるだけで済むとは限らない。
死神姫、とやらが現れたなら、リオリムとは二度と会えない可能性も、恐らく十二分にあるのだ。
わからないことは、できる限り自分の手で探して答えを見つけなければ。
「さて、レシピでも読んで次に作る料理の勉強でもしておこうかな」
私は誰に言うでもなくそう呟くと、机の上に置いておいたレシピ本を開いた。
「……」
エルシャスがそっと瞼を持ち上げると、そこは自室だった。どうやら誰かが自室のベッドまで運んでくれたようだ。
そして彼は、“あれ”が失敗したことを、悟る。
また失敗作を、作ってしまった。
また、みんなに、迷惑を。
――ふと、少女の笑顔が浮かんだ。
頑張ろう、と。そう言ってくれた少女の。
「……」
ゆっくりと自分の手のひらを広げて見つめる。
彼女の手はこの手とは違う。
とても、
「……きれい」
口から勝手にこぼれた言葉に、エルシャスは緩慢に瞬きをする。
そうだ。
彼女はきれいなのだ。
「……きれい……ひめは、きれい」
それに比べて、
「……ぼく、は」
おぞましい記憶が蘇りかけて、エルシャスはふるふると首を振った。
……何度思い出しても、何度夢に見ても同じこと。
「ひめに……謝りに、いかないと」
迷惑かけてごめんなさい、と。
だから嫌いにならないで、と。
そう思い浮かべてから、彼は顔をゆがめた。
なんて浅ましい。
なんて烏滸がましい。
……嫌いにならないでくれ、などと。
「…………っ、」
こんな愚かしい自分には、到底叶わぬ願いだというのに。
「ありがとう、リオリム。なんかパパッと鏡の中から指示を下してくれるリオリムが神様に思えたよ……」
『そんな。私など、その程度しかお嬢様のお役には立てませんから。いつでも、何なりとお申し付けくださいませ』
「うん、ありがとう」
ずっとポケットに入れていた手鏡を取り出した私は、ベッドに倒れ込んでリオリムと話していた。
「ねぇ、リオリム」
『はい、いかがされましたか』
「エルシャスの件なんだけどさ」
『……はい?』
首をかしげるリオリムを見つつ、しかし脳裏に浮かぶのはあの、嫌いにならないでいてくれるか、と縋り付いてきたエルシャスの姿だった。
「エルシャス、どうしてあんなこと言ったんだろう」
『彼の……嫌いにならないか、と、言う言葉ですか』
「そう」
私は、彼のことは嫌いじゃない。むしろやはり良い子だと思うし、そう思うなりの態度で接しているつもりだった。
きっとそれは他の六人も同じこと。
言葉には出さずとも、彼のことを大事にしていることに変わりはないだろう。
「何らかの、極度のトラウマがあって……例えばそれが、大切な誰かに嫌われた、とかなら。あの言葉も頷けるんだけど。だとしたら私、どうすべきかな……今の態度のままじゃ彼の不安を取り除くのは難しいってことだよね」
別に、彼と特別親しいわけではない。
でも私は、惚れてもらうとかそんなことは諦めていても、信頼してもらえるように頑張ると決めたのだから。だから、彼の不安もできることなら取り除いてあげたかった。
『……』
リオリムが静かに目を伏せて考え込む。それから、
『今のままで、悪い、ということはないのではないでしょうか』
「悪いということはない?」
『彼が嫌われることを極端に恐れているのならば、お嬢様が彼を嫌ったり離れたりしなければ、少なくとも彼のトラウマが刺激される可能性は低いでしょう』
それはもちろんそうかもしれない。でも、根本的解決には至らないのも間違いないだろう。
「でも、それだけだと今までと変わらないし、たぶん他の六人とも変わらないよね。別に特別なことをしたいわけじゃないけど、何かできないかな」
『それならば、彼が縋るたびに答えてさしあげるのが一番かもしれませんね。お嬢様は彼を嫌いになったり離れたりしないと。何度も何度もそう答えることが、彼を安心させることにつながるのかもしれません。特別な行動をとるよりは、彼が不安になった時に寄り添うことの方が、彼を安心させられるのではないでしょうか』
リオリムは微笑をたたえたままそう提案してくれる。
確かに、寄り添うだけならば私にもできるし、少しは安心させられるかもしれない。
それで、エルシャスの不安が少しずつでも薄れてくれるといいのだけれど。
このことをルーヴァス辺りに話してみるのも悪くないかもしれない。みんなで彼の不安を取り除くのは悪くない案だと思うし、気遣っていることがエルシャスに伝われば、エルシャスの不安もまた、薄れていくのではないだろうか。
「なるほど……うん、そうしてみる。ありがとう、リオリム」
『いいえ。私などがお嬢様のお役に少しでも立てたなら光栄な限りです』
リオリムは鏡の中で優雅に一礼する。
そこでふと、私の中にとある疑問が浮かんだ。
――彼は、どうして私に尽くしてくれるのだろうか。
リオリムは鏡の精であり、おそらく私という器に付き従う配下のようなもの。それは白雪姫の童話を考えればわかることだ。
ただ、思い出す限り彼は、私に対して初めから初対面という態度で接してきた。それは私が道化師にこの世界に導き落とされたあの日に彼と私は初めて出会ったのだと仮定していいことになるのではないだろうか。
だとすると、私という人格がこの女王の身体に移される前は、私と彼は会っていなかったことになるのでは……?
「……?」
と、するならば。
彼は、何のために、初めて会う私に対してここまで親身になってくれるのだろう?
何の対価もなく、何故私のために尽くしてくれるのだろう?
――あれはぬしのことしか考えられぬ。そう創られた。哀れだがの
鏡を割られた日、あの蛛と名乗った男が告げた言葉。
私のことしか、考えられない。
私だけをを考えるように作られた。
……誰が?
誰が、彼を作ったのだろう?
この世界を作った誰かが、白雪姫という物語を完成させるために彼を鏡の中に作ったのだとしたら、最初から彼は鏡の中にいてしかるべきで、前の女王の時から私たちは知り合っているはず。その中身が私でないとしても。だとしたら初対面の態度にはならないはずだ。
誰が彼を作ったのだ?
それとも、私という中身がこの器に入り込んだことを知っているから、さして追及もせずに私に初対面という態度をとった?
そもそも、蛛のあの、“ぬし”というのは私自身を指しているのか? それとも、この身体の持ち主のことを指しているのか?
――よくわからない。
「……」
『お嬢様?』
黙り込んだ私を不審に思ったのか、リオリムが気遣わしげに声をかけてくれる。
……けれど、このことをリオリムに聞くのは何故かためらわれた。
「何でもないよ。心配かけてごめんね」
あの時のように、彼から情報を貰いすぎて結果的に彼を失うのは御免だ。妖精たちは優しいけれど、今の私が一番に頼れるのはリオリムなのだから。
次に同じことが起こった時、現れるのが蛛とは限らない。鏡を割られるだけで済むとは限らない。
死神姫、とやらが現れたなら、リオリムとは二度と会えない可能性も、恐らく十二分にあるのだ。
わからないことは、できる限り自分の手で探して答えを見つけなければ。
「さて、レシピでも読んで次に作る料理の勉強でもしておこうかな」
私は誰に言うでもなくそう呟くと、机の上に置いておいたレシピ本を開いた。
「……」
エルシャスがそっと瞼を持ち上げると、そこは自室だった。どうやら誰かが自室のベッドまで運んでくれたようだ。
そして彼は、“あれ”が失敗したことを、悟る。
また失敗作を、作ってしまった。
また、みんなに、迷惑を。
――ふと、少女の笑顔が浮かんだ。
頑張ろう、と。そう言ってくれた少女の。
「……」
ゆっくりと自分の手のひらを広げて見つめる。
彼女の手はこの手とは違う。
とても、
「……きれい」
口から勝手にこぼれた言葉に、エルシャスは緩慢に瞬きをする。
そうだ。
彼女はきれいなのだ。
「……きれい……ひめは、きれい」
それに比べて、
「……ぼく、は」
おぞましい記憶が蘇りかけて、エルシャスはふるふると首を振った。
……何度思い出しても、何度夢に見ても同じこと。
「ひめに……謝りに、いかないと」
迷惑かけてごめんなさい、と。
だから嫌いにならないで、と。
そう思い浮かべてから、彼は顔をゆがめた。
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