13 / 39
本編
第13話:突然俺の前に女神が現れた~アイラン視点~
しおりを挟む
俺の名前は、アイラン・ロス・ファミニア。フェミニア王国の第一王子として産まれた。厳格だが誰からも好かれる父、体は弱いが優しい母、3つ下のお転婆な妹が俺の家族だ。
第一王子ということで、いずれ国王になる為、毎日勉強や剣の練習など、休む暇がないほど色々やらされたが、それでもあの頃はとても幸せだった。
幼馴染のアルテミルやファビオとよく王宮を抜け出しては、教育係に怒られたのはいい思い出だ。
そんな平和な日々は長くは続かなかった。俺が11歳の時、隣国の最弱国、ガリレゴ王国が大陸一力のあったカリゴレス王国に攻め入ったとの情報が入ったのだ。
「あり得ない。あの最弱国がカリゴレス王国に攻め入るなど、一体何が起こっているのだ!」
父上も困惑した様で、至急調査を開始した。
その結果、ガリレゴ王国に突如現れた聖女が、今回の戦いに参戦しているとのこと。雷や炎、氷などを自由自在に操る聖女によって、あっという間にカリゴレス王国は壊滅させられたそうだ。
「全ての国よ。聞くが良い!我がガリレゴ王国は、これから世界征服を始める。王族は皆殺し、民は奴隷として働いてもらう。たとえ降伏しても、これは絶対条件だ!せいぜい余生を楽しんでおくんだな!」
カリゴレス王国を滅ぼした直後、ガリレゴ王国の国王が言い放った言葉だ。父上は、すぐに俺と妹のオルビアを呼び出した。
「お前たち、この国もいつ攻められるかわからない!私達王族はきっと殺される。いいか!少しでも犠牲者を減らすため、お前たちの婚約と結婚は禁止する!」
当時俺が11歳、オルビアは9歳。幸い俺たちにはまだ婚約者はいなかったから、ある意味好都合だったのかもしれない。
ガリレゴ王国は言葉通り、次々と周りの国を滅ぼしていった。もちろん、最初から降伏する国もあったが、やはり王族は皆殺し、民は奴隷という運命は変わらなかった。
そして16歳の時、ついにフェミニア王国が攻め込まれた。ありがたいことに、なぜか聖女はその時不在だった。父上自ら剣を振るい、必死に抵抗した結果何とか追い返すことが出来た。ただこの戦いで国王である父上は、致命的な傷を負い命を落とした。
アルテミルやファビオの父親たちも、ひどい傷を負い、戦いの一線から退いた。父上の死にショックを受けた母上も、父上の死から2ヶ月後、後を追う様に息を引き取った。
そして俺は16歳で国王になった。真珠を気にいったガリレゴ王国の国王に、毎年真珠を納めると言うことで、一旦我が国は生き延びた。
でも、何時攻められるかわからない。そんな中、アルテミルと妹のオルビアが恋人同士であることが分かった。
せめて妹だけでも生き延びて幸せになって欲しい。そう思い、海の向こうのバーディ王国に、何とか妹だけでもかくまってもらえないか手紙を書いた。
しかし、それは出来ないとの返事が来た。もし我が国の人間をかくまったことがガリレゴ王国にバレれば、一番に攻め込まれてしまう。それが理由だった。
他の国に手紙を出すが、どの国もみんな同じだ。俺は両親だけでなく、妹すら守れないのか、絶望が襲う。
何時攻めこまれるかわからないと言う恐怖を隠しながら、必死に国王の仕事をこなす。いつしか、笑う事、泣く事、怒る事、そんな感情を抱かなくなっていた。
そう、俺の頭にはいつも絶望や悲しみが支配していたのだ。
そんな俺も21歳になった。周りの国は、ほぼガリレゴ王国に滅ぼされ、大陸内で残るは我がフェミニア王国だけになった。そろそろ覚悟を決める時だ。
「もう残っている国は、我が国だけになったな。なあ、アイラン。俺、ダメ元でガリレゴ王国に行って、和平交渉をしてくるよ」
そう言ったのは、親友の一人、ファビオだ。
「ファビオ、あの国の冷酷さは知っているだろう?行っても殺されるだけだ、止めておけ」
俺は必死に止めた。
「たとえ殺されても、やらないよりやった方がいい。とりあえず、うまく潜伏してしばらくあの国の状況を把握してから交渉に入る。戻るまでに3ヶ月くらいかかるかもしれないが、行ってくる」
「わかった。すまないが頼む」
俺はそれ以上言えなかった。もし、和平交渉が上手くいけば、国民も俺たちも助かる。ここはファビオに賭けることしかできなかった。
「それじゃあ、行ってくる。妹を頼んだ」
そう言って、笑顔で手を振るファビオ。きっとファビオも恐怖でいっぱいだろう。それでも、俺たちの為に自ら志願して交渉に行ってくれた。どうか、無事でいてくれ。
その日は、久しぶりに酒を飲んだ。飲まずにはいられなった。その時だった。
「陛下、王宮の庭に見知らぬ女性が倒れています」
見知らぬ女性だと?どうやって入ったんだ?
俺は護衛騎士に案内されて、女性の元に向かう。既にオルビアも駆け付けていた。
恐る恐る近づき、女性を抱き起し彼女の顔を見る。俺はその瞬間、一気に自分の鼓動が早くなるのを感じた。
この世の人物とは思えないほど美しい顔をしていたのだ。確かに髪はススで汚れているが、それでも女神と見間違えるほど美しい。胸がドキドキする。こんな気持ち、生まれて初めてだ。
簡単に言えば一目惚れと言うやつだ。とにかく、このままではいけない。俺は彼女を抱き上げ、すぐに客間へと連れて行った。
「とにかく今すぐ医者を呼べ。それから、体中汚れていて可哀そうだ。すぐに湯あみを」
俺は近くのメイドに指示を出す。
彼女が心配で、メイドの作業を監視していると
「お兄様、女性の湯あみを覗く気ですか」
部屋を出て行かない俺をジト目で睨むオルビア。
「違う、そんなつもりでは…」
俺は慌てて部屋の外に出た。その後、しばらくして医者も入っていった。俺は心配で、部屋をウロウロしている
「お兄様、特に異常はないようですわ。ただ、意識が戻らないので、意識が戻るまではしっかり様子を見てやれとのことでした」
部屋から出てきたオルビアから報告を受ける。特に異常はないのか、それは良かった!
「そうか。オルビア、ありがとう。後は私が彼女の様子を見ているから、オルビアは部屋に戻ると良い」
俺が部屋に入ろうとすると
「お兄様。年頃の女性の部屋に入るなんて、何を考えているの!それも相手は意識をなくしているのよ。私が面倒みるから、お兄様は部屋に戻って」
そう言うと、オルビアは部屋に入り、ドアを「バン」と閉めてしまった。
それから1週間後、彼女は目を覚ました。オルビアの話では、名前はシャーロット、魔力のある国から来たとのことで、魔法が使えるらしい。
すぐに会いに行きたい気持ちを抑え、彼女が元気になるまで待つ。そして、いよいよ彼女との対面だ。すでに胸がドキドキしている。
隣のアルテミルには
「何ドキドキしているんだよ!」
とからかわれたが、今はこいつに構っていられるほどの余裕がない。
そして、ついにオルビアに連れられて、シャーロット嬢が入ってきた。
美しい銀髪をハーフアップに結んだ彼女は、もう控えめに言っても女神だ。隣のアルテミルも固まっている。そりゃそうだ。こんな美しい女性、今まで見たことが無いから。
自己紹介をしてくれたシャーロット嬢。声も物凄く可愛い。それに、動きや言葉遣いが洗練されている。オルビアが言っていた通り、どこかの貴族なのかもしれない。
そんな美しい彼女が、俺にお願いがあるとのこと。何だろう、何でも聞くぞ。
「あの、出来ればしばらくこの国に滞在したいのですが、よろしいでしょうか?もちろん、王宮においてほしいなんて図々しいことは言いません。後、どこか仕事を紹介してもらえると助かります」
仕事だと。こんな美しい女性に仕事なんてさせられない。俺はすぐ仕事はしなくてもいいと言ったが、彼女もそれは申し訳ないと食い下がる。
そうだ!
「そんなことは気にしなくてもいい!そうだ、オルビアの話し相手になってやってくれないか?あいつはああ見えて寂しがり屋なんだ」
オルビアは別に寂しがり屋ではないが、今はそんなことを言っていられない。オルビアもシャーロット嬢に、ぜひ側に居てほしいと言ってくれたので、何とかこのまま何もせず留まってくれることが決まった。
とりあえず、これでひとまず安心だ。
「お兄様、誰が寂しがり屋よ。そもそも、シャーロットと一緒に居たいのはお兄様の方でしょう」
面会の後、オルビアに怒られてしまった。
「俺は…別に、シャーロット嬢の事は!」
思いっきり動揺してしまった。
「まあいいわ。お兄様にも、ついに好きな人が出来たのね」
嬉しそうに笑う、オルビア。
「おい、俺は別にシャーロット嬢の事は!」
「はいはい」
軽くあしらわれてしまった。そもそも、俺はいつ殺されるかわからない身。そんな俺が、彼女を好きになっていいわけがない。彼女まで不幸にしてしまう。
そうだ、こんな気持ちは持ってはいけないんだ!この気持ちは封印しよう。シャーロット嬢の為にも…
~あとがき~
アイランはシャーロットに一目ぼれをしてしまった様です。ちなみにシャーロットの母、エリザベスは、絶世の美女として自国のみならず、他国でも有名な女性でした。その母親に瓜2つのシャーロットも、誰もが認める絶世の美少女です。
本人にはあまり自覚が無いのが少し残念ですが…
第一王子ということで、いずれ国王になる為、毎日勉強や剣の練習など、休む暇がないほど色々やらされたが、それでもあの頃はとても幸せだった。
幼馴染のアルテミルやファビオとよく王宮を抜け出しては、教育係に怒られたのはいい思い出だ。
そんな平和な日々は長くは続かなかった。俺が11歳の時、隣国の最弱国、ガリレゴ王国が大陸一力のあったカリゴレス王国に攻め入ったとの情報が入ったのだ。
「あり得ない。あの最弱国がカリゴレス王国に攻め入るなど、一体何が起こっているのだ!」
父上も困惑した様で、至急調査を開始した。
その結果、ガリレゴ王国に突如現れた聖女が、今回の戦いに参戦しているとのこと。雷や炎、氷などを自由自在に操る聖女によって、あっという間にカリゴレス王国は壊滅させられたそうだ。
「全ての国よ。聞くが良い!我がガリレゴ王国は、これから世界征服を始める。王族は皆殺し、民は奴隷として働いてもらう。たとえ降伏しても、これは絶対条件だ!せいぜい余生を楽しんでおくんだな!」
カリゴレス王国を滅ぼした直後、ガリレゴ王国の国王が言い放った言葉だ。父上は、すぐに俺と妹のオルビアを呼び出した。
「お前たち、この国もいつ攻められるかわからない!私達王族はきっと殺される。いいか!少しでも犠牲者を減らすため、お前たちの婚約と結婚は禁止する!」
当時俺が11歳、オルビアは9歳。幸い俺たちにはまだ婚約者はいなかったから、ある意味好都合だったのかもしれない。
ガリレゴ王国は言葉通り、次々と周りの国を滅ぼしていった。もちろん、最初から降伏する国もあったが、やはり王族は皆殺し、民は奴隷という運命は変わらなかった。
そして16歳の時、ついにフェミニア王国が攻め込まれた。ありがたいことに、なぜか聖女はその時不在だった。父上自ら剣を振るい、必死に抵抗した結果何とか追い返すことが出来た。ただこの戦いで国王である父上は、致命的な傷を負い命を落とした。
アルテミルやファビオの父親たちも、ひどい傷を負い、戦いの一線から退いた。父上の死にショックを受けた母上も、父上の死から2ヶ月後、後を追う様に息を引き取った。
そして俺は16歳で国王になった。真珠を気にいったガリレゴ王国の国王に、毎年真珠を納めると言うことで、一旦我が国は生き延びた。
でも、何時攻められるかわからない。そんな中、アルテミルと妹のオルビアが恋人同士であることが分かった。
せめて妹だけでも生き延びて幸せになって欲しい。そう思い、海の向こうのバーディ王国に、何とか妹だけでもかくまってもらえないか手紙を書いた。
しかし、それは出来ないとの返事が来た。もし我が国の人間をかくまったことがガリレゴ王国にバレれば、一番に攻め込まれてしまう。それが理由だった。
他の国に手紙を出すが、どの国もみんな同じだ。俺は両親だけでなく、妹すら守れないのか、絶望が襲う。
何時攻めこまれるかわからないと言う恐怖を隠しながら、必死に国王の仕事をこなす。いつしか、笑う事、泣く事、怒る事、そんな感情を抱かなくなっていた。
そう、俺の頭にはいつも絶望や悲しみが支配していたのだ。
そんな俺も21歳になった。周りの国は、ほぼガリレゴ王国に滅ぼされ、大陸内で残るは我がフェミニア王国だけになった。そろそろ覚悟を決める時だ。
「もう残っている国は、我が国だけになったな。なあ、アイラン。俺、ダメ元でガリレゴ王国に行って、和平交渉をしてくるよ」
そう言ったのは、親友の一人、ファビオだ。
「ファビオ、あの国の冷酷さは知っているだろう?行っても殺されるだけだ、止めておけ」
俺は必死に止めた。
「たとえ殺されても、やらないよりやった方がいい。とりあえず、うまく潜伏してしばらくあの国の状況を把握してから交渉に入る。戻るまでに3ヶ月くらいかかるかもしれないが、行ってくる」
「わかった。すまないが頼む」
俺はそれ以上言えなかった。もし、和平交渉が上手くいけば、国民も俺たちも助かる。ここはファビオに賭けることしかできなかった。
「それじゃあ、行ってくる。妹を頼んだ」
そう言って、笑顔で手を振るファビオ。きっとファビオも恐怖でいっぱいだろう。それでも、俺たちの為に自ら志願して交渉に行ってくれた。どうか、無事でいてくれ。
その日は、久しぶりに酒を飲んだ。飲まずにはいられなった。その時だった。
「陛下、王宮の庭に見知らぬ女性が倒れています」
見知らぬ女性だと?どうやって入ったんだ?
俺は護衛騎士に案内されて、女性の元に向かう。既にオルビアも駆け付けていた。
恐る恐る近づき、女性を抱き起し彼女の顔を見る。俺はその瞬間、一気に自分の鼓動が早くなるのを感じた。
この世の人物とは思えないほど美しい顔をしていたのだ。確かに髪はススで汚れているが、それでも女神と見間違えるほど美しい。胸がドキドキする。こんな気持ち、生まれて初めてだ。
簡単に言えば一目惚れと言うやつだ。とにかく、このままではいけない。俺は彼女を抱き上げ、すぐに客間へと連れて行った。
「とにかく今すぐ医者を呼べ。それから、体中汚れていて可哀そうだ。すぐに湯あみを」
俺は近くのメイドに指示を出す。
彼女が心配で、メイドの作業を監視していると
「お兄様、女性の湯あみを覗く気ですか」
部屋を出て行かない俺をジト目で睨むオルビア。
「違う、そんなつもりでは…」
俺は慌てて部屋の外に出た。その後、しばらくして医者も入っていった。俺は心配で、部屋をウロウロしている
「お兄様、特に異常はないようですわ。ただ、意識が戻らないので、意識が戻るまではしっかり様子を見てやれとのことでした」
部屋から出てきたオルビアから報告を受ける。特に異常はないのか、それは良かった!
「そうか。オルビア、ありがとう。後は私が彼女の様子を見ているから、オルビアは部屋に戻ると良い」
俺が部屋に入ろうとすると
「お兄様。年頃の女性の部屋に入るなんて、何を考えているの!それも相手は意識をなくしているのよ。私が面倒みるから、お兄様は部屋に戻って」
そう言うと、オルビアは部屋に入り、ドアを「バン」と閉めてしまった。
それから1週間後、彼女は目を覚ました。オルビアの話では、名前はシャーロット、魔力のある国から来たとのことで、魔法が使えるらしい。
すぐに会いに行きたい気持ちを抑え、彼女が元気になるまで待つ。そして、いよいよ彼女との対面だ。すでに胸がドキドキしている。
隣のアルテミルには
「何ドキドキしているんだよ!」
とからかわれたが、今はこいつに構っていられるほどの余裕がない。
そして、ついにオルビアに連れられて、シャーロット嬢が入ってきた。
美しい銀髪をハーフアップに結んだ彼女は、もう控えめに言っても女神だ。隣のアルテミルも固まっている。そりゃそうだ。こんな美しい女性、今まで見たことが無いから。
自己紹介をしてくれたシャーロット嬢。声も物凄く可愛い。それに、動きや言葉遣いが洗練されている。オルビアが言っていた通り、どこかの貴族なのかもしれない。
そんな美しい彼女が、俺にお願いがあるとのこと。何だろう、何でも聞くぞ。
「あの、出来ればしばらくこの国に滞在したいのですが、よろしいでしょうか?もちろん、王宮においてほしいなんて図々しいことは言いません。後、どこか仕事を紹介してもらえると助かります」
仕事だと。こんな美しい女性に仕事なんてさせられない。俺はすぐ仕事はしなくてもいいと言ったが、彼女もそれは申し訳ないと食い下がる。
そうだ!
「そんなことは気にしなくてもいい!そうだ、オルビアの話し相手になってやってくれないか?あいつはああ見えて寂しがり屋なんだ」
オルビアは別に寂しがり屋ではないが、今はそんなことを言っていられない。オルビアもシャーロット嬢に、ぜひ側に居てほしいと言ってくれたので、何とかこのまま何もせず留まってくれることが決まった。
とりあえず、これでひとまず安心だ。
「お兄様、誰が寂しがり屋よ。そもそも、シャーロットと一緒に居たいのはお兄様の方でしょう」
面会の後、オルビアに怒られてしまった。
「俺は…別に、シャーロット嬢の事は!」
思いっきり動揺してしまった。
「まあいいわ。お兄様にも、ついに好きな人が出来たのね」
嬉しそうに笑う、オルビア。
「おい、俺は別にシャーロット嬢の事は!」
「はいはい」
軽くあしらわれてしまった。そもそも、俺はいつ殺されるかわからない身。そんな俺が、彼女を好きになっていいわけがない。彼女まで不幸にしてしまう。
そうだ、こんな気持ちは持ってはいけないんだ!この気持ちは封印しよう。シャーロット嬢の為にも…
~あとがき~
アイランはシャーロットに一目ぼれをしてしまった様です。ちなみにシャーロットの母、エリザベスは、絶世の美女として自国のみならず、他国でも有名な女性でした。その母親に瓜2つのシャーロットも、誰もが認める絶世の美少女です。
本人にはあまり自覚が無いのが少し残念ですが…
105
あなたにおすすめの小説
お前など家族ではない!と叩き出されましたが、家族になってくれという奇特な騎士に拾われました
蒼衣翼
恋愛
アイメリアは今年十五歳になる少女だ。
家族に虐げられて召使いのように働かされて育ったアイメリアは、ある日突然、父親であった存在に「お前など家族ではない!」と追い出されてしまう。
アイメリアは養子であり、家族とは血の繋がりはなかったのだ。
閉じ込められたまま外を知らずに育ったアイメリアは窮地に陥るが、救ってくれた騎士の身の回りの世話をする仕事を得る。
養父母と義姉が自らの企みによって窮地に陥り、落ちぶれていく一方で、アイメリアはその秘められた才能を開花させ、救い主の騎士と心を通わせ、自らの居場所を作っていくのだった。
※小説家になろうさま・カクヨムさまにも掲載しています。
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
この度、猛獣公爵の嫁になりまして~厄介払いされた令嬢は旦那様に溺愛されながら、もふもふ達と楽しくモノづくりライフを送っています~
柚木崎 史乃
ファンタジー
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】不誠実な旦那様、目が覚めたのでさよならです。
完菜
恋愛
王都の端にある森の中に、ひっそりと誰かから隠れるようにしてログハウスが建っていた。
そこには素朴な雰囲気を持つ女性リリーと、金髪で天使のように愛らしい子供、そして中年の女性の三人が暮らしている。この三人どうやら訳ありだ。
ある日リリーは、ケガをした男性を森で見つける。本当は困るのだが、見捨てることもできずに手当をするために自分の家に連れて行くことに……。
その日を境に、何も変わらない日常に少しの変化が生まれる。その森で暮らしていたリリーには、大好きな人から言われる「愛している」という言葉が全てだった。
しかし、あることがきっかけで一瞬にしてその言葉が恐ろしいものに変わってしまう。人を愛するって何なのか? 愛されるって何なのか? リリーが紆余曲折を経て辿り着く愛の形。(全50話)
【完結】白い結婚成立まであと1カ月……なのに、急に家に帰ってきた旦那様の溺愛が止まりません!?
氷雨そら
恋愛
3年間放置された妻、カティリアは白い結婚を宣言し、この結婚を無効にしようと決意していた。
しかし白い結婚が認められる3年を目前にして戦地から帰ってきた夫は彼女を溺愛しはじめて……。
夫は妻が大好き。勘違いすれ違いからの溺愛物語。
小説家なろうにも投稿中
【完結】一途すぎる公爵様は眠り姫を溺愛している
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
リュシエンヌ・ソワイエは16歳の子爵令嬢。皆が憧れるマルセル・クレイン伯爵令息に婚約を申し込まれたばかりで幸せいっぱいだ。
しかしある日を境にリュシエンヌは眠りから覚めなくなった。本人は自覚が無いまま12年の月日が過ぎ、目覚めた時には父母は亡くなり兄は結婚して子供がおり、さらにマルセルはリュシエンヌの親友アラベルと結婚していた。
突然のことに狼狽えるリュシエンヌ。しかも兄嫁はリュシエンヌを厄介者扱いしていて実家にはいられそうもない。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、若きヴォルテーヌ公爵レオンだった……。
『残念な顔だとバカにされていた私が隣国の王子様に見初められました』『結婚前日に友人と入れ替わってしまった……!』に出てくる魔法大臣ゼインシリーズです。
表紙は「簡単表紙メーカー2」で作成しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる