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第31話:必ず私たちの手で語り継いで行きます
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この国でジャックと生きると決めてから、目が回る程忙しい日々が始まった。ジャックの家族が殺されてから、実質ザードがこの国を支配していた。そんなザードがいなくなった今、王宮は大混乱しているのだ。
とにかく一刻も早く新しい王を立てる必要があるという事で、2週間後にジャックの国王就任式が行われる事になった。さらに8年半前に無くなっていた爵位も復活させる方向で今進めている。
基本的にジャックを助けてくれた家臣たちを中心に、8年半前に貴族だった人間たちに爵位を与える予定なのだが、既に国を出てしまった者もいる為、混乱しているのだ。
そして私はと言うと、王妃になるべく王妃教育を受けているのだが、どうやらこの国は基本的に魔法でなんでもこなす為、魔力量が恐ろしい程高い私は、難なくこなせている。さらにマナーに関しても思ったよりも上手に出来ている為、特に怒られる事はない。
それどころか、マナーの先生に褒められているくらいだ。だてに7年間王妃教育を受けて来たのは、無駄ではなかった様ね。
そしてあっという間に2週間が過ぎ、ついに今日はジャックの国王就任式の日だ。もちろん、私も王妃として参加する予定だ。この日に私の紹介と、さらに過去に起こった事件、今回の事件などもジャックの口から国民に伝える予定だ。
今日はジャックの瞳の色でもある赤いドレスに身を包む。虹色の髪はハーフアップに結んでもらい、私の瞳の色でもあるサファイアの宝石があしらわれたティアラも頭に乗せられた。
「王妃様は本当にお美しいですわ。それにその虹色の髪。本当に神秘的で、まるで女神様の様です!」
物凄く絶賛してくれるメイド達。本当にこの国の人たちは、お世辞が上手なのね!
準備が終わると、ジャックの元へと向かう。
「ジャック、お待たせ!」
美しい銀色の髪を1つに束ね、王冠とマントを付けているジャック。さらに腰には、聖剣もさしている。そうそうこの聖剣、基本的に王位継承の時のみ表舞台に立つ代物らしく、普段は厳重に保管してあるらしい。
本来は貴族会議を開き、貴族の過半数以上に承認を得ないと、たとえ王族でも使う事が禁止されている。それくらい、貴重な物との事。
本当は聖盾も同じ扱いなのだが、ジャックのおじい様は国のルールを無視して、無断で聖盾を使ったらしい。色々と問題のあるおじい様だった様ね…
「エリザ、とても美しいよ。さあ、そろそろ行こうか」
ジャックと手を繋ぎ、バルコニーへと向かった。バルコニーの下には、溢れんばかりの国民たちが待っていた。もし、国民たちが私を受け入れてくれなかったら、どうしよう…そんな不安が脳裏をよぎる。
不安の中、ジャックと共に国民の前に立つ。
「皆の者、今日から新しい王となった、ジャック・ウル・モールズだ。そして隣に居るのが、妻のエリザだ」
ジャックの挨拶が始まるや否や、物凄い歓声に包まれた。中には私を見て「聖なる魔力を持つお方だ!」と、かなり驚いている年配の人もいる。
「気が付いている者もいるかと思うが、エリザは聖なる魔力を持つ一族の末裔だ。今から35年前、静かに暮らしていた聖なる魔力を持つ一族を、私の祖父である先々代国王が惨殺した。祖父がなぜそのような恐ろしい事をしたのか、私には全く理解できないが、同じ王族として恥ずかしい限りだ。そして8年半前、ザードがこの国を支配した。実はザードは祖父に殺された、聖なる一族の人間だったのだ。殺された後も怨念となり、人に憑りつき私達王族に復讐を果たしたのだ。そして先日、私とエリザで、ザードを倒した。これが真相だ!」
ジャックの言葉を聞き、驚きを隠しきれない国民たち。それもそうだろう、そんな真実が隠されていたのだから。
「そもそもこの悲しい事件は、全て先々代国王によって引き起こされた。そのせいで、民たちにも大変な苦労を掛けた事、本当に申し訳なく思っている。そして二度とこんな悲劇を引き起こさない為にも、皆に真実を話し、後世に語り継いでいきたいと考えている。民の中にはこの話を聞き、私に嫌悪感を抱く者もいるだろう。それでも私はエリザと共に、この国を盛り立てていきたいと考えている。どうか温かい目で見守っていて欲しい」
そう言って頭を下げたジャック。私も頭を下げた。
その瞬間、溢れんばかりの拍手に包まれた。
「ジャック国王!あなたの包み隠さないその姿勢に感動しました!」
「ジャック国王と、聖なる魔力を持ったエリザ王妃に幸あれ!!」
「「「「幸あれ!!!」」」」
どうやら国民は私たちを認めてくれた様だ。よかった!ジャックもホッとした表情をしている。
その後も長い間、拍手と歓声がなりやむ事は無かった。
数年後
「父上、母上!エルサ!早く早く!」
「まってよ、おにいさま」
銀色の髪の少年の後を、虹色の髪の少女が必死に付いて行く。
「ジャン、エルサ、走ると危ないぞ!エリザ、リーシェを頼む」
虹色の髪をした赤ちゃんを私に預けると、急いで2人の元に走って行くジャック。そう、私たちはあの後、1男2女に恵まれた。やんちゃな第一王子のジャン、少しお節介な第一王女のエルサ、兄と姉に寵愛されすくすく育っている第二王女のリーシェだ。
私たちが向かった場所は、王族が眠るお墓。いつもの様に、ジャンとエルサが手を合わせる。もちろん、私とジャックも一緒に!
そして次に向かった場所は、聖なる魔力を持つ一族が惨殺された場所だ。この場所は大きな石碑が建てられ、聖盾と聖剣も一緒に埋葬されている。
ここには毎日たくさんの国民が手を合わせに来てくれている。もちろん私たちも子供たちを連れ、定期的にやって来ている。
「母上、この場所で罪もない一族が惨殺されたのでしょう?どうして父上のおじい様はそんな酷い事をしたのだろう…僕は絶対にそんな事をしないよ!」
「わたしもしないわ!みんなでなかよくくらしたほうが、たのしいもの」
子供たちにも何度もあの事件について話している。もちろん、ジャックのご両親やお姉様がザードの報復により命を落としたことも!
「そうね、ここで起こった悲しい事件は、決して忘れてはいけないのよ。あなた達が大きくなって子供が出来たら、その子たちにもこの話をしてあげてね」
ジャンとエルサを抱きしめながら、そう伝えた。そして、石碑の前で手を合わす。小さな手を一生懸命合わせているジャンとエルサを見たら、きっとこの子達が今後も語り継いで行ってくれるだろう。そう確信した。
「さあ、そろそろ王宮に戻ろう!シルバとレインも首を長くして待っているだろう」
「父上、僕も分身を出したいのだけれど、うまく出来なくて!帰ったら教えて!」
「わたしも!」
「いいぞ!それじゃあ早く帰らないとな!」
「「やったー!」」
嬉しそうにジャックに飛びつくジャンとエルサ。リーシェを私に渡すと、2人を抱きかかえたジャック。そんな3人の姿を見ていたら、自然と笑みがこぼれた。
この幸せが、永遠に続いてほしい!
その為にも、私たちが出来る事をやって行こう。これからもずっと…
おしまい
~あとがき~
これにて完結になります。
気が付いたら、物凄く重い話になっておりました(;^_^A
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
※お知らせ
この作品の子孫のお話を連載する予定です。
題名:私はこの人と生きていきたいです!
エリザ達の娘でもあるエルサの孫娘、エリーと、前世の記憶を持った少年イジャの恋のお話です。多分お名前でピンときた人も多いかと思いますが、イジャはイライジャが転生した人物です。
この作品の完結と同時に連載をスタートしております。
よろしければ、こちらもよろしくお願いいたしますm(__)m
とにかく一刻も早く新しい王を立てる必要があるという事で、2週間後にジャックの国王就任式が行われる事になった。さらに8年半前に無くなっていた爵位も復活させる方向で今進めている。
基本的にジャックを助けてくれた家臣たちを中心に、8年半前に貴族だった人間たちに爵位を与える予定なのだが、既に国を出てしまった者もいる為、混乱しているのだ。
そして私はと言うと、王妃になるべく王妃教育を受けているのだが、どうやらこの国は基本的に魔法でなんでもこなす為、魔力量が恐ろしい程高い私は、難なくこなせている。さらにマナーに関しても思ったよりも上手に出来ている為、特に怒られる事はない。
それどころか、マナーの先生に褒められているくらいだ。だてに7年間王妃教育を受けて来たのは、無駄ではなかった様ね。
そしてあっという間に2週間が過ぎ、ついに今日はジャックの国王就任式の日だ。もちろん、私も王妃として参加する予定だ。この日に私の紹介と、さらに過去に起こった事件、今回の事件などもジャックの口から国民に伝える予定だ。
今日はジャックの瞳の色でもある赤いドレスに身を包む。虹色の髪はハーフアップに結んでもらい、私の瞳の色でもあるサファイアの宝石があしらわれたティアラも頭に乗せられた。
「王妃様は本当にお美しいですわ。それにその虹色の髪。本当に神秘的で、まるで女神様の様です!」
物凄く絶賛してくれるメイド達。本当にこの国の人たちは、お世辞が上手なのね!
準備が終わると、ジャックの元へと向かう。
「ジャック、お待たせ!」
美しい銀色の髪を1つに束ね、王冠とマントを付けているジャック。さらに腰には、聖剣もさしている。そうそうこの聖剣、基本的に王位継承の時のみ表舞台に立つ代物らしく、普段は厳重に保管してあるらしい。
本来は貴族会議を開き、貴族の過半数以上に承認を得ないと、たとえ王族でも使う事が禁止されている。それくらい、貴重な物との事。
本当は聖盾も同じ扱いなのだが、ジャックのおじい様は国のルールを無視して、無断で聖盾を使ったらしい。色々と問題のあるおじい様だった様ね…
「エリザ、とても美しいよ。さあ、そろそろ行こうか」
ジャックと手を繋ぎ、バルコニーへと向かった。バルコニーの下には、溢れんばかりの国民たちが待っていた。もし、国民たちが私を受け入れてくれなかったら、どうしよう…そんな不安が脳裏をよぎる。
不安の中、ジャックと共に国民の前に立つ。
「皆の者、今日から新しい王となった、ジャック・ウル・モールズだ。そして隣に居るのが、妻のエリザだ」
ジャックの挨拶が始まるや否や、物凄い歓声に包まれた。中には私を見て「聖なる魔力を持つお方だ!」と、かなり驚いている年配の人もいる。
「気が付いている者もいるかと思うが、エリザは聖なる魔力を持つ一族の末裔だ。今から35年前、静かに暮らしていた聖なる魔力を持つ一族を、私の祖父である先々代国王が惨殺した。祖父がなぜそのような恐ろしい事をしたのか、私には全く理解できないが、同じ王族として恥ずかしい限りだ。そして8年半前、ザードがこの国を支配した。実はザードは祖父に殺された、聖なる一族の人間だったのだ。殺された後も怨念となり、人に憑りつき私達王族に復讐を果たしたのだ。そして先日、私とエリザで、ザードを倒した。これが真相だ!」
ジャックの言葉を聞き、驚きを隠しきれない国民たち。それもそうだろう、そんな真実が隠されていたのだから。
「そもそもこの悲しい事件は、全て先々代国王によって引き起こされた。そのせいで、民たちにも大変な苦労を掛けた事、本当に申し訳なく思っている。そして二度とこんな悲劇を引き起こさない為にも、皆に真実を話し、後世に語り継いでいきたいと考えている。民の中にはこの話を聞き、私に嫌悪感を抱く者もいるだろう。それでも私はエリザと共に、この国を盛り立てていきたいと考えている。どうか温かい目で見守っていて欲しい」
そう言って頭を下げたジャック。私も頭を下げた。
その瞬間、溢れんばかりの拍手に包まれた。
「ジャック国王!あなたの包み隠さないその姿勢に感動しました!」
「ジャック国王と、聖なる魔力を持ったエリザ王妃に幸あれ!!」
「「「「幸あれ!!!」」」」
どうやら国民は私たちを認めてくれた様だ。よかった!ジャックもホッとした表情をしている。
その後も長い間、拍手と歓声がなりやむ事は無かった。
数年後
「父上、母上!エルサ!早く早く!」
「まってよ、おにいさま」
銀色の髪の少年の後を、虹色の髪の少女が必死に付いて行く。
「ジャン、エルサ、走ると危ないぞ!エリザ、リーシェを頼む」
虹色の髪をした赤ちゃんを私に預けると、急いで2人の元に走って行くジャック。そう、私たちはあの後、1男2女に恵まれた。やんちゃな第一王子のジャン、少しお節介な第一王女のエルサ、兄と姉に寵愛されすくすく育っている第二王女のリーシェだ。
私たちが向かった場所は、王族が眠るお墓。いつもの様に、ジャンとエルサが手を合わせる。もちろん、私とジャックも一緒に!
そして次に向かった場所は、聖なる魔力を持つ一族が惨殺された場所だ。この場所は大きな石碑が建てられ、聖盾と聖剣も一緒に埋葬されている。
ここには毎日たくさんの国民が手を合わせに来てくれている。もちろん私たちも子供たちを連れ、定期的にやって来ている。
「母上、この場所で罪もない一族が惨殺されたのでしょう?どうして父上のおじい様はそんな酷い事をしたのだろう…僕は絶対にそんな事をしないよ!」
「わたしもしないわ!みんなでなかよくくらしたほうが、たのしいもの」
子供たちにも何度もあの事件について話している。もちろん、ジャックのご両親やお姉様がザードの報復により命を落としたことも!
「そうね、ここで起こった悲しい事件は、決して忘れてはいけないのよ。あなた達が大きくなって子供が出来たら、その子たちにもこの話をしてあげてね」
ジャンとエルサを抱きしめながら、そう伝えた。そして、石碑の前で手を合わす。小さな手を一生懸命合わせているジャンとエルサを見たら、きっとこの子達が今後も語り継いで行ってくれるだろう。そう確信した。
「さあ、そろそろ王宮に戻ろう!シルバとレインも首を長くして待っているだろう」
「父上、僕も分身を出したいのだけれど、うまく出来なくて!帰ったら教えて!」
「わたしも!」
「いいぞ!それじゃあ早く帰らないとな!」
「「やったー!」」
嬉しそうにジャックに飛びつくジャンとエルサ。リーシェを私に渡すと、2人を抱きかかえたジャック。そんな3人の姿を見ていたら、自然と笑みがこぼれた。
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その為にも、私たちが出来る事をやって行こう。これからもずっと…
おしまい
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この作品の子孫のお話を連載する予定です。
題名:私はこの人と生きていきたいです!
エリザ達の娘でもあるエルサの孫娘、エリーと、前世の記憶を持った少年イジャの恋のお話です。多分お名前でピンときた人も多いかと思いますが、イジャはイライジャが転生した人物です。
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