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第22話:団員達とも仲良くなりました
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ラッセル王国に来て、1ヶ月半が過ぎた。この1ヶ月半、毎日毎日、王宮騎士団で基礎トレーニングに励んでいる。
毎日必死に食らいついて行っていたお陰か、今では他の団員と同じように、メニューがこなせるようになった。
ちなみに王宮魔術師とのお勉強会も、少しずつだが進めている。やはり私の魔力はかなり特殊な様で、魔術師たちもかなり興奮していた。ただ、今の私では、自分の持つ魔力の3分の1も出し切れていないらしい。
その為、魔力を引き出す訓練も、魔術師の方と一緒に練習している。昼間は騎士団での稽古、夜は魔術師の方との訓練で体は既に悲鳴を上げているが、何分魔力量だけは多いため、何とか乗り切っている。
今日も騎士団員の午前の稽古を終え、1人魔法の本を読む。
「ジャンティーヌ、ここにいたのか?今日の午後から、攻撃魔法の訓練を行うからそのつもりで」
「それは本当ですか?ありがとうございます」
やっと攻撃魔法の訓練を受けられるのね。嬉しくてつい頬が緩む。
「勘違いするなよ!本来ならまだまだお前は、基礎トレーニングを受けないといけない。だが…お前に残された時間が限られていると聞いたから、特別に攻撃魔法の訓練を受けさせてやるんだ!わかったな」
相変わらず怖い顔でそう叫ぶと、さっさとどこかに行ってしまった騎士団長様。
「団長はああ言っているけれど、ジャンティーヌことを認めているんだよ。女でここまで必死に稽古に食らいついてくるのは、お前くらいだからな」
いつの間にか私の元にやって来たのは、共に訓練を受けている団員達だ。最近少しずつ、団員達とも打ち解けて来たのだ。
「そうなのですね。教えていただき、ありがとうございます」
団員たちに頭を下げた。
「なあ、お前、王妃殿下の知り合いなんだろう?どうしてこんなところで稽古を受けているんだ?それも令嬢なのに…」
ふと1人の騎士団員が話しかけて来た。
「私には、守りたい人達がいるのです。だから、どうしても強くなりたくて!」
「守りたいって、お前、貴族だろう?一体誰を何から守るんだよ?」
騎士団員たちが、不思議そうな顔をしている。
「実は私、つい最近までグリーズン王国にいたのです。そこでは毎日、沢山の人々が魔物たちに殺されていて。私の大切な友人も、ゴブリンの群れに殺されました…」
リマ…
思い出しただけで、涙が溢れそうになるのを必死に堪えた。
「グリーズン王国で、私の大切な人たちは今も必死に魔物たちと戦っているのです。だから私は、強くなって魔女を倒したい!そのために、この国にやって来たのです」
今もきっと、ジルド殿下たちは必死に戦っているのだろう。彼らの事を思うと、再び涙が溢れそうになる。
「確かにあの国は、魔女を怒らせたことで、ほぼ壊滅状態だと聞いた。お前、グリーズン王国の人間なのか?そもそも、王族が魔女を怒らせなければ…」
「お言葉ですが、あなた達はグリーズン王国の何を知っているのですか?そもそも魔女は、既に結婚していた国王に王妃様と別れて自分と結婚しろと迫ったのですよ!それを拒否した国王を逆恨みして、国を滅ぼそうとしたのです。フラれた腹いせに!そんな人間の腹いせの為に、12年間もの間、ジルド殿下やシルビア殿下、国の人々がどんなに苦しんできたか!私は絶対に魔女を許さない!」
「分かったよ、そんなに怒るな。ただ…お前がどんなに辛くて苦しい訓練でも、泣き言1つ言わずに必死に食らいついているのは、守りたいものがあるからなんだな!令嬢だと言ってバカにして悪かったよ。俺たちもお前に協力するよ。だから、頑張れよ」
そう言ってほほ笑んでいる団員達。
「さあ、そろそろ午後の稽古が始まるぞ。遅刻すると大変だ。ジャンティーヌ、行こうぜ」
「はい」
団員の方たちと一緒に、攻撃魔法の稽古場へと向かった。どうやらここで、攻撃魔法の練習をする様だ。
「まずは炎魔法を出す練習からだ。いいか、攻撃魔法は攻撃量が多ければ多いほどいいという訳ではない。まずはこの量の炎を出す練習からだ」
実際に団長様が炎を出した。あれくらいの炎を出せばいいのね。よし!
心の中で、炎と唱える。すると
「うわぁ、ジャンティーヌ、出しすぎだ!!」
「おい、貴様、皆を丸焼きにするつもりか!このバカ者!」
基礎体力が向上していた私は、自分でもびっくりする程の炎が出てしまったのだ。しまった!すぐに団長様が水魔法で私の炎を消す。
「ごめんなさい!本当にすみません」
必死に謝る。
「ジャンティーヌ、お前の魔力、すごいな。あんな炎魔法、見た事がない。いいか、ジャンティーヌ、頭の中で出したい炎の大きさをイメージするんだ」
近くにいた団員が教えてくれた。そうか、炎の大きさをイメージするのね。早速さっき団長様が出した炎の大きさを頭でイメージして出してみる。すると…
「出ましたわ。いい感じの炎が!ありがとうございます」
自分でもびっくりする程、上手に炎の量を調節できたのだ。その後も、騎士団員の方たちに教えてもらいながら、何度も何度も攻撃魔法の練習をしたのだった。
毎日必死に食らいついて行っていたお陰か、今では他の団員と同じように、メニューがこなせるようになった。
ちなみに王宮魔術師とのお勉強会も、少しずつだが進めている。やはり私の魔力はかなり特殊な様で、魔術師たちもかなり興奮していた。ただ、今の私では、自分の持つ魔力の3分の1も出し切れていないらしい。
その為、魔力を引き出す訓練も、魔術師の方と一緒に練習している。昼間は騎士団での稽古、夜は魔術師の方との訓練で体は既に悲鳴を上げているが、何分魔力量だけは多いため、何とか乗り切っている。
今日も騎士団員の午前の稽古を終え、1人魔法の本を読む。
「ジャンティーヌ、ここにいたのか?今日の午後から、攻撃魔法の訓練を行うからそのつもりで」
「それは本当ですか?ありがとうございます」
やっと攻撃魔法の訓練を受けられるのね。嬉しくてつい頬が緩む。
「勘違いするなよ!本来ならまだまだお前は、基礎トレーニングを受けないといけない。だが…お前に残された時間が限られていると聞いたから、特別に攻撃魔法の訓練を受けさせてやるんだ!わかったな」
相変わらず怖い顔でそう叫ぶと、さっさとどこかに行ってしまった騎士団長様。
「団長はああ言っているけれど、ジャンティーヌことを認めているんだよ。女でここまで必死に稽古に食らいついてくるのは、お前くらいだからな」
いつの間にか私の元にやって来たのは、共に訓練を受けている団員達だ。最近少しずつ、団員達とも打ち解けて来たのだ。
「そうなのですね。教えていただき、ありがとうございます」
団員たちに頭を下げた。
「なあ、お前、王妃殿下の知り合いなんだろう?どうしてこんなところで稽古を受けているんだ?それも令嬢なのに…」
ふと1人の騎士団員が話しかけて来た。
「私には、守りたい人達がいるのです。だから、どうしても強くなりたくて!」
「守りたいって、お前、貴族だろう?一体誰を何から守るんだよ?」
騎士団員たちが、不思議そうな顔をしている。
「実は私、つい最近までグリーズン王国にいたのです。そこでは毎日、沢山の人々が魔物たちに殺されていて。私の大切な友人も、ゴブリンの群れに殺されました…」
リマ…
思い出しただけで、涙が溢れそうになるのを必死に堪えた。
「グリーズン王国で、私の大切な人たちは今も必死に魔物たちと戦っているのです。だから私は、強くなって魔女を倒したい!そのために、この国にやって来たのです」
今もきっと、ジルド殿下たちは必死に戦っているのだろう。彼らの事を思うと、再び涙が溢れそうになる。
「確かにあの国は、魔女を怒らせたことで、ほぼ壊滅状態だと聞いた。お前、グリーズン王国の人間なのか?そもそも、王族が魔女を怒らせなければ…」
「お言葉ですが、あなた達はグリーズン王国の何を知っているのですか?そもそも魔女は、既に結婚していた国王に王妃様と別れて自分と結婚しろと迫ったのですよ!それを拒否した国王を逆恨みして、国を滅ぼそうとしたのです。フラれた腹いせに!そんな人間の腹いせの為に、12年間もの間、ジルド殿下やシルビア殿下、国の人々がどんなに苦しんできたか!私は絶対に魔女を許さない!」
「分かったよ、そんなに怒るな。ただ…お前がどんなに辛くて苦しい訓練でも、泣き言1つ言わずに必死に食らいついているのは、守りたいものがあるからなんだな!令嬢だと言ってバカにして悪かったよ。俺たちもお前に協力するよ。だから、頑張れよ」
そう言ってほほ笑んでいる団員達。
「さあ、そろそろ午後の稽古が始まるぞ。遅刻すると大変だ。ジャンティーヌ、行こうぜ」
「はい」
団員の方たちと一緒に、攻撃魔法の稽古場へと向かった。どうやらここで、攻撃魔法の練習をする様だ。
「まずは炎魔法を出す練習からだ。いいか、攻撃魔法は攻撃量が多ければ多いほどいいという訳ではない。まずはこの量の炎を出す練習からだ」
実際に団長様が炎を出した。あれくらいの炎を出せばいいのね。よし!
心の中で、炎と唱える。すると
「うわぁ、ジャンティーヌ、出しすぎだ!!」
「おい、貴様、皆を丸焼きにするつもりか!このバカ者!」
基礎体力が向上していた私は、自分でもびっくりする程の炎が出てしまったのだ。しまった!すぐに団長様が水魔法で私の炎を消す。
「ごめんなさい!本当にすみません」
必死に謝る。
「ジャンティーヌ、お前の魔力、すごいな。あんな炎魔法、見た事がない。いいか、ジャンティーヌ、頭の中で出したい炎の大きさをイメージするんだ」
近くにいた団員が教えてくれた。そうか、炎の大きさをイメージするのね。早速さっき団長様が出した炎の大きさを頭でイメージして出してみる。すると…
「出ましたわ。いい感じの炎が!ありがとうございます」
自分でもびっくりする程、上手に炎の量を調節できたのだ。その後も、騎士団員の方たちに教えてもらいながら、何度も何度も攻撃魔法の練習をしたのだった。
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