12 / 27
第12話:面白い事になって来た~リアム視点~
しおりを挟む
翌日、色々と準備を整え、急いで公爵家へと向かった。やはり何人かの令嬢が、レティシアを心配して訪ねて来た様だ。ただ僕の言いつけ通り、追い返したとの事。
そして使用人たちを集め、公爵家が取り潰しになった事を伝えた。それと同時に、他の貴族の家で働ける事も伝え、各自招待状を渡した。そんな中
「殿下、お嬢様は王宮で生活をなさるのですよね。どうか私も、王宮で働かせてください。こんな事を申し上げては失礼に当たるかもしれませんが、私にとってお嬢様は妹の様な大切な存在なのです。あんなにも衰弱したお嬢様を放って、別のところで仕事なんてとてもできません」
「私もです。どうかお嬢様の側で働かせてください」
レティシアの専属メイドたちが、次々と名乗りを上げていく。レティシアは使用人にも好かれていたのだな。でも、こいつらについてこられては、僕の計画は狂ってしまう。とにかくレティシアには、僕しか頼れない状況を作りたいのだ。
「レティシアには優秀なメイドたちを新たに雇った。悪いが、君たちを雇う事は出来ないんだ」
そうはっきりと伝えた。そしてレティシアを連れて、王宮へとやって来た。落ち込むレティシアの側に寄り添う。眠る時以外、極力彼女の部屋で過ごす様にした。そのお陰か、レティシアは少しずつ元気を取り戻していった。
でもそれと同時に、母上から
「レティシア嬢はもう公爵令嬢ではないのよ。何の価値もない令嬢なの。とにかく、ほとぼりが冷めたら婚約を解消し、ミランダ嬢と婚約を結び直しなさい。ガルシア侯爵も、それを望んでいるわ」
そう頻繁に言われるようになったのだ。この女は何をふざけた事を抜かしているんだ。僕はレティシア以外と結婚するつもりなんて微塵もない。それも、相手がミランダ嬢なら尚更の事。
「母上、僕はレティシア意外と結婚しません。寝言なら寝てから言ってください。それでは僕は忙しいので」
そう言い切ってやった。
そんなある日、なんとミランダ嬢が訪ねて来たのだ。とにかくさっさと追い返そう、そう思っていたのだが…
「リアム殿下、私と取引をしませんか?」
僕の顔を見るなり、人払いをしたと思ったら、そんな事を言いだしたのだ。この女は何を言っているのだろう?とにかく話を聞いてみる事にした。すると、トンプソン公爵家の馬車に細工を仕掛け、事故に見せかけて2人を殺害したのは、ガルシア侯爵だと言う事。その証拠も掴んでいるという事。
さらに、トンプソン公爵によって断罪された貴族を集め、レティシアを引きずり下ろし、ミランダ嬢と僕を結婚させようとしているとの事。権力が欲しい母上も、ガルシア侯爵に協力しているという事。全ての証拠を、ミランダ嬢が握っているという事を丁寧に話をされた。
「他にも今調査中ですが、数々の悪事に父は手を染めている様です」
そうはっきりと告げたミランダ嬢。この女は一体どういうつもりなのだろう。こんな事を僕に暴露したら、きっと父親でもあるガルシア侯爵はただでは済まない。もちろん、ガルシア侯爵家も取り潰されるだろう。それなのにどうして…
「どうしてこんな事を自分に話すのだろう。そんな顔をしていますね。実は私には、心から愛する男性がいるのです。彼は私の従者でした。私たちは父の目を盗んで、密かに愛し合いう様になったのです。でも父に見つかり、彼はこの国で最も過酷と言われる、北の街に送られました。今もその場所で、強制的に働かされているのです!お願いです、殿下。どうか彼を助けて下さい。もちろん、私が握っている証拠は、全て殿下にお渡ししますわ。とにかく、早くしないと彼が死んでしまう。お願いします」
必死に頭を下げるミランダ嬢。よほどその男の事を愛しているのだろう。確かにミランダ嬢が握っている証拠さえあれば、ガルシア侯爵を断罪できる。ガルシア侯爵は今後面倒な存在になる事は間違いない。今のうちに潰しておいた方がいいだろう。よし!
「分かった、その取引に乗ろう。僕は早速その男を救出する。君は証拠を持って来てくれ」
「分かりましたわ。どうか彼を、よろしくお願いします」
深々と頭を下げるミランダ嬢。トンプソン公爵の事故は確かに不自然な事も多かった。そんな中、調査は早々に打ち切りになったから怪しいとは思っていたが、やはりガルシア侯爵が絡んでいたのか。
これは面白い事になって来たぞ。とにかくガルシア侯爵を断罪してしまえば、もうミランダ嬢と結婚しろとも言われなくなるだろう。それに、両親の仇を捕まえれば、レティシアにも感謝されるだろうし。
早速僕は、ミランダ嬢の元従事を救出し、王宮で匿う事にした。かなり劣悪な環境の中で過酷な労働をさせられていた様で、酷く衰弱していたが、献身的な看護の結果、何とか元気を取り戻した。
そして僕とミランダ嬢は、誰も来ない中庭の奥で、密かに会う様になった。もちろん、今後の計画を立てる為にだ。
「これが証拠の数々です。他にも今調査中のものもたくさんあります。それで彼は、どうなのですか?」
「随分衰弱していたが、今は元気だよ。それにしても、君たちは本当に愛し合っているのだね。あの男がまず最初に口を開いた言葉が、君を心配する言葉だったよ」
「良かった…」
涙を流して喜ぶミランダ嬢。へ~、この女でも、涙を流すんだな。まあ、どうでもいいけれど。その後も、時間を見つけては何度もミランダ嬢と密会を続けた。そして、元気になった元従者にも会わせてやった。
何度も抱き合い、何度も僕にお礼を言う2人。ただ、万が一ガルシア侯爵に見つかると厄介だ。とりあえず、僕の護衛騎士としてしばらく王宮で生活してもらう事になった。護衛騎士なら基本的に鎧をまとっている為、顔も見えないので安心だ。
よし、ミランダ嬢の方は取りあえず片付いた。後はガルシア侯爵の断罪を目指すまでだ。そんな中、母上がレティシアに数々の暴言を吐いている事が発覚した。母上め、許せない!きつく抗議をし、レティシアに近付かない様、護衛騎士の数も増やした。
本当は僕がレティシアの側にいて守ってあげたいのだが、今は忙しくてほとんど時間が取れない。とにかく早く全てを片付けて、レティシアと以前の様にゆっくり過ごしたい。それでもレティシアに会えないのは辛くて、眠った後のレティシアを訪ねるのが日課になった。
「レティシア、寂しい思いをさせてごめんね。でも、あと少しで全てが片付くから待っていてね」
眠るレティシアに声を掛ける。そしてレティシアの唇に、自分の唇を重ねた。柔らかくて温かな感触が、唇から伝わる。あぁ、やっぱりレティシアは最高だな。早く僕だけのレティシアにしたい。その為にも頑張らないと。
そして使用人たちを集め、公爵家が取り潰しになった事を伝えた。それと同時に、他の貴族の家で働ける事も伝え、各自招待状を渡した。そんな中
「殿下、お嬢様は王宮で生活をなさるのですよね。どうか私も、王宮で働かせてください。こんな事を申し上げては失礼に当たるかもしれませんが、私にとってお嬢様は妹の様な大切な存在なのです。あんなにも衰弱したお嬢様を放って、別のところで仕事なんてとてもできません」
「私もです。どうかお嬢様の側で働かせてください」
レティシアの専属メイドたちが、次々と名乗りを上げていく。レティシアは使用人にも好かれていたのだな。でも、こいつらについてこられては、僕の計画は狂ってしまう。とにかくレティシアには、僕しか頼れない状況を作りたいのだ。
「レティシアには優秀なメイドたちを新たに雇った。悪いが、君たちを雇う事は出来ないんだ」
そうはっきりと伝えた。そしてレティシアを連れて、王宮へとやって来た。落ち込むレティシアの側に寄り添う。眠る時以外、極力彼女の部屋で過ごす様にした。そのお陰か、レティシアは少しずつ元気を取り戻していった。
でもそれと同時に、母上から
「レティシア嬢はもう公爵令嬢ではないのよ。何の価値もない令嬢なの。とにかく、ほとぼりが冷めたら婚約を解消し、ミランダ嬢と婚約を結び直しなさい。ガルシア侯爵も、それを望んでいるわ」
そう頻繁に言われるようになったのだ。この女は何をふざけた事を抜かしているんだ。僕はレティシア以外と結婚するつもりなんて微塵もない。それも、相手がミランダ嬢なら尚更の事。
「母上、僕はレティシア意外と結婚しません。寝言なら寝てから言ってください。それでは僕は忙しいので」
そう言い切ってやった。
そんなある日、なんとミランダ嬢が訪ねて来たのだ。とにかくさっさと追い返そう、そう思っていたのだが…
「リアム殿下、私と取引をしませんか?」
僕の顔を見るなり、人払いをしたと思ったら、そんな事を言いだしたのだ。この女は何を言っているのだろう?とにかく話を聞いてみる事にした。すると、トンプソン公爵家の馬車に細工を仕掛け、事故に見せかけて2人を殺害したのは、ガルシア侯爵だと言う事。その証拠も掴んでいるという事。
さらに、トンプソン公爵によって断罪された貴族を集め、レティシアを引きずり下ろし、ミランダ嬢と僕を結婚させようとしているとの事。権力が欲しい母上も、ガルシア侯爵に協力しているという事。全ての証拠を、ミランダ嬢が握っているという事を丁寧に話をされた。
「他にも今調査中ですが、数々の悪事に父は手を染めている様です」
そうはっきりと告げたミランダ嬢。この女は一体どういうつもりなのだろう。こんな事を僕に暴露したら、きっと父親でもあるガルシア侯爵はただでは済まない。もちろん、ガルシア侯爵家も取り潰されるだろう。それなのにどうして…
「どうしてこんな事を自分に話すのだろう。そんな顔をしていますね。実は私には、心から愛する男性がいるのです。彼は私の従者でした。私たちは父の目を盗んで、密かに愛し合いう様になったのです。でも父に見つかり、彼はこの国で最も過酷と言われる、北の街に送られました。今もその場所で、強制的に働かされているのです!お願いです、殿下。どうか彼を助けて下さい。もちろん、私が握っている証拠は、全て殿下にお渡ししますわ。とにかく、早くしないと彼が死んでしまう。お願いします」
必死に頭を下げるミランダ嬢。よほどその男の事を愛しているのだろう。確かにミランダ嬢が握っている証拠さえあれば、ガルシア侯爵を断罪できる。ガルシア侯爵は今後面倒な存在になる事は間違いない。今のうちに潰しておいた方がいいだろう。よし!
「分かった、その取引に乗ろう。僕は早速その男を救出する。君は証拠を持って来てくれ」
「分かりましたわ。どうか彼を、よろしくお願いします」
深々と頭を下げるミランダ嬢。トンプソン公爵の事故は確かに不自然な事も多かった。そんな中、調査は早々に打ち切りになったから怪しいとは思っていたが、やはりガルシア侯爵が絡んでいたのか。
これは面白い事になって来たぞ。とにかくガルシア侯爵を断罪してしまえば、もうミランダ嬢と結婚しろとも言われなくなるだろう。それに、両親の仇を捕まえれば、レティシアにも感謝されるだろうし。
早速僕は、ミランダ嬢の元従事を救出し、王宮で匿う事にした。かなり劣悪な環境の中で過酷な労働をさせられていた様で、酷く衰弱していたが、献身的な看護の結果、何とか元気を取り戻した。
そして僕とミランダ嬢は、誰も来ない中庭の奥で、密かに会う様になった。もちろん、今後の計画を立てる為にだ。
「これが証拠の数々です。他にも今調査中のものもたくさんあります。それで彼は、どうなのですか?」
「随分衰弱していたが、今は元気だよ。それにしても、君たちは本当に愛し合っているのだね。あの男がまず最初に口を開いた言葉が、君を心配する言葉だったよ」
「良かった…」
涙を流して喜ぶミランダ嬢。へ~、この女でも、涙を流すんだな。まあ、どうでもいいけれど。その後も、時間を見つけては何度もミランダ嬢と密会を続けた。そして、元気になった元従者にも会わせてやった。
何度も抱き合い、何度も僕にお礼を言う2人。ただ、万が一ガルシア侯爵に見つかると厄介だ。とりあえず、僕の護衛騎士としてしばらく王宮で生活してもらう事になった。護衛騎士なら基本的に鎧をまとっている為、顔も見えないので安心だ。
よし、ミランダ嬢の方は取りあえず片付いた。後はガルシア侯爵の断罪を目指すまでだ。そんな中、母上がレティシアに数々の暴言を吐いている事が発覚した。母上め、許せない!きつく抗議をし、レティシアに近付かない様、護衛騎士の数も増やした。
本当は僕がレティシアの側にいて守ってあげたいのだが、今は忙しくてほとんど時間が取れない。とにかく早く全てを片付けて、レティシアと以前の様にゆっくり過ごしたい。それでもレティシアに会えないのは辛くて、眠った後のレティシアを訪ねるのが日課になった。
「レティシア、寂しい思いをさせてごめんね。でも、あと少しで全てが片付くから待っていてね」
眠るレティシアに声を掛ける。そしてレティシアの唇に、自分の唇を重ねた。柔らかくて温かな感触が、唇から伝わる。あぁ、やっぱりレティシアは最高だな。早く僕だけのレティシアにしたい。その為にも頑張らないと。
113
あなたにおすすめの小説
結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。
真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。
親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。
そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。
(しかも私にだけ!!)
社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。
最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。
(((こんな仕打ち、あんまりよーー!!)))
旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
余命わずかな私は、好きな人に愛を伝えて素っ気なくあしらわれる日々を楽しんでいる
ラム猫
恋愛
王城の図書室で働くルーナは、見た目には全く分からない特殊な病により、余命わずかであった。悲観はせず、彼女はかねてより憧れていた冷徹な第一騎士団長アシェンに毎日愛を告白し、彼の困惑した反応を見ることを最後の人生の楽しみとする。アシェンは一貫してそっけない態度を取り続けるが、ルーナのひたむきな告白は、彼の無関心だった心に少しずつ波紋を広げていった。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも同じ作品を投稿しています
※全十七話で完結の予定でしたが、勝手ながら二話ほど追加させていただきます。公開は同時に行うので、完結予定日は変わりません。本編は十五話まで、その後は番外編になります。
(本編完結)無表情の美形王子に婚約解消され、自由の身になりました! なのに、なんで、近づいてくるんですか?
水無月あん
恋愛
本編は完結してます。8/6より、番外編はじめました。よろしくお願いいたします。
私は、公爵令嬢のアリス。ピンク頭の女性を腕にぶら下げたルイス殿下に、婚約解消を告げられました。美形だけれど、無表情の婚約者が苦手だったので、婚約解消はありがたい! はれて自由の身になれて、うれしい! なのに、なぜ、近づいてくるんですか? 私に興味なかったですよね? 無表情すぎる、美形王子の本心は? こじらせ、ヤンデレ、執着っぽいものをつめた、ゆるゆるっとした設定です。お気軽に楽しんでいただければ、嬉しいです。
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
【完結】大好き、と告白するのはこれを最後にします!
高瀬船
恋愛
侯爵家の嫡男、レオン・アルファストと伯爵家のミュラー・ハドソンは建国から続く由緒ある家柄である。
7歳年上のレオンが大好きで、ミュラーは幼い頃から彼にべったり。ことある事に大好き!と伝え、少女へと成長してからも顔を合わせる度に結婚して!ともはや挨拶のように熱烈に求婚していた。
だけど、いつもいつもレオンはありがとう、と言うだけで承諾も拒絶もしない。
成人を控えたある日、ミュラーはこれを最後の告白にしよう、と決心しいつものようにはぐらかされたら大人しく彼を諦めよう、と決めていた。
そして、彼を諦め真剣に結婚相手を探そうと夜会に行った事をレオンに知られたミュラーは初めて彼の重いほどの愛情を知る
【お互い、モブとの絡み発生します、苦手な方はご遠慮下さい】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる