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第2章
第18話:体調を崩してしまいました
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アーサー様が討伐に向かってから、一ヶ月が経った。寂しくて死にそうだ。最初は気丈に振舞っていたものの、やっぱりアーサー様がいない生活は、私には相当きつい様だ。食事もほとんど喉を通らない。無理に食べようとすると、吐いてしまう事もあるのだ。
それになんだか体もだるい…精神的に追いつめられると、やっぱり体調も悪くなるものなのね…そんな私を見てモカラが
「ローラ様、一度医者に診て頂いた方がよろしいのでは?」
そう提案してくれたが、精神的にやられているだけなので、丁重にお断りした。そもそも寂しさからくる体調不良でお医者様を呼んだら、笑われてしまう。とにかく、後二ヶ月もすればアーサー様は帰って来るのだ。
アーサー様の顔を見れば元気になるのだから、何ら問題はない。そんな私を心配してか、お姉様とミラ様が訪ねて来た。
「ローラ、辛いのは分かるけれど、こんなにもいい天気の日にベッドで寝ているなんて。とにかく起きなさい」
そう言ってお姉様に叩き起こされた。そして、そのまま中庭に連れて行かされた。
「ほら、こんなにもいい天気なのよ。アーサー様に会えないのが辛いのは分かるけれど、いつまでも部屋に閉じこもっていては駄目よ。ほら、座って」
そう言って、私を椅子に座らせる。それにしても、今日はとてもいい天気だ。太陽の光が眩しい…
「ローラちゃん、アーサー様に会えなくて寂しいのは分かるわ。でも、彼は騎士団長なのよ。今後も定期的に、魔物討伐に参加しないといけないの。少しずつでもいいから、慣れて行かないとね」
そう言ったのは、ミラ様だ。レオナルド様ももちろん、魔物討伐に参加している。ミラ様は凄いわね。旦那様が留守の間も、家と子供たちをしっかり守っているのだもの。それに比べて私は…
そう思ったら、涙が込み上げて来た。
「ローラ、泣かないの。ほら、今日は王都で有名なお店のケーキを持ってきたのよ。さあ、食べましょう」
お姉様がケーキを私の前に置いてくれた。そして、モカラが紅茶を入れてくれる。紅茶の匂いを嗅いだ瞬間、猛烈な吐き気に襲われた。
「うっ…」
その場でしゃがみ込み、吐いてしまった。
「ちょっとローラ。大丈夫?」
「ごめんなさい…」
「とにかく、一度部屋に戻りましょう」
ミラ様が私を連れて部屋へと連れて行ってくれた。そして、ベッドに寝かせる。そう言えば、お姉様が居ないわね。もしかして、片づけを手伝っているのかしら?まさかあの場で吐いてしまうなんて、申し訳なさすぎる…
しばらくすると、お姉様が戻って来た。
「ねえ、ローラ。あなた、最後に月の物が来たのはいつ?」
急にそんな訳の分からない事を言い出した。月の物?そう言えば、ここしばらく来ていないわね。
「多分、二ヶ月くらい来ていないかも…」
「やっぱりね…とにかく、お医者がもうすぐ来るから待っていなさい」
えっ?どういう事?
その時だった。お医者様がやって来た。
「ローラ様、ちょっと診察をさせていただきますね」
そう言って診察を始めた。そしてなぜかさっきお姉様に聞かれた事と、全く同じ事を聞かれた。
「おめでとうございます、ご懐妊されておりますよ。吐き気や体のだるさは、つわりによるものですね。ちょうど今妊娠三ヶ月といったところです。しばらくつわりが続きますので、食べられるものを食べてください」
そう言って帰って行ったお医者様。ちょっと待って、今、懐妊していると言ったわよね。私とアーサー様の赤ちゃんが、お腹に…
そう思ったら、嬉しくて涙が込み上げて来た。
「良かったわね、ローラ。あなたの体調不良は、赤ちゃんが出来た事によるものだったのね。そうとは知らずに、無理やり中庭に連れ出してごめんね。お医者様がおっしゃった通り、しばらくつわりが続くでしょうから、無理せずに休んでいるのよ」
「おめでとう、ローラちゃん。きっとアーサー様、泣いて喜ぶでしょうね。二ヶ月後が楽しみね」
「ありがとうございます…まさか、アーサー様との赤ちゃんが出来ていたなんて。私…とても嬉しいです…」
嬉しくて涙が止まらない。とにかく、もうアーサー様がいなくて寂しいなんて言っていられないわ。お腹の子供を守る為にも、もっと強くならないと!その為にも、しっかり食べないとね。
「モカラ、今すぐ食事を持って来て。たくさん食べないと、お腹の子が育たないわ。それから、アーサー様のご両親と家の両親にすぐに伝えて」
「お言葉ですが、今ローラ様はつわり真っ最中です。食べても吐いてしまいますわ。とにかく、食べられるものを食べられるだけ食べましょう。大丈夫です、お腹の赤ちゃんはまだかなり小さいので、ローラ様がたとえ食べられなくても、勝手に体から栄養素を吸収していきます」
「そうよ、ローラ。無理して食べたら、逆に赤ちゃんに負担が掛かってしまうわ。そうね、果物なら食べやすいと思うわ。早速果物を持って来て」
なるほど、無理に食べなくてもいいのか。私って随分と無知ね。早速明日から、赤ちゃんに関する本を読んで勉強しないと。
それになんだか体もだるい…精神的に追いつめられると、やっぱり体調も悪くなるものなのね…そんな私を見てモカラが
「ローラ様、一度医者に診て頂いた方がよろしいのでは?」
そう提案してくれたが、精神的にやられているだけなので、丁重にお断りした。そもそも寂しさからくる体調不良でお医者様を呼んだら、笑われてしまう。とにかく、後二ヶ月もすればアーサー様は帰って来るのだ。
アーサー様の顔を見れば元気になるのだから、何ら問題はない。そんな私を心配してか、お姉様とミラ様が訪ねて来た。
「ローラ、辛いのは分かるけれど、こんなにもいい天気の日にベッドで寝ているなんて。とにかく起きなさい」
そう言ってお姉様に叩き起こされた。そして、そのまま中庭に連れて行かされた。
「ほら、こんなにもいい天気なのよ。アーサー様に会えないのが辛いのは分かるけれど、いつまでも部屋に閉じこもっていては駄目よ。ほら、座って」
そう言って、私を椅子に座らせる。それにしても、今日はとてもいい天気だ。太陽の光が眩しい…
「ローラちゃん、アーサー様に会えなくて寂しいのは分かるわ。でも、彼は騎士団長なのよ。今後も定期的に、魔物討伐に参加しないといけないの。少しずつでもいいから、慣れて行かないとね」
そう言ったのは、ミラ様だ。レオナルド様ももちろん、魔物討伐に参加している。ミラ様は凄いわね。旦那様が留守の間も、家と子供たちをしっかり守っているのだもの。それに比べて私は…
そう思ったら、涙が込み上げて来た。
「ローラ、泣かないの。ほら、今日は王都で有名なお店のケーキを持ってきたのよ。さあ、食べましょう」
お姉様がケーキを私の前に置いてくれた。そして、モカラが紅茶を入れてくれる。紅茶の匂いを嗅いだ瞬間、猛烈な吐き気に襲われた。
「うっ…」
その場でしゃがみ込み、吐いてしまった。
「ちょっとローラ。大丈夫?」
「ごめんなさい…」
「とにかく、一度部屋に戻りましょう」
ミラ様が私を連れて部屋へと連れて行ってくれた。そして、ベッドに寝かせる。そう言えば、お姉様が居ないわね。もしかして、片づけを手伝っているのかしら?まさかあの場で吐いてしまうなんて、申し訳なさすぎる…
しばらくすると、お姉様が戻って来た。
「ねえ、ローラ。あなた、最後に月の物が来たのはいつ?」
急にそんな訳の分からない事を言い出した。月の物?そう言えば、ここしばらく来ていないわね。
「多分、二ヶ月くらい来ていないかも…」
「やっぱりね…とにかく、お医者がもうすぐ来るから待っていなさい」
えっ?どういう事?
その時だった。お医者様がやって来た。
「ローラ様、ちょっと診察をさせていただきますね」
そう言って診察を始めた。そしてなぜかさっきお姉様に聞かれた事と、全く同じ事を聞かれた。
「おめでとうございます、ご懐妊されておりますよ。吐き気や体のだるさは、つわりによるものですね。ちょうど今妊娠三ヶ月といったところです。しばらくつわりが続きますので、食べられるものを食べてください」
そう言って帰って行ったお医者様。ちょっと待って、今、懐妊していると言ったわよね。私とアーサー様の赤ちゃんが、お腹に…
そう思ったら、嬉しくて涙が込み上げて来た。
「良かったわね、ローラ。あなたの体調不良は、赤ちゃんが出来た事によるものだったのね。そうとは知らずに、無理やり中庭に連れ出してごめんね。お医者様がおっしゃった通り、しばらくつわりが続くでしょうから、無理せずに休んでいるのよ」
「おめでとう、ローラちゃん。きっとアーサー様、泣いて喜ぶでしょうね。二ヶ月後が楽しみね」
「ありがとうございます…まさか、アーサー様との赤ちゃんが出来ていたなんて。私…とても嬉しいです…」
嬉しくて涙が止まらない。とにかく、もうアーサー様がいなくて寂しいなんて言っていられないわ。お腹の子供を守る為にも、もっと強くならないと!その為にも、しっかり食べないとね。
「モカラ、今すぐ食事を持って来て。たくさん食べないと、お腹の子が育たないわ。それから、アーサー様のご両親と家の両親にすぐに伝えて」
「お言葉ですが、今ローラ様はつわり真っ最中です。食べても吐いてしまいますわ。とにかく、食べられるものを食べられるだけ食べましょう。大丈夫です、お腹の赤ちゃんはまだかなり小さいので、ローラ様がたとえ食べられなくても、勝手に体から栄養素を吸収していきます」
「そうよ、ローラ。無理して食べたら、逆に赤ちゃんに負担が掛かってしまうわ。そうね、果物なら食べやすいと思うわ。早速果物を持って来て」
なるほど、無理に食べなくてもいいのか。私って随分と無知ね。早速明日から、赤ちゃんに関する本を読んで勉強しないと。
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