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第33話:いい事を考えた~カーター視点~
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アリアが王太子と婚約を結んでから、さらにアリアには近づけなくなった。少しでもアリアに近付こうとすると、鬼の形相で睨みつけて来る王太子。1度だけアリアと話しをしたが、やはりアリアはあの王太子が好きではない様だ。
それにしてもあの王太子の奴、権力を使ってアリアを手に入れるなんて!それに僕に見せつける様に、アリアに口付けを要求していた。もしかしたら、恐怖で支配しているのかもしれない!
何とかアリアをあの王太子から助け出したい。ただ、僕は侯爵令息だ。さすがに王太子には逆らえない。そんな悶々とした気持ちで日々を過ごしていた。
そんな僕に父上は
「カーター、いつになったスカーレット王女と正式に婚約を結ぶんだ!最近貴族の間で、もしかしてお前とスカーレット王女が婚約を結ばないのではないか!なんて話も出ているんだぞ!王女と婚約を結べば、家の地位もグンと上がるんだ!」
「そんな事言われなくても分かっていますよ。今王太子とアリアの婚約等で王宮もバタバタしているみたいですから、もう少し待って下さい!」
とっさに嘘を付く。確かにこの家の為には、スカーレット王女と結婚した方が得策かもしれない。特に今の陛下はスカーレット王女を溺愛している。どうせあの嫉妬深い王太子が、アリアを手放す事はないだろう。
それならばいっその事、スカーレット王女と結婚した方が何かと都合がいいな。そもそも、スカーレット王女は少し気が強いが、物凄く美しいし、かなりナイスなボディをしている。さらに既に何人もの男と関係を持っていると聞いた事がある。
きっと夜の方も、僕を満足させてくれるに違いない!そしてアリアだが、どうせ結婚する事は叶わないだろうから、王太子の目を盗んでこっそり会えばいいか。アリアは僕のゾッコンだ!きっと受け入れてくれるはずだ!
一時はアリアと他国に逃げようかとも思ったが、よく考えたら次期侯爵の座を捨ててまでアリアが欲しいかと言うと、ちょっと躊躇してしまうんだよね。
そうと決まれば、まずはスカーレット王女に話をしないと!
早速翌日、スカーレット王女を呼び出した。
「私に何か用?」
明らかに不機嫌そうな顔をしている。どうしよう…でも、彼女と婚約を結ばないと!
「あの…実はここ最近色々と考えていたのだが、やっぱり僕はスカーレット王女と婚約したいと思って!アリアよりも、スカーレット王女の方がずっと魅力的だからね」
かなり勝手な事を言っている事は分かっている。もしかしたら、激怒されるかもしれない!そう思っていたのだが…
「ふ~ん、そんなにも私と結婚したいの。いいわ、最近お母様が、あなたとの婚約を早く結べってうるさかったのよね!その代わり、1つお願いがあるのだけれどいいかしら?」
お願い?一体何だろう…
「僕に出来る事なら…」
「それなら、婚約はお兄様たちが婚約披露パーティーをする前日に行いましょう。そして婚約披露パーティーの時に、私たちも一緒に発表してもらうの!私ね、アリアが大っ嫌いなのよ!お父様やお母様にうまく取り入って、すっかり王宮で大きな顔をしているのよ!本当にムカつくのよね!だから、あの子が主役でもある婚約披露パーティーの邪魔をしたいのよ!」
なるほど、確かにアリアは人懐っこくて非常に優秀で、そして何より美しい。要するに、スカーレット王女はアリアに嫉妬しているんだな。だからって王太子の婚約披露パーティーの時に、僕達のお披露目も行うなんて…
まあいいか!確かにアリアと王太子の姿を、指をくわえて見ているのも腹ただしい。それに、アリアが動揺する姿も見たいしね。
「わかったよ。君がそうしたいなら」
そして婚約披露パーティーの前日、早速うちの両親と一緒に、王宮へとやって来た。どうやらスカーレット王女は、ギリギリまで陛下と王妃に話をしていなかった様でかなりびっくりしていたが、何とかサインを貰った。さらにスカーレット王女の強い要望で、明日の王太子たちの婚約披露パーティーで、僕達も披露してもらう事で話が付いた。
そして翌日
早速王宮へとやって来た。僕の婚約者になったスカーレットは、物凄くゴージャスなドレスを着ていた。きっと事前に準備をしていたのだろう。もちろん、僕の瞳の色でもある青いドレスだ。僕もスカーレットの瞳の色でもある水色のスーツに身を包む。
「きっとお兄様は激怒するでしょうね!私たちの婚約も同時に発表すると聞いたら、あの女はどんな顔をするのかしら?」
そう言ってニヤニヤしていた。多分アリアの性格上、別に何にも思わないだろう。アリアはそう言う女性だ。
そして陛下たちと一緒に、控室で待つ。すると、王太子とアリアがやって来た。アリアの顔を見た瞬間、自分の目を疑った。それはそれは幸せそうな顔でやって来たからだ。
いや、きっと気のせいだろう。アリアが好きなのは、僕なのだから…そう自分に言い聞かせる。そして僕を見た王太子が、物凄い勢いで文句を言っている。必死になだめる陛下と王妃。結局怒り狂う王太子をなだめたのはアリアだ。やっぱりアリアは、どんな時も冷静に周りを見ている。
その後無事僕達のお披露目が終わった。ただ、王太子の挨拶の時“8年間ずっと思い続けていた気持ち”と言っていたな。一体どういう事なのだろう…
その後も幸せそうに王太子と過ごすアリア。やっぱりアリアは可愛いな…
「ちょっと!結局あの女が主役になっているじゃない!どうなっているのよ!」
僕の隣で怒っているのは、スカーレットだ。それでも彼女は王女、沢山の貴族が話しかけて来た。もちろん皆、スカーレットと僕を褒めちぎる。
さらに他国の王族も!やっぱり王女を嫁に貰うという事は、我が侯爵家にとってもかなりメリットが大きい様だ。
とにかくスカーレットと結婚して侯爵家を守ると共に、アリアとも愛を育もう。そうだな、今は王太子がアリアにべったりだから、あいつが卒業してから徐々にアリアに近付こう。大丈夫、きっとうまく行くはずだ…
それにしてもあの王太子の奴、権力を使ってアリアを手に入れるなんて!それに僕に見せつける様に、アリアに口付けを要求していた。もしかしたら、恐怖で支配しているのかもしれない!
何とかアリアをあの王太子から助け出したい。ただ、僕は侯爵令息だ。さすがに王太子には逆らえない。そんな悶々とした気持ちで日々を過ごしていた。
そんな僕に父上は
「カーター、いつになったスカーレット王女と正式に婚約を結ぶんだ!最近貴族の間で、もしかしてお前とスカーレット王女が婚約を結ばないのではないか!なんて話も出ているんだぞ!王女と婚約を結べば、家の地位もグンと上がるんだ!」
「そんな事言われなくても分かっていますよ。今王太子とアリアの婚約等で王宮もバタバタしているみたいですから、もう少し待って下さい!」
とっさに嘘を付く。確かにこの家の為には、スカーレット王女と結婚した方が得策かもしれない。特に今の陛下はスカーレット王女を溺愛している。どうせあの嫉妬深い王太子が、アリアを手放す事はないだろう。
それならばいっその事、スカーレット王女と結婚した方が何かと都合がいいな。そもそも、スカーレット王女は少し気が強いが、物凄く美しいし、かなりナイスなボディをしている。さらに既に何人もの男と関係を持っていると聞いた事がある。
きっと夜の方も、僕を満足させてくれるに違いない!そしてアリアだが、どうせ結婚する事は叶わないだろうから、王太子の目を盗んでこっそり会えばいいか。アリアは僕のゾッコンだ!きっと受け入れてくれるはずだ!
一時はアリアと他国に逃げようかとも思ったが、よく考えたら次期侯爵の座を捨ててまでアリアが欲しいかと言うと、ちょっと躊躇してしまうんだよね。
そうと決まれば、まずはスカーレット王女に話をしないと!
早速翌日、スカーレット王女を呼び出した。
「私に何か用?」
明らかに不機嫌そうな顔をしている。どうしよう…でも、彼女と婚約を結ばないと!
「あの…実はここ最近色々と考えていたのだが、やっぱり僕はスカーレット王女と婚約したいと思って!アリアよりも、スカーレット王女の方がずっと魅力的だからね」
かなり勝手な事を言っている事は分かっている。もしかしたら、激怒されるかもしれない!そう思っていたのだが…
「ふ~ん、そんなにも私と結婚したいの。いいわ、最近お母様が、あなたとの婚約を早く結べってうるさかったのよね!その代わり、1つお願いがあるのだけれどいいかしら?」
お願い?一体何だろう…
「僕に出来る事なら…」
「それなら、婚約はお兄様たちが婚約披露パーティーをする前日に行いましょう。そして婚約披露パーティーの時に、私たちも一緒に発表してもらうの!私ね、アリアが大っ嫌いなのよ!お父様やお母様にうまく取り入って、すっかり王宮で大きな顔をしているのよ!本当にムカつくのよね!だから、あの子が主役でもある婚約披露パーティーの邪魔をしたいのよ!」
なるほど、確かにアリアは人懐っこくて非常に優秀で、そして何より美しい。要するに、スカーレット王女はアリアに嫉妬しているんだな。だからって王太子の婚約披露パーティーの時に、僕達のお披露目も行うなんて…
まあいいか!確かにアリアと王太子の姿を、指をくわえて見ているのも腹ただしい。それに、アリアが動揺する姿も見たいしね。
「わかったよ。君がそうしたいなら」
そして婚約披露パーティーの前日、早速うちの両親と一緒に、王宮へとやって来た。どうやらスカーレット王女は、ギリギリまで陛下と王妃に話をしていなかった様でかなりびっくりしていたが、何とかサインを貰った。さらにスカーレット王女の強い要望で、明日の王太子たちの婚約披露パーティーで、僕達も披露してもらう事で話が付いた。
そして翌日
早速王宮へとやって来た。僕の婚約者になったスカーレットは、物凄くゴージャスなドレスを着ていた。きっと事前に準備をしていたのだろう。もちろん、僕の瞳の色でもある青いドレスだ。僕もスカーレットの瞳の色でもある水色のスーツに身を包む。
「きっとお兄様は激怒するでしょうね!私たちの婚約も同時に発表すると聞いたら、あの女はどんな顔をするのかしら?」
そう言ってニヤニヤしていた。多分アリアの性格上、別に何にも思わないだろう。アリアはそう言う女性だ。
そして陛下たちと一緒に、控室で待つ。すると、王太子とアリアがやって来た。アリアの顔を見た瞬間、自分の目を疑った。それはそれは幸せそうな顔でやって来たからだ。
いや、きっと気のせいだろう。アリアが好きなのは、僕なのだから…そう自分に言い聞かせる。そして僕を見た王太子が、物凄い勢いで文句を言っている。必死になだめる陛下と王妃。結局怒り狂う王太子をなだめたのはアリアだ。やっぱりアリアは、どんな時も冷静に周りを見ている。
その後無事僕達のお披露目が終わった。ただ、王太子の挨拶の時“8年間ずっと思い続けていた気持ち”と言っていたな。一体どういう事なのだろう…
その後も幸せそうに王太子と過ごすアリア。やっぱりアリアは可愛いな…
「ちょっと!結局あの女が主役になっているじゃない!どうなっているのよ!」
僕の隣で怒っているのは、スカーレットだ。それでも彼女は王女、沢山の貴族が話しかけて来た。もちろん皆、スカーレットと僕を褒めちぎる。
さらに他国の王族も!やっぱり王女を嫁に貰うという事は、我が侯爵家にとってもかなりメリットが大きい様だ。
とにかくスカーレットと結婚して侯爵家を守ると共に、アリアとも愛を育もう。そうだな、今は王太子がアリアにべったりだから、あいつが卒業してから徐々にアリアに近付こう。大丈夫、きっとうまく行くはずだ…
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