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第36話:なぜか5人で昼食を食べる事に…
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「ローズ、おはよう。思ったほど傷痕も目立ってないね。よかった」
「おはよう、ローズ。あなたなんだか疲れていない?」
「おはよう、カルミア、ファリサ。実はさっき色々とあって…」
私はさっきの出来事を2人に説明した。
「なるほどね。グラス様だけでなくアデル様もマイケル様と仲が悪いのね。それにしてもあの2人の幼稚な喧嘩はないわ…」
カルミアが遠い目をしている。
「そうだ、これ、家の料理長が焼いたケーキなの。毎日ノートをとってくれてありがとう。本当に助かったわ。それにお見舞いも」
2人にも今回の件でお世話になったので、ケーキを渡した。
「ローズの家の料理長のケーキ、本当に美味しいのよね。そうだわ、近々あなたの快気祝いを行いましょうよ。いつものレストランを予約しておくから」
「そうね、そうしましょう。たまにはいいでしょう?最近あなた、ティーナ様とばかりいたでしょう。お見舞いも思う様に行けなかったし」
「ええ、もちろんよ。それじゃあ、今日の夕食にどう?」
「もちろんよ!それじゃあ、早速予約入れておくわね」
今夜はカルミアとファリサと食事か。そういえば3人で食事をするなんて、久しぶりね。なんだか楽しみになってきたわ。
3人で話をしていると、先生が入って来たので急いで席に付いた。久しぶりの授業、なんだか新鮮だわ。やっぱり1人で家庭教師と勉強しているよりも、こうやって皆で勉強した方が楽しい。
休憩時間は私の傷を心配してくれたクラスメートたちが、話しかけてくれた。今まであまりクラスメートと話した事がなかったが、こうやって話すと皆いい人ね。怪我をしなかったらきっと、こんな風にクラスメートと話すこともなかっただろうから、悪い事ばかりではなかった。
楽しい時間を過ごしているうちに、あっという間にお昼休憩になった。いつもの様に、テラスに向かっていると
「ローズ嬢、1人かい?よかったら一緒にお昼を食べないかい?」
話しかけてきたのは、マイケル様だ。
「申し訳ございません。ティーナ様たちと昼食を食べる約束をしておりまして、今からテラスに向かうところなのです」
「そうか、それなら俺も一緒に食べるよ。さあ、行こうか」
私の手を掴んだマイケル様が、テラスに向かって歩き始めた。
「あの…マイケル様」
テラスにはグラス様もいらっしゃいますよ!そう言おうとした時だった。
「マイケル、令嬢の手を気軽に掴むのはよした方がいいと言っただろう。ローズ嬢から離れろ」
この声は!
ゆっくり振り向くと、グラス様の姿が。近くには苦笑いをしているティーナ様の姿も。
「さっさと教室を出て行ったから、もしかしてローズ嬢に絡んでいるのではと心配で見に来たら、やっぱりローズ嬢に絡んでいたか。ローズ嬢、君も気安く男に手を握らせてはいけないよ。尻軽だと思われる」
手を握られたくらいでは、尻軽とは思われないと思いますが…そう言いたいが、言える空気ではない。
「グラス、君は俺のストーカーなのかい?いつも俺を監視して。気持ち悪い」
「何が気持ち悪いだ!とにかく、彼女は僕たちと食事をする予定なんだ。ほら、ローズ嬢、こんな奴は放っておいて、さっさと行くよ。ティーナ、ローズ嬢があいつに絡まれないように、手を握ってやってくれ」
あら?珍しい。グラス様からそんな発言が出るなんて。
「さあ、ローズ様、参りましょう」
ティーナ様が嬉しそうに私の手を握った。私も嬉しくて、つい頬が緩む。
「せっかくだから、俺も一緒に食べるよ」
そう言うと、私たちの後を付いてくるマイケル様。グラス様がすかさず文句を言っているが、マイケル様は全く気にしていない様子。
テラスに着くと、既にアデル様が待っていた。よかった、来てくれたのね。
「なんでマイケルまでいるのですか?」
珍しく怪訝そうな顔のアデル様が呟いた。
「別に俺がいてもいいだろう?さあ、ローズ嬢、一緒に昼食を食べよう。せっかくだから、シェアしながら食べないかい?ほら、ケーキもシェアして食べただろう?」
「そんな事もありましたね。ええ、いいですよ」
「マイケル、令嬢と食事をシェアするなんて、何を考えているのだ。ローズ嬢、君は少し無防備すぎる。もしもマイケルのお弁当に毒でも入っていたらどうするのだ?」
すかさず文句を言うグラス様。さすがに毒発言は失礼だ。
「おい、毒なんて入っていない。そもそも、俺がローズ嬢と仲良くして何が悪いんだ。本当にうるさい男だな。ローズ嬢、こんな奴無視して、さっさと食べよう。ほら、この魚、美味しいよ」
そう言うと、私のお弁当に美味しそうなお魚のソテーを乗せてくれた。
「まあ、美味しそうですわね。それなら私はこれを」
こちらもボリューム満点、ステーキをおすそ分けした。
「ティーナ様にはこれを。ティーナ様のお気に入りのサラダですわ」
「まあ、よろしいのですか?それでしたら私は、ローズ様がお好きな、果物のソースが掛かったお肉をどうぞ」
いつもの様に、ティーナ様ともお弁当をシェアする。やっぱりお弁当は楽しく食べないとね。
「おはよう、ローズ。あなたなんだか疲れていない?」
「おはよう、カルミア、ファリサ。実はさっき色々とあって…」
私はさっきの出来事を2人に説明した。
「なるほどね。グラス様だけでなくアデル様もマイケル様と仲が悪いのね。それにしてもあの2人の幼稚な喧嘩はないわ…」
カルミアが遠い目をしている。
「そうだ、これ、家の料理長が焼いたケーキなの。毎日ノートをとってくれてありがとう。本当に助かったわ。それにお見舞いも」
2人にも今回の件でお世話になったので、ケーキを渡した。
「ローズの家の料理長のケーキ、本当に美味しいのよね。そうだわ、近々あなたの快気祝いを行いましょうよ。いつものレストランを予約しておくから」
「そうね、そうしましょう。たまにはいいでしょう?最近あなた、ティーナ様とばかりいたでしょう。お見舞いも思う様に行けなかったし」
「ええ、もちろんよ。それじゃあ、今日の夕食にどう?」
「もちろんよ!それじゃあ、早速予約入れておくわね」
今夜はカルミアとファリサと食事か。そういえば3人で食事をするなんて、久しぶりね。なんだか楽しみになってきたわ。
3人で話をしていると、先生が入って来たので急いで席に付いた。久しぶりの授業、なんだか新鮮だわ。やっぱり1人で家庭教師と勉強しているよりも、こうやって皆で勉強した方が楽しい。
休憩時間は私の傷を心配してくれたクラスメートたちが、話しかけてくれた。今まであまりクラスメートと話した事がなかったが、こうやって話すと皆いい人ね。怪我をしなかったらきっと、こんな風にクラスメートと話すこともなかっただろうから、悪い事ばかりではなかった。
楽しい時間を過ごしているうちに、あっという間にお昼休憩になった。いつもの様に、テラスに向かっていると
「ローズ嬢、1人かい?よかったら一緒にお昼を食べないかい?」
話しかけてきたのは、マイケル様だ。
「申し訳ございません。ティーナ様たちと昼食を食べる約束をしておりまして、今からテラスに向かうところなのです」
「そうか、それなら俺も一緒に食べるよ。さあ、行こうか」
私の手を掴んだマイケル様が、テラスに向かって歩き始めた。
「あの…マイケル様」
テラスにはグラス様もいらっしゃいますよ!そう言おうとした時だった。
「マイケル、令嬢の手を気軽に掴むのはよした方がいいと言っただろう。ローズ嬢から離れろ」
この声は!
ゆっくり振り向くと、グラス様の姿が。近くには苦笑いをしているティーナ様の姿も。
「さっさと教室を出て行ったから、もしかしてローズ嬢に絡んでいるのではと心配で見に来たら、やっぱりローズ嬢に絡んでいたか。ローズ嬢、君も気安く男に手を握らせてはいけないよ。尻軽だと思われる」
手を握られたくらいでは、尻軽とは思われないと思いますが…そう言いたいが、言える空気ではない。
「グラス、君は俺のストーカーなのかい?いつも俺を監視して。気持ち悪い」
「何が気持ち悪いだ!とにかく、彼女は僕たちと食事をする予定なんだ。ほら、ローズ嬢、こんな奴は放っておいて、さっさと行くよ。ティーナ、ローズ嬢があいつに絡まれないように、手を握ってやってくれ」
あら?珍しい。グラス様からそんな発言が出るなんて。
「さあ、ローズ様、参りましょう」
ティーナ様が嬉しそうに私の手を握った。私も嬉しくて、つい頬が緩む。
「せっかくだから、俺も一緒に食べるよ」
そう言うと、私たちの後を付いてくるマイケル様。グラス様がすかさず文句を言っているが、マイケル様は全く気にしていない様子。
テラスに着くと、既にアデル様が待っていた。よかった、来てくれたのね。
「なんでマイケルまでいるのですか?」
珍しく怪訝そうな顔のアデル様が呟いた。
「別に俺がいてもいいだろう?さあ、ローズ嬢、一緒に昼食を食べよう。せっかくだから、シェアしながら食べないかい?ほら、ケーキもシェアして食べただろう?」
「そんな事もありましたね。ええ、いいですよ」
「マイケル、令嬢と食事をシェアするなんて、何を考えているのだ。ローズ嬢、君は少し無防備すぎる。もしもマイケルのお弁当に毒でも入っていたらどうするのだ?」
すかさず文句を言うグラス様。さすがに毒発言は失礼だ。
「おい、毒なんて入っていない。そもそも、俺がローズ嬢と仲良くして何が悪いんだ。本当にうるさい男だな。ローズ嬢、こんな奴無視して、さっさと食べよう。ほら、この魚、美味しいよ」
そう言うと、私のお弁当に美味しそうなお魚のソテーを乗せてくれた。
「まあ、美味しそうですわね。それなら私はこれを」
こちらもボリューム満点、ステーキをおすそ分けした。
「ティーナ様にはこれを。ティーナ様のお気に入りのサラダですわ」
「まあ、よろしいのですか?それでしたら私は、ローズ様がお好きな、果物のソースが掛かったお肉をどうぞ」
いつもの様に、ティーナ様ともお弁当をシェアする。やっぱりお弁当は楽しく食べないとね。
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