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第41話:マイケル様との勉強会が始まりました
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翌朝メイドが、傷痕が目立たないようにと、白粉を塗ってくれた。万が一アデル様に出会ってしまった時、極力事故の時の記憶を思い起こさせないためだ。
とにかく今日から、アデル様には近づかないようにしよう。お昼もティーナ様には申し訳ないが、しばらくは断る予定だ。
ティーナ様、悲しむかしら?でも、アデル様の心が落ち着くまでの辛抱。とにかくアデル様の視界に、私が映らないようにしないと!
そう思い、学院へと向かう。万が一アデル様に鉢合わせしては大変だ、そう思い、少し早めに家を出た。
学院に着くと、足早に教室に向かおうとした時だった。
「ローズ、おはよう、今日は随分と早いんだね」
「マイケル様、おはようございます。マイケル様も早いのですね」
「俺は学院の稽古場で、剣の稽古をしているからね」
「そうなのですね。朝から稽古だなんて、大変ではないですか?」
「俺は体を動かすことが好きだから。そうそう、今日のお昼も一緒に食べようよ」
そう言ってにっこりと笑ったマイケル様。
「ごめんなさい、実は2週間休んでいたこともあり、少し勉強が遅れていて。それで、お昼休みは友人たちに勉強を教えてもらいながら食べる事にしまして」
あの後勉強が遅れているという理由で、ティーナ様たちとの昼食を断る事で話がまとまった。どうしてもティーナ様と一緒にいると、アデル様とも顔を合わせてしまうためだ。
「そうなんだね。その話、ティーナ嬢には話してあるのかい?」
「いいえ、まだですわ。後で2年生の教室に行こうと思っているのですが…」
正直2年生の教室に行くのは、勇気がいる。でも、さすがに伝えない訳にはいかないものね。
「それなら、俺が伝えておいてあげるよ。同じクラスだし」
「本当ですか?助かりますわ。ありがとうございます」
「どういたしまして。本当は教室まで送ってあげたいんだけれど、今から汗を流しに行かないといけないから、ごめんね」
ラフな格好をしているマイケル様。今からシャワーを浴び、制服に着替える様だ。
「こちらこそ、お忙しいのにごめんなさい。それでは、ティーナ様への伝言、よろしくお願いしいたします」
「ああ、任せておいて。それじゃあね」
手を振りながら笑顔で去っていくマイケル様に向かって、私も手を振り返した。これで2年生教室に行かなくて済んだわ。マイケル様には感謝しかないわね。
マイケル様と別れた後、教室へと向かった。まだ数人の生徒がいるだけで、人もまばらだ。暇なので、本を読んで過ごした。
しばらくすると、カルミアとファリサがやって来た。
「ローズ、おはよう。今日は早いわね。そういえば校門の前に、アデル様がいたわよ。誰かを待っている様だったけれど…」
「まあ、アデル様が?もしかしたら、ティーナ様を待っていたのかもしれないわね。それにもう私には関係ない事だし…」
私に出来る事は、アデル様の視界に入らないという事だけだ。
「そうよね、ごめんね。そうだ、今から2年生の教室に行く?あなた1人では不安でしょう?私たちも付き合うわよ」
「ありがとう。その事なんだけれど、朝マイケル様にばったり会って。それで、マイケル様からティーナ様に伝えてくれることになったの。だから、行かなくてよくなったわ」
「そう、よかったわね。さすがに2年生の教室にいくのは、気が引けるものね。それじゃあ、今日からしばらくは教室で食べましょう。教室ならアデル様にも会わないだろうし」
「ええ、そうしましょう」
そしてお昼休み、カルミアとファリサと3人で昼食を食べた。ずっとティーナ様たちと昼食を食べていたから、こうやって3人で昼食を食べるのも悪くはない。
「一応勉強をするという名目で私たちと食べているのだから、勉強でもする?」
そう言うと、カルミアが教科書とノートを広げた。
「え~、本当にするの?」
すかさず文句を言うファリサ。確かにせっかくの休憩時間、勉強なんてしたくないわよね…そう思っている時だった。
「やっぱりここにいたんだな。勉強なら俺が見てあげるよ」
なぜかマイケル様が教室にやって来たのだ。
「マイケル様、どうしてここに?」
「ローズの勉強を見てあげようと思ってね。隣、いいかな?」
「ええ…」
「せっかくだから、君たちの勉強も見てあげるよ」
「え…私たちも?」
カルミアとファリサがお互い顔を見合わせながらも、教科書とノートを開いた2人。どうやら素直に見てもらう様だ。
私の隣に座ったマイケル様。何とも気まずい雰囲気の中、勉強がスタートした…かと思いきや…
「なるほど!こうなるのですね。マイケル様、めちゃくちゃ教え方が上手で、とても分かりやすいですわ!」
「本当ですわ。マイケル様に教えてもらったら、私今度のテスト、100点を取れそうですわ」
「そうかい?それはよかったよ。それじゃあ、次の問題もやってみようか」
マイケル様の教え方が天才的に上手で、私はもちろん、カルミアとファリサも集中してやっている。
「あの…私たちもご一緒してもよろしいでしょうか?」
声を掛けてきたのは、令嬢たち3人組だ。
「もちろんいいよ、こっちにおいで」
「俺たちも」
クラスにいた生徒たちが、どんどん集まって来た。そしていつの間にか、マイケル先生の授業が開幕だ。それにしても、マイケル様は本当に教え方が上手だ。周りからも
「めちゃくちゃわかりやすい!」
「なるほど、こうすればいいのね」
など、絶賛の嵐。結局お昼休みが終わるまで、マイケル様の勉強会で大いに盛り上がったのだった。
とにかく今日から、アデル様には近づかないようにしよう。お昼もティーナ様には申し訳ないが、しばらくは断る予定だ。
ティーナ様、悲しむかしら?でも、アデル様の心が落ち着くまでの辛抱。とにかくアデル様の視界に、私が映らないようにしないと!
そう思い、学院へと向かう。万が一アデル様に鉢合わせしては大変だ、そう思い、少し早めに家を出た。
学院に着くと、足早に教室に向かおうとした時だった。
「ローズ、おはよう、今日は随分と早いんだね」
「マイケル様、おはようございます。マイケル様も早いのですね」
「俺は学院の稽古場で、剣の稽古をしているからね」
「そうなのですね。朝から稽古だなんて、大変ではないですか?」
「俺は体を動かすことが好きだから。そうそう、今日のお昼も一緒に食べようよ」
そう言ってにっこりと笑ったマイケル様。
「ごめんなさい、実は2週間休んでいたこともあり、少し勉強が遅れていて。それで、お昼休みは友人たちに勉強を教えてもらいながら食べる事にしまして」
あの後勉強が遅れているという理由で、ティーナ様たちとの昼食を断る事で話がまとまった。どうしてもティーナ様と一緒にいると、アデル様とも顔を合わせてしまうためだ。
「そうなんだね。その話、ティーナ嬢には話してあるのかい?」
「いいえ、まだですわ。後で2年生の教室に行こうと思っているのですが…」
正直2年生の教室に行くのは、勇気がいる。でも、さすがに伝えない訳にはいかないものね。
「それなら、俺が伝えておいてあげるよ。同じクラスだし」
「本当ですか?助かりますわ。ありがとうございます」
「どういたしまして。本当は教室まで送ってあげたいんだけれど、今から汗を流しに行かないといけないから、ごめんね」
ラフな格好をしているマイケル様。今からシャワーを浴び、制服に着替える様だ。
「こちらこそ、お忙しいのにごめんなさい。それでは、ティーナ様への伝言、よろしくお願いしいたします」
「ああ、任せておいて。それじゃあね」
手を振りながら笑顔で去っていくマイケル様に向かって、私も手を振り返した。これで2年生教室に行かなくて済んだわ。マイケル様には感謝しかないわね。
マイケル様と別れた後、教室へと向かった。まだ数人の生徒がいるだけで、人もまばらだ。暇なので、本を読んで過ごした。
しばらくすると、カルミアとファリサがやって来た。
「ローズ、おはよう。今日は早いわね。そういえば校門の前に、アデル様がいたわよ。誰かを待っている様だったけれど…」
「まあ、アデル様が?もしかしたら、ティーナ様を待っていたのかもしれないわね。それにもう私には関係ない事だし…」
私に出来る事は、アデル様の視界に入らないという事だけだ。
「そうよね、ごめんね。そうだ、今から2年生の教室に行く?あなた1人では不安でしょう?私たちも付き合うわよ」
「ありがとう。その事なんだけれど、朝マイケル様にばったり会って。それで、マイケル様からティーナ様に伝えてくれることになったの。だから、行かなくてよくなったわ」
「そう、よかったわね。さすがに2年生の教室にいくのは、気が引けるものね。それじゃあ、今日からしばらくは教室で食べましょう。教室ならアデル様にも会わないだろうし」
「ええ、そうしましょう」
そしてお昼休み、カルミアとファリサと3人で昼食を食べた。ずっとティーナ様たちと昼食を食べていたから、こうやって3人で昼食を食べるのも悪くはない。
「一応勉強をするという名目で私たちと食べているのだから、勉強でもする?」
そう言うと、カルミアが教科書とノートを広げた。
「え~、本当にするの?」
すかさず文句を言うファリサ。確かにせっかくの休憩時間、勉強なんてしたくないわよね…そう思っている時だった。
「やっぱりここにいたんだな。勉強なら俺が見てあげるよ」
なぜかマイケル様が教室にやって来たのだ。
「マイケル様、どうしてここに?」
「ローズの勉強を見てあげようと思ってね。隣、いいかな?」
「ええ…」
「せっかくだから、君たちの勉強も見てあげるよ」
「え…私たちも?」
カルミアとファリサがお互い顔を見合わせながらも、教科書とノートを開いた2人。どうやら素直に見てもらう様だ。
私の隣に座ったマイケル様。何とも気まずい雰囲気の中、勉強がスタートした…かと思いきや…
「なるほど!こうなるのですね。マイケル様、めちゃくちゃ教え方が上手で、とても分かりやすいですわ!」
「本当ですわ。マイケル様に教えてもらったら、私今度のテスト、100点を取れそうですわ」
「そうかい?それはよかったよ。それじゃあ、次の問題もやってみようか」
マイケル様の教え方が天才的に上手で、私はもちろん、カルミアとファリサも集中してやっている。
「あの…私たちもご一緒してもよろしいでしょうか?」
声を掛けてきたのは、令嬢たち3人組だ。
「もちろんいいよ、こっちにおいで」
「俺たちも」
クラスにいた生徒たちが、どんどん集まって来た。そしていつの間にか、マイケル先生の授業が開幕だ。それにしても、マイケル様は本当に教え方が上手だ。周りからも
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