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第59話:ティーナ様に相談しました
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ティーナ様の思いがけない発言に、完全に固まってしまう。
「あら?図星の様ですわね。ローズ様は本当にわかりやすい方ですわ」
そう言ってクスクスと笑っている。
「あの…どうしてマイケル様が私に告…白…をしたとわかったのですか?」
「だってマイケル様、ずっとローズ様の事が大好きだったではありませんか。きっと周りの皆も、気が付いていたと思いますよ」
なんですと!ティーナ様は、マイケル様が私の事を好きだという事に気が付いていたの?それも周りの皆も気が付いていたですって…
あまりの衝撃に、口をあんぐり開けて固まる私。
「もう、ローズ様ったら、そんなに驚かなくてもいいではありませんか。気が付いていないのは、ローズ様ぐらいですわよ。それくらいマイケル様は、あなた様に猛烈にアプローチしておりましたので」
猛烈なアプローチ…そんなもの、された覚えはない。
「きっとローズ様があまりにも気が付かないものだから、業を煮やして気持ちを伝えたのでしょう。それで、何て答えたのですか?あの感じだと、お返事は保留にしたのですか?」
ティーナ様は、私の心が読めるのかしら?そう思うくらい、的確に質問をしてくる。
「とりあえず、マイケル様が“返事は今はいらない”とおっしゃったので…」
「なるほど、という事は、あなた様を意識させるために告白をしたのですね。とにかく、ローズ様は少し落ち着いて下さい。あまり動揺すると、周りにも色々と勘付かれますよ」
「そうはいっても、生まれて初めて告白されたのです。動揺するなという方が無理ですわ。ねえティーナ様、私は今後、マイケル様にどう接すればいいのでしょうか?」
「そうですわね。出来れば今まで通り接するのが一番ですが…今のローズ様にはとても無理でしょうし。しばらく距離を置こうにも、きっとマイケル様はグイグイ来るでしょうし。それで、ローズ様はマイケル様の事を、どう思っているのですか?」
「私は…マイケル様の事は良き友人の1人で、頼れる兄の様な存在だと思っておりますわ」
「なるほど、でも、今回マイケル様に告白された事で、完全に男性として意識してしまわれたわけですね。う~ん、ローズ様の心が落ち着くまで、私も極力ローズ様の傍にいるようにいたしますわ。それに今回の件できっと…アデルもローズ様にべったりになるだろうし…」
「え?ティーナ様、最後の方があまりよく聞こえなかったのですが?」
「いいえ、何でもありませんわ。とにかく、ローズ様の心が落ち着くまでは、私も協力させていただきます。他のご友人にも、ご協力を頂けるといいかと思いますわ」
「ありがとうございます。ティーナ様」
どちらかと言うと庇護欲をそそるティーナ様。でも今日は、なんだか頼れるお姉様みたいね。
「さあ、少し話し込んでしまいましたね。すぐに医務室で手当てを受けないと。それから、今日のお昼休み、久しぶりに私たちと食べましょう。マイケル様には私から話しておきますわ」
「本当ですか?ありがとうございます。さすがに今日、マイケル様と一緒に勉強する程、私の心は落ち着いていなかったので助かります」
ティーナ様の優しさが、身に染みる。やっぱりティーナ様は優しくて、友達思いの素敵な令嬢だ。
その後医務室で治療を受けた。これ以上おでこにダメージを受ける訳にはいかない。とにかく、おでこは大事にしないと!
治療後、医務室の外で待っていたグラス様と合流し、3人で教室に戻った。本当はマイケル様とアデル様も医務室に来ようとしたのだが
“君たちが来ると、また喧嘩をするから2人とも教室に戻っていてくれ!”
と、グラス様が強めに言ってくれた様で、しぶしぶ戻って行ったらしい。
「ローズ嬢、君も色々と大変だね…ティーナでよければ、また相談に乗る様にするから」
さらにそんな嬉しい言葉をくれたのだ。あれほどまでに、私とティーナ様を2人きりにしない様にしていたグラス様がだ。
ん?待てよ!そういえば、グラス様は常にティーナ様の状況を把握している。という事は…
「グラス様、まさかさっきの私たちの会話を、盗み聞きしたのではないですよね?」
私の問いかけに、目をそらすグラス様。しまった、聞かれていたか!ティーナ様も、しまったと言わんばかりに、口を押えている。
「グラス様!いくら何でも、悪趣味ですよ!」
「そうよ、グラス。今回の話を盗み聞きするなんて!さすがに良くないわ」
ティーナ様も珍しくグラス様に反論している。
「すまない…でも、僕は口が堅いし。それにしてもマイケルの奴、このタイミングで告白するなんて。とにかく、マイケルには極力近づかせないようにするから、安心して欲しい」
真剣な表情で私に訴えてくるグラス様。なんだか問題をすり替えられた気がしたのだが…
とにかく、ティーナ様やグラス様が協力してくれるみたいなので、少しだけホッとした。それでも、必死に気持ちを伝えてくれたマイケル様を無下にはしたくない。
本当に、これから一体どうすればいいのかしら…
「あら?図星の様ですわね。ローズ様は本当にわかりやすい方ですわ」
そう言ってクスクスと笑っている。
「あの…どうしてマイケル様が私に告…白…をしたとわかったのですか?」
「だってマイケル様、ずっとローズ様の事が大好きだったではありませんか。きっと周りの皆も、気が付いていたと思いますよ」
なんですと!ティーナ様は、マイケル様が私の事を好きだという事に気が付いていたの?それも周りの皆も気が付いていたですって…
あまりの衝撃に、口をあんぐり開けて固まる私。
「もう、ローズ様ったら、そんなに驚かなくてもいいではありませんか。気が付いていないのは、ローズ様ぐらいですわよ。それくらいマイケル様は、あなた様に猛烈にアプローチしておりましたので」
猛烈なアプローチ…そんなもの、された覚えはない。
「きっとローズ様があまりにも気が付かないものだから、業を煮やして気持ちを伝えたのでしょう。それで、何て答えたのですか?あの感じだと、お返事は保留にしたのですか?」
ティーナ様は、私の心が読めるのかしら?そう思うくらい、的確に質問をしてくる。
「とりあえず、マイケル様が“返事は今はいらない”とおっしゃったので…」
「なるほど、という事は、あなた様を意識させるために告白をしたのですね。とにかく、ローズ様は少し落ち着いて下さい。あまり動揺すると、周りにも色々と勘付かれますよ」
「そうはいっても、生まれて初めて告白されたのです。動揺するなという方が無理ですわ。ねえティーナ様、私は今後、マイケル様にどう接すればいいのでしょうか?」
「そうですわね。出来れば今まで通り接するのが一番ですが…今のローズ様にはとても無理でしょうし。しばらく距離を置こうにも、きっとマイケル様はグイグイ来るでしょうし。それで、ローズ様はマイケル様の事を、どう思っているのですか?」
「私は…マイケル様の事は良き友人の1人で、頼れる兄の様な存在だと思っておりますわ」
「なるほど、でも、今回マイケル様に告白された事で、完全に男性として意識してしまわれたわけですね。う~ん、ローズ様の心が落ち着くまで、私も極力ローズ様の傍にいるようにいたしますわ。それに今回の件できっと…アデルもローズ様にべったりになるだろうし…」
「え?ティーナ様、最後の方があまりよく聞こえなかったのですが?」
「いいえ、何でもありませんわ。とにかく、ローズ様の心が落ち着くまでは、私も協力させていただきます。他のご友人にも、ご協力を頂けるといいかと思いますわ」
「ありがとうございます。ティーナ様」
どちらかと言うと庇護欲をそそるティーナ様。でも今日は、なんだか頼れるお姉様みたいね。
「さあ、少し話し込んでしまいましたね。すぐに医務室で手当てを受けないと。それから、今日のお昼休み、久しぶりに私たちと食べましょう。マイケル様には私から話しておきますわ」
「本当ですか?ありがとうございます。さすがに今日、マイケル様と一緒に勉強する程、私の心は落ち着いていなかったので助かります」
ティーナ様の優しさが、身に染みる。やっぱりティーナ様は優しくて、友達思いの素敵な令嬢だ。
その後医務室で治療を受けた。これ以上おでこにダメージを受ける訳にはいかない。とにかく、おでこは大事にしないと!
治療後、医務室の外で待っていたグラス様と合流し、3人で教室に戻った。本当はマイケル様とアデル様も医務室に来ようとしたのだが
“君たちが来ると、また喧嘩をするから2人とも教室に戻っていてくれ!”
と、グラス様が強めに言ってくれた様で、しぶしぶ戻って行ったらしい。
「ローズ嬢、君も色々と大変だね…ティーナでよければ、また相談に乗る様にするから」
さらにそんな嬉しい言葉をくれたのだ。あれほどまでに、私とティーナ様を2人きりにしない様にしていたグラス様がだ。
ん?待てよ!そういえば、グラス様は常にティーナ様の状況を把握している。という事は…
「グラス様、まさかさっきの私たちの会話を、盗み聞きしたのではないですよね?」
私の問いかけに、目をそらすグラス様。しまった、聞かれていたか!ティーナ様も、しまったと言わんばかりに、口を押えている。
「グラス様!いくら何でも、悪趣味ですよ!」
「そうよ、グラス。今回の話を盗み聞きするなんて!さすがに良くないわ」
ティーナ様も珍しくグラス様に反論している。
「すまない…でも、僕は口が堅いし。それにしてもマイケルの奴、このタイミングで告白するなんて。とにかく、マイケルには極力近づかせないようにするから、安心して欲しい」
真剣な表情で私に訴えてくるグラス様。なんだか問題をすり替えられた気がしたのだが…
とにかく、ティーナ様やグラス様が協力してくれるみたいなので、少しだけホッとした。それでも、必死に気持ちを伝えてくれたマイケル様を無下にはしたくない。
本当に、これから一体どうすればいいのかしら…
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