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第40話:これで解決とはいかないようだ~ゼルス視点~
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「ゼルス、お手柄だったな。まさか主犯格を捕まえられるだなんて。これでやっと、街にも平和が訪れる。僕たちも愛する人の元に帰れるね」
嬉しそうに話すルーク。
「確かに主犯格は捕まえたが、まだ俺たちにはやらなければいけない事が沢山あるんだ。それに、本当にあいつらが、全ての誘拐事件を企てていたという確証もない。もしかしたら、他にも仲間がいるかもしれないしな。とにかく今は、捕らえたあいつらの尋問を行う事が優先だ」
あいつらが主犯格で間違いはないとは思うが、万が一仲間がいた場合も十分考えられる。とにかく、ありとあらゆる可能性を考えて行動しないといけないのだ。
「相変わらずゼルスは、深読みをするのが好きだね。まあ、そこがゼルスのいいところなのだけれどね」
「隊長、副隊長!今主犯格と思われる男たちを、地下牢に入れました。この後、尋問の準備を来ない、すぐに尋問を開始いたします。それから、あいつらに雇われた男たちも、牢に閉じ込めておきました」
「ご苦労だったな。尋問は俺も立ち会おう」
「承知いたしました。それでは、すぐに準備を整えます」
慌ただしく隊員が走っていく。
「それじゃあ僕は、あいつらのアジトに戻って、人質捜索の様子を確認してくるよ。もしかしたら、何か重要な資料とかもあるかもしれないし」
「それじゃあ、アジトの方はルークに任せる。しっかり調べてくれ」
「ああ、分かっているよ。それじゃあ」
ルークはああ見えて、非常に仕事が出来る男だ。きっと隅々まで調べ上げるだろうから、アジトの方は問題ないだろう。
これで全て解決すればいいのだが…
「隊長、尋問の準備が整いました。どうぞこちらへ」
「ああ、ありがとう。すぐにいくよ」
隊員と一緒に、尋問室へと向かった。そこには、ふてくされた男たちが縄でくくられて座っていた。
俺が入って来ると、ギロリと睨みつける男たち。そして
「俺たちを捕まえたからって、いい気になるなよ!お前たちの事、絶対に許さないからな!」
威勢良く叫ぶ男。こいつ、自分が置かれている状況を理解できていないのか?
「随分と威勢がいい様だが、自分の置かれている状況が分かっているのか?お前が主犯格で間違いないな」
真っすぐ男を見つめ、睨みつけた。すると、ニヤリと笑った男。
「そう思いたいならそう思えばいいさ。主犯格でもある俺を捕まえたのだから、もう全て解決だろう?人質なら、あの倉庫の地下に閉じ込めているよ。さっさと解放してやったらどうだ?」
何なんだ、こいつは。やけに素直に話すな。それにこの余裕な表情、何か引っかかる。
「お前、本当に主犯格なのか?他に仲間がいるのではないのか?」
「…」
「俺の質問に答えろ!」
急に俺とは逆の方を向き、そのまま口を閉ざしてしまった。その後は何を話しかけても、黙秘を貫いた男。
これは一筋縄ではいかないな。
「隊長、さっきの男の証言通り、人質たちは地下で発見されたそうです。どうやらあの男、嘘を言っている訳ではなさそうですね。これで一気に事件解決しそうですね」
「いや…そう簡単な問題でもないぞ。あいつ、何かを隠しているはずだ。引き続きあいつの尋問を続けてくれ。何か進展があったら、すぐに報告を。俺はこの後、各部隊の隊長を呼んで会議を行う。おそらく、今後は今まで以上に各地域のパトロール強化を行うだろう。今からその準備も進めてくれ」
「…承知いたしました」
あの男、絶対何か隠している。だが、きっと死んでもその事は話さないつもりなのだろう。
これは厄介だな…
嬉しそうに話すルーク。
「確かに主犯格は捕まえたが、まだ俺たちにはやらなければいけない事が沢山あるんだ。それに、本当にあいつらが、全ての誘拐事件を企てていたという確証もない。もしかしたら、他にも仲間がいるかもしれないしな。とにかく今は、捕らえたあいつらの尋問を行う事が優先だ」
あいつらが主犯格で間違いはないとは思うが、万が一仲間がいた場合も十分考えられる。とにかく、ありとあらゆる可能性を考えて行動しないといけないのだ。
「相変わらずゼルスは、深読みをするのが好きだね。まあ、そこがゼルスのいいところなのだけれどね」
「隊長、副隊長!今主犯格と思われる男たちを、地下牢に入れました。この後、尋問の準備を来ない、すぐに尋問を開始いたします。それから、あいつらに雇われた男たちも、牢に閉じ込めておきました」
「ご苦労だったな。尋問は俺も立ち会おう」
「承知いたしました。それでは、すぐに準備を整えます」
慌ただしく隊員が走っていく。
「それじゃあ僕は、あいつらのアジトに戻って、人質捜索の様子を確認してくるよ。もしかしたら、何か重要な資料とかもあるかもしれないし」
「それじゃあ、アジトの方はルークに任せる。しっかり調べてくれ」
「ああ、分かっているよ。それじゃあ」
ルークはああ見えて、非常に仕事が出来る男だ。きっと隅々まで調べ上げるだろうから、アジトの方は問題ないだろう。
これで全て解決すればいいのだが…
「隊長、尋問の準備が整いました。どうぞこちらへ」
「ああ、ありがとう。すぐにいくよ」
隊員と一緒に、尋問室へと向かった。そこには、ふてくされた男たちが縄でくくられて座っていた。
俺が入って来ると、ギロリと睨みつける男たち。そして
「俺たちを捕まえたからって、いい気になるなよ!お前たちの事、絶対に許さないからな!」
威勢良く叫ぶ男。こいつ、自分が置かれている状況を理解できていないのか?
「随分と威勢がいい様だが、自分の置かれている状況が分かっているのか?お前が主犯格で間違いないな」
真っすぐ男を見つめ、睨みつけた。すると、ニヤリと笑った男。
「そう思いたいならそう思えばいいさ。主犯格でもある俺を捕まえたのだから、もう全て解決だろう?人質なら、あの倉庫の地下に閉じ込めているよ。さっさと解放してやったらどうだ?」
何なんだ、こいつは。やけに素直に話すな。それにこの余裕な表情、何か引っかかる。
「お前、本当に主犯格なのか?他に仲間がいるのではないのか?」
「…」
「俺の質問に答えろ!」
急に俺とは逆の方を向き、そのまま口を閉ざしてしまった。その後は何を話しかけても、黙秘を貫いた男。
これは一筋縄ではいかないな。
「隊長、さっきの男の証言通り、人質たちは地下で発見されたそうです。どうやらあの男、嘘を言っている訳ではなさそうですね。これで一気に事件解決しそうですね」
「いや…そう簡単な問題でもないぞ。あいつ、何かを隠しているはずだ。引き続きあいつの尋問を続けてくれ。何か進展があったら、すぐに報告を。俺はこの後、各部隊の隊長を呼んで会議を行う。おそらく、今後は今まで以上に各地域のパトロール強化を行うだろう。今からその準備も進めてくれ」
「…承知いたしました」
あの男、絶対何か隠している。だが、きっと死んでもその事は話さないつもりなのだろう。
これは厄介だな…
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