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第41話:クラウド様の無実を証明しましょう
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「遅くなって申し訳ございません」
お父様が皆に頭を下げたので、私もつられて下げた。
「公爵、第二王子の処刑は確定したのよ。それなのに、また話し合いだなんて一体どういう事なの?貴族たちも急遽集まらされて、はっきり言って迷惑よ」
それは恐ろしい形相でお父様を睨む王妃様。こんなにも恐ろしい顔は初めて見た。つい後ずさってしまう。
「お前は黙っていなさい!それで、公爵!何か新しい情報が入ったと聞いたが、その件について話してもらえるかい?」
陛下が王妃様に注意した事で、静かになった王妃様。ただ、まだお父様を睨んでいる。
「はい、陛下。クラウド殿下に指示され毒を盛ったというメイドですが、我が娘、ミレニアが体を張って捕まえました。そして、彼女からクラウド殿下は犯人ではない。邪魔だからクラウド殿下を陥れたという言質も取れました」
お父様の言葉を聞いて貴族たちが騒めく。
「そんなの嘘だわ!」
そう叫ぶ王妃様。
「嘘ではない!ここに捕まえたメイドを連れて来い!」
お父様の指示で、縄で縛られたステフがやって来た。これまたこっちを睨みつけている。
「こちらが、ミレニアとこのメイドのやり取りです。ミレニアは果敢にも1人でアジトに乗り込み、命を懸けてこのメイドから言質を取ったのです!グラディス殿、皆に聞かせてやってくれ」
お父様の指示で、グラディス先生が私とステフのやり取りを皆に聞かせた。
「確かにメイドがミレニア嬢にはっきりと、クラウドを陥れたと言っている。それにしても音声の内容を聞く限り、ミレニア嬢はこのメイドに捕まっている様だが」
「はい、このメイドは私の娘、ミレニアまでも葬り去ろうとしたのです」
最後の“この女を湖に放り投げなさい!”まで、ばっちり流されたからね。私を殺そうとした事も、しっかり皆に伝わった様だ。
それにしてもグラディス先生、うまく編集したわね。ステフが今の国王の血筋を途絶えさせようとしている組織という事や、ポレスティレイ王国に関する事は上手くカットされている。こんな情報が貴族たちの耳に入ったら、きっと大パニックが起きるだろう。さすがグラディス先生だ!少し見直した。もしかしてこの編集をしていたから、研究室から戻って来るのが遅れたのかしら?
「これでクラウド殿下が、このメイドに陥れられたという事がお分かりになったかと思います。どうでしょう、皆さん」
お父様が他の貴族に問いかけた。
「確かに公爵の言う通り、音声を聞く限りメイドがクラウド殿下を陥れた様だな!それにしても、クラウド殿下だけでなく、ミレニア嬢まで殺そうとするなんて、なんて恐ろしい女だ」
「本当だ!何の罪もないクラウド殿下のお命を奪おうとしていたと思うと、本当に恐ろしい」
どうやら、大方の貴族たちが、クラウド様の無罪を主張し始めた。そんな私たちに立ちはだかったのは、王妃様だ。
「皆、落ち着いて!ミレニアちゃんは第二王子と恋仲なのよ!第二王子の為に、このメイドに嘘の供述をさせているかもしれないわ!」
そう言いがかりを付けだしたのだ。
「母上、ミレニアはそんな事はしていない。俺も近くで一部始終見ていたんだ!そもそも、ミレニアは一歩間違えれば命を落としていたんだぞ!よくそんな言いがかりみたいな事が言えるな!」
「マシュー、あなたは黙っていなさい!とにかく、私はこんなものには騙されないわよ!」
そう言い切った王妃様。他の貴族も若干あきれ顔だ。
「王妃様、ではこれならどうでしょうか?」
話し始めたのは、グラディス先生だ。
「実はこの薬と機械は、触れた人物を特定できるものなのです。言葉で説明してもあまりピンときませんよね。例えばそこに置いてある花瓶に、触れて頂いてもよろしいでしょうか?王妃様」
グラディス先生の指示で、不審に思いながらも花瓶に触る王妃様。
「次にこの花瓶に、この液体をかけて行きます。そして、この花瓶にこの専用の機械を触れさせる。では王妃様、次はこの機械の中央の画面に、手をかざしてください」
グラディス先生に言われるがまま、手をかざす王妃様。すると、機械が光り出し“感知しました”と話し出したのだ。
「では次に、そうですね。王太子殿下、この機械に手をかざしていただいてもよろしいですか?」
言われるがまま王太子が手をかざすと、今度は何も言わないし光らない。
「見て頂いた通り、触れた人のみに反応する様になっています。それでは、早速クラウド殿下をこの場所に連れて来て頂いてもよろしいですか?それから、毒の入った容器も持ってきてください」
グラディス先生の指示で、毒の入った瓶と縄で縛られたクラウド様がやって来た。
クラウド様だわ!抱き着きたい感情を必死に抑え、今はグラディス先生の指示を待つ。
「では早速やってみましょう」
そう言って毒の入っていた瓶に液体をかけ、機械を触れさせた。
「ではクラウド殿下、手をかざして頂きたいのですが、これでは無理ですね。縄を解いてあげてください」
グラディス先生の言葉を聞き、戸惑う看守。
「グラディスの声が聞こえなかったのか?今すぐクラウドの縄を解きなさい!」
陛下の一声で急いで縄を解く看守。
「それではクラウド殿下、この機械に手をかざして貰えますか?」
恐る恐る手をかざすクラウド様。もちろん、反応しない。
「やっぱりクラウド殿下は毒の瓶に触れていなかったのか」
何処からともなく、そんな声が聞こえて来た。
「こんなのインチキよ!きっと最初から感知しない様になっているのよ!」
明らかに言いがかりをつけ始めた王妃様。
「それでは、そこのメイド。君も機械に手をかざしてくれ」
グラディス先生の言葉で、看守が急いでステフの縄を解いた。嫌そうに手をかざすステフ。すると機械が光り、“感知しました”と話し出したのだ。それを見て、どや顔で王妃を見ているグラディス先生。
「こんなのインチキよ!私は…」
「いい加減にしなさい!お前がクラウドを嫌っているのは知っているが、ここまで証拠が出ているんだ!これ以上クラウドが犯人だと言うなら、お前からもクラウドが犯人だと言う証拠を提示してみろ!もし出来ないなら、いくら王妃だと言っても、私の血を受け継いだ息子でもあるクラウドを陥れた罪で、投獄するぞ!」
いつも温厚な陛下が、王妃様を怒鳴りつけたのだ。さすがの王妃様も、黙り込んでしまった。
「皆の者、今回数々の証拠を見て、それでもクラウドがマシューを暗殺しようとした犯人だと思う者は、挙手を!」
陛下の言葉を聞き、手を挙げるものなど誰もいない。王妃様ですら、手を挙げなかった。
「そこのメイドを王太子及び第二王子及びマーケッヒ公爵令嬢暗殺未遂で投獄しろ!」
陛下の言葉で、看守がステフを再び縛り上げ、地下牢へと連れて行く。きっとこれらか厳しい取り調べが待っているだろう。その取り調べて、今回の件がもっと具体的にわかると良いのだが…
「皆の者も、急遽集まってもらって悪かったな。これにて会議を終了とする。気を付けて帰ってくれ」
陛下の言葉で、次々に帰って行く貴族たち。王妃様も悔しそうな顔をして出て行った。それにしても、クラウド様の無実が証明出来て良かったわ!って、クラウド様!
急いでクラウド様の側まで行き、思いっきり抱き着いた。
「クラウド様、物凄く心配したのですよ!でも、無事でよかったわ!ずっとずっと会いたかったです!」
「僕もだよ、ミレニア!よく分からないが、君たちが僕を助けてくれたのかい?本当にありがとう!もう二度とミレニアに会えないかと思っていたよ!でも、会えてよかった!」
クラウド様の腕の中は温かくて、物凄く落ち着く。それに、クラウド様の匂いもする。クラウド様を全身で感じたら、今まで抑えていた感情が一気に溢れ出し、とめどなく涙が流れた。
「クラウド様、殺されなくて本当に良かったです!もしクラウド様が殺されてしまっていたら、私は生きて行けないから」
ワーワー泣く私を、さらに抱きしめてくれるクラウド様。
「僕だって、君を1人残して死ぬなんて、死んでも死にきれなかったよ。ミレニア、これからもずっと僕の側に居てくれるかい?」
「もちろんです!ずっとずっと一緒です」
そう言うと、クラウド様の唇に自分の唇を重ねた。もう二度と離れたくはない!そんな思いから、どんどん深くなっていく。もっと!もっと!そう思っていたのだが…
「コホン、ミレニア、クラウド殿下も感動の再会はそれくらいにしてもらえるかな?」
お父様によって私たちは引き離されたのだ!もう、お父様ったら、良いところだったのに!ジト目でお父様を睨む。
でも、クラウド様の無実が証明できたのだから、まあいいか!これからいつでもイチャイチャ出来るものね。
ニヤニヤ顔のミレニアを見たクラウド以外の人達が若干引いている事を、ミレニアが気づく事は無かった。
~あとがき~
無事クラウド殿下の無実を証明できたミレニア。きっとこれから、もっともっとクラウド殿下にべったりになる事でしょう。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
お父様が皆に頭を下げたので、私もつられて下げた。
「公爵、第二王子の処刑は確定したのよ。それなのに、また話し合いだなんて一体どういう事なの?貴族たちも急遽集まらされて、はっきり言って迷惑よ」
それは恐ろしい形相でお父様を睨む王妃様。こんなにも恐ろしい顔は初めて見た。つい後ずさってしまう。
「お前は黙っていなさい!それで、公爵!何か新しい情報が入ったと聞いたが、その件について話してもらえるかい?」
陛下が王妃様に注意した事で、静かになった王妃様。ただ、まだお父様を睨んでいる。
「はい、陛下。クラウド殿下に指示され毒を盛ったというメイドですが、我が娘、ミレニアが体を張って捕まえました。そして、彼女からクラウド殿下は犯人ではない。邪魔だからクラウド殿下を陥れたという言質も取れました」
お父様の言葉を聞いて貴族たちが騒めく。
「そんなの嘘だわ!」
そう叫ぶ王妃様。
「嘘ではない!ここに捕まえたメイドを連れて来い!」
お父様の指示で、縄で縛られたステフがやって来た。これまたこっちを睨みつけている。
「こちらが、ミレニアとこのメイドのやり取りです。ミレニアは果敢にも1人でアジトに乗り込み、命を懸けてこのメイドから言質を取ったのです!グラディス殿、皆に聞かせてやってくれ」
お父様の指示で、グラディス先生が私とステフのやり取りを皆に聞かせた。
「確かにメイドがミレニア嬢にはっきりと、クラウドを陥れたと言っている。それにしても音声の内容を聞く限り、ミレニア嬢はこのメイドに捕まっている様だが」
「はい、このメイドは私の娘、ミレニアまでも葬り去ろうとしたのです」
最後の“この女を湖に放り投げなさい!”まで、ばっちり流されたからね。私を殺そうとした事も、しっかり皆に伝わった様だ。
それにしてもグラディス先生、うまく編集したわね。ステフが今の国王の血筋を途絶えさせようとしている組織という事や、ポレスティレイ王国に関する事は上手くカットされている。こんな情報が貴族たちの耳に入ったら、きっと大パニックが起きるだろう。さすがグラディス先生だ!少し見直した。もしかしてこの編集をしていたから、研究室から戻って来るのが遅れたのかしら?
「これでクラウド殿下が、このメイドに陥れられたという事がお分かりになったかと思います。どうでしょう、皆さん」
お父様が他の貴族に問いかけた。
「確かに公爵の言う通り、音声を聞く限りメイドがクラウド殿下を陥れた様だな!それにしても、クラウド殿下だけでなく、ミレニア嬢まで殺そうとするなんて、なんて恐ろしい女だ」
「本当だ!何の罪もないクラウド殿下のお命を奪おうとしていたと思うと、本当に恐ろしい」
どうやら、大方の貴族たちが、クラウド様の無罪を主張し始めた。そんな私たちに立ちはだかったのは、王妃様だ。
「皆、落ち着いて!ミレニアちゃんは第二王子と恋仲なのよ!第二王子の為に、このメイドに嘘の供述をさせているかもしれないわ!」
そう言いがかりを付けだしたのだ。
「母上、ミレニアはそんな事はしていない。俺も近くで一部始終見ていたんだ!そもそも、ミレニアは一歩間違えれば命を落としていたんだぞ!よくそんな言いがかりみたいな事が言えるな!」
「マシュー、あなたは黙っていなさい!とにかく、私はこんなものには騙されないわよ!」
そう言い切った王妃様。他の貴族も若干あきれ顔だ。
「王妃様、ではこれならどうでしょうか?」
話し始めたのは、グラディス先生だ。
「実はこの薬と機械は、触れた人物を特定できるものなのです。言葉で説明してもあまりピンときませんよね。例えばそこに置いてある花瓶に、触れて頂いてもよろしいでしょうか?王妃様」
グラディス先生の指示で、不審に思いながらも花瓶に触る王妃様。
「次にこの花瓶に、この液体をかけて行きます。そして、この花瓶にこの専用の機械を触れさせる。では王妃様、次はこの機械の中央の画面に、手をかざしてください」
グラディス先生に言われるがまま、手をかざす王妃様。すると、機械が光り出し“感知しました”と話し出したのだ。
「では次に、そうですね。王太子殿下、この機械に手をかざしていただいてもよろしいですか?」
言われるがまま王太子が手をかざすと、今度は何も言わないし光らない。
「見て頂いた通り、触れた人のみに反応する様になっています。それでは、早速クラウド殿下をこの場所に連れて来て頂いてもよろしいですか?それから、毒の入った容器も持ってきてください」
グラディス先生の指示で、毒の入った瓶と縄で縛られたクラウド様がやって来た。
クラウド様だわ!抱き着きたい感情を必死に抑え、今はグラディス先生の指示を待つ。
「では早速やってみましょう」
そう言って毒の入っていた瓶に液体をかけ、機械を触れさせた。
「ではクラウド殿下、手をかざして頂きたいのですが、これでは無理ですね。縄を解いてあげてください」
グラディス先生の言葉を聞き、戸惑う看守。
「グラディスの声が聞こえなかったのか?今すぐクラウドの縄を解きなさい!」
陛下の一声で急いで縄を解く看守。
「それではクラウド殿下、この機械に手をかざして貰えますか?」
恐る恐る手をかざすクラウド様。もちろん、反応しない。
「やっぱりクラウド殿下は毒の瓶に触れていなかったのか」
何処からともなく、そんな声が聞こえて来た。
「こんなのインチキよ!きっと最初から感知しない様になっているのよ!」
明らかに言いがかりをつけ始めた王妃様。
「それでは、そこのメイド。君も機械に手をかざしてくれ」
グラディス先生の言葉で、看守が急いでステフの縄を解いた。嫌そうに手をかざすステフ。すると機械が光り、“感知しました”と話し出したのだ。それを見て、どや顔で王妃を見ているグラディス先生。
「こんなのインチキよ!私は…」
「いい加減にしなさい!お前がクラウドを嫌っているのは知っているが、ここまで証拠が出ているんだ!これ以上クラウドが犯人だと言うなら、お前からもクラウドが犯人だと言う証拠を提示してみろ!もし出来ないなら、いくら王妃だと言っても、私の血を受け継いだ息子でもあるクラウドを陥れた罪で、投獄するぞ!」
いつも温厚な陛下が、王妃様を怒鳴りつけたのだ。さすがの王妃様も、黙り込んでしまった。
「皆の者、今回数々の証拠を見て、それでもクラウドがマシューを暗殺しようとした犯人だと思う者は、挙手を!」
陛下の言葉を聞き、手を挙げるものなど誰もいない。王妃様ですら、手を挙げなかった。
「そこのメイドを王太子及び第二王子及びマーケッヒ公爵令嬢暗殺未遂で投獄しろ!」
陛下の言葉で、看守がステフを再び縛り上げ、地下牢へと連れて行く。きっとこれらか厳しい取り調べが待っているだろう。その取り調べて、今回の件がもっと具体的にわかると良いのだが…
「皆の者も、急遽集まってもらって悪かったな。これにて会議を終了とする。気を付けて帰ってくれ」
陛下の言葉で、次々に帰って行く貴族たち。王妃様も悔しそうな顔をして出て行った。それにしても、クラウド様の無実が証明出来て良かったわ!って、クラウド様!
急いでクラウド様の側まで行き、思いっきり抱き着いた。
「クラウド様、物凄く心配したのですよ!でも、無事でよかったわ!ずっとずっと会いたかったです!」
「僕もだよ、ミレニア!よく分からないが、君たちが僕を助けてくれたのかい?本当にありがとう!もう二度とミレニアに会えないかと思っていたよ!でも、会えてよかった!」
クラウド様の腕の中は温かくて、物凄く落ち着く。それに、クラウド様の匂いもする。クラウド様を全身で感じたら、今まで抑えていた感情が一気に溢れ出し、とめどなく涙が流れた。
「クラウド様、殺されなくて本当に良かったです!もしクラウド様が殺されてしまっていたら、私は生きて行けないから」
ワーワー泣く私を、さらに抱きしめてくれるクラウド様。
「僕だって、君を1人残して死ぬなんて、死んでも死にきれなかったよ。ミレニア、これからもずっと僕の側に居てくれるかい?」
「もちろんです!ずっとずっと一緒です」
そう言うと、クラウド様の唇に自分の唇を重ねた。もう二度と離れたくはない!そんな思いから、どんどん深くなっていく。もっと!もっと!そう思っていたのだが…
「コホン、ミレニア、クラウド殿下も感動の再会はそれくらいにしてもらえるかな?」
お父様によって私たちは引き離されたのだ!もう、お父様ったら、良いところだったのに!ジト目でお父様を睨む。
でも、クラウド様の無実が証明できたのだから、まあいいか!これからいつでもイチャイチャ出来るものね。
ニヤニヤ顔のミレニアを見たクラウド以外の人達が若干引いている事を、ミレニアが気づく事は無かった。
~あとがき~
無事クラウド殿下の無実を証明できたミレニア。きっとこれから、もっともっとクラウド殿下にべったりになる事でしょう。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
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