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13 懇願
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満月の前夜。明りを灯していない部屋の中には、月光が眩しいほどに差し込んでいる。
今夜ウォルフと性交しなければ、エアネストの命はない。エアネストはウォルフとのこれまでのやり取りを思い起こしながら、下腹に刻まれた呪いの刻印を撫でた。
――人様に言えないような、恥ずかしくて、破廉恥で、淫らな事。
指先で触れた下腹は、心なしか熱を帯びている。
呪いを解いて生き永らえるためには、どうしてもしなくてはならない。そのための準備を重ねてきた。
私室の扉が叩かれ、物思いにふけっていたエアネストはびくりと肩をすくませた。入ってくれ、という言葉を言いきらない内にウォルフが部屋の中に立ち入る。内側からがちゃりと施錠する音が静かな室内に響いて、エアネストは囚われたような気持になった。
「エアネスト様」
気遣わしげな声音で呼ばれ、寝台の上でシーツに包まっていたエアネストはゆっくりと体を起こした。平静な態度を保ちたいと思うのに、恐怖心を隠せず、わずかに震えてしまう。「ウォルフ」と名を呼んで応えたつもりが、息を漏らすだけで声にならない。
ウォルフは寝台の上に片膝をつき、シーツを捲る。エアネストは咄嗟にシーツに縋り付いてしまったが、抵抗などしてはならないと思い直して手を離した。
「あまり……見ないで、くれ……」
青白い月明かりに照らされた肌があらわになって、エアネストの頬が紅潮する。侯爵家で暮らしていた頃は使用人に世話をされていた。必要な時に肌を見せる事に抵抗を感じたことはなかったというのに、今は恥ずかしくてたまらない。
「――練習してたのか」
「あ、ああ……でも……上手くできなくて……」
ウォルフの手を煩わせないよう、すべての準備を整えて裸で待っていたのだが、まるで淫らに誘っているようではないかと今更ながら思い当たる。
エアネストの裸体を食い入るように見つめるウォルフからおろおろと目を逸らし、取り上げられたシーツの代わりに枕を引き寄せて胸に抱いた。
窄まりには、一番大きな性具が入っている。この数日時間をかけて慣らされたおかげで、圧迫感はあるが痛みはない。
エアネストの性器と同じぐらいの太さの性具を、ウォルフに教えられた通りに出し入れした。――ウォルフとの性交を想像しながら。
これから何をするのか理解しているし、準備もできている。だが恐ろしさが消えない。
「あっ……!」
寝台に乗りあがったウォルフが性急な動きでエアネストを押し倒し、脚を開かせた。埋め込まれた性具が乱暴に引き抜かれる。
「ひうぅっ!」
異物が出て行った衝撃に打ち震えている間に、ウォルフが素早く衣服を脱ぎ捨てていく。
鍛え上げられた見事な肉体に思わず見惚れる。これまでエアネストの服を脱がせることはあっても、ウォルフは着衣のままだった。
いくつもの傷跡が刻まれた、精悍で厚みのある体をぼんやりと見上げていると、強引に腰を抱えられて引き寄せられた。性具で拡げられ、香油でとろとろになった窄まりに、既に隆起したウォルフの性器がひたりと宛がわれる。あげそうになった悲鳴を飲み込んで、エアネストは胸に抱きしめていた枕に顔をうずめた。
ここまでお膳立てしてもらっておいて、「待ってくれ」などとは言えない。潔く受け入れなくては。
「入れるぞ」
口を開いてしまえば泣き言が飛び出てしまいそうで、エアネストはただこくこくとうなずいた。
張り詰めたウォルフの性器の先端が、エアネストの中に侵入する。
「――ひうぅっ、ううぅ……っ!」
柔らかく解された窄まりに、ウォルフの性器がじりじりと埋められていく。無意識に逃げる腰をがっしりとつかまれて、野太い先端が侵入を果たす。
「はっ、ぅっ、~~っ!」
「く……っ、狭めえ……」
ゆっくりとした動きだが、着実に奥へ。性具では届かなかった場所まで、隙間なく、みっちりと拡げられていく。
未知の感覚にぞわりと肌が粟立つ。信じられないほど奥まで侵入される恐怖感に、額には汗がにじむ。
「ふ……っ、ぅう……」
「大丈夫か? 痛いか?」
優しく頭を撫でられて、エアネストはおずおずと枕の陰から顔を出した。エアネストを見下ろすウォルフの眼差しはぎらついて、苦痛に耐えるように顔を歪めている。やはり、嫌悪感があるのだろう。厭わしい上官を抱かねばならない苦痛。それに引き換え、自分は――。
ウォルフの視線がエアネストの下肢に降りていく。
「……痛くはなさそうだな」
ウォルフが口の端を上げて笑う。エアネストは羞恥で赤く染まる顔を再び枕にうずめて隠した。
腹を圧迫される苦しさや、未知の行為への恐ろしさはある。それでもエアネストの性器は触れられてもいないのにかたく張り詰めていた。
その場所は性具を埋め込まれるたびにウォルフの手と口で可愛がられていた。エアネストの意思など関係なく、体は「挿入されるのは気持ちのいいこと」なのだと覚え込んでしまっていた。
「ひっ、う……!」
ゆっくりと引き抜かれて、背筋がぞくぞくと震える。同じだけ時間をかけて、今度は埋められていく。
「んっ! ――…………ッ!」
甘苦しい圧迫感にうめき声をもらしてしまうが、ウォルフの動きは存外に優しい。性具で練習した時の方がよほど苦しかった。
これならば耐えられる、と少しばかり心に余裕ができる。だが、ウォルフがエアネストの性器に手を伸ばした途端にそんな余裕も消し飛んでしまった。
「ひあっ! ……ッ、ウォルフ、そこは……あっ、あああっ!」
奥までみっちりと穿たれたまま、性器を扱かれる。
呪いを解くためには腹の中に精液を注がれねばならないが、エアネストが射精する必要などない。
「な……っ、なんで……そこは、しなくても……」
「狭すぎるんだよ、あんたの中。力を抜いてくれないと動けねえ」
咎めるようなウォルフの声音に、エアネストはびくりと体を震わせる。ウォルフを煩わせているのに、文句など言って怒らせてしまった。それでもウォルフの手つきはあくまで優しく、慈しむようにエアネストの性器を刺激する。
「――っ、んっ、ぅあっ、あ……っ!」
緩急をつけた責めに、エアネストの性器は嬉しそうに蜜を垂らし、ウォルフの手を濡らす。色事に疎いエアネスト自身よりも、ウォルフの方がエアネストの性感帯を熟知している。耐えようもなく、あっという間に達してしまう。
「ふあっ、あっ、あああ――……っ!」
高まった疼きが一気に放たれる。自らが放った精子で下腹が濡れる。断続的に射精する度に、窄まりは痙攣して、ウォルフの性器をひくひくと締め付ける。
「んっ、う……ぁ……っ!」
他人の手で強制的にもたらされる絶頂が、あまりにも強すぎる。力を抜くどころか、全身を強張らせて快感に打ち震えてしまう。逆効果なのでは、とエアネストが口をはさむ間もなく、ウォルフは愛撫を再開する。
「ひぅ――! や、やだ……まって、ま……ああっ! ひあぁッ!」
呪いを解く為に協力してもらっている立場なのだから、潔く受け入れよう。そう思っていたはずなのに、ついに弱音が漏れてしまった。
打ちのめされるような強烈な快楽から逃げ出したくて腰をくねらせる。すると穿たれた体の内側から余計に快感がこみ上げてしまい、耐えられずに声が出てしまう。
「ああっ! ひぃっ! や、ぅあ!」
性器をいたぶられるたびに体を跳ねさせては、片手で腰を掴まれて難なく引き戻される。ウォルフは腰を動かしていないのに、エアネストが動くせいで、まるでウォルフに媚びて性交をねだっているような倒錯的な状況になってしまう。
「や、あ……ひあ……ッ! もう……たのむ、ウォルフ……、は、やく……」
際限なく湧き上がる快感に翻弄されながら、太ももでぎゅっとウォルフの脇腹を挟み、縋るように手を伸ばした。
「ウォルフ……、はやく……中に、出してくれ……」
息も絶え絶えに懇願する。
一刻も早く終わらせてほしい。この拷問のような快楽から解放されたい。ウォルフにこれ以上みっともない姿を晒したくない。
まるで命乞いをしているようで情けないと思いながらも願いを口にすると、ウォルフの動きがぴたりと止まった。
今夜ウォルフと性交しなければ、エアネストの命はない。エアネストはウォルフとのこれまでのやり取りを思い起こしながら、下腹に刻まれた呪いの刻印を撫でた。
――人様に言えないような、恥ずかしくて、破廉恥で、淫らな事。
指先で触れた下腹は、心なしか熱を帯びている。
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私室の扉が叩かれ、物思いにふけっていたエアネストはびくりと肩をすくませた。入ってくれ、という言葉を言いきらない内にウォルフが部屋の中に立ち入る。内側からがちゃりと施錠する音が静かな室内に響いて、エアネストは囚われたような気持になった。
「エアネスト様」
気遣わしげな声音で呼ばれ、寝台の上でシーツに包まっていたエアネストはゆっくりと体を起こした。平静な態度を保ちたいと思うのに、恐怖心を隠せず、わずかに震えてしまう。「ウォルフ」と名を呼んで応えたつもりが、息を漏らすだけで声にならない。
ウォルフは寝台の上に片膝をつき、シーツを捲る。エアネストは咄嗟にシーツに縋り付いてしまったが、抵抗などしてはならないと思い直して手を離した。
「あまり……見ないで、くれ……」
青白い月明かりに照らされた肌があらわになって、エアネストの頬が紅潮する。侯爵家で暮らしていた頃は使用人に世話をされていた。必要な時に肌を見せる事に抵抗を感じたことはなかったというのに、今は恥ずかしくてたまらない。
「――練習してたのか」
「あ、ああ……でも……上手くできなくて……」
ウォルフの手を煩わせないよう、すべての準備を整えて裸で待っていたのだが、まるで淫らに誘っているようではないかと今更ながら思い当たる。
エアネストの裸体を食い入るように見つめるウォルフからおろおろと目を逸らし、取り上げられたシーツの代わりに枕を引き寄せて胸に抱いた。
窄まりには、一番大きな性具が入っている。この数日時間をかけて慣らされたおかげで、圧迫感はあるが痛みはない。
エアネストの性器と同じぐらいの太さの性具を、ウォルフに教えられた通りに出し入れした。――ウォルフとの性交を想像しながら。
これから何をするのか理解しているし、準備もできている。だが恐ろしさが消えない。
「あっ……!」
寝台に乗りあがったウォルフが性急な動きでエアネストを押し倒し、脚を開かせた。埋め込まれた性具が乱暴に引き抜かれる。
「ひうぅっ!」
異物が出て行った衝撃に打ち震えている間に、ウォルフが素早く衣服を脱ぎ捨てていく。
鍛え上げられた見事な肉体に思わず見惚れる。これまでエアネストの服を脱がせることはあっても、ウォルフは着衣のままだった。
いくつもの傷跡が刻まれた、精悍で厚みのある体をぼんやりと見上げていると、強引に腰を抱えられて引き寄せられた。性具で拡げられ、香油でとろとろになった窄まりに、既に隆起したウォルフの性器がひたりと宛がわれる。あげそうになった悲鳴を飲み込んで、エアネストは胸に抱きしめていた枕に顔をうずめた。
ここまでお膳立てしてもらっておいて、「待ってくれ」などとは言えない。潔く受け入れなくては。
「入れるぞ」
口を開いてしまえば泣き言が飛び出てしまいそうで、エアネストはただこくこくとうなずいた。
張り詰めたウォルフの性器の先端が、エアネストの中に侵入する。
「――ひうぅっ、ううぅ……っ!」
柔らかく解された窄まりに、ウォルフの性器がじりじりと埋められていく。無意識に逃げる腰をがっしりとつかまれて、野太い先端が侵入を果たす。
「はっ、ぅっ、~~っ!」
「く……っ、狭めえ……」
ゆっくりとした動きだが、着実に奥へ。性具では届かなかった場所まで、隙間なく、みっちりと拡げられていく。
未知の感覚にぞわりと肌が粟立つ。信じられないほど奥まで侵入される恐怖感に、額には汗がにじむ。
「ふ……っ、ぅう……」
「大丈夫か? 痛いか?」
優しく頭を撫でられて、エアネストはおずおずと枕の陰から顔を出した。エアネストを見下ろすウォルフの眼差しはぎらついて、苦痛に耐えるように顔を歪めている。やはり、嫌悪感があるのだろう。厭わしい上官を抱かねばならない苦痛。それに引き換え、自分は――。
ウォルフの視線がエアネストの下肢に降りていく。
「……痛くはなさそうだな」
ウォルフが口の端を上げて笑う。エアネストは羞恥で赤く染まる顔を再び枕にうずめて隠した。
腹を圧迫される苦しさや、未知の行為への恐ろしさはある。それでもエアネストの性器は触れられてもいないのにかたく張り詰めていた。
その場所は性具を埋め込まれるたびにウォルフの手と口で可愛がられていた。エアネストの意思など関係なく、体は「挿入されるのは気持ちのいいこと」なのだと覚え込んでしまっていた。
「ひっ、う……!」
ゆっくりと引き抜かれて、背筋がぞくぞくと震える。同じだけ時間をかけて、今度は埋められていく。
「んっ! ――…………ッ!」
甘苦しい圧迫感にうめき声をもらしてしまうが、ウォルフの動きは存外に優しい。性具で練習した時の方がよほど苦しかった。
これならば耐えられる、と少しばかり心に余裕ができる。だが、ウォルフがエアネストの性器に手を伸ばした途端にそんな余裕も消し飛んでしまった。
「ひあっ! ……ッ、ウォルフ、そこは……あっ、あああっ!」
奥までみっちりと穿たれたまま、性器を扱かれる。
呪いを解くためには腹の中に精液を注がれねばならないが、エアネストが射精する必要などない。
「な……っ、なんで……そこは、しなくても……」
「狭すぎるんだよ、あんたの中。力を抜いてくれないと動けねえ」
咎めるようなウォルフの声音に、エアネストはびくりと体を震わせる。ウォルフを煩わせているのに、文句など言って怒らせてしまった。それでもウォルフの手つきはあくまで優しく、慈しむようにエアネストの性器を刺激する。
「――っ、んっ、ぅあっ、あ……っ!」
緩急をつけた責めに、エアネストの性器は嬉しそうに蜜を垂らし、ウォルフの手を濡らす。色事に疎いエアネスト自身よりも、ウォルフの方がエアネストの性感帯を熟知している。耐えようもなく、あっという間に達してしまう。
「ふあっ、あっ、あああ――……っ!」
高まった疼きが一気に放たれる。自らが放った精子で下腹が濡れる。断続的に射精する度に、窄まりは痙攣して、ウォルフの性器をひくひくと締め付ける。
「んっ、う……ぁ……っ!」
他人の手で強制的にもたらされる絶頂が、あまりにも強すぎる。力を抜くどころか、全身を強張らせて快感に打ち震えてしまう。逆効果なのでは、とエアネストが口をはさむ間もなく、ウォルフは愛撫を再開する。
「ひぅ――! や、やだ……まって、ま……ああっ! ひあぁッ!」
呪いを解く為に協力してもらっている立場なのだから、潔く受け入れよう。そう思っていたはずなのに、ついに弱音が漏れてしまった。
打ちのめされるような強烈な快楽から逃げ出したくて腰をくねらせる。すると穿たれた体の内側から余計に快感がこみ上げてしまい、耐えられずに声が出てしまう。
「ああっ! ひぃっ! や、ぅあ!」
性器をいたぶられるたびに体を跳ねさせては、片手で腰を掴まれて難なく引き戻される。ウォルフは腰を動かしていないのに、エアネストが動くせいで、まるでウォルフに媚びて性交をねだっているような倒錯的な状況になってしまう。
「や、あ……ひあ……ッ! もう……たのむ、ウォルフ……、は、やく……」
際限なく湧き上がる快感に翻弄されながら、太ももでぎゅっとウォルフの脇腹を挟み、縋るように手を伸ばした。
「ウォルフ……、はやく……中に、出してくれ……」
息も絶え絶えに懇願する。
一刻も早く終わらせてほしい。この拷問のような快楽から解放されたい。ウォルフにこれ以上みっともない姿を晒したくない。
まるで命乞いをしているようで情けないと思いながらも願いを口にすると、ウォルフの動きがぴたりと止まった。
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