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新魔王の明るい家族計画
19 人間に呪いを
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「それじゃあ、何故俺が姿を変えたのか説明するぞ。」
「「うん。」」
「俺は前の魔王様から、この世界のバランスを取る為に召喚された異世界人だ。」
「異世界人?」
「そうだ。他の世界の人間だ。前の魔王様から言い渡された使命は、人間がバカな事をしたり、増えすぎたりしたら人間を間引く。つまり、殺して減らす事だ。魔物のに対しても、動物に対しても同じだ。」
「うん、それで?」
「今回はこの樹海の西側で、人間共が毎日木を斬り倒している。それも樹海の西側を破壊してしまいそうな勢いでだ。その人間共を排除する為に姿を変えたんだ。前の幼い姿では何を言っても人間共は聞かないだろうからな。」
「そうなんだ、解った。」
「木を切っちゃいけないの?」
「別に木を斬り倒してはいけない訳じゃない。人間も生活する為には木材は必要だ。しかし、必要以上に斬り倒してはいけない。元に戻らなくなるからな。人間共はズル賢い知恵が回る。同じ人間たちより良い暮らしをしたいが為に、樹海の木を余分に沢山斬り倒しているんだ。」
「何で余分に斬り倒しちゃいけないの?」
「それはな、人間共の生活に必要な物は木材だけじゃ無い。他にも色々必要だ。それらを沢山得たい為に、木を斬り倒している連中は余分に木を斬り倒している。しかも余れば捨ててしまう。お前達も知っているだろう?木が大きく成長するのに何十年、何百年と掛かると言う事を。このままでは樹海が死んでしまうんだよ。」
「そうなんだ・・・・捨てちゃうのは良くないね。魔王の言ってる事は解ったよ。魔物は殺してもすぐ増えるけど、木は凄い時間が掛かるからダメって事だよね。」
「お、ひろし偉いぞ!その通りだ。だから人間を排除しに行くんだ。」
「むー!わたしもその位解ったもん!」
「そうか、はるかも偉いぞ。」
「えへへへー♪」
はるかは単純だ。褒めたら機嫌が直る。可愛いからいいんだけど。
「それじゃ、移動するぞ。鳥籠の中に入ってくれるか?」
「やっ!魔王と初めてのお出かけだから一緒に飛びたい!」
ぐわ~面倒くさっ。はるかがそんな事を言うと、絶対ひろしまで同じ事を言い出すぞ・・・・
「僕も魔王と同じがいい!」
やっぱり・・・・・・2人と飛ぶと時間が掛かるんだよなあ。景色みたいとか、高く飛んでとか言い出すし・・・
「分かった。一緒に飛んで行こう。でも我儘言ったら鳥籠に入れるからな。」
「はーい!」
「うん!」
俺達は魔王城から飛び立ち西へと向かった。
やっぱり俺が思った通り、もっとゆっくり飛んで!とか、あの鳥と競争して!とか、リクエストのオンパレードだった。
まぁ、飛べない2人にとって滅多に無い事だから、リクエストに答えてのんびりと西へと向かったんだけどね。俺、パパしてんな。
昼に出発したのにもう日が沈み始めている。この時間になってやっと即席魔王城に到着した。俺1人で飛んだら遅くても30分で到着したのに・・・・疲れた。
「これが今日から暫く俺達の住む場所になる城だ。」
「・・・・なんかチッチャイね。」
(魔王城と比べんなよ!ずっと居る訳じゃ無いんだからいいんだよ!)
俺達は城に入り、食事をして休む事にした。休む前にちょっとしたトラブルがあった。
「ねえ、魔王、トイレどこ?」
(ん?トイレ?・・・・・ヤバッ!作って無い!)
慌てて1階の食堂の横に魔法でトイレを作った。匂うのも嫌なので超深く穴を掘った。
次の日は朝から2人を連れて見回りをした。
「うわー、本当に木が無くなってるね。」
「これじゃ魔物も住めないね。」
「そうだろ?ここが元に戻るには300年は掛かるんだぞ。」
「っ!そんなに掛かるの?」
「人間も僕達も大体100年しか生きられ無いのにね。」
「そうだな。だから自然は大切にしなきゃいけないんだぞ。」
「「うん!」」
その時探知魔法に人間の気配が引っ掛かった。
「お前達、人間共が来たぞ。お前達は喋るなよ。俺の横で、凄く怒った顔をしていろ。いいな。」
「うん、分かった。」
「何もしなくていいの?」
「ああ、何もしなくていい。今回は魔王は恐ろしいんだぞ!と教える事が重要なんだよ。」
「うん、分かったよ!魔王怒ると本当に怖いもんね。」
(そりゃお前達を躾るのには、本気でやらないと俺が殺られるからな。)
それにしても此処に来るのが早いな。どこかにキャンプ地があるのかも知れん。後で潰して置くか。
少しして人間共が現れた。
「な、何だお前達は!何をしている!その耳はエルフか!ここはものは俺達のもんだ出ていけ!」
「・・・フン、矮小なる人間よ。我はこの世界の支配者、魔王だ。出て行くのは貴様達の方だ。即刻立ち去れ!」
「なにぃ?魔王だと?エルフ風情が何を言ってやがる!お前達を捕らえて売っ払ってやる!そこを動くなや!」
「フッ・・・愚かな事を。」
俺達に向かって来た人間数人にアースバレットを撃ち込んだ。
「ぐわっ!」
「ぎゃっ!」
「痛てーよー!!骨が、骨が!」
次に小さな竜巻位の風の渦を作りその中に俺が作った毒を混ぜ込んだ。その風の渦を人間共にぶつけた。
「う、うぉー!?何だ?く、くそっ目が染みる!」
あーあ、目に入ったか。失明確定だな。
「クックックッ・・・・今お前達に呪いを掛けた。強力なヤツをな。早く帰って解呪しないと死ぬぞ?」
俺は魔法を解いて人間共に優しく教えてやった。
ま、何をしてもお前達は死ぬんだけどね。ポーションなんて効かないから。多分・・・・
「くそっ、皆不味いぞ!本当に呪いだったら助からんかも知れん!早く教会に行くぞ!」
10人程居た人間共は慌てて帰って行った。街まで歩いて約4時間、間に合うかな?頑張れよ~
「魔王カッコ良かった!」
「うん!カッコ良かった!何を言ってるか解んないとこもあったけどカッコ良かった!」
あのー、解んない所はどの辺ですかね?変じゃなかったと思うんですが・・・・
「それじゃアイツらの後を追って、アイツらの拠点を潰すぞ!」
「「オー!」」
俺達は後を追いかけて、拠点を潰そうとしたが、ヤツらは馬車で来ていたらしく、拠点には何も無かった。竈の後はあったけどね。
仕方無いから帰ろうとしたら、はるかとひろしが文句を言う。わたしも殺りたかっただの、僕もあれ位やってみたいだの、五月蝿いから空を飛んでやったたりして機嫌をとって城に帰った。
パパは大変です・・・・・
「「うん。」」
「俺は前の魔王様から、この世界のバランスを取る為に召喚された異世界人だ。」
「異世界人?」
「そうだ。他の世界の人間だ。前の魔王様から言い渡された使命は、人間がバカな事をしたり、増えすぎたりしたら人間を間引く。つまり、殺して減らす事だ。魔物のに対しても、動物に対しても同じだ。」
「うん、それで?」
「今回はこの樹海の西側で、人間共が毎日木を斬り倒している。それも樹海の西側を破壊してしまいそうな勢いでだ。その人間共を排除する為に姿を変えたんだ。前の幼い姿では何を言っても人間共は聞かないだろうからな。」
「そうなんだ、解った。」
「木を切っちゃいけないの?」
「別に木を斬り倒してはいけない訳じゃない。人間も生活する為には木材は必要だ。しかし、必要以上に斬り倒してはいけない。元に戻らなくなるからな。人間共はズル賢い知恵が回る。同じ人間たちより良い暮らしをしたいが為に、樹海の木を余分に沢山斬り倒しているんだ。」
「何で余分に斬り倒しちゃいけないの?」
「それはな、人間共の生活に必要な物は木材だけじゃ無い。他にも色々必要だ。それらを沢山得たい為に、木を斬り倒している連中は余分に木を斬り倒している。しかも余れば捨ててしまう。お前達も知っているだろう?木が大きく成長するのに何十年、何百年と掛かると言う事を。このままでは樹海が死んでしまうんだよ。」
「そうなんだ・・・・捨てちゃうのは良くないね。魔王の言ってる事は解ったよ。魔物は殺してもすぐ増えるけど、木は凄い時間が掛かるからダメって事だよね。」
「お、ひろし偉いぞ!その通りだ。だから人間を排除しに行くんだ。」
「むー!わたしもその位解ったもん!」
「そうか、はるかも偉いぞ。」
「えへへへー♪」
はるかは単純だ。褒めたら機嫌が直る。可愛いからいいんだけど。
「それじゃ、移動するぞ。鳥籠の中に入ってくれるか?」
「やっ!魔王と初めてのお出かけだから一緒に飛びたい!」
ぐわ~面倒くさっ。はるかがそんな事を言うと、絶対ひろしまで同じ事を言い出すぞ・・・・
「僕も魔王と同じがいい!」
やっぱり・・・・・・2人と飛ぶと時間が掛かるんだよなあ。景色みたいとか、高く飛んでとか言い出すし・・・
「分かった。一緒に飛んで行こう。でも我儘言ったら鳥籠に入れるからな。」
「はーい!」
「うん!」
俺達は魔王城から飛び立ち西へと向かった。
やっぱり俺が思った通り、もっとゆっくり飛んで!とか、あの鳥と競争して!とか、リクエストのオンパレードだった。
まぁ、飛べない2人にとって滅多に無い事だから、リクエストに答えてのんびりと西へと向かったんだけどね。俺、パパしてんな。
昼に出発したのにもう日が沈み始めている。この時間になってやっと即席魔王城に到着した。俺1人で飛んだら遅くても30分で到着したのに・・・・疲れた。
「これが今日から暫く俺達の住む場所になる城だ。」
「・・・・なんかチッチャイね。」
(魔王城と比べんなよ!ずっと居る訳じゃ無いんだからいいんだよ!)
俺達は城に入り、食事をして休む事にした。休む前にちょっとしたトラブルがあった。
「ねえ、魔王、トイレどこ?」
(ん?トイレ?・・・・・ヤバッ!作って無い!)
慌てて1階の食堂の横に魔法でトイレを作った。匂うのも嫌なので超深く穴を掘った。
次の日は朝から2人を連れて見回りをした。
「うわー、本当に木が無くなってるね。」
「これじゃ魔物も住めないね。」
「そうだろ?ここが元に戻るには300年は掛かるんだぞ。」
「っ!そんなに掛かるの?」
「人間も僕達も大体100年しか生きられ無いのにね。」
「そうだな。だから自然は大切にしなきゃいけないんだぞ。」
「「うん!」」
その時探知魔法に人間の気配が引っ掛かった。
「お前達、人間共が来たぞ。お前達は喋るなよ。俺の横で、凄く怒った顔をしていろ。いいな。」
「うん、分かった。」
「何もしなくていいの?」
「ああ、何もしなくていい。今回は魔王は恐ろしいんだぞ!と教える事が重要なんだよ。」
「うん、分かったよ!魔王怒ると本当に怖いもんね。」
(そりゃお前達を躾るのには、本気でやらないと俺が殺られるからな。)
それにしても此処に来るのが早いな。どこかにキャンプ地があるのかも知れん。後で潰して置くか。
少しして人間共が現れた。
「な、何だお前達は!何をしている!その耳はエルフか!ここはものは俺達のもんだ出ていけ!」
「・・・フン、矮小なる人間よ。我はこの世界の支配者、魔王だ。出て行くのは貴様達の方だ。即刻立ち去れ!」
「なにぃ?魔王だと?エルフ風情が何を言ってやがる!お前達を捕らえて売っ払ってやる!そこを動くなや!」
「フッ・・・愚かな事を。」
俺達に向かって来た人間数人にアースバレットを撃ち込んだ。
「ぐわっ!」
「ぎゃっ!」
「痛てーよー!!骨が、骨が!」
次に小さな竜巻位の風の渦を作りその中に俺が作った毒を混ぜ込んだ。その風の渦を人間共にぶつけた。
「う、うぉー!?何だ?く、くそっ目が染みる!」
あーあ、目に入ったか。失明確定だな。
「クックックッ・・・・今お前達に呪いを掛けた。強力なヤツをな。早く帰って解呪しないと死ぬぞ?」
俺は魔法を解いて人間共に優しく教えてやった。
ま、何をしてもお前達は死ぬんだけどね。ポーションなんて効かないから。多分・・・・
「くそっ、皆不味いぞ!本当に呪いだったら助からんかも知れん!早く教会に行くぞ!」
10人程居た人間共は慌てて帰って行った。街まで歩いて約4時間、間に合うかな?頑張れよ~
「魔王カッコ良かった!」
「うん!カッコ良かった!何を言ってるか解んないとこもあったけどカッコ良かった!」
あのー、解んない所はどの辺ですかね?変じゃなかったと思うんですが・・・・
「それじゃアイツらの後を追って、アイツらの拠点を潰すぞ!」
「「オー!」」
俺達は後を追いかけて、拠点を潰そうとしたが、ヤツらは馬車で来ていたらしく、拠点には何も無かった。竈の後はあったけどね。
仕方無いから帰ろうとしたら、はるかとひろしが文句を言う。わたしも殺りたかっただの、僕もあれ位やってみたいだの、五月蝿いから空を飛んでやったたりして機嫌をとって城に帰った。
パパは大変です・・・・・
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