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罪
しおりを挟むこ、これが小説でよく見た婚約破棄…!
実際に私がされるなんて…って感動してる場合じゃないわね。
「そのような罪を犯した事実はございませんが、婚約破棄、承ります。」
「ひっどぉい~!私、ほんとうにこの学園で過ごした日々がベルリーナ様のせいで辛かったのに…」
この女泣けばいいと思ってるのかしら?
「あぁ、そんなに泣いて。可愛そうなプリシア。君が罪を認めなくとも君がプリシアを虐めている所を見たと言う証人は沢山いる。」
ジルベルトが涙に弱いから泣けばいいと思ってるのね…。
「物証がなければ証拠としては弱いと思いますが。」
「証人にはこの俺もなる。王太子が言えば絶対だ。君は殺人未遂だからな。処刑にでもなるかもな、ハハッ」
「ただの証人がいるという証拠だけで、公爵家の私を処刑にするのは無理があると思います。しかも殺人未遂の相手は公爵家より身分が弱い伯爵家ですし。」
「あぁ。普通ならそうかもな。
だが!ここにいるプリシアは聖女なのだ!聖女は公爵家の君よりも偉い!そんな人を殺そうとしたなんて許し難いことだ!」
そう言って勝ち誇ったかのようにジルベルトとプリシアは私を見た。
周りはプリシア様が聖女なんて素敵と盛り上がっているが、私からしてみれば、「は?」である。
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