【完結】捨てられた悪役令嬢を救います!

芹澤紗凪

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聖女?

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プリシアが聖女?
いや、未来予知でこう言われることは分かってはいたけど、実際に言われると驚くものである。
聖女って女神わたしが選ぶもんじゃないの?
プリシアを聖女にするくらいだったらベルリーナをするわよ。
まあ、この国は女神の信仰が強い国だから女神の寵愛を受ける聖女の立場はとても高い。
それを利用して聖女と宣言したのだろうけど…。

「プリシア様が聖女って…なんの確証があっていっているんですか?」

単純な疑問だ。

「なにを隠そうプリシアはな!光魔法が使え、治癒までできる!こんな素晴らしい人は他にいない!
よってプリシアは聖女だ!
そんな聖女を傷つけた君はきっと処刑になるだろう!
だが、それだけではプリシアの気も晴れまい。また、ベルリーナがプリシアを虐めているところを見た人は嫌な気持ちになった人も多いだろう。」

はぁ…ろくでもないこと言いだすわね、これ。
ジルベルトは声高々にこう言った。
 
「仕返しをしよう!
ここに生卵をたくさん用意させたんだ。
これをベルリーナ投げることで今までの怒りをベルリーナにぶつけるんだ!
ベルリーナのように酷いことはできないが、これくらいなら神もお許し下さるだろう。
『自業自得』と!」

許さないわよ。食べ物を粗末にするなんて絶対に。投げた奴全員覚えてやるわ。

「さあ!皆、一斉に投げろ!」

ベルリーナの身体を汚すのは気が引けるけれど…。これは受けておいた方が良いわね。

「カシャ、カシャ、カシャ…」

一斉に卵がぶつかる。取り敢えず投げた奴全員記憶。中には投げない人もいるみたいね。

「どうだ!ベルリーナ。これで目が覚めただろう!罪を認め、聖女プリシアに許しを乞えば刑が軽くなるかもな?」

「ふ、ふふふふ。
ねえ、聖女ってなにができるの?光魔法ってどれくらい?」

そう言って私は特級光魔法を展開した。

「――――浄化」

まあ、ただの身を清めるのに特級光魔法を使う必要もないけれど、インパクトは大事よね。

「な、なん…」

「これは、特級光魔法だけど、はどんな魔法がつかえるの?」



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