告白

ナカムラ

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二年生

彼女の2回目の告白

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 えっ?
弓ちゃんて、今日来ないんじゃなかったっけ?
どういうこと?
あーくん(私は、明人のことそう呼んでるの)とどうやって知り合ったんだろう?
私は、あーくんと別れた後で家に着くとはてなでいっぱいになった。

 あーくんに聞けば良かったんだけど、あまりに驚いて聞けなかった。
明日、学校に行ったら聞けばいいかな。
でも、弓ちゃん、学校に来るんだったら、言ってくれれば良かったのに……。

 私は、ぎこちなく歩きながら、冷蔵庫にあるジュースと戸棚にあるコップとお菓子を机の上に置き、ジュースを少し飲んでお菓子を少し食べた。
足が固まる感じは、誰にも見られていない方が酷く現れた。
気が抜けるからかな。
私は、口の中で食べたものを吐き出してしまった。
不味さを感じて慌てて、少し、ジュースを飲んで、不味さを消した。
うがいをしたかったが下を向くと、全部、吐き出しそうで心配だった。
実は、何回かビニール袋の中に食べたものを全て吐き出した時があったから。

 なんか、家族の前でも、学校でも、症状を隠すことが辛くなってきたな……。

 怖い……怖い……怖い……

 次の日の朝、彼女は、私に会うなり、申し訳なさそうに白状した。
「昨日ね。学校行ったんだ……。お母さんにそういう行事も行かないと内申書に響くよって言われて。さっちゃんに言おうと思ったんだけど、昨日の朝に急に言われて、電話する暇なくてさ」

 私は、彼女の話を聞いている間、ずっと、ニマニマしていた。
彼女は、その様子に気づいたようだった。
「あれ? もしかして、山口君から、聞いてるの?」
「うん。少しだけ。帰りに偶然会ってね。それで、どうやって、知り合ったの? どうやって連絡先交換したの? アイツのこと、どう思ってるの?」
私は、矢継ぎ早に訊いた。

 彼女は、照れながら、語り始めた。
「私は、学校に着くと、特にすることもなくて、クラスメートに会ったら、とりあえず、軽く挨拶してたの。手伝いたくないオーラを出してたから、皆、挨拶以外は、特に話さずに、そのうちに、なんか、そういうことをするのも引け目を感じて一階下がって、下級生のクラスの出し物をしている教室を中心に回ることにしたの」

 私は、そこでなんとなく話が見えてきた。
あーくんは、いとこ違いで、あーくんのお兄ちゃんと私は、同い年だから、あーくんは、私と彼女より、1学年下だった。
彼は、自分と同い年の子達がいるクラスを周ってたのか。

「そしたらね。女の子達に囲まれてる男の子がいてね。女の子達に、どこの学校とか、名前は、とか訊かれまくってて、少し困ってたみたいだったの。その子……」
私は、そこでツッコミを心の中で入れた。
いやいや、そういうことをされたいがために、彼は、うちの学校に来たんだから。
「だから、私は、上級生として中に割り込んでいって、その子に大丈夫? って声かけたの。周りの女子は、ブーブー文句言ってたんだけど、私は、使ってないクラスにその子を避難させたの。ハーッ! 結構、下級生に敵作っちゃったかも。でも、心配だったから、仕方ないね」

 私は、ニヤリとして彼女のことを見つめた。
「えー! 本当にー? それだけー?」
彼女は、狼狽えた。
「た、確かに、か、カッコ良かったよ。それもあったかなー。へへッ!」
私は、頷いた。
「ふーん。それもかー。ふーん」
彼女は、観念したようだった。
「わかったよ。カッコ良かったから、助けたのー。もう、おちょくって酷いなー」
私は、笑って言った。
「ハハッ! もう弓ちゃんバレバレー。それで? それで?」
「うん。下級生達が根掘り葉掘り、その子のことを訊こうとしてたから、私は、世間話みたいな話っていっても、今のニュースぐらいしか話せなかったけど」
「まぁ、弓ちゃん、ドラマとか観たり、アニメ観たりしないからね」
「コラッ! また、おちょくったー」
「へへッ! いいから続けて。続けて」
「うん。それでね。私と彼の話は、すぐに尽きちゃって。しばらく、沈黙……。そしたらね。その子の方が色々と逆に私に訊いてきて、ひょんなことから、さっちゃんの話が出てきて、小さな頃のさっちゃんの話とかしてくれて……」
「えっ?」
私は、戸惑った。
 
「じゃあ、あの話も?」
「うん。その話も」
「えー! 超恥ずかしいんですけどー」
「うん。さっちゃん、その子のお兄さんに結婚したいって言ったんでしょ」
私の顔は、耳までみるみる赤くなった。
「なーんで、それ、言っちゃうかな。あのバカ、あーくん。でも、でも、昔のことだからね」
私は、モジモジしながら言った。
そう私は、小さな時、あーくんのお兄ちゃんのことをカッコいいなぁ、って思ってた。
まだ、私は、幼くて結婚したいっていきなり、言ってしまった。
うー。それにしても、あーくんがその事を覚えていたなんて、しかも、親友の弓ちゃんにバラすなんて、なんたる不運。

 彼女は、首を傾げた。
「あれ? あーくん、て呼んでるの山口君のこと」
「うん。そう呼んでるよ。それより、向こうの私の呼び方のほうがおかしいよ。華ちゃんて昔から呼ぶの。華恋なのに」
「そういえば、華ちゃんて呼んでた! うーん。でも、私もさっちゃんて呼んでるしなぁ」
「そんなことないよ。だって、苗字をもじってあだ名にするのは、よくあることだよ」
「そう言われれば、そうか」

 私は、彼女の肩を弾むように2回叩いて、話を続けるように促した。
「私のことは、どうでもいいから。さぁ、何であーくんと連絡先を交換することになったのよ」
「もう。なんか取り調べみたいだなー」
「へへッ! さぁ、さぁ」
「わ、わかったってば。山口君て超難関校でしょ。受験でいかに苦労したか話してたら、盛り上がっちゃって、そこから、数字がお互いに得意科目だって話になって、そしたら、華ちゃんの友達なら、信用できるし、一緒に勉強したいからって連絡先教えてくれたの」
「えーっ? スッゴい珍しいよ! 彼が女の子に連絡先渡すなんて! あーくんの方からだったか……」
「でも、山口君てモテるでしょ? 女子校に1人で来てるし……」
「あれ? あーくんのこと軽いって思ってた? そんなことないよ。女子校の文化祭に行くのは、かく……」
「かく? 何?」
「いやいや、こっちのこと……。それより、どうなの? あーくんのこと、どう思ってるの?」
「うーん。確かにカッコいいけど、優しそうだし、勉強のことで話は、合うし……うん? これって好きってこと?」

 私は、いつものドラマや漫画の知識から彼女に偉そうに言った。
「じゃあ、彼のことを思うとドキドキする? 明日、彼に会えるしたら、どう思う?」
「う、うん。彼のこと思うとドキドキする。明日、会えると思ったら、嬉しくて飛び上がっちゃう!」
「ウワッ! それは、好きってことだよ。じゃあ、早速、連絡して……」

 彼女は、慌てて私の興奮する気持ちを鎮めた。
「ちょっと、待って……でも、この間みたいな感じと少し違うんだけどな……」
「それは、愛する気持ちは、千差万別なのさ」
恋愛経験のない私の口黙れー。
「とにかく、また会ってみることだよ。私の家に今日来る? 電話貸すよ。今日は、塾休みだよね」
彼女は、照れた様子で言った。
「実は、昨日の夕方に、山口君から連絡があって今度、図書館に一緒に行く約束したの。ごめん。言うの遅れた」
「謝る必要ないよ。良かったじゃん。良かった。良かった……」
私は、そう言いながら、少し寂しさを覚えた。
前の彼の時は、逐一、全部話してくれてたから。
置いてけぼりをされたような気持ちになった。

 弓ちゃんとあーくんは、もっぱら図書館で会っていたようだ。
彼女と彼は、数学の話や受験の話を勉強の合間にして、盛り上がっていたらしい。
私に彼女は、一生懸命、2人で話したことを嬉しそうに話してくれるのだが、特に、数学の話は、私にとっては、苦手だった。
ただ、受験の話には、興味があった。

 実は、お母さんに塾へ通うように促されていた。
「華恋。そろそろというか、もっと早く言いたかったんだけど、受験のために塾通わないと、本当は、あなたがどんどん動かないといけないんだけど、全然探そうとしないから、なんなら、お母さん塾にパンフレット貰いに行こうか?」
私は、首を横に振った。
「ううん。お母さん、今でも、私を私立に通わせるためにパートで忙しく働いてるのにこれ以上、負担かけたくないよ。本当は、こっそり、学校には、言わないで私がアルバイトすればいいんだけど……」
「余計なこと気にしないの。出世払いということで。お母さんなら、大丈夫だから。それより、早く塾選んじゃなさいよ」
「う、うん。今度探すからね」
「そのセリフ何度も聞いてるんですけど」
私も、何度も聞いている出世払いって言葉を。
でも、お母さん、今は、働くことも塾へ行くことも出来なさそう。
学校から、帰ったら、一歩進むのもやっとなんだ。

 ごめんなさい。

 とうとう、バレンタインが近づいてきた。
ある日のお昼休みに私は、彼女に彼に対する気持ちを訊いた。
「で、3カ月経って、彼とは、これからどうするの?」
「うん。彼といると楽しいし、価値観も似てて、素敵な人だと思ったよ……」
あれ? このパターンは、ダメってことかな。
「あの……彼に告白しようと思う」
「ヤッターッ!!!!!!」
私は、思わず叫んでしまった。
クラス中の皆がこちらを見た。
彼女は、慌てて人差し指を私の唇に当てて、黙らせた。
「シーッ! さっちゃん!!」
私は、頭をペコペコさせて小さな声で彼女に謝った。
「ごめん。ごめん。嬉しくて、ついつい……」
「いいよ。いいよ。さっちゃんてさ。私のことで私より、喜んでくれたり、悲しんでくれたりするよね。やっぱり、私の見込んだ子だけあるわ」
私は、クスッと笑ってしまった。
「フフッ! 何よ。偉そうに」
私と彼女は、互いに笑った。
「フフフッ!」

 私は、嫌がる彼女を説得して、海の見える水族館に連れ出した。

 前日、私は、あーくんに電話していた。
最初に電話に出たのは、長い間、会っていなかったあーくんのお母さんだった。
あーくんのお母さんは、テンションがいつも高くて底抜けに明るい人だ。
「あらー。華恋ちゃん。久しぶりー。元気だった?」
「はい。元気です。ありがとうございます。」
どうやら、あーくんは、この間の私の様子を話してないらしい。
「もう少ししたら、大学生ね。早いわねー。どこか狙ってる大学あるの?」
「いえ。特には……あの、明人君は……」
「そうよね。私ったら。ごめんなさい」
「いえいえ」
「今、呼ぶわね。あ、今度、おばさんにも会いに来てね」
「はい。伺います」
「あら、いけない。明人ー! 明人ー! 華恋ちゃんからー!」
「今行くー!」
すぐに彼に電話が代わった。
「華ちゃん。どうしたの?」
「明日なんだけど、水族館行こうとしたら、友達にドタキャンされて。一緒に行ってくれない?」
「えっ? このことは、弓ちゃん(今では、彼は、もうそう呼んでいたの)知ってるの?なんか罪悪感あるなぁ」
「何言ってるの。ただの親戚でしょ。弓ちゃん、もちろん、知ってるよ。大丈夫だから」
「わかった。行くわ」
私は、その後、時間と場所を伝えて切ろうとした。

 その時、おばさんの声が電話口の向こう側から、聞こえた。
「明人! 電話切るのちょっと待って!!」
「なんでだよ」
「いいから!」
やがて、電話口には、おばさんが出た。
「華恋ちゃん。お母さんに、代わってくれる?」
「はい……わかりました」
私は、いつもは、明るいおばさんの声が沈んでいることを少し気にしつつ、お母さんに、電話の受話器を渡した。
お母さんが深刻そうにおばさんの話を相槌を打って訊いていた。

 電話を切って、こちらを見たお母さんは、今にも泣きそうな顔を浮かべていた。

「華恋……今度、病院行こう」
「うん……」

 私は、もう気づいていた。
私の喋り方がおかしいことを。
よく、遊びに行っていて、長い間、会っていなかったあーくんのお母さんは、私の喋り方の変化に気づいてお母さんに伝えたことは、私には、容易に推測できた。

 彼女に、水族館の前で紙袋を渡した。
不思議そうに彼女は、紙袋の中を覗いた。
「何これ? 箱に赤いリボンが掛かってるけど、私にプレゼント?」
私は、得意げな表情をした。
「残念。違うんだな。今日は、何の日だ?」
「あ、バレンタイン!!」
「あったりー!!」
「えっ? じゃあ、これって?」
「そう。あーくんに渡して。あーくんてね。シンプルなナッツとか入ってないチョコレートが好きなの。でも、バレンタイン忘れちゃダメだよ。もう、そういうところは、抜けてるんだから」
「ごめん。でも、言ってくれれば私、自分で用意するのに」
「いいの。いいの。親友孝行だと思って!」
「えっ? 親友孝行? そんな言葉初めて聞いた」
私と彼女は、顔を合わせて笑った。
「フフフッ! フフフッ!」
私は、手を振りながら、言った。
「これから、彼がここに来るから、そうしたら、告白して、それ渡すんだよ。応援してるからね!」

 私がその場を離れようとすると、彼女が私の片腕を掴んだ。
「あの、一緒にいてくれない? 私1人だと不安で」
私は、困惑した。
「えっ? ここいうことは、二人っきりの方が」
「だめ?」

 私は、少し考えた。
実は、彼女に言ったことだけが理由では、なかった。
水族館を長い間、回るほど、私には、体力は、残されていなかった。
でも、彼女のためだと自分を奮い立たせた。
「うん。わかった。少しだけなら」
「うん。ありがとう。惨敗したところを見せちゃったら、ごめんね」
私は、笑って彼女の片方の肩を撫でた。
「大丈夫。絶対、成功するよ!」

 そう言い終えたところで、ちょうど、彼が現れた。
「お待たせ!! あれ? 弓ちゃん来てたの?」
私は、頭を掻きながら言った。
「ていうか。弓ちゃんがメインだよ。今日は、弓ちゃんにとって大切な日なの」
「そうなの? どうしたの? 弓ちゃん」

 私は、2人の背中を押しながら、水族館の方へ誘った。 
「いいから。いいから。中入ってからね」

 水族館の大きな水槽の前に、2人を立たせて私は、弓ちゃんに目配せをして、2人の邪魔をしないようにその場から少し離れた。

 私は、水槽を見て、1人で満足していた。
うん。なかなか良いロケーション。
告白には、バッチリだ。

 おそらく、これが弓ちゃんにしてあげられる最後のことだ。

 しばらくして、声は、聞こえないけど、彼女にしては、はしゃいでいる様子が見えた。
彼女は、紙袋を彼に渡した。
彼も、嬉しそうにそれを受け取った。

 すぐに、彼女は、興奮した様子で私の方へ駆け寄ってきた。
「さっちゃん! OKだって! 告白、大成功だよ!!」
「良かったね! 大丈夫だって思ってたよ。本当に良かった! もう、私、帰らないと。あとは、お二人で。じゃあね」
「帰っちゃうのか……わかった。せっかく来たし、もう少し、2人でいるね。さっちゃん、ありがとね。また、明日、学校でね」
「うん。じゃあね」
私は、手を振りながら、彼女達と別れた。

 実は、彼女の告白が成功した時ぐらいから、意識がだいぶ薄まっていた。

 私は、水族館の前の砂浜のところまでフラフラと歩いていった。
ほとんど、無意識でなぜ、そこに向かったのかもわからなかった。
目の前は、薄い黒いサングラスを掛けたような変な見え方になった。

 私は、そこで力尽き、バタリと倒れた。


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