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高校2年生
5話
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「今日…その…付き合ってくれないか?」
「えっ、今日ですか?」
昼休み。未来と机を並べてお昼を食べていたら、話があるから生徒会室に来てくれと生徒会長にメールで呼ばれ、未来に何故かニヤニヤされながら見送られ。生徒会室に来たら一条に今日の放課後付き合ってくれと言われ驚いた風に返しながら優奈は書類のファイルを棚に並べていると話しかけた一条が頷きながら話を続け
「あぁ、急で、すまんがこれらを買わないと行けないんだ。予定がなければ手伝ってほしい…」
これらをと言いながらひらりと一枚のプリントを渡されそれに目を通すとぬいぐるみやらお遊戯の玩具などが書いてある優奈は一瞬動きを止めなんとも言えない表情で。
「会長…ロリ「ちなみにロリコンではないからな」あら、わかりましたか?」
ふざけようと発した言葉に被せ気味にツッコミを入れられにこりと微笑む優奈の姿を見たらがくりと一条は肩を落とす。それを見た優奈はクスクス楽しそうに微笑みながら紅茶を渡し話を聞く姿勢に入るため席に座り。それを確認した一条は紅茶を一口飲み説明に入り、
「この学校はマンモス校で初等部が演劇やるのを知ってるよな?」
「あぁ、一年に一回のお遊戯会…」
「そうだ、そのときにトロフィーみたくプレゼントするのを買いたいんだ…だが売ってる場所がその…」
どんどん小さくなっていく一条をいつも自信満々の生徒会長がと面白くなりクスクス肩を震わせながら可愛いなと笑いながら思い。
「構いませんよ、私でよければ。」
「本当か!?助かる…、」
ついついOKを出したら花が咲くような笑顔でお礼を言われあっ、断れないと考えながらも今日は一緒に未来と帰れないなと思えば後で話しとかないとと考える。
一条は良かったと安心したように呟き。ではまた放課後と約束しては生徒会室を出ていき、それを見送り私も片付けてから教室に戻るかと考えているとガラッと生徒会室の扉が開き会長かと思えば不機嫌極まりない暁の顔だった…。一瞬びっくりするもどうしたの?と優しく問いかけても応対がなく首をかしげてはじっと見つめようとしたら暁が急に強い力で椅子に座らせてきた。目を見開き暁を見るものも感情がなく、いつもの暁ではなくてただ、ただ、恐怖しかなく自然と震えていたら暁ははっとしたように気づき今度は優しく抱き締めてはごめんと呟き。
「ごめん、優奈…怖かったよね…ごめん…」
「怖かった…バカ…暁のバカ…」
お互い抱き締めては涙目になって大切なものを確かめるように互いの名前を呼んでいった。
私は、なぜあの時暁が怒ったのかわからない。けど、もしかしたらと甘く考えるものもその考えに気づきたくなくて、またぎゅうっと暁に抱きついた。
「…俺のものを奪われてなるものか……絶対に…」
小さく呟いた幼い子供のような声が二人の間に消えた。
「えっ、今日ですか?」
昼休み。未来と机を並べてお昼を食べていたら、話があるから生徒会室に来てくれと生徒会長にメールで呼ばれ、未来に何故かニヤニヤされながら見送られ。生徒会室に来たら一条に今日の放課後付き合ってくれと言われ驚いた風に返しながら優奈は書類のファイルを棚に並べていると話しかけた一条が頷きながら話を続け
「あぁ、急で、すまんがこれらを買わないと行けないんだ。予定がなければ手伝ってほしい…」
これらをと言いながらひらりと一枚のプリントを渡されそれに目を通すとぬいぐるみやらお遊戯の玩具などが書いてある優奈は一瞬動きを止めなんとも言えない表情で。
「会長…ロリ「ちなみにロリコンではないからな」あら、わかりましたか?」
ふざけようと発した言葉に被せ気味にツッコミを入れられにこりと微笑む優奈の姿を見たらがくりと一条は肩を落とす。それを見た優奈はクスクス楽しそうに微笑みながら紅茶を渡し話を聞く姿勢に入るため席に座り。それを確認した一条は紅茶を一口飲み説明に入り、
「この学校はマンモス校で初等部が演劇やるのを知ってるよな?」
「あぁ、一年に一回のお遊戯会…」
「そうだ、そのときにトロフィーみたくプレゼントするのを買いたいんだ…だが売ってる場所がその…」
どんどん小さくなっていく一条をいつも自信満々の生徒会長がと面白くなりクスクス肩を震わせながら可愛いなと笑いながら思い。
「構いませんよ、私でよければ。」
「本当か!?助かる…、」
ついついOKを出したら花が咲くような笑顔でお礼を言われあっ、断れないと考えながらも今日は一緒に未来と帰れないなと思えば後で話しとかないとと考える。
一条は良かったと安心したように呟き。ではまた放課後と約束しては生徒会室を出ていき、それを見送り私も片付けてから教室に戻るかと考えているとガラッと生徒会室の扉が開き会長かと思えば不機嫌極まりない暁の顔だった…。一瞬びっくりするもどうしたの?と優しく問いかけても応対がなく首をかしげてはじっと見つめようとしたら暁が急に強い力で椅子に座らせてきた。目を見開き暁を見るものも感情がなく、いつもの暁ではなくてただ、ただ、恐怖しかなく自然と震えていたら暁ははっとしたように気づき今度は優しく抱き締めてはごめんと呟き。
「ごめん、優奈…怖かったよね…ごめん…」
「怖かった…バカ…暁のバカ…」
お互い抱き締めては涙目になって大切なものを確かめるように互いの名前を呼んでいった。
私は、なぜあの時暁が怒ったのかわからない。けど、もしかしたらと甘く考えるものもその考えに気づきたくなくて、またぎゅうっと暁に抱きついた。
「…俺のものを奪われてなるものか……絶対に…」
小さく呟いた幼い子供のような声が二人の間に消えた。
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