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番外編
ハロウィンSS〜ジル淫魔&シャル人間〜その1※※
しおりを挟む俺はジルベルト。
自分で言うのもなんだが、魔界で5本の指に入るほどの上級魔族だ…
ま、淫魔なんだがなぁ~
淫魔のくせに、いまだお気に入りの食事にありつけなくてなぁ…
クソまずい精気でできた、魔族用栄養食をかじる日々に嫌気がさして、自ら人間界に出向いて、うまい食事を探しにきた…
んで、さまよいまくって幾星霜…ついに、見つけた…!!
人間達がハロウィンってイベントで浮かれる中、超辛気臭い顔で歩く小柄な男…
目の下にクマがあるし、健康じゃなさそうだが、それでもうまそうな匂いをぷんぷん発している…
ぁあ…腹減った…
久しぶりに感じる空腹感とそれを満たしてくれる餌が無防備に目の前を歩いている…
俺は、誰かに獲物を奪われないように、こっそり、その人間の周りに結界を張った…
さて、お家までご案内願おうか…
美味しい美味しい精気君…クククッ…
♢~疲労困憊少年シャルの帰宅~
ガチャッ…
ギー…
とてとてとて…
ぼふっ……どさっ…
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
あのクソ上司、今度会ったらぶん殴ってやる…」
俺はシャル…とあるブラック企業でシステムエンジニアをしている…
本日、納期直前のアプリケーションを上司が手柄欲しさに無理やり手を出した結果、見事にバグだらけ…
人々がハロウィンで、仮装やパーティーに明け暮れている楽しい時間に、俺は理不尽な八つ当たりを受けながら、ひたすらパソコンのキーボードを叩きまくっていた…
クソ上司は俺に全責任をなすりつけて早々に帰宅…
ふざけんなよっ…
なんで俺がっ…
俺は、半ばやけになりながらプログラムを修正して、3日ぶりの帰宅…
はぁぁぁぁぁぁぁぁ…
寝よ…
すぅ……
『こんばんはぁ~美味しい精気君~
Trick or treat ♪
精気くれなきゃ…無理矢理襲うぞ…って…
寝てる…
淫魔の前で無防備に寝てるなんて、枯れ木になるまで搾り取られても、文句言えねーぞ…
うーん、どーすっかなぁ…
寝てる間に、下ごしらえしとくか…
疲労で精気に溜まったアクを、搾り取ってやんねーとなぁ~
んじゃっ…夢ん中、失礼するぜ~』
♢~シャルの夢の中~
俺は、真っ暗な中、唯一照らされた細い光の道をただひすらに歩いていた…
コツ…コツ…コツ…
っていう足音だけが響く空間の中で、意味もなく、ただ、ただ歩き続けていた…
次の一歩先の、光が、実は暗闇だったことも気がつかずに…
「…?!?!?
落ちるっ…!!」
ガシ…ッッッ!!!
『おおっと…そっちに行ったら、帰ってこらんなくなるぜ~
良かったなぁ~俺が間に合って…
とりあえず、場所変えよーなぁ~』
パチンッ…
「…?!?!
な、何が起こってん…
へ?…おまえ…だれだっ…!?!
ここ、どこ…?!」
歩いてたら、暗闇に落っこちて、…
頭からツノ生えて、背中に黒い翼があって、尻尾もある、変な男に、助けられて…
変な男が、指を鳴らしたら、なんか真っ黒いでっかいふわっふわなベッドの上に寝かされていた…
『ん~?ここはお前の夢の中だが…
あんまりにも、アクだらけなんでな…
根本から搾り取って、無くさねーといけねーんだなぁ~
あぁ、俺は、淫魔のジルベルト、ジルって呼んでくれ。
お前のうまそうな精気に一目惚れした淫魔だ。
これからお前には俺のためにうまい精気を作ってもらわなきゃなんねーからなぁ~
まっ…末永くよろしくなぁ~』
意味わかんない…
俺が放心してると…
『とりあえず今日は、気持ち良くなっていればいいからな~
早く、古いの出し切って、俺とラブラブ搾精ライフ送ろうなぁ~』
その日から、俺は変な淫魔に目をつけられて、大変な日々を送ることになった…
♢~夢の中でアク出しタイム~
ぽわっ…
「んっ、おなかがっ…あついっ…なに?」
『ん?これはな、淫紋だ。
感度が上がってクセになるほど、気持ちイイんだぜ?
ほらっ、菓子もくれない過労人間はもっとつけてやろうな~
感度が上がれば、感じた快感の分だけ精液がおいしく、あま~くなるんだが…
今日はアクを出し切るために、もっとつけてやろうなぁ~
早く、悪い精子だしきって、美味しいマアイせーしになろうなぁ~
俺にとっては、お前が唯一の菓子なんだぜ~?
俺が、お前の全てを管理して、ドロドロになるまでとろかして、俺がお前の全てを食い尽くしてやる…』
ぽわっ…ぽわっ…
おっぱいとちんこにも淫紋がつけられたっ…
空気が流れるだけで肌がざわつくッ…
『さぁて、まずは、その疲労を吸い取ってやろうなぁ~
ついでに、俺の特濃精子飲んで、体も元気な絶倫体質になろうな…
ほらっ…俺の上に乗れ
そ、頭が俺のちんこのほうなぁ~
足を開いて、俺の顔の上にまたがれ…』
俺は、淫紋のせいなのか…頭がふわふわしててッ…
体が、じんじんって、暑くて…
こいつの言うこと、意味わかんないのにッ…
暗示かけられてるみたいにっ…体が勝手に動き出す…
『おーおー、絶景だなぁ~
んじゃっ…いただくぜ~…』
べろぉッ…
ちゅぷちゅぷっ…
「ひんっ…ぁぅッ…なにこれぇっ…
きもちいっ…こんなっ…うそっ…
はぁ…んっ…そこっ…だめっ…
あっ…あぅッ…
?!もっ…でそっ…うそっ…
はぁ…はぁ…はぁ…で、でちゃうっ…!
ぅぁぁぁぁぁぁあッッッくっ……!!!」
ぴゅくっぴゅっくッ…!!
ちょっと舐められただけなのにっ…
ちんこの淫紋が光ってて、…
へんな淫魔のちょっとの刺激なのにッ…
息…ふぅっ…ってされるだけでっ…
ちんこっ…びくびくっ…って…
『…!!
んっ…ぐっ…ごくっ…
べろっ…
…………うま………
疲労なんて、アクでしかないはずなのに…
苦味がイイアクセントになって、これはこれでうまい…
まじか…ほんとに好みのうまい精気って、人間がどんな状態でもうまく感じんのかっ…?
うますぎる…
もっと……食いてえ…』
「はぁ…はぁ…うそッ…こんな…
早くっ…
おれぇっ…へんッ…
おまえっ…おれの…からだっ…なにっ…したぁっ…!!」
おかしいおかしいッ…
こんな気持ちいいなんてっ…おかしい!
『クククッ…イイだろぉ?
淫紋きもちーだろ?
クセになって、俺に淫紋付けてってねだるようになるぜ~?
クククッ…たぁのしみだなぁ~
ほらっ…くち、休んでんじゃねーよっ…
ちゃぁんと、俺のちんぽ、咥えて…
俺のこともイかせてないとっ…
お前が先に、精気搾り取られて…枯れちまうぞ~?』
「んぐッ?!
ん~!!ぉっ…きっ…ぃ…
んふっ…ん~っ…
んぁっ…んんふっ…ぅ…
んぁっ…?!?!
あっんっ…しりっ…?!!」
おれっ…口の中に、でっかいちんぽっ…咥えさせられてるっ…?!
男の性器なんてッ…きもいしっ…クソまずいはずなのにっっ…
なっ…でっ…おいしっ…うそっ…
俺が、夢中でちんぽっ…舐めてたらっ…
ジルが…おしりに…ゆびっ…入れてきたっ…
『こぉらっ…
尻いじられたからって、俺のちんぽ離すなんて、ワルイコだなぁ~
口ん中に淫紋、追加してやる…
♡%#>?€+<\?+♡\•~+#•<%#\♡♡』
ぴかっ…
じんっ…じんじんッ…
「はぅっ…?!?
くひんなかっ…かゆいっ…?!」
『クククッ…ちんぽ口にちゃぁんと咥えてれば…かゆくないぜ~
ま…もっと気持ちヨクなっちまうけどなぁ~
そのうち、俺とキスしてないと落ち着かないイイおくちに開発してやろーなぁ~』
俺は、くちの奥、のどちんこの奥らへんが、じんじんってかゆくて、…
目の前に勃ってる、ジルのばきばきちんぽっ…
見るだけで…くちから…
唾液が…じゅわぁぁっっ…て…
出るのっ…とまんなっ…い…
『ほらっ…イイコだから、ちんぽ咥えてな。
前立腺にも淫紋つけてやるからな…
ココとんとんしながら、ちんぽ舐め吸ってやる…
いっぱいイって、美味しくなろうなぁ~』
ぽうっ…
「ひっ…
んっッ…!ん~っふっ~!!
んぁっ…だっめぇっ…んんんっ…
くひっ…きもちっ…
おひりっ…なかっ…なんへっ…きもちっ…いっ…!!
んはぁッ…んぶっ…んんんっ…うぅ…
んあっ…ぜんぶっ…きもちっ…
ひんこっ…またぁっ…でぇるッ…
んぁぅんぁぁぁぁんぅぁぁぁぁぁぁあ!!!」
『ぐっ…うまっ…
こいつっ俺のちんぽ口の奥までっ…っ…!!
締まるっ…出るっ…!
ぐぅ…うぁっ…!!』
びゅるるるるるるるるッッッ!!!!
「?!?!?!ッッッ!!!
ぐっ…ごほっ…ごくっ…んくッ…んっくぅ…
げほっ…
…はぁ…はぁ…はぁ…
なに…これぇ…
イきたいッ…からだあついっ…
ちんこっ…いたいっ…もっとイきたいっ…!!」
こいつの、せーえきッ…飲んじゃったっ…
なんかっ…疲れてたのふっとんで…
イきたくて…イきたくて…たまんないっ…
がまんっ…できないっ…むりっ…イきたいっ…
『クククッ…
ごっくんできて、えらかったなぁ~
これで、いっぱいイっても大丈夫だぜ~?
俺が間違って、吸い殺すことも防げるからなぁ~
ほらっ…今度は、お前は仰向けになれ…
そうだ…脚開け…
よしっ…イイコだ…
ちんぽ入れて、腹ん中からアクを押し出してやろうなぁ~
入れるぞっ…』
俺は、も、なんでもいいから、イかせてほしくてっ…
「はやくッッッ…ほしっ…イきたいッ…」
なんて、言っちゃったから…
後で死ぬほど後悔するくらい…
こいつにとろかされて、ドロドロにされちゃったんだ…
『ッッッ…?!
くっ…不意打ちかよっ…
俺の飲ませたし…もう俺も我慢しなくてもいーよなぁ…?
やべぇ…欲情してる精気の匂いっ…
たまんねぇっ…
くそっ…うまそっ…
後悔すんなよっ……!!』
〈続く〉
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