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第八章 真なる聖剣
945 魔犬との戦い 3
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勇者の光球の光も届かない真の暗闇のなか、暗視に頼った視界だが、俺はその巨大な魔犬が、ニヤリと笑ったのを確かに見た。
鼻のいい魔犬相手に血を流した状態では、身を隠すことも逃げることも出来ない。
それを知っているのだろう。
まぁこっちは元々身を隠す気もないけどな。
護衛の魔犬三頭が、ボスの指示で別々の場所と高さから襲って来る。
「なるほど、お前ら本当に狩りが巧みだな。だがな、なら、こんな人里近くまで来る必要なかっただろうが!」
森の奥には丘陵地帯があり、そこには高低差に強い大角が大きな群れを作っているはずだ。
大角は冬場は特に頻繁に移動していて、魔犬はその群れを襲って餌とすることが多い。
若い群れならともかく、こんな優秀なボスが率いる群れがそうそう飢えるとは考えにくいのだ。
それなのに森の奥で何かあったのか、単なる気まぐれか、愚かにも人里近くに来るという判断をしたボスによって、率いる群れの末路は定まってしまった。
魔犬のボスは、俺の言葉など鼻で笑うように牙を剥いて見せる。
俺はケガをした左肩をだらりと下げ、誘いをかけた。
案の定、護衛のうち二頭までが、左から襲って来る。
下手に賢いおかげで、こっちとしては誘導しやすい。
すかさず右前方へと走り、そっちから大きくジャンプをして飛びかかって来た一頭を斬り捨てる。
「ギャンッ!」
「グルルルルルッ!」
仲間がやられたのを見て、ボスが怒りを露わに唸り声を響かせた。
そうだ、余裕ぶっていると、全ての護衛を剥がされるぞ。
「ガウガウッ!」
ボスの指令と共に、残った護衛の大型魔犬が姿を消す。
隠れたのではなく、襲撃現場のほうへと向かったようだ。
どうやらボスは、餌の確保を優先して、俺とは一対一で決着をつける気になったらしい。
いや、もしかすると向こうの群れも崩れたのか?
勇者達がうまくやっているようだな。
下手な木よりもデカい魔犬のボスは、油断なくこちらを覗いつつ低く構える。
だが、それこそが俺の待っていた場面だ。
断絶の剣は未だほんのわずかな溜めが必要なのである。
「お前の毛皮はちゃんと有効に使わせてもらうぞ」
星降りが闇夜に銀の光を散らす。
そして、ゴトリ、と鈍い音と共に、魔犬のボスの頭が落ちる。
あっけない幕切れとなった。
転がった巨大な魔犬のボスの頭は、俺の背と同じぐらいの大きさだ。
その口は、何かを叫ぼうとするかのように大きく開かれ、その目は最期まで憎々しげに俺を睨みつけていた。
「すまんな。だが、人里に来たら死ぬ。そう思ってくれないと困るんでね」
魔物達に、人が狩りやすい獲物と思われてしまったら終わりなのだから。
「さて、と。あっちはどうなってるかな?」
魔犬は吠え声だけでなく、群れの仲間同士は意識の共有が出来て、大雑把な指示はそれで行うことが出来る。
つまり、魔犬の群れは、ボスを失ったことに気づいたはずだ。
「キャウン!」
「ギャワン!」
「なんだこいつら、急に及び腰になりやがって!」
木々を掻き分けて騒がしい方向に進むと、勇者達が戦っている現場に出た。
領民の木樵達は、ケガ人を輪の中心に入れ、無事だった三人がモンクと共に魔犬と対峙している。
彼等は防衛に徹しているようだった。
動き回る魔犬達を攻撃しているのは勇者と聖騎士だ。
一人馬から下りた勇者と、馬上から槍を振るう聖騎士が、それぞれ低い位置と高い位置をカバーして戦っていた。
「群れのボスを倒した! 残った魔犬達では連携した動きは出来ないはずだ。一頭ずつ確実に仕留めて行こう」
「あ、師匠……師匠ッ?」
勇者がこっちを見たと思ったら驚いたような顔になり、手元がおろそかになる。
「何してんだ! 食われるぞ!」
いかにボスを倒して連携が出来なくなったとは言え、魔犬個々の戦闘能力は一般的な兵士以上とされているのだ。
決して油断していい相手ではない。
「師匠、凄い血が! 返り血か?」
「あ、ああっ!」
しまった、出血しているのを忘れていた。
かなり動いた上に魔力まで減らしたから、血がうまく止まらないぞ。
「こっちが大丈夫そうなら、ミュリアにケガを治してもらって来る。任せていいか?」
「はい。お任せください」
聖騎士がコクリと頷きを返した。
ここは勇者の光球があって明るいので、下手に魔力を使わなくても様子がちゃんと見えるのがいいな。
「えっ、師匠が、ケガ? えっ?」
「勇者、集中してください!」
いきなり動揺し始めた勇者を聖騎士が叱りつける。
勇者め、気を抜くのが早いぞ。
聖女とメルリルのいる方向はどっちかな? と思って見回していると、「ピャウ!」というフォルテの声が聞こえた。
ホッとして呼びかける。
「お、フォルテ、丁度いい……うわっ!」
「ダスター! 大丈夫なの? フォルテが、ダスターがケガしたって知らせて来て!」
いきなりメルリルが飛びついて来た。
危ない。
もう少しで剣を抜くところだった。
「血が、こんなに……」
「おわっ!」
メルリルの両目に涙が溢れ、ボロボロとこぼれ落ちる。
「ほ、ほら、平気だ、大丈夫だから」
俺は咄嗟に、ケガをしているほうの腕を振り回してしまった。
いてえっ! しかし、耐えるのだ俺。
メルリルが泣いてるんだぞ!
「だ、駄目、無茶をしちゃ。こっち、早く! ミュリア! 助けて!」
「平気だ、平気だって」
俺は間抜けにも、そう繰り返すことしか出来ないまま、メルリルに引っ張られて行ったのだった。
鼻のいい魔犬相手に血を流した状態では、身を隠すことも逃げることも出来ない。
それを知っているのだろう。
まぁこっちは元々身を隠す気もないけどな。
護衛の魔犬三頭が、ボスの指示で別々の場所と高さから襲って来る。
「なるほど、お前ら本当に狩りが巧みだな。だがな、なら、こんな人里近くまで来る必要なかっただろうが!」
森の奥には丘陵地帯があり、そこには高低差に強い大角が大きな群れを作っているはずだ。
大角は冬場は特に頻繁に移動していて、魔犬はその群れを襲って餌とすることが多い。
若い群れならともかく、こんな優秀なボスが率いる群れがそうそう飢えるとは考えにくいのだ。
それなのに森の奥で何かあったのか、単なる気まぐれか、愚かにも人里近くに来るという判断をしたボスによって、率いる群れの末路は定まってしまった。
魔犬のボスは、俺の言葉など鼻で笑うように牙を剥いて見せる。
俺はケガをした左肩をだらりと下げ、誘いをかけた。
案の定、護衛のうち二頭までが、左から襲って来る。
下手に賢いおかげで、こっちとしては誘導しやすい。
すかさず右前方へと走り、そっちから大きくジャンプをして飛びかかって来た一頭を斬り捨てる。
「ギャンッ!」
「グルルルルルッ!」
仲間がやられたのを見て、ボスが怒りを露わに唸り声を響かせた。
そうだ、余裕ぶっていると、全ての護衛を剥がされるぞ。
「ガウガウッ!」
ボスの指令と共に、残った護衛の大型魔犬が姿を消す。
隠れたのではなく、襲撃現場のほうへと向かったようだ。
どうやらボスは、餌の確保を優先して、俺とは一対一で決着をつける気になったらしい。
いや、もしかすると向こうの群れも崩れたのか?
勇者達がうまくやっているようだな。
下手な木よりもデカい魔犬のボスは、油断なくこちらを覗いつつ低く構える。
だが、それこそが俺の待っていた場面だ。
断絶の剣は未だほんのわずかな溜めが必要なのである。
「お前の毛皮はちゃんと有効に使わせてもらうぞ」
星降りが闇夜に銀の光を散らす。
そして、ゴトリ、と鈍い音と共に、魔犬のボスの頭が落ちる。
あっけない幕切れとなった。
転がった巨大な魔犬のボスの頭は、俺の背と同じぐらいの大きさだ。
その口は、何かを叫ぼうとするかのように大きく開かれ、その目は最期まで憎々しげに俺を睨みつけていた。
「すまんな。だが、人里に来たら死ぬ。そう思ってくれないと困るんでね」
魔物達に、人が狩りやすい獲物と思われてしまったら終わりなのだから。
「さて、と。あっちはどうなってるかな?」
魔犬は吠え声だけでなく、群れの仲間同士は意識の共有が出来て、大雑把な指示はそれで行うことが出来る。
つまり、魔犬の群れは、ボスを失ったことに気づいたはずだ。
「キャウン!」
「ギャワン!」
「なんだこいつら、急に及び腰になりやがって!」
木々を掻き分けて騒がしい方向に進むと、勇者達が戦っている現場に出た。
領民の木樵達は、ケガ人を輪の中心に入れ、無事だった三人がモンクと共に魔犬と対峙している。
彼等は防衛に徹しているようだった。
動き回る魔犬達を攻撃しているのは勇者と聖騎士だ。
一人馬から下りた勇者と、馬上から槍を振るう聖騎士が、それぞれ低い位置と高い位置をカバーして戦っていた。
「群れのボスを倒した! 残った魔犬達では連携した動きは出来ないはずだ。一頭ずつ確実に仕留めて行こう」
「あ、師匠……師匠ッ?」
勇者がこっちを見たと思ったら驚いたような顔になり、手元がおろそかになる。
「何してんだ! 食われるぞ!」
いかにボスを倒して連携が出来なくなったとは言え、魔犬個々の戦闘能力は一般的な兵士以上とされているのだ。
決して油断していい相手ではない。
「師匠、凄い血が! 返り血か?」
「あ、ああっ!」
しまった、出血しているのを忘れていた。
かなり動いた上に魔力まで減らしたから、血がうまく止まらないぞ。
「こっちが大丈夫そうなら、ミュリアにケガを治してもらって来る。任せていいか?」
「はい。お任せください」
聖騎士がコクリと頷きを返した。
ここは勇者の光球があって明るいので、下手に魔力を使わなくても様子がちゃんと見えるのがいいな。
「えっ、師匠が、ケガ? えっ?」
「勇者、集中してください!」
いきなり動揺し始めた勇者を聖騎士が叱りつける。
勇者め、気を抜くのが早いぞ。
聖女とメルリルのいる方向はどっちかな? と思って見回していると、「ピャウ!」というフォルテの声が聞こえた。
ホッとして呼びかける。
「お、フォルテ、丁度いい……うわっ!」
「ダスター! 大丈夫なの? フォルテが、ダスターがケガしたって知らせて来て!」
いきなりメルリルが飛びついて来た。
危ない。
もう少しで剣を抜くところだった。
「血が、こんなに……」
「おわっ!」
メルリルの両目に涙が溢れ、ボロボロとこぼれ落ちる。
「ほ、ほら、平気だ、大丈夫だから」
俺は咄嗟に、ケガをしているほうの腕を振り回してしまった。
いてえっ! しかし、耐えるのだ俺。
メルリルが泣いてるんだぞ!
「だ、駄目、無茶をしちゃ。こっち、早く! ミュリア! 助けて!」
「平気だ、平気だって」
俺は間抜けにも、そう繰り返すことしか出来ないまま、メルリルに引っ張られて行ったのだった。
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