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太幽・創作の裏側
ここまで読んでくださってありがとうございます
正直、ここまで読み切ってくれる方がいるとは思っておりませんでした。
え?初めての閲覧でここに来たよ?
って方はですね…是非!振り出しに戻って頭からまた見てください!
では、作者の本当の後書きです!
― ある書道家の遊び心から生まれた物語
この物語は、ある日突然、卒園証書を書いているときに生まれた。
桃から生まれ、一気に成長し、三匹の動物を家来にして鬼ヶ島に乗り込む。
次から次へと鬼を倒し、土下座させ、金銀財宝を持ち帰る。
……これ、どう考えても盗賊じゃないか?
ツッコミ所満載の桃太郎に、いてもたってもいられなくなった。
調べてみると、桃太郎には実在モデルがいるらしい。
その名は宇喜多秀家。
……待て待て待て。
貴族様が桃から生まれて老夫婦に育てられるわけねーだろ?
そこで当時の歴史を調べてみた。
すると、飢饉が繰り返し起こり、多くの命が失われていた。
桃は魔除けの象徴。
川はこの世とあの世を結ぶ境界。
神頼みのように、桃を川に流す文化もあった。
飢えに苦しみ、身売りすらできない家は、
埋葬のつもりで箱に桃を敷き詰め、赤ちゃんを川に流したのかもしれない。
桃の木箱から拾い上げられた子どもが「桃太郎」なら、辻褄が合う。
犬、猿、雉。
家来は三人で、忠義に陽気に隠密。
……これ、水戸黄門だな。
ってことで、動物は人間に設定した。
そして生まれたのが、くノ一・時雨。
彼女こそ、この物語の真の主人公である。
(読者のみなさん、途中まで桃太郎が主人公だと思ったでしょ?)
桃太郎たちの「正義」は、お伽話のように綺麗にはいかない。
伝説は常に美化されるものだから、事実はこれくらいがちょうど良い。
ここで一度「めでたし、めでたし」と終わらせようとしたら、
ネットの関連ワードに「本能寺の変」が目に飛び込んできた。
……聞いたことあるワードだな。
作者は歴史が大嫌いで、授業中はほぼ寝ていた。
本能寺の変に誰が関わってたかなんて、知りもしない。
でも、僕みたいな奴でも知ってる名前が出てきた。
秀吉と信長だ。
岡山県は何か巻き込まれてるのかなーと思って調べたら……
「全然めでたくねー未来が!」
桃太郎たちはすぐに戦乱に巻き込まれる!
ってことで、急遽続編を作成。
AIで信長や秀吉の人間性を調べてもらい、
本能寺の変終結までの歴史を一通り教えてもらった。
その上で、桃太郎は僕らが知る歴史通りに進むよう、
裏で手を回していた設定にした。
桃太郎は歴史に名前がない。だから暗躍に徹する!
……そう思ったのが大きな間違い。
歴史を知らん人間がこれをやるのは、マジで自殺行為だった。
しかも衛門!
このまま生き続けたら、恐ろしい年齢まで現役を務めることになる。
そこで緊急配備したのが、娘・圓。
さっさと世代交代していただこう。
ここでもミスリードを狙い、第一部第一章から名前だけちらつかせてしまえ。
遊び半分で書き進める僕だったが、
何とか本能寺の変を乗り越え、次は暇つぶしに浦島太郎や花咲か爺さんを調べてみた。
すると、花咲か爺さんが作られたと言われる時代が、
なんとこの時代に近いではないか。
しかも、この爺さんにはモデルがいない。
乱世の後、枯れ木を見て憂う爺さんなんて全国どこにでもいるわけだから、
平和になった岡山県に設定するかな。
この時代の城の統領は……
え?秀家?……なんか聞いたことあるような。
桃太郎のモデルじゃん!
秀家がモデル、どうしよう……
……ここで桃太郎と友達になってしまえ!
鬼退治に行く前の桃太郎と接点を持たせることで、
桃太郎が伝説化されたら、民は「秀家こそ桃太郎」と信じるだろう。
表の歴史では、僕らが知るお伽話に落ち着く。
そして犬。
「ここ掘れワンワン」で宝が出るって、訓練された犬なんじゃねーの?
それなら秀吉にぶつけてしまえ!
戦乱を生き抜いた犬なら、金銀の匂いを知っていても不思議じゃない。
そうなると、きび団子だよな。
よし!秀家には、桃太郎は死んじゃってるけど、
吉備の村にGO!
息子と出会い、見事な桜を咲かせたおじいさんに褒美を与える。
(桜からの褒美は、花咲か爺さんの話の通り)
団子屋を褒美として与え、跡取りとして桃太郎の息子を引き取らせる。
こうして、僕らが知る「きび団子」が語り継がれることになった。
とまあ、こんな感じで、
卒園式に間に合わせないといけない仕事の傍ら、
僕はこの物語を書き綴っていた。
書道家として、文字を書き。
歌手として、歌を作るように物語を紡ぎ。
そして、桃太郎の話をデビュー作として書き記した。
今後とも、音楽、書道、小説。
多方面での応援をよろしくお願いします。
活動名は全て 「太幽」 でやっております。
---
最後に、作者からのお願い
この物語に登場する「鬼」は、決して生まれついての悪人ではありません。
飢饉、貧困、理不尽な搾取——そうした時代の闇が、人を鬼に変えたのです。
秀家が桃太郎のモデルと言われる以上、この時代設定は大きく間違っていないと信じています。
武器を持ち、人を斬ることが日常だった戦国。
栄える街がある一方で、虐げられ、呼吸をするだけで命を奪われかねない村があった。
年貢の強要、身売り、口減し——壊滅的な生活状況の中で、人はただ生きるために殺し、盗んだのかもしれません。
そもそも、正義と悪の物差しが違うのです。
殿に逆らう者が悪。それ以外は正義。
そんな世界で生き抜くために、彼らは切羽詰まっていた。
では、今を生きる私たちはどうでしょう。
子どもの頃、虐められている光景が「当たり前」になっていませんでしたか?
日常に溶け込んだ理不尽は、見えなくなる。
そして気づかぬうちに、私たちもまた、誰かを鬼に変えてしまっているかもしれない。
この物語の中で、頭領は言いました。
「鬼とは、人を苦しめながら、それに気づかぬ者のことだ。」
どうか、自分の常識という物差しだけで、正義と悪を決めないでほしい。
判断することは大切です。
でも、その判断の前に——少しだけ、立ち止まって考えてみてください。
――太幽
次回予告
まだ続くのか!著者の最後まで愛読してくれた皆様への感謝が詰まった次回!【おまけ】
3部に渡り公開していくぞ!
第1部:カクヨム版の冒頭(真章)を特別公開
第2部:真のエンディングを先行公開
第3部:仕掛けた伏線をすべて解説
なろう・アルファで本編を読み終えたあなただけの、特別な3回!これで完全完結です!
正直、ここまで読み切ってくれる方がいるとは思っておりませんでした。
え?初めての閲覧でここに来たよ?
って方はですね…是非!振り出しに戻って頭からまた見てください!
では、作者の本当の後書きです!
― ある書道家の遊び心から生まれた物語
この物語は、ある日突然、卒園証書を書いているときに生まれた。
桃から生まれ、一気に成長し、三匹の動物を家来にして鬼ヶ島に乗り込む。
次から次へと鬼を倒し、土下座させ、金銀財宝を持ち帰る。
……これ、どう考えても盗賊じゃないか?
ツッコミ所満載の桃太郎に、いてもたってもいられなくなった。
調べてみると、桃太郎には実在モデルがいるらしい。
その名は宇喜多秀家。
……待て待て待て。
貴族様が桃から生まれて老夫婦に育てられるわけねーだろ?
そこで当時の歴史を調べてみた。
すると、飢饉が繰り返し起こり、多くの命が失われていた。
桃は魔除けの象徴。
川はこの世とあの世を結ぶ境界。
神頼みのように、桃を川に流す文化もあった。
飢えに苦しみ、身売りすらできない家は、
埋葬のつもりで箱に桃を敷き詰め、赤ちゃんを川に流したのかもしれない。
桃の木箱から拾い上げられた子どもが「桃太郎」なら、辻褄が合う。
犬、猿、雉。
家来は三人で、忠義に陽気に隠密。
……これ、水戸黄門だな。
ってことで、動物は人間に設定した。
そして生まれたのが、くノ一・時雨。
彼女こそ、この物語の真の主人公である。
(読者のみなさん、途中まで桃太郎が主人公だと思ったでしょ?)
桃太郎たちの「正義」は、お伽話のように綺麗にはいかない。
伝説は常に美化されるものだから、事実はこれくらいがちょうど良い。
ここで一度「めでたし、めでたし」と終わらせようとしたら、
ネットの関連ワードに「本能寺の変」が目に飛び込んできた。
……聞いたことあるワードだな。
作者は歴史が大嫌いで、授業中はほぼ寝ていた。
本能寺の変に誰が関わってたかなんて、知りもしない。
でも、僕みたいな奴でも知ってる名前が出てきた。
秀吉と信長だ。
岡山県は何か巻き込まれてるのかなーと思って調べたら……
「全然めでたくねー未来が!」
桃太郎たちはすぐに戦乱に巻き込まれる!
ってことで、急遽続編を作成。
AIで信長や秀吉の人間性を調べてもらい、
本能寺の変終結までの歴史を一通り教えてもらった。
その上で、桃太郎は僕らが知る歴史通りに進むよう、
裏で手を回していた設定にした。
桃太郎は歴史に名前がない。だから暗躍に徹する!
……そう思ったのが大きな間違い。
歴史を知らん人間がこれをやるのは、マジで自殺行為だった。
しかも衛門!
このまま生き続けたら、恐ろしい年齢まで現役を務めることになる。
そこで緊急配備したのが、娘・圓。
さっさと世代交代していただこう。
ここでもミスリードを狙い、第一部第一章から名前だけちらつかせてしまえ。
遊び半分で書き進める僕だったが、
何とか本能寺の変を乗り越え、次は暇つぶしに浦島太郎や花咲か爺さんを調べてみた。
すると、花咲か爺さんが作られたと言われる時代が、
なんとこの時代に近いではないか。
しかも、この爺さんにはモデルがいない。
乱世の後、枯れ木を見て憂う爺さんなんて全国どこにでもいるわけだから、
平和になった岡山県に設定するかな。
この時代の城の統領は……
え?秀家?……なんか聞いたことあるような。
桃太郎のモデルじゃん!
秀家がモデル、どうしよう……
……ここで桃太郎と友達になってしまえ!
鬼退治に行く前の桃太郎と接点を持たせることで、
桃太郎が伝説化されたら、民は「秀家こそ桃太郎」と信じるだろう。
表の歴史では、僕らが知るお伽話に落ち着く。
そして犬。
「ここ掘れワンワン」で宝が出るって、訓練された犬なんじゃねーの?
それなら秀吉にぶつけてしまえ!
戦乱を生き抜いた犬なら、金銀の匂いを知っていても不思議じゃない。
そうなると、きび団子だよな。
よし!秀家には、桃太郎は死んじゃってるけど、
吉備の村にGO!
息子と出会い、見事な桜を咲かせたおじいさんに褒美を与える。
(桜からの褒美は、花咲か爺さんの話の通り)
団子屋を褒美として与え、跡取りとして桃太郎の息子を引き取らせる。
こうして、僕らが知る「きび団子」が語り継がれることになった。
とまあ、こんな感じで、
卒園式に間に合わせないといけない仕事の傍ら、
僕はこの物語を書き綴っていた。
書道家として、文字を書き。
歌手として、歌を作るように物語を紡ぎ。
そして、桃太郎の話をデビュー作として書き記した。
今後とも、音楽、書道、小説。
多方面での応援をよろしくお願いします。
活動名は全て 「太幽」 でやっております。
---
最後に、作者からのお願い
この物語に登場する「鬼」は、決して生まれついての悪人ではありません。
飢饉、貧困、理不尽な搾取——そうした時代の闇が、人を鬼に変えたのです。
秀家が桃太郎のモデルと言われる以上、この時代設定は大きく間違っていないと信じています。
武器を持ち、人を斬ることが日常だった戦国。
栄える街がある一方で、虐げられ、呼吸をするだけで命を奪われかねない村があった。
年貢の強要、身売り、口減し——壊滅的な生活状況の中で、人はただ生きるために殺し、盗んだのかもしれません。
そもそも、正義と悪の物差しが違うのです。
殿に逆らう者が悪。それ以外は正義。
そんな世界で生き抜くために、彼らは切羽詰まっていた。
では、今を生きる私たちはどうでしょう。
子どもの頃、虐められている光景が「当たり前」になっていませんでしたか?
日常に溶け込んだ理不尽は、見えなくなる。
そして気づかぬうちに、私たちもまた、誰かを鬼に変えてしまっているかもしれない。
この物語の中で、頭領は言いました。
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どうか、自分の常識という物差しだけで、正義と悪を決めないでほしい。
判断することは大切です。
でも、その判断の前に——少しだけ、立ち止まって考えてみてください。
――太幽
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まだ続くのか!著者の最後まで愛読してくれた皆様への感謝が詰まった次回!【おまけ】
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第1部:カクヨム版の冒頭(真章)を特別公開
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「国盗り物語」 司馬遼太郎 新潮社
「地図と読む 現代語訳 信長公記」 太田 牛一 (著) 中川太古 (翻訳) KADOKAWA
東浦町観光協会ホームページ
Wikipedia
【表紙画像】
歌川豊宣, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で