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第1章 オルドウ編
再び 12
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その他のステータスは特に変わっていない。
ギフトも変わりなく、クエストは……追加されてるぞ。
<クエスト>
1、人助け 済
2、人助け 未
人助けの文字を念頭に入れながら鑑定してみると。
人助けをするクエスト。内容不問。達成報酬有。
そんな内容が頭に浮かんできた。
神様からは強制ではないと言われたけれど、基本的に無視するつもりはない。可能なクエストはなるべくこなそうと思っている。
とは言っても、今回も非常に簡単なクエストだ。
このクエストが神様の手助けになるなんてことがあるのか?
あるとは思えない。
こんなことで報酬を貰ってもいいのか疑問に思ってしまう。
まさか、今回もセーブのようなとんでもない報酬では?
だとすると、かなりバランスが悪いと思うのだけれど。
「……」
まっ、今は報酬のことは考えず。
先に進もうかな。
それでは、町を散策しながら助けが必要な人を探すことにしよう。
と、ちょっと待てよ。
ここはセーブすべきなのかな?
久々の異世界、何が起こるか分からない。
ずっと身体は鍛えてきたし、魔法も自分なりに使いこなせるようになっているとは思う。
それでも、この世界の強さの平均が分からないからな、俺なんてただの三下って可能性は十分にある。
1度しかできないセーブだけど、使っておくべきだな。
よし!
「セーブ」
これで使ったことになるのだろうか?
ステータスを確認してみると、セーブ&リセットの部分が点滅している。
これは……。
使用中ということみたいだな。
少しもったいない気もするけど、最初なのだから用心は必要。
使えるものは使っておかないとな。
問題無い。
「ふぅ~」
ここで一息ついて感じたのだが……。
この路地裏には見覚えがあるような気がする。
10歳時に異世界に渡った際、ここに来たのでは?
そうなのかもしれないな。
そんな風に考えていると、また、くすぐったいような感慨がわいてくる。
「やっぱり、いいなぁ」
まだまだこの思いに浸っていられるけど、時間がもったいない。
とりあえず、ここを出てみよう。
路地裏を出て大通りに足を踏み入れてみると。
俺の前には異世界の人々。
結構な人が通りを歩いてる。
かなりの賑わいだ。
でも、そんなことより……。
通り沿いの街並みに覚えがあるような。
やはり、ここは10歳の時に訪れた異世界の街と同じ街なのか。
「……」
10歳の時に1度来ただけなので懐かしいという気持ちとは少し違う、名状しがたい感情が浮かんでくる。
「それもこれも全てこちらに来ることができたからこそだ」
喜びと好奇心がそんな感情をすぐに吹き飛ばしてしまい、軽い足取りで大通りへと歩を進め散策を開始する。
都会に出てきたお上りさんさながらに周りを眺めながらゆっくりと歩いているので多少目立っているだろうが、服装はジーンズとシャツの上に大きめの生成りのマントを羽織っているので、それほど目を引くようなこともないはず。
俺の記憶の中の異世界の人々は中世から近世にかけての西洋人のような衣服を身につけている。
今の俺はそんな服など持ってないのでマントでごまかそうというわけだ。
うん、この店は?
「お客さん、いいのが揃ってるよ」
ギフトも変わりなく、クエストは……追加されてるぞ。
<クエスト>
1、人助け 済
2、人助け 未
人助けの文字を念頭に入れながら鑑定してみると。
人助けをするクエスト。内容不問。達成報酬有。
そんな内容が頭に浮かんできた。
神様からは強制ではないと言われたけれど、基本的に無視するつもりはない。可能なクエストはなるべくこなそうと思っている。
とは言っても、今回も非常に簡単なクエストだ。
このクエストが神様の手助けになるなんてことがあるのか?
あるとは思えない。
こんなことで報酬を貰ってもいいのか疑問に思ってしまう。
まさか、今回もセーブのようなとんでもない報酬では?
だとすると、かなりバランスが悪いと思うのだけれど。
「……」
まっ、今は報酬のことは考えず。
先に進もうかな。
それでは、町を散策しながら助けが必要な人を探すことにしよう。
と、ちょっと待てよ。
ここはセーブすべきなのかな?
久々の異世界、何が起こるか分からない。
ずっと身体は鍛えてきたし、魔法も自分なりに使いこなせるようになっているとは思う。
それでも、この世界の強さの平均が分からないからな、俺なんてただの三下って可能性は十分にある。
1度しかできないセーブだけど、使っておくべきだな。
よし!
「セーブ」
これで使ったことになるのだろうか?
ステータスを確認してみると、セーブ&リセットの部分が点滅している。
これは……。
使用中ということみたいだな。
少しもったいない気もするけど、最初なのだから用心は必要。
使えるものは使っておかないとな。
問題無い。
「ふぅ~」
ここで一息ついて感じたのだが……。
この路地裏には見覚えがあるような気がする。
10歳時に異世界に渡った際、ここに来たのでは?
そうなのかもしれないな。
そんな風に考えていると、また、くすぐったいような感慨がわいてくる。
「やっぱり、いいなぁ」
まだまだこの思いに浸っていられるけど、時間がもったいない。
とりあえず、ここを出てみよう。
路地裏を出て大通りに足を踏み入れてみると。
俺の前には異世界の人々。
結構な人が通りを歩いてる。
かなりの賑わいだ。
でも、そんなことより……。
通り沿いの街並みに覚えがあるような。
やはり、ここは10歳の時に訪れた異世界の街と同じ街なのか。
「……」
10歳の時に1度来ただけなので懐かしいという気持ちとは少し違う、名状しがたい感情が浮かんでくる。
「それもこれも全てこちらに来ることができたからこそだ」
喜びと好奇心がそんな感情をすぐに吹き飛ばしてしまい、軽い足取りで大通りへと歩を進め散策を開始する。
都会に出てきたお上りさんさながらに周りを眺めながらゆっくりと歩いているので多少目立っているだろうが、服装はジーンズとシャツの上に大きめの生成りのマントを羽織っているので、それほど目を引くようなこともないはず。
俺の記憶の中の異世界の人々は中世から近世にかけての西洋人のような衣服を身につけている。
今の俺はそんな服など持ってないのでマントでごまかそうというわけだ。
うん、この店は?
「お客さん、いいのが揃ってるよ」
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