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第8章 その後の二人 / 嫉妬と未来の話
パーティー(1)
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ミチュチュちゃん、イルズちゃんとたっぷりおしゃべりをしているうちに、会議が終わり、パーティーの時間になった。
パーティー会場も、魔王さんのお城と似たような雰囲気。
若干狭いかな?
大きな違いは、前方の低い舞台の上の王座に、主催者である東の王様が座り、その横に東の王様のペットちゃんが、王座よりは簡易な椅子に座っていることか。
東の王様は以前のパーティーで、ペットちゃんの瞳と同じ色の石のアクセサリーを褒めたらとても喜んでくれた魔族さん。暗めの焦げ茶色の髪で角は太めの牛系の角。眉毛が太くてちょっと厳つい顔で、体も魔王さんより大きい。
沢山勲章と金の装飾が付いた焦げ茶色の軍服で、今日も胸元にはペットちゃんの瞳の色と同じエメラルドグリーンの石のネックレスがかかっている。
横に座っているペットちゃんは、胸元まで伸ばしたウエーブのかかった淡い金髪が印象的で、俺より少しだけ背が低く、全体的に細くて儚くて線が細い美青年だ。白い肌で、金色のまつげなので、伏し目がちでもエメラルドグリーンの瞳が良く目立つ。光沢のあるベージュのスーツだけど、エルフの国の正装とかの方が似あいそうだよね。
そして、前回のパーティーでは魔王さんが主催者側だったからみんなが順番に挨拶をしに来てくれたけど、今日はそうではない。のんびりパーティーを楽しめるのかなと思っていたんだけど……。
「魔王様、先日の水源の交渉ではお世話になりました」
「魔王、合同の軍事演習の件、今年も頼んだぞ」
「魔王様、今年の農業支援ですが、天候にも恵まれましたので例年の半分程度で……」
俺も詳しくは知らないけど、この会議参加者で一番偉いのが魔王さんらしいからかな?
色々な魔族さんが、かわるがわるお仕事の話をしにくる。
それと……
「お元気そうでなにより。男前に一層磨きがかかりましたかな?」
「魔王様、今日も素敵な御髪で羨ましい限りです」
「相変わらず良い黒系魔力ですね。魔王の国も、当代の魔王様の間は安泰ですね」
確かに魔王さんは男前で立派な王様だけど、なんとなくわざとらしい感じがする褒め言葉も沢山。
魔王さん、自分の黒髪好きじゃないのに、一応「ありがとう」って言っていてえらい。後で褒めてあげよう。
それから……
「ライト様、今日もとてもおかわいらしい……黒いお服は魔王様の御髪やお服と色を合わせているのですね? はぁ、おかわいらしい!」
「ライト様のために魔王の国の新聞をとっているんですよ。先月の、魔王様と一緒にボードゲームをするのが楽しいというエピソード。とてもとても心が温まりました!」
「あぁ、ライト様……か、かっわいい……!」
本当に俺がかわいくて言ってくれているのか、俺を褒めると魔王さんが喜ぶからか解らないけど、俺のことも沢山褒めてくれる。
まぁ、悪い気はしないよね?
「ははっ、いつも魔王様は人気ですが……ライト様のお陰で大人気ですね」
少し人が落ち着いてきたころ、ギルドマスターさんと、ミチュチュちゃんと雰囲気の似た一〇歳くらいに見える男の子がやって来た。
「ギルドマスターさん!」
「新しいペットをご紹介できればと。ほら、イユリ」
「イユリちゃん?」
ギルドマスターさんの横に立った茶色の巻き毛と大きな目がかわいい男の子は、屈託のないキラキラした視線を俺に向けてくれる。
「初めまして。イユリです。十一歳です。えっと、ミチュチュさんからお話をたくさん聞いています! 僕、ライト様みたいになりたいんです。どうしたらなれますか?」
「……!」
パーティー会場も、魔王さんのお城と似たような雰囲気。
若干狭いかな?
大きな違いは、前方の低い舞台の上の王座に、主催者である東の王様が座り、その横に東の王様のペットちゃんが、王座よりは簡易な椅子に座っていることか。
東の王様は以前のパーティーで、ペットちゃんの瞳と同じ色の石のアクセサリーを褒めたらとても喜んでくれた魔族さん。暗めの焦げ茶色の髪で角は太めの牛系の角。眉毛が太くてちょっと厳つい顔で、体も魔王さんより大きい。
沢山勲章と金の装飾が付いた焦げ茶色の軍服で、今日も胸元にはペットちゃんの瞳の色と同じエメラルドグリーンの石のネックレスがかかっている。
横に座っているペットちゃんは、胸元まで伸ばしたウエーブのかかった淡い金髪が印象的で、俺より少しだけ背が低く、全体的に細くて儚くて線が細い美青年だ。白い肌で、金色のまつげなので、伏し目がちでもエメラルドグリーンの瞳が良く目立つ。光沢のあるベージュのスーツだけど、エルフの国の正装とかの方が似あいそうだよね。
そして、前回のパーティーでは魔王さんが主催者側だったからみんなが順番に挨拶をしに来てくれたけど、今日はそうではない。のんびりパーティーを楽しめるのかなと思っていたんだけど……。
「魔王様、先日の水源の交渉ではお世話になりました」
「魔王、合同の軍事演習の件、今年も頼んだぞ」
「魔王様、今年の農業支援ですが、天候にも恵まれましたので例年の半分程度で……」
俺も詳しくは知らないけど、この会議参加者で一番偉いのが魔王さんらしいからかな?
色々な魔族さんが、かわるがわるお仕事の話をしにくる。
それと……
「お元気そうでなにより。男前に一層磨きがかかりましたかな?」
「魔王様、今日も素敵な御髪で羨ましい限りです」
「相変わらず良い黒系魔力ですね。魔王の国も、当代の魔王様の間は安泰ですね」
確かに魔王さんは男前で立派な王様だけど、なんとなくわざとらしい感じがする褒め言葉も沢山。
魔王さん、自分の黒髪好きじゃないのに、一応「ありがとう」って言っていてえらい。後で褒めてあげよう。
それから……
「ライト様、今日もとてもおかわいらしい……黒いお服は魔王様の御髪やお服と色を合わせているのですね? はぁ、おかわいらしい!」
「ライト様のために魔王の国の新聞をとっているんですよ。先月の、魔王様と一緒にボードゲームをするのが楽しいというエピソード。とてもとても心が温まりました!」
「あぁ、ライト様……か、かっわいい……!」
本当に俺がかわいくて言ってくれているのか、俺を褒めると魔王さんが喜ぶからか解らないけど、俺のことも沢山褒めてくれる。
まぁ、悪い気はしないよね?
「ははっ、いつも魔王様は人気ですが……ライト様のお陰で大人気ですね」
少し人が落ち着いてきたころ、ギルドマスターさんと、ミチュチュちゃんと雰囲気の似た一〇歳くらいに見える男の子がやって来た。
「ギルドマスターさん!」
「新しいペットをご紹介できればと。ほら、イユリ」
「イユリちゃん?」
ギルドマスターさんの横に立った茶色の巻き毛と大きな目がかわいい男の子は、屈託のないキラキラした視線を俺に向けてくれる。
「初めまして。イユリです。十一歳です。えっと、ミチュチュさんからお話をたくさん聞いています! 僕、ライト様みたいになりたいんです。どうしたらなれますか?」
「……!」
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