魔王さんのガチペット

回路メグル

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番外編2 ○○が好きなメイドと、誕生日祝いの話

プレゼント(6)

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「かわいい……はぁ……かわいい!」

 俺の顔ばっかり見て「かわいい」を繰り返す魔王さん。
 折角のベビードール観ないの?
 エッチなパンツは?

「ライト……はぁ……ライト、かわいい……はぁ……ライト!」

 俺の顔見るだけで、どんどん興奮して腰を振る強さも速さも増す。
 まぁ、そうか。
 俺、自分でも言ったよね? 「ベビードールはラッピング。プレゼントは俺」って。
 俺を楽しんでくれているなら、プレゼントになっているよね?

「あっ、魔王さん、きもちいよ……まおうさん、どうしよ、すっごく、きもち……あ、あぁ!」
「はぁ……すごく? じゃあ、もっと、もっとしてやろうな?」
「あ、あぁ! 手、あ、そんな、ぎゅって、あ、先端レースで、ごしごし、すごい、あ、きもち、まおうさん、あ!」
「あ、声も、あ、きゅうきゅう締まるアナルも、かわいい……蕩けた顔も、かわいい……ライト……はぁ……かわいい!」

 気持ちいい。もう、素直に気持ちいい顔して、欲しいままにアナル締めて、気持ちいい声出して、ただただ魔王さんとの気持ちいいセックスを楽しむだけ。
 それなのに……

「最高の、誕生日プレゼントだ……っ!」

 魔王さんが喜んでくれるの、最高!
 
「ん、魔王さん、あ、おめでと、……あ、誕生日……ん、あ、あぁ!」
「はぁ……あぁ、生まれてきてよかった……んっ、ライト……」

 あぁだめ、今日、ずっとピストン激しい。
 ずっと結腸、ずっと深い。
 ペニスへの刺激も、強すぎる。
 半分メスイキ状態かも。
 ずっとだらだら射精してるかも。
 射精すると、余計ペニスがぬるぬるして、レースが、魔王さんの手が、やばい。

「あ、あ、おれぇ、まおうさんとえっち、きもち、しあわせ……」
「はぁ……俺も、俺も幸せだ……!」

 イキっぱなしのとろとろの時に聞く、魔王さんの「幸せ」は脳に響く。
 幸せか……そっか……。

「ん、やったぁ。あ、ん! まおうさん、幸せなら、おれ、たぶんね……んっ……まおうさんと、お、あ! エッチ……するために、生まれてきたぁ」

 イキすぎて、気持ち良すぎて、嬉しすぎて、なんかバカなこと口走ったかもしれない。
 でも……もう、そんな自分をコントロールできるほど、理性は残っていなかった。

「あ……ははっ! かわいいことを言ってくれるんだな? かわいい……ライト、好きだ……かわいい、大好きだ、かわいい……!」
「あ、あぁぁ! あうぅ、すき、うれし……俺も、俺も、すき、俺も好き! 魔王さん! すきぃ」

 いっぱいキスして、上半身はぎゅうぎゅうイチャイチャ抱きしめ合って、でも下半身は激しく突き上げられて……ずっと気持ちいい。ふわふわする。
 あ、魔王さん多分イった?
 魔王さんの精液……魔力……気持ちいい。この多幸感、たまんない。またイったかも?
 
「はぁ、ライト……今日は、とろとろだな? かわいい……ずっとかわいい……」
「ん、あ、あん……あ」

 魔王さん、射精したのにペニス硬い。すぐピストンしてくれる。
 今日、魔王さんもずっとすごい。ずっと気持ちよさそう。ずっと楽しそう。

「ライト……かわいい……ライト……くっ……!」

 またイってない? あれ? 違う? 気持ちよさそうなだけ?
 もう解んないな。
 いつも、数えられるんだけどな……。
 今日は、俺も魔王さんも何回イったか数える余裕もないくらい、ずっとどろどろでとろとろの、とろける気持ちいいセックスだった。

 予定とは違っちゃったけど、「プレゼントは俺」にできたかな?
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