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第一章 おけつの危機を回避したい
五十六話
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一夜明け、学園祭の日がやってきた。
爽やかな青空に、活気のある声が響いとる。体育館での開会のあいさつの後、教室ではメイド服の愛野くんが最後の檄を飛ばした。
「よおし! 皆、今までよく頑張った! 今日という日を、目いっぱい楽しもうぜ!」
拳を高く突き上げると、クラス皆がそれにならう。いつの間にか、すごい連帯感やで。
プラカードを担いだ上杉が、笑顔で振り返る。
「ついに始まったな!」
「目いっぱい客呼び込んでやろうぜ!」
山田も元気よく頷いた。おれらのグループは、お客さん呼び込み班や。午前中だけやから、午後からは皆であちこち回ろうって言うてんねん。
「竹っち、終わったらポテトと大学いも食べに行こなっ」
「イモばっかかい。なら同じ階の、揚げタコ焼きも行かね? 美味いらしいぞ」
「行こう行こう!」
ぎゅっと腕を組むと、竹っちはにこっとした。昨日よりマシやけど、目の下には隈がある。
昨夜は、上杉の部屋で雑魚寝したんやけどさ。やっぱり、好きな人のこと考えて寝られへんかったんやろな。
「……うむ」
でも――おれは、榊原は竹っちの真剣な気持ちに相応しくないと思う。やからこそ、絶対に今日を無事に終わらせるんや。これ以上、竹っちが傷つくことのないように!
改めて決意すると、鈴木と喋ってた晴海と目が合った。真っ黒い目には、闘志が漲っとる。――「必ず助けよう」ていう気持ちが伝わってきて、心強さに胸が震えた。
頷き返したとき、にわかに「ワァッ!」と歓声が上がる。
「天ちゃーん!」
「わぁっ、レン!? 何しに来たんだよっ?」
見れば、執事姿の会計が、愛野くんに抱きついとった。「やば……会計様の執事……!」と鼻血を流す生徒達が、廊下を埋め尽くしとって震撼する。当の本人は、真っ赤な顔の愛野くんを腕におさめて、幸せそうにしとる。
「天ちゃん、かわい~! なんで一人だけメイドなの?」
「こっ、これは! クラスの奴らの悪ノリで。俺がメイドなんておかしいだろって言ったんだぞっ」
「超可愛いよぉ。俺の専属メイドさんにして、一緒に住んじゃいたいくらい」
「ばばっ馬鹿じゃねーの! こら、どこ触ってんだ!」
め、めっちゃラブラブやんけ。周囲の空気がピンク色に見えるって何ぞ。クラスメイトも完全に祝福ムードで、「ピーィ!」と甲高い口笛やら、「ほんとお似合い……」と囁き合っとる声がそこここでする。
この感じやと、二人はハッピーエンドに違いないね。これでバッドエンドとかやったら、人間不信になるレベルやもん。
「……はあ」
ふいのため息に、ハッとする。竹っちの目が虚無を見つめとって、おれは焦った。しもた……!
「竹っち、もう行こか。なあ、上杉!」
「そっそうだな。じゃあ、お前らも後でな!」
「おう! また合流しようぜ」
上杉・竹っち・おれと、晴海、鈴木・山田のグループに分かれて、教室を出た。
昨夜に晴海と相談して、色々決めてん。
竹っちを絶対一人にせえへんために、グループ行動すること。あと、理科棟には絶対近づかへんこと。スマホで細かに連絡を取って、なんかあったらすぐ言う事。晴海は確信を持って、
「これを、上杉らにもやってもらおう。不幸中の幸い、竹っちは失恋中や。みんな心配してるから、これだけ頼んでも怪しまれへんはず!」
って言うてて、実際その通りやった。みんな二つ返事でオッケーしてくれて、ホンマにええ奴らなんや。
「一年C組、トリックアート喫茶でーす。必見すよー」
「ハットクと飲み物もありまーす。来てくださーい」
上杉と竹っちとおれは、プラカードを掲げて校内を練り歩いた。
「相撲部、ちゃんこ部屋だよ!」
「演劇部の公演、二時からです! 来てくださーい」
学校中、賑やかな声が溢れかえって、活気に満ちとる。おれらみたいな呼び込みや、出し物なんかコスプレしとる生徒達で廊下はいっぱいや。おれらは、はぐれへんように腕を組んで進んだ。
「さすが、「高等部の学園祭は一味違う」て、先輩らが言うだけあるなあ」
上杉が嬉しそうに言う。竹っちが鼻を引くつかせた。
「わかる。めっちゃいい匂いするし。このホットケーキみたいな匂いどこだろ?」
「あっ、外で人形焼きしてるから、あれちゃう。後で行こうや」
お祭りの気分で、竹っちの表情も明るくなっとる。少しホッとして、おれと上杉はこっそり笑い合う。
あちこち物色しながら練り歩いて、何人か興味を持ってくれたお客さんを案内して――お昼近くなった頃、山田から連絡が来る。
「『そっちどう。そろそろ戻らね?』だってさ。確かにいいころだよな」
「おなか減ったしなー。もう交代でええんちゃうかな」
「だな。戻ろう!」
上杉が返事を打っている間、竹っちが「ちょいと」とおれに耳打ちした。
「なに?」
「……あのさ。有村と、花火どうなった?」
「えっ」
おれが目を丸くすると、竹っちはどことなく必死な顔で言う。
「気にしないで行ってくれよ。お前らが気つかってくれてること、ちゃんとわかってるから。でも……勝手かもしんないけど、俺の分までお前らにはハッピーでいて欲しいんだ」
「竹っち……」
おれは、胸を突かれた。辛いのに、おれらのことを気遣って……涙が滲みそうになったのを、おれはぐっと堪えた。かわりに、ぎゅっと手を握りしめる。
「ありがとう、竹っち……大好きやで」
「俺こそだし。つーか、そういうのは有村に言えって」
竹っちは、ニカッと笑う。
ほんまに、優しくて友達思いで……大切な友達や。竹っちは、絶対に幸せにならなあかんって、心から思う。
「よしゃ! 連絡ついたから、教室戻ろうぜー」
「わあ!」
上杉が飛びついて来て、俺らの肩を抱く。――その鼻の頭が、真っ赤になっとる。眼鏡の下の赤く潤んだ目と言い、さっきの話を聞いてたみたいや。
わいわい言いながら、教室に戻る。喫茶は大盛況みたいで、キャストのみんなは大忙しみたいや。愛野くんはメイド服をひらひらさせて、テーブルの間を走っとる。藤崎や委員長もテキパキと場を切り盛りしとった。
上杉は、喧騒に負けんように声を張り上げて、近くのクラスメイトに聞いた。
「よお、すげー盛り上がってるな?!」
「大忙しだぜ! お前ら、休憩まででいいから、ちょっと手伝ってくれ!」
「わかった! 行こうぜ」
「おう!」
おれらは腕まくりして、みんなの輪に入った。テーブルを拭いて、ゴミを捨てて、お客さんの誘導をして――
「すみません、最後尾ってどこですか?」
廊下に出て列の注文とってたら、澄んだ声に話しかけられる。
「はい、そっちの札持ってる人が……」
笑顔で振り返って、ぎょっとする。
ち、ちっちゃいペニーワイズや……! ひゅんと縮み上がった心臓を押さえて後じさる。
「今井くん?」
すると、澄んだ声に名前を呼ばれる。え、この声って。
「優姫くん!?」
爽やかな青空に、活気のある声が響いとる。体育館での開会のあいさつの後、教室ではメイド服の愛野くんが最後の檄を飛ばした。
「よおし! 皆、今までよく頑張った! 今日という日を、目いっぱい楽しもうぜ!」
拳を高く突き上げると、クラス皆がそれにならう。いつの間にか、すごい連帯感やで。
プラカードを担いだ上杉が、笑顔で振り返る。
「ついに始まったな!」
「目いっぱい客呼び込んでやろうぜ!」
山田も元気よく頷いた。おれらのグループは、お客さん呼び込み班や。午前中だけやから、午後からは皆であちこち回ろうって言うてんねん。
「竹っち、終わったらポテトと大学いも食べに行こなっ」
「イモばっかかい。なら同じ階の、揚げタコ焼きも行かね? 美味いらしいぞ」
「行こう行こう!」
ぎゅっと腕を組むと、竹っちはにこっとした。昨日よりマシやけど、目の下には隈がある。
昨夜は、上杉の部屋で雑魚寝したんやけどさ。やっぱり、好きな人のこと考えて寝られへんかったんやろな。
「……うむ」
でも――おれは、榊原は竹っちの真剣な気持ちに相応しくないと思う。やからこそ、絶対に今日を無事に終わらせるんや。これ以上、竹っちが傷つくことのないように!
改めて決意すると、鈴木と喋ってた晴海と目が合った。真っ黒い目には、闘志が漲っとる。――「必ず助けよう」ていう気持ちが伝わってきて、心強さに胸が震えた。
頷き返したとき、にわかに「ワァッ!」と歓声が上がる。
「天ちゃーん!」
「わぁっ、レン!? 何しに来たんだよっ?」
見れば、執事姿の会計が、愛野くんに抱きついとった。「やば……会計様の執事……!」と鼻血を流す生徒達が、廊下を埋め尽くしとって震撼する。当の本人は、真っ赤な顔の愛野くんを腕におさめて、幸せそうにしとる。
「天ちゃん、かわい~! なんで一人だけメイドなの?」
「こっ、これは! クラスの奴らの悪ノリで。俺がメイドなんておかしいだろって言ったんだぞっ」
「超可愛いよぉ。俺の専属メイドさんにして、一緒に住んじゃいたいくらい」
「ばばっ馬鹿じゃねーの! こら、どこ触ってんだ!」
め、めっちゃラブラブやんけ。周囲の空気がピンク色に見えるって何ぞ。クラスメイトも完全に祝福ムードで、「ピーィ!」と甲高い口笛やら、「ほんとお似合い……」と囁き合っとる声がそこここでする。
この感じやと、二人はハッピーエンドに違いないね。これでバッドエンドとかやったら、人間不信になるレベルやもん。
「……はあ」
ふいのため息に、ハッとする。竹っちの目が虚無を見つめとって、おれは焦った。しもた……!
「竹っち、もう行こか。なあ、上杉!」
「そっそうだな。じゃあ、お前らも後でな!」
「おう! また合流しようぜ」
上杉・竹っち・おれと、晴海、鈴木・山田のグループに分かれて、教室を出た。
昨夜に晴海と相談して、色々決めてん。
竹っちを絶対一人にせえへんために、グループ行動すること。あと、理科棟には絶対近づかへんこと。スマホで細かに連絡を取って、なんかあったらすぐ言う事。晴海は確信を持って、
「これを、上杉らにもやってもらおう。不幸中の幸い、竹っちは失恋中や。みんな心配してるから、これだけ頼んでも怪しまれへんはず!」
って言うてて、実際その通りやった。みんな二つ返事でオッケーしてくれて、ホンマにええ奴らなんや。
「一年C組、トリックアート喫茶でーす。必見すよー」
「ハットクと飲み物もありまーす。来てくださーい」
上杉と竹っちとおれは、プラカードを掲げて校内を練り歩いた。
「相撲部、ちゃんこ部屋だよ!」
「演劇部の公演、二時からです! 来てくださーい」
学校中、賑やかな声が溢れかえって、活気に満ちとる。おれらみたいな呼び込みや、出し物なんかコスプレしとる生徒達で廊下はいっぱいや。おれらは、はぐれへんように腕を組んで進んだ。
「さすが、「高等部の学園祭は一味違う」て、先輩らが言うだけあるなあ」
上杉が嬉しそうに言う。竹っちが鼻を引くつかせた。
「わかる。めっちゃいい匂いするし。このホットケーキみたいな匂いどこだろ?」
「あっ、外で人形焼きしてるから、あれちゃう。後で行こうや」
お祭りの気分で、竹っちの表情も明るくなっとる。少しホッとして、おれと上杉はこっそり笑い合う。
あちこち物色しながら練り歩いて、何人か興味を持ってくれたお客さんを案内して――お昼近くなった頃、山田から連絡が来る。
「『そっちどう。そろそろ戻らね?』だってさ。確かにいいころだよな」
「おなか減ったしなー。もう交代でええんちゃうかな」
「だな。戻ろう!」
上杉が返事を打っている間、竹っちが「ちょいと」とおれに耳打ちした。
「なに?」
「……あのさ。有村と、花火どうなった?」
「えっ」
おれが目を丸くすると、竹っちはどことなく必死な顔で言う。
「気にしないで行ってくれよ。お前らが気つかってくれてること、ちゃんとわかってるから。でも……勝手かもしんないけど、俺の分までお前らにはハッピーでいて欲しいんだ」
「竹っち……」
おれは、胸を突かれた。辛いのに、おれらのことを気遣って……涙が滲みそうになったのを、おれはぐっと堪えた。かわりに、ぎゅっと手を握りしめる。
「ありがとう、竹っち……大好きやで」
「俺こそだし。つーか、そういうのは有村に言えって」
竹っちは、ニカッと笑う。
ほんまに、優しくて友達思いで……大切な友達や。竹っちは、絶対に幸せにならなあかんって、心から思う。
「よしゃ! 連絡ついたから、教室戻ろうぜー」
「わあ!」
上杉が飛びついて来て、俺らの肩を抱く。――その鼻の頭が、真っ赤になっとる。眼鏡の下の赤く潤んだ目と言い、さっきの話を聞いてたみたいや。
わいわい言いながら、教室に戻る。喫茶は大盛況みたいで、キャストのみんなは大忙しみたいや。愛野くんはメイド服をひらひらさせて、テーブルの間を走っとる。藤崎や委員長もテキパキと場を切り盛りしとった。
上杉は、喧騒に負けんように声を張り上げて、近くのクラスメイトに聞いた。
「よお、すげー盛り上がってるな?!」
「大忙しだぜ! お前ら、休憩まででいいから、ちょっと手伝ってくれ!」
「わかった! 行こうぜ」
「おう!」
おれらは腕まくりして、みんなの輪に入った。テーブルを拭いて、ゴミを捨てて、お客さんの誘導をして――
「すみません、最後尾ってどこですか?」
廊下に出て列の注文とってたら、澄んだ声に話しかけられる。
「はい、そっちの札持ってる人が……」
笑顔で振り返って、ぎょっとする。
ち、ちっちゃいペニーワイズや……! ひゅんと縮み上がった心臓を押さえて後じさる。
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