97 / 112
第二章 淫紋をぼくめつしたい
お隣さんとの攻防①
しおりを挟む
男子高校生の夜は、長い。
寮暮らしやからさ。点呼の時間には返事するし、消灯時間も一応守ってはいるんやけど。
やからって、みんなが大人しく寝るかというたら、話はちがうわけで……
「ん……っ、やぁ……」
「シゲル……っ」
消灯時間を、ちょっと過ぎたころ――おれと晴海は、部屋でこっそりと抱きあっとった。
両脚をぱかって開いて、正面から大きいのを受け入れながら――晴海の肩に必死にしがみつく。
枕灯だけの、わずかな明かりしかない部屋には、おれらの息づかいと、性器が擦れるねばっこい水音が響く。
――いややぁ……音、きこえへんやろか……?
ぐちゅぐちゅって音がいやに大きく響く気がして、恥ずかしさに耳が熱くなる。
今夜は、お隣さんがおるねん。今も、ドライヤーの音が微かに届いてきとる。ちょっと大騒ぎしたら、エッチしとるってバレてまう、危な過ぎるシチュエーション。
怖くって、おけつにぎゅって力がこもって、ナカの晴海を締めてしまう。
「うお……キツ……」
「ご、ごめ……うっ、ふうぅ」
「ええよっ、泣かんとき……」
涙でベタベタのほっぺに、晴海がキスしてくれる。優しくて、胸がきゅんとした。
今夜は、お隣がいるから――発情したけど、我慢しようと思ってん。
でも、しんどくて……お布団の中で泣いとったら、晴海が「ばれへんように、工夫してやろう」って言うて。ベッドはギシギシ音がするから、お布団をラグの上に重ねたとこに押し倒してきたんよ。
「シゲル……苦しないか?」
「ぁう……大丈夫っ……」
耳もとに熱く囁かれて、震えながら頷いた。その瞬間、からだをガッチリと抱きしめられながら、晴海の腰がぐっと押し付けられる。
「ぅあ……ぁっ、ぁぁ~……」
ずぶずぶ、って奥まで進んできた晴海が、そこで動きを止める。
いちばん深いところに、晴海の”頭”が押し付けられて、おれは目を見開く。
「んぁ、ああ、ふああっ」
腰の奥から、ビリビリビリって甘い痺れが突き抜けていった。口から甘えた声が飛び出て、ハッとする。
――ひええ、めっちゃ声出してしもたぁ……!
かああって、全身が羞恥に燃え上がる。聞こえてませんようにって祈りながら、晴海の肩に熱い頬をぎゅーって押し付けた。
すると、晴海はなぜか嬉しそうに腰を揺らしてくる。
「……シゲル、可愛い……」
「あっ、ゆらさんといてぇ……!」
声、出るってばー!
肩を強く掴んで抗議するのに、無駄にガタイのええ晴海は気づいてへんのか、緩やかに突き上げてくる。感じたらあかんのに、気持ちよくって抵抗する力がぬけてまう。
「ぁ……待ってっ」
おれは両足で逞しい腰をはさんで、必死に動きを止めようとする。でも、足を開いたせいで、動きやすくなったんか……晴海が腰を回してくる。
「だめ、だめ……はるみぃ」
「シゲル……シゲル……」
くちゅっくちゅって、でっかい水音が天井に跳ね返る。お隣さんが椅子を引いたんか、ガタッて音がした。晴海に合わせて腰を捩りながら、おれは羞恥に悶えた。
「いやあ、あかんっ……っ……んっ、んん~っ」
必死に口を噛み締めるけど、敏感なナカを擦られるたび、リズムに合わせて息が弾む。
そしたら、晴海が体を起こして、唇にキスしてきた。
「……!」
「……くち、噛んだらあかんて。痛いやろ……」
唇に、熱い息がかかる。汗でベタベタのおでこを撫でられて、そこにも唇が降ってきた。
誰のせいやねん! て言うたろって思うのに……優しさが嬉しくて、目が潤んだ。腹立ってたのに、おれってちょろいやんな。
ぎゅって肩に抱きつくと、晴海が喉の奥で笑う。
「もう……はるみのあほっ」
「はは。ところで……イキそうやねんけど、もうちょい動いてええ……?」
「イっ?」
あけすけに言われて、頬が熱くなる。とはいえ……おれも限界やから、こくんて頷いた。
晴海は嬉しそうに、おれの頭を抱え込む。
「よっしゃ……苦しかったら、肩噛んどいて?」
「……い、痛かってもしらんから……」
「おう、ええよ」
ホンマに平気って顔で頷く、晴海が憎らしい。
おれは意趣返しに、あむってハンバーガー食べるみたいに、思いっきり肩に噛みついたった。
寮暮らしやからさ。点呼の時間には返事するし、消灯時間も一応守ってはいるんやけど。
やからって、みんなが大人しく寝るかというたら、話はちがうわけで……
「ん……っ、やぁ……」
「シゲル……っ」
消灯時間を、ちょっと過ぎたころ――おれと晴海は、部屋でこっそりと抱きあっとった。
両脚をぱかって開いて、正面から大きいのを受け入れながら――晴海の肩に必死にしがみつく。
枕灯だけの、わずかな明かりしかない部屋には、おれらの息づかいと、性器が擦れるねばっこい水音が響く。
――いややぁ……音、きこえへんやろか……?
ぐちゅぐちゅって音がいやに大きく響く気がして、恥ずかしさに耳が熱くなる。
今夜は、お隣さんがおるねん。今も、ドライヤーの音が微かに届いてきとる。ちょっと大騒ぎしたら、エッチしとるってバレてまう、危な過ぎるシチュエーション。
怖くって、おけつにぎゅって力がこもって、ナカの晴海を締めてしまう。
「うお……キツ……」
「ご、ごめ……うっ、ふうぅ」
「ええよっ、泣かんとき……」
涙でベタベタのほっぺに、晴海がキスしてくれる。優しくて、胸がきゅんとした。
今夜は、お隣がいるから――発情したけど、我慢しようと思ってん。
でも、しんどくて……お布団の中で泣いとったら、晴海が「ばれへんように、工夫してやろう」って言うて。ベッドはギシギシ音がするから、お布団をラグの上に重ねたとこに押し倒してきたんよ。
「シゲル……苦しないか?」
「ぁう……大丈夫っ……」
耳もとに熱く囁かれて、震えながら頷いた。その瞬間、からだをガッチリと抱きしめられながら、晴海の腰がぐっと押し付けられる。
「ぅあ……ぁっ、ぁぁ~……」
ずぶずぶ、って奥まで進んできた晴海が、そこで動きを止める。
いちばん深いところに、晴海の”頭”が押し付けられて、おれは目を見開く。
「んぁ、ああ、ふああっ」
腰の奥から、ビリビリビリって甘い痺れが突き抜けていった。口から甘えた声が飛び出て、ハッとする。
――ひええ、めっちゃ声出してしもたぁ……!
かああって、全身が羞恥に燃え上がる。聞こえてませんようにって祈りながら、晴海の肩に熱い頬をぎゅーって押し付けた。
すると、晴海はなぜか嬉しそうに腰を揺らしてくる。
「……シゲル、可愛い……」
「あっ、ゆらさんといてぇ……!」
声、出るってばー!
肩を強く掴んで抗議するのに、無駄にガタイのええ晴海は気づいてへんのか、緩やかに突き上げてくる。感じたらあかんのに、気持ちよくって抵抗する力がぬけてまう。
「ぁ……待ってっ」
おれは両足で逞しい腰をはさんで、必死に動きを止めようとする。でも、足を開いたせいで、動きやすくなったんか……晴海が腰を回してくる。
「だめ、だめ……はるみぃ」
「シゲル……シゲル……」
くちゅっくちゅって、でっかい水音が天井に跳ね返る。お隣さんが椅子を引いたんか、ガタッて音がした。晴海に合わせて腰を捩りながら、おれは羞恥に悶えた。
「いやあ、あかんっ……っ……んっ、んん~っ」
必死に口を噛み締めるけど、敏感なナカを擦られるたび、リズムに合わせて息が弾む。
そしたら、晴海が体を起こして、唇にキスしてきた。
「……!」
「……くち、噛んだらあかんて。痛いやろ……」
唇に、熱い息がかかる。汗でベタベタのおでこを撫でられて、そこにも唇が降ってきた。
誰のせいやねん! て言うたろって思うのに……優しさが嬉しくて、目が潤んだ。腹立ってたのに、おれってちょろいやんな。
ぎゅって肩に抱きつくと、晴海が喉の奥で笑う。
「もう……はるみのあほっ」
「はは。ところで……イキそうやねんけど、もうちょい動いてええ……?」
「イっ?」
あけすけに言われて、頬が熱くなる。とはいえ……おれも限界やから、こくんて頷いた。
晴海は嬉しそうに、おれの頭を抱え込む。
「よっしゃ……苦しかったら、肩噛んどいて?」
「……い、痛かってもしらんから……」
「おう、ええよ」
ホンマに平気って顔で頷く、晴海が憎らしい。
おれは意趣返しに、あむってハンバーガー食べるみたいに、思いっきり肩に噛みついたった。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】ハーレムラブコメの主人公が最後に選んだのは友人キャラのオレだった。
或波夏
BL
ハーレムラブコメが大好きな男子高校生、有真 瑛。
自分は、主人公の背中を押す友人キャラになって、特等席で恋模様を見たい!
そんな瑛には、様々なラブコメテンプレ展開に巻き込まれている酒神 昴という友人がいる。
瑛は昴に《友人》として、自分を取り巻く恋愛事情について相談を持ちかけられる。
圧倒的主人公感を持つ昴からの提案に、『友人キャラになれるチャンス』を見出した瑛は、二つ返事で承諾するが、昴には別の思惑があって……
̶ラ̶ブ̶コ̶メ̶の̶主̶人̶公̶×̶友̶人̶キ̶ャ̶ラ̶
【一途な不器用オタク×ラブコメ大好き陽キャ】が織り成す勘違いすれ違いラブ
番外編、牛歩更新です🙇♀️
※物語の特性上、女性キャラクターが数人出てきますが、主CPに挟まることはありません。
少しですが百合要素があります。
☆第1回 青春BLカップ30位、応援ありがとうございました!
第13回BL大賞にエントリーさせていただいています!もし良ければ投票していただけると大変嬉しいです!
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
転生したが陰から推し同士の絡みを「バレず」に見たい
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
ビッチです!誤解しないでください!
モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃
「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」
「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」
「大丈夫か?あんな噂気にするな」
「晃ほど清純な男はいないというのに」
「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」
噂じゃなくて事実ですけど!!!??
俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生……
魔性の男で申し訳ない笑
めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる