1 / 32
第一幕
しおりを挟む
澆季の世に跋扈するは、有象無象の怠惰で退屈を持て余した人類であった。
彼らは皆、愚人だった。口を開けばやれ「飽きた」だの、やれ「つまらない」だの、やれ「おっぱい」だのうるさかった。
仕事はしない。娯楽は貪り尽くしてやることがない。隣人がどうなろうと知ったことではない。
漫然と生きて死ぬのだ。
上界から見下ろす我々神々は、かくのごとき惨憺たる下界の有様を嘆き、悲しみ、激怒した。
しかし人間の信仰なくして存在する能わずの神であるため、不承不承、食べ物や生活必需品、なにがしかの金銭などを月に一度地上の人々に分け与えた。
すると、ますます堕落した。
朝な夕なに酒盛りお祭りどんちゃん騒ぎ。眠らぬ街は燦然と輝くぼんぼりの光に満たされた。
——彼らは言った。私たちは、神のヒモであると。
あるとき。天界の長であるザハク殿は突如、八畳間の茶室にて件の端緒を開くべく、鳩首凝議している我々——下界の静謐を見守る七人の女神——『七天神』に申し立てをした。
雲神のアマユリ、水神のチカ、火神のミーネ、光神のヴォルトラ、愛神のラウラ、災神のジエンダ、そして、霊神のカラクラを名乗る私を含めた七人は、一様にザハク殿を見遣った。
彼女曰く、腐敗した俗世を救う奇計を思いついたという。して、それは何かと問う。
「異世界に送ってやれば良いのだ」
ザハク殿が言うと、一同はため息をついた。御多分に洩れず、私も盛大にバラの香りのする息を吐いてやった。茶室はまたたく間にかぐわしい匂いに包まれ、並の邪霊ならば即刻成仏してしまうくらい神聖な場と化した。
ザハク殿は顔をしかめた。臭いからではない。きっと、言葉に表さずとも反駁的意を『ため息』という行為を以ってあらわした我々に対し、面白くないと思っているからに相違ない。
ザハク殿の顔はたちまち、彼女の髪色と同系色の赤に染まった。リュウグウノツカイの背ビレもかくやと思われる鮮やかさである。藍染の着物の袂を振りふり、素足で畳を踏みつけては「つまらん! つまらん!」と喚いた。背丈が三尺と五寸ほどしかないので、頑是ない子女が癇癪を起こしているようにしか見えない。こう見えて、御齢四十六億歳なのだが——
「なにゆえダメなのじゃ! アマユリ、申してみよ!」
ザハク殿は指をさして言った。
アマユリは雲を操る能力を有している、閑麗な容姿に雪のような冷たさを湛えた白皙の女性である。ザハク殿は彼女のことをいとわしく思うきらいがあり、気にくわぬことがあれば「おい、アマユリ」と呼びつけるのが常であった。しかし、毎度のごとくアマユリに論破に喝破されては、悔し涙をこらえながらトテトテ退散するので、いい加減やめてはどうだと諫言するのだが、なぜか聞く耳を持たない。
水を向けられたアマユリはイソイソと紅碧の着物を正し、空色の髪を揺らしながら、スソスソと彼女の眼前に迫った。
「お言葉ですが、ザハク殿」
剣呑な声音で言った。ザハク殿はたじろいだ。
「な、なんだ。怖い顔で脅したってダメだぞ」
「あなたは、如何様にして地上の人間を、異世界に送るというのですか?」
「そ、それはだな——待て。ちょっと、待て」
ザハク殿は忙しなくアマユリとは対照的に貧相な胸元をまさぐり、一冊の本を取り出すと、パラパラとページをめくりはじめた。
やがてめくる手が止まった。それをアマユリに突きつけた。
「見よ。書物によると、どうやら下界では人をトラックに轢かせると異世界に飛ぶらしい」
得々と言った。
アマユリは可憐な美少女の絵が描かれた本を受け取ると、眉根を寄せて文章を読んだ。
すぐに読み終えると、嘆息気味に「お言葉ですが」と言った。
「ザハク殿は、これを本気で鵜呑みにしていらっしゃると?」
「無論だ。わかったら、早速トラックに人間を放り投げにいくぞ。ついて参れ!」
——そして、英邁なるわたしを敬い、称えよ、奉れ!
腰に手を当て、小躍りで茶室を後にしようとするザハク殿の襟元を、細く白い指が捕らえた。
「ぐうえッ」
首がしまったらしく、ザハク殿は激しく咳き込んだ。襟元を掴んだアマユリを睨んだ。
「なにするんじゃい!」
「お待ちください。というか、そこにお座りなさい」
アマユリが言うと、ブツクサと文句を垂れながらも、ザハク殿は素直に従った。
「ほれ、座ったぞ」
端然と正座をし、さあかかって来なさいと言わんばかりのこうこうとした表情で、アマユリに言った。
アマユリはザハク殿と対面するように座った。
我々は彼女たちの横顔が見える位置へ、三々五々移動した。
まるで親子だ。叱る母と叱られる娘だ。私もあやかって、正座をして静観することにしよう。
母役・アマユリの「いいですか」を皮切りに、教戒がはじまった。
「ザハク殿、これは小説です、虚構です。実際にトラックに轢かれた人は死にますし、異世界などというご都合主義の世界で八面六臂の活躍をして、数多の美女に異様に迫られることもありません」
ザハク殿は激した。
「なんじゃと! この書の主人公のカズヤはなあ、救い難い無精者だったけれど、ちーと? とやらの恵沢を胡散臭い女神からたまわり、その理不尽な力をもって異世界にはびこる悪漢を斬って斬って斬りまくり、安寧をもたらした、いわば革命児的存在なんだぞ。それを、ウソだと言うのか!」
——はい、嘘です。
アマユリは斬り捨てるように言った。
「よしんば事実だったとして、異世界へ行くための鍵となり、はからずともカズヤを轢き殺してしまったトラックの運転手さんはどうするのです。悲惨でしょう。呵責の念と絶望的未来に立ち向かわなければならない彼の胸臆は推するに余りあります。救うべきだったのはカズヤではありません、運転手さんです」
「くっ......たしかに。運転手さん、かわいそう」
ザハク殿は下唇を噛んで、悲しそうに顔を歪めた。
丸め込まれているぞ、同調してどうする、と私の右隣にいるヴォルトラが呟いた。
次いで、背後から「ザハちゃん頑張れ~」とチカの気の抜けた声が聞こえてきた。
アマユリはコホンと咳をひとつした。
「わかっていただけましたか。では、いたずらにトラックに無精者を投げつけるのはやめましょうね」
「ああ、わかった」
うつむいて答えた。
意外である。てっきり、いつものように涙を目の端にたたえ、口をモゴモゴさせて立ち去るのかと思っていたのだが......。
私の左隣のジエンダも驚いたのか、「あら。今日はなんだか素直ねえ」と言った。
——どうしたのかしら。ようやく聞き分けの良い子になってくれたのだろうか。
思案していると、つとザハク殿は立ち上がり、呵々と笑った。
「よし! では運転手さんを救ってやろう」
——奇計を閃いたのだ!
ザハク殿の言葉に、アマユリは目をしばたたかせた。
「あの、ですから、虚構なんですよ。それに実際下界でトラックが人を轢いてしまう場合、注意力散漫や睡眠不足などが主な原因なので」
するとザハク殿はふんぞり返った。
「では、なにゆえ運転手さんは注意力散漫になる」
「それは」
劣悪な労働環境のしからしむるところです、とアマユリは言った。
「嘆かわしいことですが」
「やはり、救わなければならぬな」
「救うとは? いったい、どうするのですか」
「異世界にご招待するのだ」
言うと、ザハク殿は不敵な笑みを浮かべた。アマユリは嘆息する。
——だから、異世界は存在しないと再三再四言っているのに。
「あ」
チカが頓狂な声をあげた。それを嚆矢に、場が徐々にざわつき始めた。
私の右斜め後ろを見ると、ラウラとミーネが青ざめた顔をして、震えながら抱き合っていた。ジエンダは楽しんでいるみたいに「うふふ」と微笑み、片膝を立てているヴォルトラは、おおどかに茶をすすっている。
まさか、ザハク殿は力を行使するつもりなのだろうか。
世界を創生し、天地万有の祖と謳われる、女神の原点にして頂点——ザハク。
海の塩辛いのが嫌だと言って、塩を全て砂糖にかえてしまった——ザハク。
下界を漫ろに逍遥していると、不躾な人間に子供扱いされて激昂したから、人類全てを貝にしてやった——ザハク。
その他諸々、巨億の蛮行がアマユリの露見するところとなり、天界の最果てに桎梏を掛けられた状態で、百年もの間放置されたことがある哀れなザハク殿。
——巍然たる、創神の力を。
「ちょっと待って!」
私が言った。
「ダメじゃ」
ザハク殿が答えた。
却下された。彼女は両腕を大きく拡げた。
空気が震撼し、囲炉裏の炭は燻り、吊るされた茶釜がカチャカチャと鳴り、襖に鋭利な刃物で切りつけたような傷が幾つも刻まれた。
傍観者の我々は立つことさえ困難になり、畳に伏せる格好になる。アマユリただ一人が居然としたまま、凍てるような目でザハク殿を睨んでいる。
しかして、ザハク殿は朗々と叫んだ。
「なければ創れば良いのだ! さあ、とくと見よ! 新たなる世界の誕生じゃ!」
視界はまばゆい光に満ち溢れ、 あたりを無量の白が領した。
彼らは皆、愚人だった。口を開けばやれ「飽きた」だの、やれ「つまらない」だの、やれ「おっぱい」だのうるさかった。
仕事はしない。娯楽は貪り尽くしてやることがない。隣人がどうなろうと知ったことではない。
漫然と生きて死ぬのだ。
上界から見下ろす我々神々は、かくのごとき惨憺たる下界の有様を嘆き、悲しみ、激怒した。
しかし人間の信仰なくして存在する能わずの神であるため、不承不承、食べ物や生活必需品、なにがしかの金銭などを月に一度地上の人々に分け与えた。
すると、ますます堕落した。
朝な夕なに酒盛りお祭りどんちゃん騒ぎ。眠らぬ街は燦然と輝くぼんぼりの光に満たされた。
——彼らは言った。私たちは、神のヒモであると。
あるとき。天界の長であるザハク殿は突如、八畳間の茶室にて件の端緒を開くべく、鳩首凝議している我々——下界の静謐を見守る七人の女神——『七天神』に申し立てをした。
雲神のアマユリ、水神のチカ、火神のミーネ、光神のヴォルトラ、愛神のラウラ、災神のジエンダ、そして、霊神のカラクラを名乗る私を含めた七人は、一様にザハク殿を見遣った。
彼女曰く、腐敗した俗世を救う奇計を思いついたという。して、それは何かと問う。
「異世界に送ってやれば良いのだ」
ザハク殿が言うと、一同はため息をついた。御多分に洩れず、私も盛大にバラの香りのする息を吐いてやった。茶室はまたたく間にかぐわしい匂いに包まれ、並の邪霊ならば即刻成仏してしまうくらい神聖な場と化した。
ザハク殿は顔をしかめた。臭いからではない。きっと、言葉に表さずとも反駁的意を『ため息』という行為を以ってあらわした我々に対し、面白くないと思っているからに相違ない。
ザハク殿の顔はたちまち、彼女の髪色と同系色の赤に染まった。リュウグウノツカイの背ビレもかくやと思われる鮮やかさである。藍染の着物の袂を振りふり、素足で畳を踏みつけては「つまらん! つまらん!」と喚いた。背丈が三尺と五寸ほどしかないので、頑是ない子女が癇癪を起こしているようにしか見えない。こう見えて、御齢四十六億歳なのだが——
「なにゆえダメなのじゃ! アマユリ、申してみよ!」
ザハク殿は指をさして言った。
アマユリは雲を操る能力を有している、閑麗な容姿に雪のような冷たさを湛えた白皙の女性である。ザハク殿は彼女のことをいとわしく思うきらいがあり、気にくわぬことがあれば「おい、アマユリ」と呼びつけるのが常であった。しかし、毎度のごとくアマユリに論破に喝破されては、悔し涙をこらえながらトテトテ退散するので、いい加減やめてはどうだと諫言するのだが、なぜか聞く耳を持たない。
水を向けられたアマユリはイソイソと紅碧の着物を正し、空色の髪を揺らしながら、スソスソと彼女の眼前に迫った。
「お言葉ですが、ザハク殿」
剣呑な声音で言った。ザハク殿はたじろいだ。
「な、なんだ。怖い顔で脅したってダメだぞ」
「あなたは、如何様にして地上の人間を、異世界に送るというのですか?」
「そ、それはだな——待て。ちょっと、待て」
ザハク殿は忙しなくアマユリとは対照的に貧相な胸元をまさぐり、一冊の本を取り出すと、パラパラとページをめくりはじめた。
やがてめくる手が止まった。それをアマユリに突きつけた。
「見よ。書物によると、どうやら下界では人をトラックに轢かせると異世界に飛ぶらしい」
得々と言った。
アマユリは可憐な美少女の絵が描かれた本を受け取ると、眉根を寄せて文章を読んだ。
すぐに読み終えると、嘆息気味に「お言葉ですが」と言った。
「ザハク殿は、これを本気で鵜呑みにしていらっしゃると?」
「無論だ。わかったら、早速トラックに人間を放り投げにいくぞ。ついて参れ!」
——そして、英邁なるわたしを敬い、称えよ、奉れ!
腰に手を当て、小躍りで茶室を後にしようとするザハク殿の襟元を、細く白い指が捕らえた。
「ぐうえッ」
首がしまったらしく、ザハク殿は激しく咳き込んだ。襟元を掴んだアマユリを睨んだ。
「なにするんじゃい!」
「お待ちください。というか、そこにお座りなさい」
アマユリが言うと、ブツクサと文句を垂れながらも、ザハク殿は素直に従った。
「ほれ、座ったぞ」
端然と正座をし、さあかかって来なさいと言わんばかりのこうこうとした表情で、アマユリに言った。
アマユリはザハク殿と対面するように座った。
我々は彼女たちの横顔が見える位置へ、三々五々移動した。
まるで親子だ。叱る母と叱られる娘だ。私もあやかって、正座をして静観することにしよう。
母役・アマユリの「いいですか」を皮切りに、教戒がはじまった。
「ザハク殿、これは小説です、虚構です。実際にトラックに轢かれた人は死にますし、異世界などというご都合主義の世界で八面六臂の活躍をして、数多の美女に異様に迫られることもありません」
ザハク殿は激した。
「なんじゃと! この書の主人公のカズヤはなあ、救い難い無精者だったけれど、ちーと? とやらの恵沢を胡散臭い女神からたまわり、その理不尽な力をもって異世界にはびこる悪漢を斬って斬って斬りまくり、安寧をもたらした、いわば革命児的存在なんだぞ。それを、ウソだと言うのか!」
——はい、嘘です。
アマユリは斬り捨てるように言った。
「よしんば事実だったとして、異世界へ行くための鍵となり、はからずともカズヤを轢き殺してしまったトラックの運転手さんはどうするのです。悲惨でしょう。呵責の念と絶望的未来に立ち向かわなければならない彼の胸臆は推するに余りあります。救うべきだったのはカズヤではありません、運転手さんです」
「くっ......たしかに。運転手さん、かわいそう」
ザハク殿は下唇を噛んで、悲しそうに顔を歪めた。
丸め込まれているぞ、同調してどうする、と私の右隣にいるヴォルトラが呟いた。
次いで、背後から「ザハちゃん頑張れ~」とチカの気の抜けた声が聞こえてきた。
アマユリはコホンと咳をひとつした。
「わかっていただけましたか。では、いたずらにトラックに無精者を投げつけるのはやめましょうね」
「ああ、わかった」
うつむいて答えた。
意外である。てっきり、いつものように涙を目の端にたたえ、口をモゴモゴさせて立ち去るのかと思っていたのだが......。
私の左隣のジエンダも驚いたのか、「あら。今日はなんだか素直ねえ」と言った。
——どうしたのかしら。ようやく聞き分けの良い子になってくれたのだろうか。
思案していると、つとザハク殿は立ち上がり、呵々と笑った。
「よし! では運転手さんを救ってやろう」
——奇計を閃いたのだ!
ザハク殿の言葉に、アマユリは目をしばたたかせた。
「あの、ですから、虚構なんですよ。それに実際下界でトラックが人を轢いてしまう場合、注意力散漫や睡眠不足などが主な原因なので」
するとザハク殿はふんぞり返った。
「では、なにゆえ運転手さんは注意力散漫になる」
「それは」
劣悪な労働環境のしからしむるところです、とアマユリは言った。
「嘆かわしいことですが」
「やはり、救わなければならぬな」
「救うとは? いったい、どうするのですか」
「異世界にご招待するのだ」
言うと、ザハク殿は不敵な笑みを浮かべた。アマユリは嘆息する。
——だから、異世界は存在しないと再三再四言っているのに。
「あ」
チカが頓狂な声をあげた。それを嚆矢に、場が徐々にざわつき始めた。
私の右斜め後ろを見ると、ラウラとミーネが青ざめた顔をして、震えながら抱き合っていた。ジエンダは楽しんでいるみたいに「うふふ」と微笑み、片膝を立てているヴォルトラは、おおどかに茶をすすっている。
まさか、ザハク殿は力を行使するつもりなのだろうか。
世界を創生し、天地万有の祖と謳われる、女神の原点にして頂点——ザハク。
海の塩辛いのが嫌だと言って、塩を全て砂糖にかえてしまった——ザハク。
下界を漫ろに逍遥していると、不躾な人間に子供扱いされて激昂したから、人類全てを貝にしてやった——ザハク。
その他諸々、巨億の蛮行がアマユリの露見するところとなり、天界の最果てに桎梏を掛けられた状態で、百年もの間放置されたことがある哀れなザハク殿。
——巍然たる、創神の力を。
「ちょっと待って!」
私が言った。
「ダメじゃ」
ザハク殿が答えた。
却下された。彼女は両腕を大きく拡げた。
空気が震撼し、囲炉裏の炭は燻り、吊るされた茶釜がカチャカチャと鳴り、襖に鋭利な刃物で切りつけたような傷が幾つも刻まれた。
傍観者の我々は立つことさえ困難になり、畳に伏せる格好になる。アマユリただ一人が居然としたまま、凍てるような目でザハク殿を睨んでいる。
しかして、ザハク殿は朗々と叫んだ。
「なければ創れば良いのだ! さあ、とくと見よ! 新たなる世界の誕生じゃ!」
視界はまばゆい光に満ち溢れ、 あたりを無量の白が領した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
へなちょこ勇者の珍道記〜異世界召喚されたけど極体魔法が使えるのに無能と誤判定で死地へ追放されたんですが!!
KeyBow
ファンタジー
突然の異世界召喚。
主人公太一は誤って無能者判定され死地へと追放され、その後知り合った2人のエルフの美少女と旅を始める。世間知らずの美少女は無防備。太一はインテリだが意気地なし。そんな3人で冒険をし、先々でトラブルが・・・
神様のたまご
高柳神羅
ファンタジー
「お願いします。この世界の運命は貴方に委ねられています」
家の近所のホームセンターで買い物をしていた有栖野(ありすの)樹良(きら)は、気が付くと異世界の神の家にいた。
彼を異世界に召喚した古き神々のラファニエルは、彼にひとつの卵を渡してこう言った。「この世界を滅びの運命から救うために、多くのエルを育てて下さい」と……
樹良に与えられたのは、エルという名の神の生き物を育てて精霊を復活させるというブリーダーとしての仕事だった。思い描いていた召喚勇者としての使命とは全然違う形の使命だったが、生き物を育てることは嫌いではないという単純な理由から樹良はラファニエルの頼みを引き受けることに。
これは、神の生き物の世話に翻弄されながら日々をまったりと過ごす一人の若者の日常の物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる