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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話
209:仕事
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やがてブラウスがはらりと肩から滑り落ち、その下から現れたのは、落ち着いた紫色の、繊細なレースで縁取られたブラジャーだった。彼女の淑やかで落ち着いた雰囲気にぴったりの、上品な色合い。でも、その薄い布地の下には、彼女の豊満すぎる双丘が、まるではち切れんばかりの熱量を持って収まっている。その重みで、ブラジャーの紐が、彼女の白い肩に食い込んでいるのが、妙にいやらしく見えた。
次に彼女は、スリットの深い濃紺のスカートの留め具に手をかけた。カチャリ、と小さな金属音がして、スカートが重力に従って、するりと床に落ちる。その下から現れたのは、ブラジャーと同じ、落ち着いた紫色のパンティに包まれた、丸く豊かな臀部だった。スカートの深いスリットからいつも垣間見えていた、あの眩しい太腿が、今は何の隔てもなく、そのすべてを僕の目に晒している。腰から臀部、そして太腿へと続く、その完璧な曲線美。それは、どんな芸術家が描いた裸婦像よりも、官能的で、そして僕の心を掻き乱した。
「……リリアさんも、早く。いつ、ユーノ様がいらっしゃるか、分かりませんわよ」
先に脱ぎ終えたエレナ先輩が、少し頬を染めながら、まだ躊躇しているリリア先輩を促す。その声は、僕の耳には、まるで悪魔の囁きのように聞こえた。
「は、はい……」
リリア先輩は、おずおずと、自分が着ている灰色のブレザーのボタンに、指をかけた。その指先が、かすかに震えているのを、僕は見逃さなかった。いつもは冷静で、知的な彼女が見せる、その初々しい反応。それが、僕の加虐心を、どうしようもなく煽るんだ。
ブレザーが脱がされ、白いブラウスも、ゆっくりと彼女の身体から剥がされていく。そして、現れたのは、彼女の知的な雰囲気とはあまりにも不釣り合いな、燃えるような赤色の、大胆なデザインのブラジャーだった。その小さな布地では到底支えきれないほどの、巨大な果実。今にもこぼれ落ちそうなその豊満な双丘は、僕が書庫の片隅から盗み見ていた時よりも、ずっと、ずっと大きく、そして破壊的に見えた。
スカートが脱がされると、そこにはブラジャーと同じ、情熱的な赤色のパンティが、彼女の豊かな肉付きの臀部に、食い込むようにしてまとわりついていた。眼鏡の奥の知的な瞳と、その下にある、あまりにも淫らな身体つき。そのギャップが、僕の理性をぐちゃぐちゃにかき混ぜていく。
ああ、なんてことだ。エレナ先輩の、熟れた果実のような、円熟した肉体。リリア先輩の、若さと知性、そして豊満さが入り混じった、矛盾した魅力。その二つの裸体が、今、僕の目の前で、恥じらいながらも、そのすべてを晒している。僕の股間は、もう限界まで硬く膨れ上がっていた。
「……まあ。下着まで、用意されているようですわね」
エレナ先輩が、ベッドの上に置かれたお仕着せを手に取り、苦笑いを浮かべた。侍女が置いていったメイド服の下には、明らかに二人に向けた、煽情的な黒い下着が添えられていた。
それは、蜘蛛の糸のように繊細な、黒いレースでできたブラジャーとパンティ。そして、太腿を艶めかしく飾るための、黒いガーターストッキング。それは、貞淑な家庭教師が身につけるには、あまりにも、あまりにも淫らなデザインだった。この屋敷の主、フェリクスという男の、趣味なんだろうか。現在の領主は人呼んで「常識人」、先代や先々代の様な、破天荒な噂は聞こえてこない。
「これを、わたくしたちが……?」
リリア先輩が、信じられないというように、声を震わせる。
「仕方ありません。これも、任務のうち、ですわ」
エレナ先輩は、自分に言い聞かせるようにそう言うと、意を決して、身につけていた紫色のブラジャーのホックに手をかけた。ぷるん、と音を立てるかのように、重そうな乳房が解放され、その先端にある、硬く尖った美しい形の乳首が、露わになる。彼女はそれを、新しい黒いレースのブラで、そっと覆い隠した。紫色のパンティも脱ぎ捨てられ、その代わりに、黒いレースのパンティが、彼女の豊かな丘を包み込む。レースの隙間から、彼女の秘密の花園の茂みが、ちらちらと覗いているのが、僕にははっきりと見えた。
リリア先輩も、観念したように、赤い下着を脱ぎ捨て、黒いレースのそれに着替えていく。恥じらいに頬を染めながらも、その手つきはどこか、未知の体験への期待に震えているようにも見えた。
最後に、二人は黒いガーターストッキングを、その眩しいほどに白い脚に通していく。太腿に食い込む黒いレースのベルトが、二人の脚を、より一層、官能的に見せていた。
「ふふ、なんだか、娼婦にでもなった気分ですわね」
エレナ先輩が、自嘲するように笑う。その姿は、もはや魔術師ではなく、どこかの高級娼館で、客を待つ女のようにしか見えなかった。
二人が黒いメイド服に袖を通し、白いエプロンを締め、頭に可愛らしいヘッドドレスを載せると、その変身は完了した。上品な人妻魔術師と、知的な見習い魔術師は、今はもうどこにもいない。そこにいたのは、主人のどんな命令にも従う、二人の美しいメイドだけだった。
その時、コンコン、と部屋の扉がノックされた。
「エレナ様、リリア様。ご準備はよろしいでしょうか。旦那様が、謁見の間にてお待ちでございます」
先ほどの年配の侍女の声だった。
「! はい、ただいま、参りますわ」
エレナ先輩が、慌ててそう答える。二人は顔を見合わせ、緊張した面持ちで、部屋の扉へと向かった。これから始まる、本当の任務。その先に何が待ち受けているのか、僕には知る由もなかった。ただ、黒水晶に映る、二人の美しいメイド姿から、僕はどうしても、目を離すことができなかったんだ。
次に彼女は、スリットの深い濃紺のスカートの留め具に手をかけた。カチャリ、と小さな金属音がして、スカートが重力に従って、するりと床に落ちる。その下から現れたのは、ブラジャーと同じ、落ち着いた紫色のパンティに包まれた、丸く豊かな臀部だった。スカートの深いスリットからいつも垣間見えていた、あの眩しい太腿が、今は何の隔てもなく、そのすべてを僕の目に晒している。腰から臀部、そして太腿へと続く、その完璧な曲線美。それは、どんな芸術家が描いた裸婦像よりも、官能的で、そして僕の心を掻き乱した。
「……リリアさんも、早く。いつ、ユーノ様がいらっしゃるか、分かりませんわよ」
先に脱ぎ終えたエレナ先輩が、少し頬を染めながら、まだ躊躇しているリリア先輩を促す。その声は、僕の耳には、まるで悪魔の囁きのように聞こえた。
「は、はい……」
リリア先輩は、おずおずと、自分が着ている灰色のブレザーのボタンに、指をかけた。その指先が、かすかに震えているのを、僕は見逃さなかった。いつもは冷静で、知的な彼女が見せる、その初々しい反応。それが、僕の加虐心を、どうしようもなく煽るんだ。
ブレザーが脱がされ、白いブラウスも、ゆっくりと彼女の身体から剥がされていく。そして、現れたのは、彼女の知的な雰囲気とはあまりにも不釣り合いな、燃えるような赤色の、大胆なデザインのブラジャーだった。その小さな布地では到底支えきれないほどの、巨大な果実。今にもこぼれ落ちそうなその豊満な双丘は、僕が書庫の片隅から盗み見ていた時よりも、ずっと、ずっと大きく、そして破壊的に見えた。
スカートが脱がされると、そこにはブラジャーと同じ、情熱的な赤色のパンティが、彼女の豊かな肉付きの臀部に、食い込むようにしてまとわりついていた。眼鏡の奥の知的な瞳と、その下にある、あまりにも淫らな身体つき。そのギャップが、僕の理性をぐちゃぐちゃにかき混ぜていく。
ああ、なんてことだ。エレナ先輩の、熟れた果実のような、円熟した肉体。リリア先輩の、若さと知性、そして豊満さが入り混じった、矛盾した魅力。その二つの裸体が、今、僕の目の前で、恥じらいながらも、そのすべてを晒している。僕の股間は、もう限界まで硬く膨れ上がっていた。
「……まあ。下着まで、用意されているようですわね」
エレナ先輩が、ベッドの上に置かれたお仕着せを手に取り、苦笑いを浮かべた。侍女が置いていったメイド服の下には、明らかに二人に向けた、煽情的な黒い下着が添えられていた。
それは、蜘蛛の糸のように繊細な、黒いレースでできたブラジャーとパンティ。そして、太腿を艶めかしく飾るための、黒いガーターストッキング。それは、貞淑な家庭教師が身につけるには、あまりにも、あまりにも淫らなデザインだった。この屋敷の主、フェリクスという男の、趣味なんだろうか。現在の領主は人呼んで「常識人」、先代や先々代の様な、破天荒な噂は聞こえてこない。
「これを、わたくしたちが……?」
リリア先輩が、信じられないというように、声を震わせる。
「仕方ありません。これも、任務のうち、ですわ」
エレナ先輩は、自分に言い聞かせるようにそう言うと、意を決して、身につけていた紫色のブラジャーのホックに手をかけた。ぷるん、と音を立てるかのように、重そうな乳房が解放され、その先端にある、硬く尖った美しい形の乳首が、露わになる。彼女はそれを、新しい黒いレースのブラで、そっと覆い隠した。紫色のパンティも脱ぎ捨てられ、その代わりに、黒いレースのパンティが、彼女の豊かな丘を包み込む。レースの隙間から、彼女の秘密の花園の茂みが、ちらちらと覗いているのが、僕にははっきりと見えた。
リリア先輩も、観念したように、赤い下着を脱ぎ捨て、黒いレースのそれに着替えていく。恥じらいに頬を染めながらも、その手つきはどこか、未知の体験への期待に震えているようにも見えた。
最後に、二人は黒いガーターストッキングを、その眩しいほどに白い脚に通していく。太腿に食い込む黒いレースのベルトが、二人の脚を、より一層、官能的に見せていた。
「ふふ、なんだか、娼婦にでもなった気分ですわね」
エレナ先輩が、自嘲するように笑う。その姿は、もはや魔術師ではなく、どこかの高級娼館で、客を待つ女のようにしか見えなかった。
二人が黒いメイド服に袖を通し、白いエプロンを締め、頭に可愛らしいヘッドドレスを載せると、その変身は完了した。上品な人妻魔術師と、知的な見習い魔術師は、今はもうどこにもいない。そこにいたのは、主人のどんな命令にも従う、二人の美しいメイドだけだった。
その時、コンコン、と部屋の扉がノックされた。
「エレナ様、リリア様。ご準備はよろしいでしょうか。旦那様が、謁見の間にてお待ちでございます」
先ほどの年配の侍女の声だった。
「! はい、ただいま、参りますわ」
エレナ先輩が、慌ててそう答える。二人は顔を見合わせ、緊張した面持ちで、部屋の扉へと向かった。これから始まる、本当の任務。その先に何が待ち受けているのか、僕には知る由もなかった。ただ、黒水晶に映る、二人の美しいメイド姿から、僕はどうしても、目を離すことができなかったんだ。
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