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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話
216:教育
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メイド服の下、黒いレースのブラジャーに包まれた乳房は、はち切れんばかりに張り詰め、その先端は硬く尖って、薄い布地を突き破らんばかりに存在を主張しています。下腹部の奥、子宮のあたりが、きゅうう、と甘く疼き、秘裂からは、もう止めどなく愛液が溢れ出して、蜘蛛の糸のように繊細な黒いレースのパンティをじっとりと濡らしていました。夫であるニルスとの閨事では、決して感じたことのない、身体の芯から蕩かされるような、絶対的な悦び。その奔流が、彼女の最後の理性を押し流していきます。
やがて、長い長い口づけの後、エレナさんは名残惜しそうに、ゆっくりと顔を離しました。二人の間には、銀色の唾液の糸が一本、きらりと光って引かれています。
「はぁ…♡ はぁ…♡ ユーノ様……♡」
ぜぇ、ぜぇ、と荒い息をつきながら、エレナさんは熱に浮かされたような瞳で、目の前の少年を見つめます。
「おねえちゃん、知りたいの…♡ ユーノ様は、もう、女の人を、知っていらっしゃるの…?♡」
その、あまりにも直接的な問いかけに、ユーノくんの顔が、ぽっと赤く染まりました。彼の脳裏に、数週間前の、あの黒髪のメイドとの、甘くも激しい儀式の記憶が、鮮やかに蘇ります。口では答えずとも、その瞳の揺らぎと、微かな動揺が、エレナさんにはすべてを物語っていました。
(まあ、そうでしたの…♡ やはり…小雪さんとやらが…)
嫉妬よりも先に、どうしようもないほどの、どす黒い独占欲が、エレナさんの心を支配しました。例のユーノ君と相性が良かったという東方の小娘。彼女が、この極上の果実を、自分よりも先に味わっていた。その事実が、エレナさんの内なる雌を、獰猛に目覚めさせます。
(でも、本当の女の味は、まだご存じないのではないかしら…♡?)
エレナさんは、くすり、と悪魔のように妖艶な笑みを浮かべます。
「このエレナおねえちゃんが、手取り足取り、本当の女というものを、教えて差し上げますわ…♡ 前のお世話係とは違う、熟れた果実の味を、ね…♡」
その言葉は、もはや疑問形ではありませんでした。有無を言わさぬ、甘い宣告。
エレナさんは、再びその豊満な身体をかがめると、今度は先ほどよりもずっと深く、激しく、若きご主人様の唇を、貪り喰らうように奪い去ったのでした。
深く、長い口づけの最中、エレナさんの思考は、ユーノくんが作り出した芳醇な葡萄酒がもたらした酩酊と、目の前の少年から流れ込んでくる、むせ返るような生命力に満ちた魔力の奔流によって、完全に蕩かされていました。
(ほんとうに……♡ なんて、甘くて、力強い……♡)
夫であるニルスとの、義務的で淡白な口づけとはまったく違う。彼の唾液の一滴一滴に、アストール家に代々受け継がれるという、規格外の魔力が凝縮されているのが、魔術師である彼女には痛いほどにわかるのです。その味は、どんな高級な蜜よりも甘く、どんな霊薬よりも心を高揚させました。
もっと欲しい。この、若く、純粋で、そして誰よりも強大な生命力を秘めたご主人様のすべてを、この身で味わい尽くしたい。その抗いがたい衝動に突き動かされ、エレナさんの指は、まるでそれ自体が意思を持った生き物のように、ユーノくんの衣服のボタンへと伸びていきました。その手つきは、風の魔術を操る繊細さとは裏腹に、かつてどこかで覚えた、男を無力化するための、熟練の手管そのものでした。
上質な絹のシャツのボタンが、一つ、また一つと外されていくたびに、少年の、まだ華奢でありながらも、きめ細やかで滑らかな白い肌が、ランプの光の下に晒されていきます。その肌に触れたい、その匂いを嗅ぎたい、その味を確かめたい。そんな、原始的な欲望が、エレナさんの全身を焼き尽くしていくのでした。
あっという間に上半身の自由を奪われたユーノくんは、なすすべもなく、ただされるがままです。エレナさんは、その白い胸に顔をうずめると、すん、と深く息を吸い込みました。ミルクのような、まだあどけない少年の匂い。その奥に、確かに存在する、力強い雄の香り。そのギャップが、彼女の理性をさらに麻痺させていきます。
やがて、エレナさんの手は、最後の砦であるズボンの留め具へと伸びました。その指が触れた瞬間、ユーノくんの身体がびくりと大きく震えましたが、もはや抵抗する力は残っていません。滑らかな手つきで革のベルトが外され、ズボンがするりと引き下げられると、ついに、そのすべてが白日の下に晒されたのです。
「まあ……」
エレナさんは、思わず息を呑みました。
そこに鎮座していたのは、とても少年のものとは思えぬほどに、雄大で、熱気に満ちた威容を誇る、一本の杭でした。夫であるニルスの、どこか頼りなげなそれとは、比べ物になりません。太さ、長さ、そして、怒張した血管が浮き出し、赤黒く輝くその様は、まるで古代の神話に登場する、生命を司る神の杖のようでした。先端の傘の部分からは、彼の内に秘められた強大な魔力が凝縮して生まれたのであろう、透明な雫が、ぱたり、とシーツに小さな染みを作っています。
それを見た瞬間、エレナさんの身体は、自分が「教えてあげる」側だという驕りが、いかに愚かで、思い上がったものであったかを、本能で理解しました。ああ、違う。わたくしが、この方を導くのではない。この、圧倒的なまでの雄を前にして、わたくしは、ただひたすらに傅き、そのすべてを受け入れるしかないのだ、と。
やがて、長い長い口づけの後、エレナさんは名残惜しそうに、ゆっくりと顔を離しました。二人の間には、銀色の唾液の糸が一本、きらりと光って引かれています。
「はぁ…♡ はぁ…♡ ユーノ様……♡」
ぜぇ、ぜぇ、と荒い息をつきながら、エレナさんは熱に浮かされたような瞳で、目の前の少年を見つめます。
「おねえちゃん、知りたいの…♡ ユーノ様は、もう、女の人を、知っていらっしゃるの…?♡」
その、あまりにも直接的な問いかけに、ユーノくんの顔が、ぽっと赤く染まりました。彼の脳裏に、数週間前の、あの黒髪のメイドとの、甘くも激しい儀式の記憶が、鮮やかに蘇ります。口では答えずとも、その瞳の揺らぎと、微かな動揺が、エレナさんにはすべてを物語っていました。
(まあ、そうでしたの…♡ やはり…小雪さんとやらが…)
嫉妬よりも先に、どうしようもないほどの、どす黒い独占欲が、エレナさんの心を支配しました。例のユーノ君と相性が良かったという東方の小娘。彼女が、この極上の果実を、自分よりも先に味わっていた。その事実が、エレナさんの内なる雌を、獰猛に目覚めさせます。
(でも、本当の女の味は、まだご存じないのではないかしら…♡?)
エレナさんは、くすり、と悪魔のように妖艶な笑みを浮かべます。
「このエレナおねえちゃんが、手取り足取り、本当の女というものを、教えて差し上げますわ…♡ 前のお世話係とは違う、熟れた果実の味を、ね…♡」
その言葉は、もはや疑問形ではありませんでした。有無を言わさぬ、甘い宣告。
エレナさんは、再びその豊満な身体をかがめると、今度は先ほどよりもずっと深く、激しく、若きご主人様の唇を、貪り喰らうように奪い去ったのでした。
深く、長い口づけの最中、エレナさんの思考は、ユーノくんが作り出した芳醇な葡萄酒がもたらした酩酊と、目の前の少年から流れ込んでくる、むせ返るような生命力に満ちた魔力の奔流によって、完全に蕩かされていました。
(ほんとうに……♡ なんて、甘くて、力強い……♡)
夫であるニルスとの、義務的で淡白な口づけとはまったく違う。彼の唾液の一滴一滴に、アストール家に代々受け継がれるという、規格外の魔力が凝縮されているのが、魔術師である彼女には痛いほどにわかるのです。その味は、どんな高級な蜜よりも甘く、どんな霊薬よりも心を高揚させました。
もっと欲しい。この、若く、純粋で、そして誰よりも強大な生命力を秘めたご主人様のすべてを、この身で味わい尽くしたい。その抗いがたい衝動に突き動かされ、エレナさんの指は、まるでそれ自体が意思を持った生き物のように、ユーノくんの衣服のボタンへと伸びていきました。その手つきは、風の魔術を操る繊細さとは裏腹に、かつてどこかで覚えた、男を無力化するための、熟練の手管そのものでした。
上質な絹のシャツのボタンが、一つ、また一つと外されていくたびに、少年の、まだ華奢でありながらも、きめ細やかで滑らかな白い肌が、ランプの光の下に晒されていきます。その肌に触れたい、その匂いを嗅ぎたい、その味を確かめたい。そんな、原始的な欲望が、エレナさんの全身を焼き尽くしていくのでした。
あっという間に上半身の自由を奪われたユーノくんは、なすすべもなく、ただされるがままです。エレナさんは、その白い胸に顔をうずめると、すん、と深く息を吸い込みました。ミルクのような、まだあどけない少年の匂い。その奥に、確かに存在する、力強い雄の香り。そのギャップが、彼女の理性をさらに麻痺させていきます。
やがて、エレナさんの手は、最後の砦であるズボンの留め具へと伸びました。その指が触れた瞬間、ユーノくんの身体がびくりと大きく震えましたが、もはや抵抗する力は残っていません。滑らかな手つきで革のベルトが外され、ズボンがするりと引き下げられると、ついに、そのすべてが白日の下に晒されたのです。
「まあ……」
エレナさんは、思わず息を呑みました。
そこに鎮座していたのは、とても少年のものとは思えぬほどに、雄大で、熱気に満ちた威容を誇る、一本の杭でした。夫であるニルスの、どこか頼りなげなそれとは、比べ物になりません。太さ、長さ、そして、怒張した血管が浮き出し、赤黒く輝くその様は、まるで古代の神話に登場する、生命を司る神の杖のようでした。先端の傘の部分からは、彼の内に秘められた強大な魔力が凝縮して生まれたのであろう、透明な雫が、ぱたり、とシーツに小さな染みを作っています。
それを見た瞬間、エレナさんの身体は、自分が「教えてあげる」側だという驕りが、いかに愚かで、思い上がったものであったかを、本能で理解しました。ああ、違う。わたくしが、この方を導くのではない。この、圧倒的なまでの雄を前にして、わたくしは、ただひたすらに傅き、そのすべてを受け入れるしかないのだ、と。
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