剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話

229:監視

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どれほどの時間が過ぎたのだろうか。黒水晶の向こう側、領主邸の窓から、朝の柔らかな光が差し込み始めた。僕がうつらうつらとしかけた、その時だった。ベッドの上で、エレナ先輩の身体が、ゆっくりと身じろぎした。

最初に感じたのは、全身を包むような、心地よい疲労感と、身体の芯に残る、甘い熱の余韻だったのだろう。そして、自分を優しく抱きしめる、小さな、しかし確かな温もり。

「ん……♡」

ゆっくりと目を開けたエレナ先輩の視線の先には、あどけない寝顔で、すぅすぅと健やかな寝息を立てるユーノ様の姿があった。彼女は、いつの間にか仰向けにされ、その小さな身体を、まるで母親のように抱きしめて眠っていたようだ。

視線を下に落とした彼女の顔が、さっと青ざめたのが見えた。はだけさせられたメイド服の胸元からは、黒いレースのブラジャーに包まれた豊満な乳房が、惜しげもなく晒されている。そして、その中心には、昨夜の情事の激しさを物語るかのように、赤く可愛らしい吸い跡がいくつも残されていた。

「あ……♡」

その瞬間、昨夜の記憶が、断片的に蘇ったのだろう。ユーノ様の作った、悪魔のように美味しい葡萄酒。理性の箍が外れ、自らこの愛らしいご主人様を押し倒したこと。そして、彼の少年とは思えぬほどに雄大な楔に、身も心も貫かれ、蕩かされてしまったこと…。

「おねえちゃん。おはよう」

不意に、耳元で優しい声がした。いつの間にか目を覚ましていたユーノ様が、蕩けそうな、甘い瞳で彼女を見上げている。その手は、いつの間にかエレナ先輩のメイド服のスカートの中に滑り込み、黒いレースのパンティの上から、彼女の秘裂を優しく撫でていた。

「あ♡ ゆ、ユーノ様…♡」
「おねえちゃん、昨日はすっごく気持ちよかったよ。ありがとう♡」
「そ、そんな…♡ わたくしこそ…♡」

「だからね、おねえちゃん。朝のご挨拶、しなくっちゃね♡」

悪戯っぽく笑うと、ユーノ様は、エレナ先輩の身体の上で器用に体勢を変え、まだ二人の間で熱を帯びている自らの分身を、彼女の濡れた入り口へと再び導く。

「ひゃあっ♡♡♡!? ま、待って、ユーノ様…♡ もう、朝ですのよ…♡」
「うん。だから、これが最後。約束だよ♡」

その抗いがたい囁きと共に、ずぷり、と熱い楔が再びエレナ先輩の身体を貫いた。昨夜、あれほどまでに満たされたはずなのに、その身体は、まるで初めてのように、歓喜の声を上げて彼を受け入れる。

「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あさ、から、だめぇ♡♡でも、きもちっ♡あ゛♡いぐ♡いっちゃう、いっちゃ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」

エレナ先輩は、彼の小さな背中に必死にしがみつき、最後の種付けを、その身のすべてで受け止めた。何度も何度も熱い潮を噴き上げ、胎内の奥の奥まで、彼の濃厚な胤で満たされていく。その背徳的な快感に、彼女は、もう何度目になるかわからない、甘美な意識の途絶を味わうのだった。

僕は、その光景を、ただ呆然と見つめていた。夜が明けてもなお続く、淫らな宴。僕の心は、もう、嫉妬も、興奮も、罪悪感も通り越して、ただ、空っぽになっていた。
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