剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話

243:監視

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錬金術の特別授業、という名目のもと、リリア先輩は、自らの豊満な乳房と、熟練の舌技を駆使して、若きご主人様であるユーノ様から、その有り余る生命力のエッセンスを、すべて搾り取ってしまった。ごくり、と最後の熱い一滴までを飲み干した彼女の口元には、白い液体が艶かしく光っている。

「ん゛ーッ♡ん゛ん゛♡ん゛、ぅ♡は、あ゛ッ♡ん゛、ぐぅ♡♡♡♡♡♡♡あったかい…♡♡♡♡♡」

恍惚の表情で、満足げなため息をつくリリア先輩。その姿は、もはや知的な魔術師見習いではなく、ただひたすらに雄の精気を求める、淫らなサキュバスそのものだった。はだけたメイド服から惜しげもなく晒された、雪のように白い双丘。その頂で、硬く尖ったままの乳首が、彼女の興奮が未だ冷めやらぬことを物語っていた。

「ふぅ……♡ ごちそうさまでした、ユーノ様♡」

彼女は、はだけたメイド服を整えることもせず、その豊満な胸を惜しげもなく晒したまま、まるで大学の講義でもするように、真面目な顔で語り始めた。

「さて、ユーノ様。今の、わたくしが飲み干したものが何か、お分かりになりますか? あれは、ただの汚い汁ではありませんのよ? 錬金術的に言えば、あれは『第一質料(プリマ・マテリア)』。すなわち、すべての生命の源となる、極めて高純度な『生命力(ヴィータ)』と『魂の欠片(アニマ)』の集合体なのですわ」

リリア先輩は、指先についた白い液体を、再びぺろりと舐めとる。その仕草一つ一つが、薬の効果で火照ったユーノ様の目に、たまらなく扇情的に映っているに違いない。

「特に、ユーノ様のような、高貴な血を引く方のそれは、凝縮された『魔素(マナ)』を大量に含んでおり、高位の霊薬や、ホムンクルスを生成する際の、最高の触媒となり得るのです。その価値は、同じ重さの賢者の石にも匹敵すると、古代の文献には記されておりますのよ? ですから、決して、無駄にしてはいけません。いいですわね?♡」

それは、あまりにも場違いで、あまりにも学術的で、そして、あまりにも倒錯した、愛の授業だった。

しかし、リリア先輩の特別授業は、まだ終わりではなかった。彼女は、にこり、と悪戯っぽく微笑むと、さらに衝撃的な言葉を口にしたのだ。

「そしてユーノ様。次の段階に進むためには、わたくしたちには、もう一つ、極めて重要で、そして希少な錬金素材が必要となりますの」

「つ、次の、素材…?」

まだ快感の余韻でぼんやりとした頭で、ユーノ様が問い返す。

「ええ。それは、『破瓜の血』。すなわち、乙女が、初めて殿方を受け入れた際に流す、聖なる血のことですわ」

リリア先輩は、うっとりとした表情で、自らの平らな下腹部に、そっと手を置いた。

「この血には、女性が守り続けてきた純潔の魔力と、初めての快楽によって魂が変質する瞬間の、膨大なエネルギーが凝縮されています。これを触媒として加えることで、先ほどの『第一質料』は、ただの生命力のエッセンスから、奇跡を呼び起こす『霊薬』へと昇華されるのですわ」

その言葉の意味を、ユーノ様は瞬時に理解しただろう。目の前のお姉ちゃん先生は、今、自分に、その「初めて」を捧げると言っているのだ。
やめてくれ、先輩。その言葉だけは、言わないでくれ。僕の心は、張り裂けそうだった。

「ユーノ様。忘れてはなりませんわ。あなたは、このアストリナを、いずれ背負って立つ、アストール家の次期当主。わたくしの、魔術師見習いの初めてを奪うからには、それ相応の覚悟と、そして、殿方としての務めを果たしていただかなくてはなりませんのよ?」

リリア先輩は、眼鏡の奥の瞳を、挑戦的に細める。それは、年下の少年に、すべてを委ねるか弱い乙女の態度ではない。自らの純潔を、最高の価値を持つ捧げものとして、若き主君に差し出す、誇り高き魔術師の顔だった。

「女性をリードし、そのすべてを悦びで満たして差し上げるのが、高貴なる殿方の、使命ですわ。さあ、ユーノ様。わたくしを、本当の女に、してくださいますか?♡」

その、あまりにも大胆で、抗いがたいおねだり。緑の薬で理性が麻痺し、身体の奥底で雄の本能が目覚め始めていたユーノ様にとって、それは、もはや断ることのできない、甘い命令だった。

「……わかったよ、リリアおねえちゃん」

ユーノ様は、ごくり、と喉を鳴らし、決意を固めた瞳で、目の前の美しい先生を見つめ返す。男として、この人の初めてを貰う。その言葉の重みが、彼の小さな肩に、ずしりとのしかかっているのだろう。しかし、それと同時に、未知なる儀式への、どうしようもない興奮が、身体の芯から湧き上がってくるのを感じているに違いなかった。

「僕が、おねえちゃんを、リードするよ」

少年は、少し震える声で、しかし、きっぱりとそう宣言した。そして、ゆっくりと顔を近づけると、驚きと期待に微かに開かれた、リリア先輩の唇を、優しく、しかし力強く、自らのそれで塞いだのだ。

「んむっ……♡」

ふに、と柔らかな感触。鼻腔をくすぐるのは、リリア先輩の肌から香る、石鹸と、彼女自身の甘い体臭が混じり合った、清潔で、そして官能的な香り。先ほどのエレナ先輩の、熟れた果実のような濃厚な香りとはまた違う、まだ青い果実のような、初々しい香りが、ユーノ様の心を掻き乱しているのだろう。
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