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11章 宿屋娘が憧れの先輩と一緒にとろとろえっちになってしまうお話
249:監視
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「ん゛ッッ♡ん゛、んん゛、ん♡」
意識のないはずのリリア先輩の喉から、くぐもった、しかし明らかに快感に満ちた声が漏れた。身体が、びくん、と大きく弓なりにしなる。上下からの、的確すぎる同時攻撃。それは、彼女の魂に直接快感を注ぎ込むかのような、あまりにも残酷で、そして甘美な責め苦だった。
じゅこん、じゅこん、と生々しい水音だけが、部屋に響き渡る。ユーノ様は、まるで自分の所有物であることをその身体に刻み込むかのように、何度も、何度も、リリア先輩の胎内の最も敏感な場所を、その硬い先端で執拗に抉り続けた。そのたびに、リリア先輩の身体は魚が跳ねるように激しく痙攣し、その唇からは「ぁ…♡」「ぅ…♡」という、言葉にならない甘い声が途切れ途切れに漏れ聞こえる。
やがて、ユーノ様の身体が再び熱を帯び、二度目の灼熱が放たれる瞬間がやってきた。彼は、ぐったりとしたリリア先輩の耳元に、悪魔のように甘く囁きかける。
「おねえちゃん。僕の赤ちゃん、いっぱい、いっぱい、産んでね…♡」
その言葉と同時に、一度目をも上回るほどの、濃厚で熱い生命力の奔流が、リリア先輩の意識のない胎内へと、再び注ぎ込まれた。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡」
びくん、びくん、と激しく痙攣するリリア先輩の身体。その子宮は、主人の命令に従順な奴隷のように、その胤を最後の一滴まで受け入れ、その奥深くへと溜め込んでいくのだった。その後も、ユーノ様は飽くことなく、三度、四度と、意識のないリリア先輩の身体を貪り続け、夜が実験室に深い影を落とす頃、ようやくその律儀な「お仕置き」を終えたのだった。
◇◇◇
どれほどの時間が過ぎたのか、僕にはもう分からなかった。黒水晶に映し出される背徳的な光景から、一瞬たりとも目を離すことができなかったからだ。僕の憧れのリリア先輩が、僕以外の男に、そのすべてを蹂躙されていく。その光景は、僕の心を嫉妬と絶望でぐちゃぐちゃにかき混ぜ、同時に、どうしようもない興奮で身体の芯を熱くさせた。
僕が、呆然と画面を見つめ続けていると、不意に、背後で重い鉄の扉が軋む音がした。
「――おい、アル。いつまで、そんなものを見ているつもりだ」
その声に、僕の心臓は凍り付いた。振り返ると、そこには、いつものスラムのチンピラのような格好をした師匠、アウレリウス様が、腕を組んで立っていた。そのすべてを見透かすような鋭い瞳が、僕を射抜いている。
「し、師匠…! い、いつからそこに…!?」
「お前が、自分のズボンを汚し終えたあたりから、ずっとだ」
師匠の言葉に、僕ははっとして自分の股間を見た。そこは、僕自身の、惨めで、やりきれない欲望の残滓で、ぐっしょりと濡れていた。顔から、さあっと血の気が引いていく。
「あ…あぁ…」
「…やれやれ。ちいと、目を離した隙に、とんでもねえことになっちまったな」
師匠は、僕には目もくれず、黒水晶に映し出される、眠るリリア先輩とユーノ様の姿に、やれやれと肩をすくめた。その表情は、呆れているようでもあり、どこか面白がっているようでもあった。
「あのガキ、アストール家の血は伊達じゃねえな。まさか、リリアのやつまで食っちまうとは。エレナの奴も、相変わらず酒癖が悪ぃ。こりゃあ、アシュワースの若造に、どう話したもんか…」
ぶつぶつと独り言を呟きながら、師匠は僕の方に視線を戻した。その瞳には、憐れみのような色が浮かんでいる。
「アル。お前にとっちゃ、ちいと、刺激が強すぎたようだな」
「う…うぅ…」
涙が、ぼろぼろとこぼれ落ちた。憧れの先輩が、他の男に抱かれる。その事実が、僕の心を、ずたずたに引き裂いていた。
「師匠…僕は…僕は…!」
「分かってる。だがな、アル。これは、お前が背負うには、ちいと、重すぎる記憶だ」
師匠はそう言うと、ゆっくりと僕に近づき、その乾いた、しかし温かい手を、僕の頭にそっと置いた。
「――辛かったな。だが、もう、眠れ」
その声は、いつもの乱暴な口調とは違う、不思議なほどに優しく、そして、抗いがたい響きを持っていた。師匠の指先から、冷たく、そして心地よい魔力が、僕の脳へと流れ込んでくる。
「《忘却の霧》」
短い詠唱と共に、僕の視界が、白い霧に包まれていった。エレナ先輩とリリア先輩の、淫らな姿。ユーノ様の、獰猛な表情。僕自身の、惨めな欲望。それらすべてが、ゆっくりと、霧の中に溶けていく。
ああ、そうだ。僕は、どうして、こんなところにいるんだろう。確か、師匠に言われて、ギルドの防衛結界の維持管理を…。
それが、僕が覚えている、最後の記憶だった。
意識のないはずのリリア先輩の喉から、くぐもった、しかし明らかに快感に満ちた声が漏れた。身体が、びくん、と大きく弓なりにしなる。上下からの、的確すぎる同時攻撃。それは、彼女の魂に直接快感を注ぎ込むかのような、あまりにも残酷で、そして甘美な責め苦だった。
じゅこん、じゅこん、と生々しい水音だけが、部屋に響き渡る。ユーノ様は、まるで自分の所有物であることをその身体に刻み込むかのように、何度も、何度も、リリア先輩の胎内の最も敏感な場所を、その硬い先端で執拗に抉り続けた。そのたびに、リリア先輩の身体は魚が跳ねるように激しく痙攣し、その唇からは「ぁ…♡」「ぅ…♡」という、言葉にならない甘い声が途切れ途切れに漏れ聞こえる。
やがて、ユーノ様の身体が再び熱を帯び、二度目の灼熱が放たれる瞬間がやってきた。彼は、ぐったりとしたリリア先輩の耳元に、悪魔のように甘く囁きかける。
「おねえちゃん。僕の赤ちゃん、いっぱい、いっぱい、産んでね…♡」
その言葉と同時に、一度目をも上回るほどの、濃厚で熱い生命力の奔流が、リリア先輩の意識のない胎内へと、再び注ぎ込まれた。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡」
びくん、びくん、と激しく痙攣するリリア先輩の身体。その子宮は、主人の命令に従順な奴隷のように、その胤を最後の一滴まで受け入れ、その奥深くへと溜め込んでいくのだった。その後も、ユーノ様は飽くことなく、三度、四度と、意識のないリリア先輩の身体を貪り続け、夜が実験室に深い影を落とす頃、ようやくその律儀な「お仕置き」を終えたのだった。
◇◇◇
どれほどの時間が過ぎたのか、僕にはもう分からなかった。黒水晶に映し出される背徳的な光景から、一瞬たりとも目を離すことができなかったからだ。僕の憧れのリリア先輩が、僕以外の男に、そのすべてを蹂躙されていく。その光景は、僕の心を嫉妬と絶望でぐちゃぐちゃにかき混ぜ、同時に、どうしようもない興奮で身体の芯を熱くさせた。
僕が、呆然と画面を見つめ続けていると、不意に、背後で重い鉄の扉が軋む音がした。
「――おい、アル。いつまで、そんなものを見ているつもりだ」
その声に、僕の心臓は凍り付いた。振り返ると、そこには、いつものスラムのチンピラのような格好をした師匠、アウレリウス様が、腕を組んで立っていた。そのすべてを見透かすような鋭い瞳が、僕を射抜いている。
「し、師匠…! い、いつからそこに…!?」
「お前が、自分のズボンを汚し終えたあたりから、ずっとだ」
師匠の言葉に、僕ははっとして自分の股間を見た。そこは、僕自身の、惨めで、やりきれない欲望の残滓で、ぐっしょりと濡れていた。顔から、さあっと血の気が引いていく。
「あ…あぁ…」
「…やれやれ。ちいと、目を離した隙に、とんでもねえことになっちまったな」
師匠は、僕には目もくれず、黒水晶に映し出される、眠るリリア先輩とユーノ様の姿に、やれやれと肩をすくめた。その表情は、呆れているようでもあり、どこか面白がっているようでもあった。
「あのガキ、アストール家の血は伊達じゃねえな。まさか、リリアのやつまで食っちまうとは。エレナの奴も、相変わらず酒癖が悪ぃ。こりゃあ、アシュワースの若造に、どう話したもんか…」
ぶつぶつと独り言を呟きながら、師匠は僕の方に視線を戻した。その瞳には、憐れみのような色が浮かんでいる。
「アル。お前にとっちゃ、ちいと、刺激が強すぎたようだな」
「う…うぅ…」
涙が、ぼろぼろとこぼれ落ちた。憧れの先輩が、他の男に抱かれる。その事実が、僕の心を、ずたずたに引き裂いていた。
「師匠…僕は…僕は…!」
「分かってる。だがな、アル。これは、お前が背負うには、ちいと、重すぎる記憶だ」
師匠はそう言うと、ゆっくりと僕に近づき、その乾いた、しかし温かい手を、僕の頭にそっと置いた。
「――辛かったな。だが、もう、眠れ」
その声は、いつもの乱暴な口調とは違う、不思議なほどに優しく、そして、抗いがたい響きを持っていた。師匠の指先から、冷たく、そして心地よい魔力が、僕の脳へと流れ込んでくる。
「《忘却の霧》」
短い詠唱と共に、僕の視界が、白い霧に包まれていった。エレナ先輩とリリア先輩の、淫らな姿。ユーノ様の、獰猛な表情。僕自身の、惨めな欲望。それらすべてが、ゆっくりと、霧の中に溶けていく。
ああ、そうだ。僕は、どうして、こんなところにいるんだろう。確か、師匠に言われて、ギルドの防衛結界の維持管理を…。
それが、僕が覚えている、最後の記憶だった。
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