剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

文字の大きさ
248 / 370
12章 クールな受付嬢も暑さでとろとろに溶けてしまうお話

290:土産

しおりを挟む
アシュワース氏とリーゼさんが、南国の珍しい特産品や、悪趣味な置物が、これでもかというほど詰め込まれた、大きな買い物籠をいくつも抱えて、ホクホク顔で別荘に帰還したのは、それから、一時間ほど後のことでした。

「いやー、楽しかったですねぇ、マスター♡♡♡♡♡でも、ちょっと、買いすぎちゃいましたかねぇ?」
「ふん。これくらい、私の財力をもってすれば、どうということはない」

そんな、他愛もない会話を交わしながら、二人がリビングの扉を開けた、その瞬間。
目に飛び込んできたのは、信じがたい光景でした。

「んっ…♡♡♡あ、あぁ…♡♡♡♡♡」

ダイニングテーブルの脇で、セレスさんが、床にかがみこむようにして、小さく悶えていたのです。その手には、コルクの抜かれたワインボトルが、力なく握られており、その中身は、四分の一ほど、減っていました。テーブルの上には、彼女が口をつけたのであろう、空のワイングラスが、ぽつんと置かれています。

「セレスさん!?」「セレス君!?」

慌てて二人が駆け寄ると、セレスさんは、ゆっくりと、その潤んだ紫色の瞳を、二人の方へと向けました。その瞳は、熱っぽく、そして、どこか焦点が合っていません。そして、彼女の、タイトな黒いパンツの、その股間部分が、まるで生き物のように、もっこりと、不自然に盛り上がっていることに、二人は気づいてしまいました。

「…リーゼ、さん…♡♡♡♡♡」

次の瞬間、セレスさんは、まるで飢えた獣のように、リーゼさんに向かって、その細くしなやかな腕を伸ばし、襲いかかったのです。

「きゃっ♡♡♡!?♡♡」

女性のものとは思えない、あまりにも強く、そして暴力的な力。リーゼさんは、なすすべもなく、豪奢な毛足の長い絨毯の上へと押し倒されてしまいます。目の前には、飢えた獣のように、その紫色の瞳を熱っぽく潤ませ、荒い息を吐く、同僚セレスさんの、あまりにも美しい、しかし今は恐ろしい顔がありました。

「セレスさん!? いったい、どうしちゃったんですか!?」

リーゼさんが悲鳴のような声を上げると、セレスさんは、その問いには答えず、ただ、低く、そして熱に浮かされた声で、リーゼさんの名を、うわごとのように繰り返すだけでした。

「あぁ…♡♡♡♡♡リーゼさん…♡♡♡♡♡あなたの、その、柔らかそうで、真っ白な身体…♡♡♡♡♡早く、わたしの、この、熱くて、どうしようもなくなっちゃったもので、めちゃくちゃにして、さしあげますわ…♡♡♡♡♡」

その、かつての氷の処女からは想像もつかないほど、低く、そして飢えた声。そして、リーゼさんの目に映ったのは、信じがたい光景でした。セレスさんの、身体のラインを強調するタイトな黒いパンツ。そのジッパーが、内側からの、あまりにも雄大な圧力によって、はち切れんばかりに盛り上がり、その隙間から、信じがたいものが、その禍々しいまでの威容を、これ見よがしに覗かせていたのです。

それは、男性の、それも、並の男では到底太刀打ちできないほどの、見事に、そして猛々しくそそり立つ、巨大な肉柱だったのでした。

「マスター! これはいったい…!?」

リーゼさんが、助けを求めるようにアシュワース氏の方を振り返ると、彼は、その光景を、やれやれ、とでも言いたげに、しかしその瞳の奥に、サディスティックな愉悦の色を浮かべて、苦笑しました。

「…やれやれ。だから、言わんこっちゃない。どうやら彼女は、ただのワインと間違えて、私が特別に調合した『薬剤』を、飲んでしまったようだな」

彼が、誤って飲むことが無いように、安価なワインのラベルを張って貯蔵庫に仕込んでおいた、そのボトル。その中身は、ワインなどではなく、古代の錬金術の秘儀を用いて、彼が独自に開発した、極めて強力な、性転換の秘薬だったのでした。その薬の効果は、服用した女性の、陰核を、一時的に、しかし完全に、男性器そのものへと変貌させ、同時に、女性に対する、抑えがたいほどの、強い性的衝動を、その身に宿させるという、あまりにも悪魔的なもの。

「まあ、見ての通りだ。今の彼女は、ただの、発情した雄だ。同僚の危機だろう、リーゼ君。君が、その身をもって、彼女を慰めてやるのが、筋というものじゃないかね?」

その、あまりにも無慈悲な、しかし抗いがたいほど魅力的な命令。セレスさんの、熱く、そして飢えた瞳が、獲物を求めるように、自分の身体の上で、ぎらぎらと輝いています。その手は、リーゼさんの、純白のワンピースの胸元に容赦なく迫ります。

「そ、そんな、無茶苦茶な…!」

リーゼさんが悲鳴を上げる間もなく、セレスさんは、その有り余る力で、彼女の、柔らかな身体を、まるで王子様がお姫様を抱えるように、軽々と横抱きにしました。その腕は、しなやかでありながら、鋼のように硬く、リーゼさんの身体を、まるで羽のように軽々と支えています。

「あ…♡」

突然の浮遊感に、リーゼさんは短く悲鳴を漏らしました。セレスさんの、熱に浮かされた紫色の瞳が、すぐ間近で、自分を捕食者のように見つめています。彼女の吐息は、ワインと、そして未知の薬草の香りが混じり合った、甘く、そして危険な香りがしました。その香りを吸い込むだけで、リーゼさんの思考まで、とろとろに蕩けてしまいそうです。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

屋上の合鍵

守 秀斗
恋愛
夫と家庭内離婚状態の進藤理央。二十五才。ある日、満たされない肉体を職場のビルの地下倉庫で慰めていると、それを同僚の鈴木哲也に見られてしまうのだが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...