319 / 370
13章 ボクっ娘魔術師奥様がとろとろえっちの報告をするおはなし
310:未来
しおりを挟む
ふ、と意識が濃厚な快感の沼から浮上する。最初に感じたのは、自分の身体の奥深くで、まだ熱く硬い鉄楔が、その存在を主張し続けているという、信じがたい事実だった。気を失っていたはずなのに、その間もずっと、この雄はボクの中で蠢いていたの?
「……ん……」
鉛のように重い瞼をこじ開けると、そこには、まだボクの身体に覆いかぶさったまま、獰猛な肉食獣のような笑みを浮かべるガラハッドの顔があった。彼の楔は、あれだけの激しい交合の後だというのに、少しも勢いを失うことなく、むしろ、ボクの胎内で再び熱と硬さを増しているようだった。戦士の有り余る生命力が、ボクのラミアと人魚の血に呼応して、尽きることのない精力へと変換されているのかもしれない。
「……よお、目が覚めたか、嬢ちゃん。随分と気持ちよさそうにイってたじゃねえか」
「……♡」
声が出ない。ただ、彼を見つめ返すことしかできない。そんなボクの様子を見て、彼は満足そうに目を細めた。そして、まるで恋人を慈しむみたいに、その分厚い唇を、ボクの唇にそっと重ねてきた。それは、さっきまでの侵略的なキスとはまったく違う、優しくて、甘いキス。その不意打ちの優しさに、ボクの心の最後の砦が、音を立てて崩れ落ちていくのが分かった。もう、この人には逆らえない。この人の、すべてを受け入れたい。
「……♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡.すき..っ♡すき♡ぃ゛...♡」
唇が離れると同時に、ボクの口から、そんな情けない愛の言葉が、吐息と共に漏れ出ていた。ガラハッドは、それを聞いて、悪い奥さんだな、とでも言うように、にやりと笑った。
「へっ、口だけじゃなくてお前のそこも、正直に濡れてやがるぜ」
彼の視線が、ボクたちの結合部へと注がれる。そこは、彼の胤とボクの潮が混じり合って、ぬるぬるといやらしい光を放っていた。彼の楔は、ボクの潮を吸って、さっきよりもさらに一回り大きく、禍々しい熱を帯びて膨れ上がっている。
「……どうすりゃいいか、分かるよな?」
その低い声は、命令であり、同時に、甘い誘惑だった。
◇◇◇
ねぇ、テオドア。水晶の中のボクを見て。もう、完全に、あの人のものになっちゃってる。雄が求めれば、その身体が朽ち果てるまで、満足するまで胤を注いでもらうのが、雌の務め。ボクのラミアと人魚の血が、そうしろって、魂に直接囁きかけてくるんだ。抗うことなんて、できっこないよ。
◇◇◇
ボクは、乱れたローブを自らの手で脱ぎ捨てた。汗で肌に張り付いたブラと、とろとろの愛液でぐしょぐしょになったショーツだけの、はしたない姿になる。君が選んでくれた、すっごくえっちな、とっておきの下着。
「……ボクが、しっかり満足させてあげるよ♡」
そう言って、ボクは自らガラハッドの上に跨った。彼の熱く猛る楔を、自分の手で優しく導き、とろとろに濡れそぼった入り口へと押し当てる。
ずぷり、と熟れた果実が潰れるような、生々しい水音が響いた。彼の巨大な亀頭が、熱い粘膜をこじ開けて、ゆっくりとボクの中へと沈んでいく。みちみち、と内壁が引き伸ばされる感覚。痛みなんてない。あるのは、身体が未知の異物で満たされていく、背徳的な快感だけ。
「ん゛あ゛ッ♡♡!? お゛あ゛ッ♡♡!でちゃ、♡ひ、ん゛ッ♡ぃぐ♡いぎゅ、♡あ゛♡~~~~~~ッッ♡♡!、!!」
まだ、半分も入っていないのに。彼の圧倒的な存在感だけで、ボクの身体はいとも簡単に絶頂を迎えてしまった。びくん、びくん、と腰が痙攣し、また新しい潮が、彼の逞しい腹筋を濡らしていく。
「がっはっは!そんなんで、俺様を満足させられんのか?」
「ぼ、ボクは……負けない……♡♡」
意地を張ってそう言い返すと、ボクはゆっくりと腰を動かし始めた。今度こそ、この雄を、ボクの技術で屈服させてみせる。彼を悦ばせることだけに集中して、自分が達してしまわないように、必死に、必死に、腰を上下させる。
くちゅ、じゅぷ、と結合部からいやらしい水音が響く。ボクの秘裂は、彼の楔の形に合わせてぬるぬると蠢き、もっと奥へと引き込もうとする。でも、ダメ。彼の楔は、あまりにも大きくて、熱くて、気持ちよすぎる。ボクが腰を動かすたびに、子宮の入り口が、ぐり、ぐりと的確に刺激されて、快感の波が、脳を直接焼きに来る。
「あ゛あ゛あ♡、ごめ、ん、なさあ゛ッッ♡あ゛、あ゛あ゛♡いぐ、♡あ゛いぐ、あ♡~~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
だめだった。まったく、堪えることなんて、できなかった。ボクは、ガラハッドの上で、情けなく謝りながら、またしても激しく潮を吹いて、砕け散ってしまった。彼は、そんなボクを、壊れ物をいたわるように優しく抱きしめて、背中をゆっくりと撫でてくれる。その優しさが、たまらなく悔しくて、そして、どうしようもなく、幸せだった。
ねぇ、テオドア。水晶を見て。ボクたちの、いやらしく繋がったところ。彼の黒光りする巨塔が、ボクの真っ赤に腫れ上がった秘裂を、ぐぽ、ぐぽ、と出入りするたびに、白い泡立った愛液が、あたりに飛び散っている。なんて、はしたない光景。自分の身体なのに、ぞくぞくしちゃう。
「……ん……」
鉛のように重い瞼をこじ開けると、そこには、まだボクの身体に覆いかぶさったまま、獰猛な肉食獣のような笑みを浮かべるガラハッドの顔があった。彼の楔は、あれだけの激しい交合の後だというのに、少しも勢いを失うことなく、むしろ、ボクの胎内で再び熱と硬さを増しているようだった。戦士の有り余る生命力が、ボクのラミアと人魚の血に呼応して、尽きることのない精力へと変換されているのかもしれない。
「……よお、目が覚めたか、嬢ちゃん。随分と気持ちよさそうにイってたじゃねえか」
「……♡」
声が出ない。ただ、彼を見つめ返すことしかできない。そんなボクの様子を見て、彼は満足そうに目を細めた。そして、まるで恋人を慈しむみたいに、その分厚い唇を、ボクの唇にそっと重ねてきた。それは、さっきまでの侵略的なキスとはまったく違う、優しくて、甘いキス。その不意打ちの優しさに、ボクの心の最後の砦が、音を立てて崩れ落ちていくのが分かった。もう、この人には逆らえない。この人の、すべてを受け入れたい。
「……♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡.すき..っ♡すき♡ぃ゛...♡」
唇が離れると同時に、ボクの口から、そんな情けない愛の言葉が、吐息と共に漏れ出ていた。ガラハッドは、それを聞いて、悪い奥さんだな、とでも言うように、にやりと笑った。
「へっ、口だけじゃなくてお前のそこも、正直に濡れてやがるぜ」
彼の視線が、ボクたちの結合部へと注がれる。そこは、彼の胤とボクの潮が混じり合って、ぬるぬるといやらしい光を放っていた。彼の楔は、ボクの潮を吸って、さっきよりもさらに一回り大きく、禍々しい熱を帯びて膨れ上がっている。
「……どうすりゃいいか、分かるよな?」
その低い声は、命令であり、同時に、甘い誘惑だった。
◇◇◇
ねぇ、テオドア。水晶の中のボクを見て。もう、完全に、あの人のものになっちゃってる。雄が求めれば、その身体が朽ち果てるまで、満足するまで胤を注いでもらうのが、雌の務め。ボクのラミアと人魚の血が、そうしろって、魂に直接囁きかけてくるんだ。抗うことなんて、できっこないよ。
◇◇◇
ボクは、乱れたローブを自らの手で脱ぎ捨てた。汗で肌に張り付いたブラと、とろとろの愛液でぐしょぐしょになったショーツだけの、はしたない姿になる。君が選んでくれた、すっごくえっちな、とっておきの下着。
「……ボクが、しっかり満足させてあげるよ♡」
そう言って、ボクは自らガラハッドの上に跨った。彼の熱く猛る楔を、自分の手で優しく導き、とろとろに濡れそぼった入り口へと押し当てる。
ずぷり、と熟れた果実が潰れるような、生々しい水音が響いた。彼の巨大な亀頭が、熱い粘膜をこじ開けて、ゆっくりとボクの中へと沈んでいく。みちみち、と内壁が引き伸ばされる感覚。痛みなんてない。あるのは、身体が未知の異物で満たされていく、背徳的な快感だけ。
「ん゛あ゛ッ♡♡!? お゛あ゛ッ♡♡!でちゃ、♡ひ、ん゛ッ♡ぃぐ♡いぎゅ、♡あ゛♡~~~~~~ッッ♡♡!、!!」
まだ、半分も入っていないのに。彼の圧倒的な存在感だけで、ボクの身体はいとも簡単に絶頂を迎えてしまった。びくん、びくん、と腰が痙攣し、また新しい潮が、彼の逞しい腹筋を濡らしていく。
「がっはっは!そんなんで、俺様を満足させられんのか?」
「ぼ、ボクは……負けない……♡♡」
意地を張ってそう言い返すと、ボクはゆっくりと腰を動かし始めた。今度こそ、この雄を、ボクの技術で屈服させてみせる。彼を悦ばせることだけに集中して、自分が達してしまわないように、必死に、必死に、腰を上下させる。
くちゅ、じゅぷ、と結合部からいやらしい水音が響く。ボクの秘裂は、彼の楔の形に合わせてぬるぬると蠢き、もっと奥へと引き込もうとする。でも、ダメ。彼の楔は、あまりにも大きくて、熱くて、気持ちよすぎる。ボクが腰を動かすたびに、子宮の入り口が、ぐり、ぐりと的確に刺激されて、快感の波が、脳を直接焼きに来る。
「あ゛あ゛あ♡、ごめ、ん、なさあ゛ッッ♡あ゛、あ゛あ゛♡いぐ、♡あ゛いぐ、あ♡~~~~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!」
だめだった。まったく、堪えることなんて、できなかった。ボクは、ガラハッドの上で、情けなく謝りながら、またしても激しく潮を吹いて、砕け散ってしまった。彼は、そんなボクを、壊れ物をいたわるように優しく抱きしめて、背中をゆっくりと撫でてくれる。その優しさが、たまらなく悔しくて、そして、どうしようもなく、幸せだった。
ねぇ、テオドア。水晶を見て。ボクたちの、いやらしく繋がったところ。彼の黒光りする巨塔が、ボクの真っ赤に腫れ上がった秘裂を、ぐぽ、ぐぽ、と出入りするたびに、白い泡立った愛液が、あたりに飛び散っている。なんて、はしたない光景。自分の身体なのに、ぞくぞくしちゃう。
0
あなたにおすすめの小説
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる